パオパオだより

重篤患者の呼吸機能を維持するのに利用するエクモ

◎日本経済新聞４月６日朝刊

　　　人工肺、取扱者を拡充　800床メドに厚労省研修事業

　厚生労働省は新型コロナウイルスの重篤患者に使う体外式膜型人工肺（ECMO=エクモ）について、取り扱える医療従事者を増やす研修事業を始める。エクモは救命の「最後の砦（とりで）」とされるが、肺炎治療での使用経験者が少なく、現状では同時に利用できるのは300床程度とみられる。同省幹部によると、研修事業などで当面800床をメドに体制強化を目指す。

　研修事業は政府が取りまとめる緊急経済対策に盛り込む。実際の研修はエクモの臨床経験が豊富な約60人の医師で構成するグループ「エクモネット」が担う。

　エクモは患者本人の肺の機能を利用する人工呼吸器と違い、体外の装置で血液に酸素を加えて肺の機能を代替する。肺を休ませ、免疫機能が働き始めるまでの時間を稼ぐ。3月30日までにエクモネットに集まった新型コロナの症例では、エクモの治療患者40人中、19人が重篤状態を脱した。

　エクモは日本では心臓手術の際に利用することが多く、肺炎患者の治療経験がある医師、看護師は多くない。エクモネットの2月の調査では、全国に約1400台（うち待機中は1255台）のエクモがあるが、同時に利用できるのは約300床とみられる。予備として空けておくエクモが必要なことに加え、経験豊富な人材が足りないためだ。

　新たに始める研修事業は、心臓手術でのエクモの利用経験がある救急救命センターや集中治療室（ICU）の医師や看護師らが対象。1日程度、肺炎治療での活用法を学んでもらい、その後も必要に応じて各医療機関にエクモネットから人材を派遣しサポートする。

　厚労省は集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で発生した重症者の中でエクモを利用した割合を基に、ピーク時には全国でエクモ治療が同時に800床程度で行われることを想定し、準備を進めている。同省幹部は「粗い試算だが、ひとつの考え方の目安」と話す。

　同省は研修事業や、重症者を集中的に治療する病院の設定、メーカーへの増産要請などで、利用可能な病床の引き上げを目指す。

　もっとも、欧州並みのオーバーシュート（感染者の爆発的急増）が起きれば、800床をはるかに上回る重篤患者が出る可能性がある。政府の専門家会議はオーバーシュートを防ぐため外出自粛などを求めているほか、医療機器の大幅な不足などの事態に備え、改善が望めない人の治療を中止するといった「命の選択」をするための議論を始める必要があるとしている。
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　先日のＩ医師の最後の言葉。
　「藤井さんは、イタリアなら人工呼吸器を外される年代ですから。絶対に新型コロナウイルスに感染しないように、気を付けてくださいね。」

　「まあ、はっきりときついことをおっしゃる先生ですねー」と思っていたが、実際にイタリアでは高齢者のエクモを外して若者に付け替えているらしい。たしかにもう６４年も生きさせてもらったんやし、大事な医療機器は若者にゆずりましょうか。

　それにしても、志村けんさんの件で広く知られることになったエクモは、全国にわずか１２５５台しかないんですか。それも実際に使えるのは３００台って！
　１人の患者さんに対して、医師５名を含む１２、３名の熟練スタッフが必要というのがネックになっているんでしょうね。

　ヨメさんからのありがたいお言葉。
　「心配せんとき。アンタがコロナにやられても、エクモはいりませんて言うし。そこまですることもないやろ。」
　「なんでやねん！」
　「アンタにはエクモも効かん。」
　「ん？　人間の部類にいれてもらえへんてこと？」
　「そらそうやろ。」
　「でもな、こいつは研究したらおもろいかもって興味持ってもらえるかもしれんやん。」
　「あー、それはあるかもな。」

　わしゃ、研究対象になった時しか治療してもらえんのかーい！
　それにしても、「命の選択」って・・・。

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【ＲＵＮ】

　ついに、「柴又１００ｋ」の中止が発表された。
　「２３０００円、返してくれー！」
　私じゃなくて、ひこちゃんの代弁。

　これで、私の「ユリカモメ」、ねこ4さんの「野辺山」、ひこちゃんの「柴又」と全滅。ねこ4さんは、９月の「村岡」も目標にしておられるが、どうでしょうかねえ。もう、１２月の「沖縄１００k」に出るしかないんじゃないでしょうか。

　４月２９日の「かも川はんなりマラソン」で２１ｋｍ走らせてもらおうと思っていたのに中止。７月５日の「やぶはら高原はくさいマラソン」に、一人出張販売をしようと思っていたのに中止。中止、中止、中止・・・。どこまで続くんでしょうね。

　昨日痛めた右アキレス腱の具合が悪い。
　こういう時は、コースを決めずにフラフラジョグ。

　北稜高校の裏通りへ。
　部活禁止のようで、ひっそりとしていた。

　ミニストップまで戻って、右折して住宅地へ。

　この踏切を超えると「洛北台」。
　すぐ近くなのに、めったに入ることのない離れ島的なところ。中をグルグル走った。

　叡電の鞍馬方面を向いて。

　叡電・二軒茶屋駅。
　通り過ぎた電車にはだれも乗っていないように見えた。

　我が家に戻って５.１ｋｍくらいだったので、もうちょっと走る。
　痛かったアキレス腱は、温まってくると痛みが引いてきた。

　町内を走ると、またかわいいネコちゃん。
　「アンタは手術済みやね。」

　なんやかやで６ｋｍ、４１分２７秒。
　今日はこんなところでいいでしょう。
　早くアキレス腱の痛みをとらないとね。

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【今日のきく】

　朝から、なぜか庭に寝かされているきく。
　くつろいでますねー。

　夕方のお散歩。
　ご近所のアルちゃんや、ご近所の新犬の３か月のシェバードちゃんにも遭遇。
　かわいい２ひき、写真を撮らせてもらったらよかった。残念！

　「マラソン大会が次々と中止になっても、月２回は京都走ろう会の例会があるし」と安心していた。第１、３日曜は、ちょっとしたレース気分が味わえる。

　ところが早めに会場に到着すると、役員さんたちが何やら話し合っておられた。「このまま例会を続けて行ってよいものか」について話し合っておられたようだ。
　「近くでも感染者が出たしねえ。(京産大のこと。)」
　「会長が来られてから、もう一回話し合うことにします。」

　あー、まさかまさかの「例会中止」ですか。そういえば、規模は「京都走ろう会」よりは大きいが「武庫川ＳＣ」の例会は４月中は中止になってしまった。

　どうなるのか心配しながらアップジョグへ。
　いつもの３.１ｋｍコース、１５分５５秒。

　戻ってくるとちょうど１０時。
　松山会長から、新型コロナウイルスへの対応について説明があった。
　「現時点では、例会は中止などはせず、いつも通りに行います。ただし、例会場までの往復の交通手段については、できるだけ徒歩や自転車でお願いします。しっかり走って、免疫力を付けましょう」というような内容だった。

　あー、よかった。
　この上例会までなくなったら、ほんまにどっこも行くとこがなくなってしまう。
　よかった、よかった。みんなで感染しないように気を付けていきましょうね。

　今日の準備運動のリードは新居さん。
　私もしっかりやりました。

　古くからの走友で、私と同い年の川橋さんが来られていた。今日入会されたそうだ。
　川橋さんと言えば、以前はほぼ私と同じくらいの走力だった。ところが仕事が忙しくてだいぶブランクが空いて、ガクンと落ち込んでしまったとのこと。会に入って、またボチボチと走って行きますとおっしゃっていた。顔見知りが入会していただくとうれしい。

　１０ｋｍ参加者はけっこう多い。
　一人で１０ｋｍ走るのはおもしろくないが、対面コースでこれだけの人数が参加してくださると、私のやる気が満々になる。

　対岸からは、１.４と３.１の部がスタート。
　新年度から、「ＷＡＬＫ」の部が設けられた。赤ヒモのタグを首からぶら下げて歩くらしい。

　スタート直後に山越さんが飛び出され、あれよあれよという間に差が広がっていった。私は一応２番手だったが、早くも大差。

　丸太町橋折り返しで、１１分０２秒。
　まあまあですか。

　ところが折り返して北向きになると、北風ピューピュー。
　全然進みませんがな！

　出雲路橋で２３分３５秒(１２分３２秒)。

　そのちょっと先で５ｋｍ。
　4:23　4:33　4:53　5:03　5:12で２４分０４秒。

　上賀茂橋に着くまでに山越さんと対面。
　私とはものすごい差がついてしまった。

　御薗橋で３６分４５秒(１３分０９秒)。
　向かい風の威力、恐るべし。

　おり返してからは追い風に乗ってがんばった。
　それでもゴールは４８分１６秒。

　5:16　5:10　4:45　4:34　4:26で、後半は２４分１１秒。

　コンクリ舗装が足にガンガン来て、ふくらはぎやアキレス腱が痛くなった。元の土の道に戻してほしいなあ。

　ゴールしてから山越さんのタイムをお聞きすると、３９分４７秒。前回より１分半以上遅くなったそうだ。そこから考えると、私の４８分１６秒もそれなりにがんばったと言えそう。
　「次こそ４５分！」

　今日の私のウェア。(なぜか超ピンボケです。)

　ランシャツで走ろうと思っていたが、風が冷たく、Ｔシャツと重ね着。シューズはいつものスカイセンサーJAPAN。今日はこけませんでした。

　さて、いつも通りダウンジョグを兼ねて仲間の応援
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　京都走ろう会例会がある限り、月に２回は「私の行くところ」がある。例会は、体のよりどころだけではなく、心のよりどころでもある。
　「中止にしないでくださいねー。」

　やっぱり５月１７日の「奥びわ湖」は中止。
　あとは６月１４日の「みかた」だけだが、これもたぶん１１月１５日に延期が決まるんでしょうね。
　７月５日の「やぶはら」は行くつもりではなかったけれど、もし開催されるのなら行きましょうかねえ。もう、これから先の毎週末に何していいか分からんようになってきた。

　目標がなくなってしまったので、どんな練習をしたらいいのか。今までと同じでは飽きるしなあ。
　午後５時半、とりあえずグライドライドを履いて我が家スタート。

　町内の桜ももう満開。
　長持ちするといいんですけど。

　先日お世話になった東北部クリーンセンター。
　今日も、ここに向かう車が多かった。

　京産大グランド前で４.９ｋｍ。

　6:10　6:10　5:46　5:23　5:33で５ｋｍ、２９分０５秒。

　庄田橋を渡って、鴨川西岸へ。
　歩道はないが、交通量が少ないので走りやすいはず。

　通学橋のところから河川敷へ下りる。

　かなりきつい風で、桜の花びらが散っていた。

　御薗橋で約７.５ｋｍ。４３分。
　走りすぎにならないように、ここらで帰り道に入った方がいい。

　明神川に沿って東へ。

　深泥池から北へ。

　父が入院していた京都博愛会病院。
　その前の寒暖計は１５℃。今日は暑いくらい。

　岩倉自動車教習所前で１０ｋｍ。

　5:30　5:29　5:58　5:45　6:32で１０ｋｍ、５８分２１秒(２９分１５秒)。

　我が家到着１２ｋｍ、１時間１０分３８秒。

　１２ｋｍ走れたけど、「それがなに？」という感じもある。
　これからの練習の「モチベーション」ちゅうのが難しくなりますねえ。

　町内１ｋｍダウンジョグ中に、ネコちゃんに遭遇。
　すばやく写真を撮ったが、ぷーぷーかなあ、ちがうかなあ。

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【今日のきく】

　お昼前にお散歩へ。
　きくの大好きな田んぼ。

　ここら辺では唯一広い田畑。
　どうか住宅地になりませんように。

　田んぼから戻って、きくを長代川に連れていっている時、上の道から「藤井さん」と呼ぶ声。見上げると、バイクに乗ってこられた一(はじめ)さんだった。(私と同い年の走友。)

　「引っ越しされたところを見に来たんですけど、普通のおうちやし、ちょっと入りづらいですね。」
　「まあそういわんと、入ってみてください。」
　「また今度にします。電話番号は？」
　「あっ、いっしょですよ。７０２−３９８８に電話してくれはったら、一さんに合う商品があるかどうかもこたえられますし・・・。」
　「ありがとうございます。そうします。」

　一さんとしゃべっている間、きくは機嫌よく川の水をペロペロしていた。
　しかしそのあと河原に、上がったところですってんころりん。自分ではよう起き上がれなかったが、きれいな受け身型にこけていた。
　「きくちゃん、うまい！　ケガせんように頼むね。」

　おととい雨で行けなかった宝が池に、昨日みんなで行ってきた。
　意外と風が冷たかったが、まあまあいい天気。
　桜やツツジもいい具合に咲いていた。

　でも、きくちゃんはヨメさんと来た方がハッスルするらしい。
　オッサンはジャマなんかなあ。

　今年に入り、まず最初は２月１６日の「おきなわマラソン」4時間切りを目標にした。結果は、残念ながら７分オーバー。
　
　すぐに気持ちを切り替えて、４月１１日の「伊江島マラソン」３・５・１０の３種目入賞を目標に。ところが、新型コロナウイルスの影響で中止になってしまった。

　またもすぐに気持ちを切り替えて、「ユリカモメウルトラ７０ｋｍ」に申し込み。ここで、一人出張販売とウルトラレース参加を見事にこなそうと思っていた。
　ところが、「ユリカモメ」も昨日中止が発表された。
　「あー！」

　私の一人出張販売デビューは、５月１７日の「奥びわ湖健康マラソン」になってしまったかと思っていたら、明日「開催の可否を発表」とのこと。「否」の確率が高そう。

　そのあとと言えば、６月１４日の「みかた」。これも１１月に延期ですかね。
　その先って・・・、７月の「やぶはら」、８月の「ひろしまクロカン」「三瓶高原クロカン」ですか。
　「あー！」

　次々と目標がなくなってしまう。
　この先の私のランの目標は、６月２３日沖縄慰霊の日の「一人沖縄平和ラン」です。　これは一人勝手に走るので、よっぽどのことがない限り絶対中止にはならない。今年は例年より距離を伸ばしましょうかねえ。
　　　　　◇　　　　　◇　　　　　◇
　月火水と３日間走れなかった。
　今日はしっかり走りましょう。

　午後５時半、静原方面へ。

　恵光寺さんのありがたいお言葉。
　「己れを愛しいと思うものは　人を害してはならない　ー法句経ー」

　気温は１０℃。
　走るにはちょうどいい気温。

　採石場のあたりは桜並木が続いている。

　走り始めはしんどかったが、グライドライド効果かだんだんとリズムよく走れるようになった。

　「ほっとする里 静原」ポール前で５ｋｍ。

　6:02　6:03　6:11　5:51　5:44で５ｋｍ、２９分５４秒。

　折り返してちょっと行ったところの空き家前に、でかいネコちゃん。
　かわいいなあ。　

　採石場前の桜。
　見事なもんです。

　ここならゆっくりお花見ができそうですが・・・。

　いつもの猫だまりには、1ぴきだけ。
　ピンボケになっちゃいました。

　我が家到着、ちょうど１０ｋｍ。

　5:30　5:35　5:28　5:33　5:45で１０ｋｍ、５７分４７秒(２７分５３秒)。

　また町内１ｋｍダウンジョグ。
　久しぶりのぷーぷー。

　車に乗って家族でお出かけ。
　ゲートを通る箇所があり、そこで一旦停止。
　女性の係員が、「申し訳ありませんが、チャイルドシートのお子様は、一旦降りていただかないと通れないんです。」

　(ん？　チャイルドシートのお子様？)
　後部座席を見ると、赤ちゃんがニコニコ笑っていた。
　(ますみちゃん、いつの間に赤ちゃん生んだん？)

　「しゃーないなあ」と言いながら、赤ちゃんを降ろすためにＵターン。
　女性の係員さんがかわいい人だったので、「写真撮らせてくださいねー。」
　そう言うと、にっこりと笑って手を振ってくださった。

　「なにしてんにゃな、運転しながら写真なんか撮ったら危ないやろ！」

　その言葉で目が覚めた。
　エイプリルフールではなく、本当の夢。

　起きてからヨメさんにその話をすると、「クリーンセンターにゴミを持って行ったときに、あかんて言われたのがよっぽど心に残ってんにゃわ」と夢分析。フロイト顔負けやねえ。
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　今日は私としてはめずらしく水曜休みになったので、きくを連れて宝が池にいくつもりだった。ところが一日雨で、宝が池散歩は無理。
　きくちゃんを置いて、北大路ビブレへお買い物。
　ヨメさんの一番の楽しみは、ミスタードーナツの詰め放題。北大路ビブレに行くと、必ずこれ。

　１階のスーパーで食料買いだめ。ほぼ「◯％引き」の食料。
　私は４階の百均ででお茶碗とお箸を買った。

　久しぶりのお買い物、楽しかった。
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　ふろ上がりに、ヨメさんに私の足のタコ取りをしてもらった。

　うーん、取りすぎかも。
　これで、カチカチのタコがなくなるといいんですけどね。

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【今日のきく】

　北大路ビブレから帰って来て、雨の中のきく散歩へ。

　しっかり公園も行きましたよー。

　階段も上手に降りる。
　きくは、雨で体が濡れても元気です。

　そうそう、今日ねこ4さんが私のリクエストにこたえて「ねこ×4写真」を送ってきてくださった。みんなかわいい。ねこ4さんとの関係も良好なようで、本当によかった。
　そんなネコちゃんたちから力をもらって、ウルトラマラソンの時に爆発させておられるんでしょうね。うちのきくも、もっとパワー送ってくれよと思いますね。