2023年12月01日(金)
「どん底」 [沖縄]
金曜にマラソン受付をしてくれたら二度手間にならないのに。土曜に受付だけしてまた名護に戻るのは大変なので、今日名護に行ってしまい、土曜の夜は那覇に泊まることにした。往復の交通費と時間を考えたら、その方がいい。
那覇空港からゆいレールで牧志駅まで。
そこから少し歩いたところに桜坂劇場がある。
見る予定の映画までまだ時間がだいぶあったので、平和通までおりてお昼ごはん。ニライカナイ食堂か花笠食堂かどちらかに行こうと思ったが、花笠食堂は2時から休憩に入られていた。
ということで、ニライカナイ食堂でみそ汁定食(800円)。
おかなふくれました。
桜坂劇場のお向かいの公園へ。
めっちゃ久しぶり。
工事をされていたこともあってか、猫ちゃんの数がすごく少なくなっていた。どこいってしもたんやろう。
◎「どん底」パンフレットより
ジャン・ルノワール監督×ジャン・ギャバン×ルイ・ジューヴェ
これはルノワール流 希望に満ちた明るい”どん底”
どん底から出ていく男と、
どん底へ落ちていく男の友情を、
安宿に暮らす人々の群像のなかで描いた映画史上の名作。
ロシア文学を代表するゴーリキーの名作戯曲を、ジャン・ルノワール監督が脚色して映画化。当時存命だったゴーリキーの許諾を得て、原作にはない、ギャンブル依存症の男爵がすべてを失い、安宿に暮らすようになるまでのエピソードを付け加えた。男爵が全財産を失う前夜に、その邸宅に忍び込んだ、親の代からの泥棒ペーペル。ふたりが出会い、意気投合することにより、物語は階級を越えた人間同士の友情へと鮮やかな光彩を帯びていく。 泥棒ペーペルを名優ジャン・ギャバン、男爵をフランス演劇界の至宝ルイ・ジューヴェが演じ、第1回ルイ・デリュック賞を受賞したルノワールの出世作である。
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全然どん底じゃなかったな。
1936年(日本の昭和11年)に、フランスではこんないい映画ができてたんやなあ。
泥棒も男爵もおもしろすぎる。
こういう古い映画もまた見たくなる。
映画が終わってトイレへ。
鍵が壊れて応急処置みたいな鍵もまた壊れかけている。
こういう映画館がええわ。
古い方の京都みなみ会館がこんな感じやったなあ。
また来ましょうねえ。
やんばる急行バスのバス停は「県庁北口」か「おもろまち」。
まだ「県庁北口」の方が近そうだったので、映画館から歩いた。
県庁まで1kmちょっとかな。
まあまあ近かった。
ガザでの戦争に抗議してのアピール行動。
私にできるのは、チラシを受け取ってそれを隅まで読むこと。
クリスマス行事を迎えられる幸せな私たちと、明日をも知れない侵略された住民たち。
複雑な気持ちです。
やんばる急行バスがめちゃくちゃ遅れて到着。
ところが、運転手がめっちゃかわいい女性だった。なんか得した気分。
ただしバスは遅れに遅れ、名護市役所では30分近くの遅れになっていた。
でも、かわいい運転手さんだったので腹も立たない。
ここから伊差川方面に行くバスが来るまでだいぶ待たなければならないはずだったが、「やんばる」が遅れたおかげでかえってスムーズに。
バス停近くの「かねひで」でお弁当などを買い、真樹のところに着いたのは8時半過ぎ。
「はんちゃん、ひさしぶり。しんどかったんやなあ。お尻がガリガリにってしもたなあ。」
「ぺんちゃん、ひさしぶり。相変わらずオトボケ顔やなあ。」
「かねひで」で買った黒米弁当(429円)とたまごスープ(136円)。おいしくいただきました。安上がり。
とここまではよかったのだが、このあと真樹の仕事場まで走って行って落とし物。そして、名護の夜を徘徊。
最後に「どん底」が待っていた。(くわしくは書けません。)
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【今日の]】
小島慶子
@account_kkojima
ヒト以外の生き物でも、他の種を見て「かわいい…」と思うことはあるのでしょうか。ヒトを見て密かに「かわいい…飼いたい」と思っている生物はいるのでしょうか。そんな理由で(どんな理由でも)異星人に捕獲されたらいやだな
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秀逸!
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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