パオパオだより

2014年09月20日(土)

ヤクルトに愕然 [雑感]

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◎毎日新聞9月9日夕刊・寝ても覚めても

   弱くても爽快=冨重圭以子

 日本のプロ野球は、優勝までのマジックナンバーがついたり消えたり、クライマックスシリーズ進出が決まったり、と次第に大詰めに近づいている。

 ただ優勝争いとは無縁なところで、観客の気分をすっきりさせてくれるチームも、存在する。

 最近、東京ヤクルトスワローズが面白い、という声をきく。ずっとセ・リーグの最下位にとどまっているにもかかわらず、なぜか見ていて爽快感を覚える、というのだ。

 ひたすら打つ。細かい策などなく、ひたすら打って、チーム打率も打点もリーグでトップだ。首位の巨人を本拠地・神宮球場に迎えた3連戦の2戦目を見に行って、なるほどな、と思った。

 この試合は負けたけれど、先発メンバー9人のうち6人が3割打者。無死で走者が出ても、バントなんかしない。上位も下位も、きっちり振り抜いた。走塁などでミスは多いが「打って、走って、面白かったね」と選手が言いそうな雰囲気がある。スキのない大人の野球は見応えがあるが、息苦しさがない開放的な野球も、やっぱり面白かった。

 夏の初めごろ、巨人のスコアラーとヤクルトの話をしたのを思い出した。「すごい打線ですよ。守備を捨てて、打撃だけでスタメンを並べている」と言うスコアラーに、思わず「弱くても勝てる、ですか?」と突っ込んだ。

 東京の進学校、開成高野球部の戦略を描いたノンフィクション「『弱くても勝てます』−−開成高校野球部のセオリー」(高橋秀実著、新潮社)でいう弱小高のセオリーとは、打撃練習に時間をかけ、試合ではどさくさ紛れで大量点を取る、というもの。これを地でいく野球は、巨人も恐れさせたのだった。

 それなのに最下位なのは、打っても打っても、打ち負けるからだ。中継ぎ陣が弱く、3点リードはリードのうちに入らない。その弱点も、最後まで見ないと勝敗がわからなくてスリルがある、ともいえる。

 特に好きなチームもないがたまには野球を見てみるか、と思った方や、一回から送りバントする野球はいや、という方には神宮がおすすめだ。観戦の際は、入り口に置いてあるデング熱対策用の虫よけスプレーの噴霧もお忘れなく。(専門編集委員)
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 こないだ何かのコメント欄に、「あんなに負けているのに楽しそうなヤクルトというチームに愕然」というのを見つけた。思わず「プッ」となってしまった。
 去年最下位。今年もけが人続出で、開幕から最下位独走。しかし、目が離せない。
 なんといっても打撃。チーム打率が290近くになったこともある。先発メンバーの1番から8番まで3割バッターということも、ヤクルトではめずらしいことではない。打って打って打ちまくって・・・。その代わり、ピッチャーが打たれに打たれて、最終的には負けているという恐ろしいチーム。何点リードしていようとも、試合が終わるまで安心できないハラハラするチーム。心臓に悪い。

 たぶんヤクルトファンの話題は、ゲームの勝敗より、けが人の復帰時期と次期監督が誰かということだろうと思う。

 もうええ。
 ヤクルトは「東京」を捨てよ。東京に2チームはいらん。
 ヤクルトの工場がある京都府宇治市にフライチャイズ移動。「京都ヤクルトスワローズ」でどうでしょう。
 新監督は、京都ゆかりの古田(立命館大出身)か宮本(同志社大出身)か悩むところです。
 京都に来てくれたら、ホームゲームは全部見に行きたいけどね。

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 来年こそ、なんとしてでも「這い上がれ!」

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