2014年01月25日(土)
NIIYA 引退! [マラソン評論]
◎毎日新聞1月25日夕刊
陸上女子長距離・新谷が引退へ
陸上の2013年世界選手権1万メートルで5位入賞するなど女子長距離界で活躍する新谷(にいや)仁美(25)=ユニバーサルエンターテインメント=が現役を引退することが分かった。25日、関係者が明らかにした。31日に記者会見する。
新谷は、岡山・興譲館高時代には全国高校駅伝で3年連続エース区間の1区で区間賞と活躍。実業団入り後も、指導を委託された佐倉アスリート倶楽部の小出義雄代表の指導の下で、実力を伸ばした。
自由奔放な発言で人気を呼ぶ一方、近年は厳しい自己管理で自らを追い込み、自分で創意工夫しながら練習を組み立てるスタイルを確立。12年ロンドン五輪では1万メートルで9位だった。
小出代表は「燃え尽きてしまったのかな。あそこまで自分を追い込める選手はそうはいない」と話した。【田原和宏】
■新谷仁美選手・自己ベスト
・1500m:4分22秒75(2005年6月 岡山県選手権)
・3000m:9分08秒86(2005年6月 中国高校総体)
・5000m:15分10秒20(2012年8月 ロンドンオリンピック)
・10000m:30分56秒70 (2013年8月 世界陸上モスクワ大会)
・ハーフマラソン :1時間11分41秒(2008年3月 まつえレディースハーフマラソン)
・マラソン:2時間30分58秒(2009年3月 名古屋国際女子マラソン)
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「まさか・・・。」
「まだ25歳やのに・・・。」
「ひょっとして、できちゃった引退?」
とか、いろんなことを言ったりなんかして・・・。
大阪国際女子マラソンの前日に引退発表とは、なにか切羽詰まっていたのかな。ネットでは、「残念」と「なぜ?」という感想が圧倒的に多かった。
私は、「また変身か」と思った。
最初に新谷選手を知ったのは、岡山・興譲館高校が高校駅伝に出たとき。興譲館高校のでかいハチマキは、諫早高校の角刈りに次ぐ印象として心に残った。その中でもエース・新谷選手は、いかにも負けん気が強そうな選手に見えた。それと「シンタニ」ではなく「ニイヤ」という名前が、またかっこいい感じがした。
次に新谷選手を意識したのは、高校を卒業し実業団に入り順調に記録を伸ばしていたころ。テレビ番組の特集で、ある大会に向けて合宿している新谷選手のインタビューが写されていた。そのときの新谷選手は、黒く長い髪を後ろで束ね、インタビュアーの質問に真摯に答えていた。その静かな姿は求道者のようだった。高校生のときあんなに「やったるでー」系に見えたのに、なんと落ち着いた大人になったことかと感動して見ていた。
この番組を見て、「ニイヤ」が好きになってしまった。
それから数年後、新谷が変身して帰ってきた。
「ニイヤがおしゃれになってんでー。」
何の大会か忘れたが、髪の毛をきれいにセットして化粧をして大会にのぞんだ新谷を見てビックリ。長い黒髪を後ろで束ねていた以前の新谷とは別人だった。そして、それから新谷の快進撃が始まった。
新谷のえらいところは、オリンピックで5000mの自己ベストを更新し、世界選手権で10000mの自己ベストを更新したところ。
「これやん!」
オリンピックや世界陸上で自己ベストを出せる、こんな選手日本にいますか。「他人は他人、自分は自分」というのが徹底できている人だと思う。
いつも思っているのだが、日本人で世界大会のレースに対応できる選手などいない。レースの状況など関係なく、自己ベストだけを狙うレースではダメなのだろうか。そういう意味で、新谷は「すばらしい!」と思う。
引退の理由が何かは分からないが、いつかまた戻ってきてほしいなあ・・・。
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【RUN】
明日は「くみやまマラソン」。去年の10kmは41分24秒だった。今年は40分30秒くらいをめざしたい。
今日は店往復1.3kmのあと3kmジョグ、16分58秒。
このあと1000m全力、3分54秒。思っていたより遅かった。
ダウンジョグ2kmで、合計7.3km。
明日は、前半5km20分切りをめざしてぶっ飛ばそう。後半つぶれそうになっても、せめて腕だけはしっかりふろう。
ニイヤ引退記念じゃー、「やるでー!」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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