2011年10月29日(土)
ボンちゃんしっかり大阪マラソン [私の好きな人]
「こうじさん、大阪のブンさんやて・・・。」
「ブンさん・・・、知らんな。(韓国系の人? そんな知り合いはおらんなー。)」
今日の午前中、店に電話がかかってきた。
「大阪のブンです。」
「えっ、ブンさん? ・・・ですか。」
「はい、大阪でマラソンしてた・・・。」
「ああ、ボンさんですか。誰かと思いましたわ。」
山口・ボン・アレザさん。
今年の3月、大阪城公園で田中千洋さん主催の時間走があったとき、ご自身が主催されている4月のマラソン大会のビラ配りに来ておられた。そのときにけっこう長くお話をさせてもらった。
4月の大会も、「日吉ダムマラソン」が中止になったため参加させてもらった。その大会は、在日フィリピン人の方が中心になって開催されているものだった。当日も、ヒマを見つけてはボンさんとお話させてもらった。その時以来です。
「フジイさん、フジイさんは大阪マラソンは出られないですか。」
「はい、申し込んでないんです。」
「そうなんですか。それは残念。明日会えるかもと楽しみにしていたのに・・・。」
「ボンさん、出やはるんですか。」
「はーい、抽選に当たりました。」
「うちの息子、友だちの応援行くゆうてますねん。ボンさんの番号教えてください。見つけたら応援するようにゆうときますわ。」
「ありがとうございます。K22の785です。」
「ウェアは何色の?」
「ライトグリーンです。日本とフィリピンの旗をつけてあります。」
「そうですか。それなら見つけやすいかも。」
「京都マラソンは『仮装は一切ダメ』とか、すごく厳しいらしいですね。」
「そうなんですよ。制限時間6時間のマラソンに、なに厳しいことゆうとんねんと思いますわ。みんなで楽しくお祭り騒ぎみたいにしたらいいと思うんですけどね。」
「そうですね。どうしたんでしょうね。大阪マラソンはそのへんは全然だいじょうぶなようですよ。」
「ところで、ボンさん、明日の目標は?」
「何とか4時間は切りたいと思ってるんですが・・・。」
「おお、すごいですやん。でも最後の南港のところがきついでしょ。」
「そうなんですよ。こないだ、2日に分けてコースを試走してみました。37km地点の南港大橋までは楽しいコースなんですけど、あの橋からはきついです。ちょうど向かい風になって、ゴール近くまで来ているのにぐるっと遠回りするんですよね。」
「そうですよね。最後は埋立地やから、応援の人も少ないやろうしね。」
「そうそう。最後ががんばれるかどうかですね。でも、フジイさんに会えるかも思っていたのに、本当に残念です。また、会えそうな大会があったら電話しますのでよろしく。」
「ありがとうございます。あした、しっかり走ってくださいね。」
初めてお会いした時から、なぜかなつかしいにおいがしたボンさん。半年ほどお会いしてないのに、こうして思い出して電話をしてきてくださる。
「会いたかったのにー」なんて言われたら、うれしくてしょうがない。
ボンさんのゼッケン番号、ウェアの色、顔写真、これをしっかり息子に伝えておいた。あした、廉が見つけてくれたらうれしいんやけど・・・。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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