パオパオだより

2018年01月11日(木)

母供養ラン(28回忌) [ランニング]

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源光庵・・・源光庵(げんこうあん)は、京都市北区鷹峯(たかがみね)北鷹峯町にある曹洞宗の寺院。山号は鷹峰山。正式には鷹峰山寶樹林源光庵という。本尊は釈迦如来。
 1346年(貞和2年)に臨済宗大徳寺の徹翁義亨の隠居所として開基。当初は復古堂と呼ばれた。その後、1694年(元禄7年)に卍山道白により曹洞宗に改宗された。

■本堂
1694年の建立。
天井板は伏見桃山城から移築したもので、1600年(慶長5年)に徳川家家臣鳥居元忠らが石田三成に破れ自刃したときの跡が残り、血天井となっている。その脇に丸窓と角窓がありそれぞれ悟りの窓、迷いの窓と呼ばれている。

「迷いの窓」
迷いの窓の四角い形は、人間が誕生し、一生を終えるまで逃れることのできない過程、つまり「人間の生涯」を4つの角で象徴している。この「迷い」とは「釈迦の四苦」のことで、この窓が生老病死の四苦八苦を表しているといわれている。

「悟りの窓」
悟りの窓の丸い形は、「禅と円通」の心が表されている。ありのままの自然の姿、清らか、偏見のない姿、つまり悟りの境地を開くことができ、丸い形(円)は大宇宙を表現している。

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 私の得意技(?)は「便乗」、「こじつけ」。

 「9の日平和ラン」や「国労応援ラン」はその最たるもの。
 なんやかやゆうて、走る理由を探しているだけ。

 そう言うと申し訳ないのだが、「母供養ラン」も・・・。命日が1月11日というめちゃくちゃ覚えやすい日なのに、動機が不純なもんで、去年は走るのを忘れていた。今年は母が亡くなって27年目の28回忌。ちゃんと覚えてましたよー、おかちゃん!

 雪があるのでいなかに帰るわけにはいかない。それならせめて、うちとおなじ曹洞宗のお寺にお参りに行こう。

 「曹洞宗の寺、京都市」で、ネットで検索。
 「寺ナビ」(曹洞宗近畿管区教化センター)というのが一番上に出てきた。うちから一番近いのは、詩仙堂か源光庵。詩仙堂は前に走っていったことがあるし、今日は源光庵やね。
 ついでにほかの曹洞宗の寺院一覧も見てみたが、うちのいなかの近くのお寺は載っているのに、「福田寺」がない。もう、うちのいなかのお寺はなくなったん?

 「京都のお寺・宗派別に分けてみた」というのも見つかった。
 真言宗…東寺、仁和寺、大覚寺、醍醐寺、広隆寺など
 天台宗…延暦寺、三千院、曼殊院、三十三間堂など
 日蓮宗・法華宗…本圀寺、光悦寺、本能寺など
 浄土宗…知恩院、永観堂、化野念仏寺など
 浄土真宗…西本願寺、東本願寺、佛光寺など
 臨済宗…南禅寺、天竜寺、金閣寺、銀閣寺、東福寺、大徳寺など
 曹洞宗…詩仙堂、源光庵など
 その他…万福寺、平等院、鞍馬寺、聖護院、清水寺など

 勉強になりました。
 お寺さんで一番多いのは本願寺系かと思っていたが、意外や意外、京都は禅宗の一派である臨済宗のお寺が多いようだ。しかし、同じ禅宗の曹洞宗は有名なお寺は少ない。これは、臨済宗が身分の高いところに広まり、曹洞宗は一般民衆の間に広まったちがいがあるようだ。
 ちなみに、曹洞宗は8世紀初め、中国の禅僧、洞山良介の“洞”とその弟子である曹山本寂の“曹”を とって“曹洞”としたのが名前の由来だそうです。
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 さて、「こじつけラン」・・・じゃなくて「母供養ラン」。

 朝10時前、ヨメさんときくの出勤といっしょにスタート。
 きくに「今日はいっしよにいこかー」と言うと、ずっと私の出てくるのを待ってくれていた。 

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 きくは、うれしい時はうれしい顔をする。
 どこの犬もそうなんかなあ。

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 ヨメさんときくは、毎日この700mほどの道を歩いてきている。
 寒そう。

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 店を開けたあと、さあ源光庵目指してスタート。
 きくは早くも「おもんなー」の姿勢。

 気温はかなり下がっていたが、いい天気。風もあるが、日なたはそんなに寒くはない。

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 足の指が痛い時は、「屈曲性のないシューズで走るほうが良い」というアドバイスを書かれている方があった。ということで私のシューズを見てみたが、「アディゼロジャパン」が比較的カチッとしていた。
 それに、C3fitのアーチサポートソックス。これは履くなりいい感じだった。

 店から鴨川に出るまでは下り。ここは足の指に負担がかかり、少し痛かった。それでも、体が温まり、道が平たんになると痛みが消えていった。

 西賀茂橋で1.88km、11分。

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 玄琢下から上り坂。

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 豊臣秀吉が築いた「御土居」。
 この程度の高さなら、すぐ乗り越えられそうですが・・・。

 それより、鷹峯に上がる坂のほうがきつい。ただ、足の指にとっては上り坂のほうが走りやすい。

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 坂を上り切ったところにありました、源光庵。
 ここまで4.74km、28分51秒。

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 立派なお寺です。

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 せっかく走ってきたので、お参りするときにいろいろとお願いもしておいた。
 「おかちゃんが死んでから27年、どうにかこうにか、みんな元気に暮らしています。おとちゃんも、まだまだ元気やでー。ボクは癌になってしもたけど、なんとか踏みとどまっています。とりあえずは、この先1年、何とか生きられたらなあ・・・。」
 ほかにもいっぱいのお願い。お寺さんて、お願いかねえてくれはるとこやったっけ。まあええか。

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 さあ、帰り。
 すぐにきつい下りになるので、慎重に走らなくては。

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 坂から、比叡山の頂上がチラッと見える。
 やっぱり足先に力が入ってしまい、、少し痛む。

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 帰りは行きとはちょっとコースを変えて。

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 神光院前を通過。

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 西賀茂橋を渡り、MKボウリングの横をすり抜ける。

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 「京都キャロット」旧事務所前を通ると、店まであと1km。

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 店到着、4.67km、27分。
 
 店に寄ろうかと思ったが、今日は午後に三線教室。少しでも練習したかったので、ここはスルー。

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 我が家到着、5.37km、31分08秒。

 今年の「母供養ラン」は、0.7+10.1で10.8km。
 足の指も、下り坂以外ではだいじょうぶだった。
 私が元気に走ることが、母への供養に・・・なりませんか?

 詩仙堂と源光庵は行ったし、来年はどのお寺まで走りましょうかねえ。

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コメント

まだまだ・・と思いきや・・26年前に亡くなった親父さんの
歳に今年はなる・・父が生きれなかった・・
67歳以降の人生を・・明るく楽しく生きることが親への
感謝であろう・・元気が1番・・まだまだ これ身体・・
ことしもよろしく・・

速歩まん 2018年01月12日 18時05分 [削除]

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