2020年04月15日(水)
コロナがつぶす [時事]
◎朝日新聞4月14日朝刊
辺野古座り込み、コロナで見送りへ 「国も工事止めて」
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に対する現場での抗議活動が、15日から当面見送られる。玉城デニー知事を支え、抗議活動の中心となってきた「オール沖縄会議」が13日発表した。また、同団体は沖縄防衛局に対し、感染拡大防止のために工事を中止するよう要請した。
座り込みなどの抗議活動は、政府が移設作業を始めた2014年7月から平日に毎日、辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で続けられてきた。同団体によると、悪天候時を除いて休止するのは初めて。
これまでも距離を置いて座り込んだり、県外からの参加自粛を呼びかけたりしてきたが、これ以上は難しいと判断した。県内でも13日までに計73人の感染が確認されている。政党や市民団体などでつくるオール沖縄会議の福元勇司事務局長は取材に「人命最優先。国もすぐに工事を止め、関係者の安全を守ってほしい」と話した。
-------------------------------------------------------------------------------
新型コロナウイルスが話題になるようになってから、一番ショックなニュース。私にとっては「志村けんさん死亡」よりもショック。
新型コロナウイルスはいろいろなところをつぶしにかかっているが、オジイオバアたちの精一杯の抗議行動までつぶしにかかるとは。
私が辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前を通ったのは、2015年が初めて。「第1回なごうらウルトラマラソン」の70km地点くらいであったと思う。
もちろん、私のトレードマーク「平和・憲法九条」ののぼりを背負って。
◇ ◇ ◇
道の向かいから、私ののぼりを見つけた方たちからの大きな声援。
「がんばってください。」
「おまえもがんばれー。歩いてないで、走れー!」
無茶言いよる。
でも、ニュースや新聞で見るのとこの目で見るのとでは大ちがい。ウルトラレースで、こんなに考えさせられるコースが設定されているところはない。
◇ ◇ ◇
あのとき私に「おまえもがんばれー。歩いてないで、走れー!」と声をかけてくれたオジイは、今も元気だろうか。
そのあと辺野古には3回走って行ったので、全部で4回。
座り込みのオジイやオバアの代わりに、また「平和・憲法九条」ののぼりを背負って走らなければ。
今年6月23日の「一人沖縄平和ラン」は、キャンプシュワブ前を通ろう。
また、新しい出会いがあるかもしれないし。
--------------------------------------------------------------------------------------
【今日のきく】
今日は寮1のバイト。
先週よりは早く帰ってこれたので、きくも私の帰りを待ってくれていた。
よそのおうちと道に停まっている車の隙間を、上手にすり抜けるきくちゃん。
「うまい!」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=4906