2020年11月09日(月)
第134回9の日平和ラン [ランニング]
長ソデの季節になりましたね。
今日は本当は9kmか9.9km走る日だが、右足が痛いので走れるだけ走る。
シューズも、私が持っているものの中で一番底の厚いもので。
午後5時過ぎスタート。
ゆっくり走り出すと、ほとんど痛みがない。
調子に乗らないように、キロ7分ペースをキープ。
ちょうど洛北中学校の生徒さんの下校時刻だったようで、たくさん出くわした。
「久しぶりに洛中に寄ってみるか。」
洛北中学校で約2.4km。
まだ5時半なのに、もう真っ暗になってた。
中学校で折り返さず、そのまま北へ。
叡電・岩倉駅を超えて、さらに北へ。
おいしいパン屋さん、「ブレーメン」。
JA前を左折すると、いつもの5kmコースの後半と同じ。
叡電の下をくぐるところは、いつもの西側ではなく東側へ。
こちらは落書きが全部消してあった。
家に帰って約5.4km、40分。
これ以上走ったら痛みが出てきそう。今回はこれにて終了。
前半にたくさんの洛中生と対面できたので良しとしよう。
町内を1kmダウンジョグ。
と言ってもそれまでと同じキロ7分ペース。
ただし、帰ってから入念にストレッチ。
たぶんただの使い過ぎで痛くなっているだけなので、無理しないようにしたら楽になって行くでしょう。(当分、底の厚いシューズでゆっくりと。)
あせらない、あせらない。
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W癌検診 [病院]
今日は甲状腺癌の3か月に1回の経過観察と、膀胱癌の切除手術3か月後の経過観察。
耳鼻科のA医師が、「泌尿器科と同じ日にしておきましょう」と配慮してくださったので1日ですむ。これは助かった。
まずは泌尿器科。
あー、恐怖の膀胱内視鏡検査。
検査台にのって足を開き、あとは医師にお任せ状態。
「うー、痛い」が何度も。
でも、思っていたより早くすんでよかった。
「診察室に移ってもらって、先生からのお話をお聞きください。」
痛い検査が終わりほっとして診察室に入ると、私がまだイスに腰かけていないのに、もうM医師が話し始めておられる。今日は月曜で混雑しているとはいえ、それはあかんやろ。ただでも耳がちょい遠く、集中力にかけるジジイなんですから。
結果は良好。
採血、採尿も異常なし。今日の内視鏡検査も異常なし。
膀胱癌は再発率が高い癌だが、今のところその心配はないとのこと。よかった。
モニターを見ていて気になったことを質問した。
「膀胱内にゴミのようなものがたくさん写ってましたけど・・・。」
「そうですね。」
「あれはなんなんですか。」
「膀胱の内側がはがれたものでしょうね。普通は尿と一緒に出ていくんですが。気にされなくてもいいと思います。」
あとは前立腺がかなり大きくなっているので、この後もしっかり観察していかなければならないとのこと。たいへんやわ。
このあと耳鼻科へ。
先週採血したサイログロブリン値は・・・、「7.06」。
(サイログロブリンとは、血中に分泌される甲状腺ホルモン(T4=サイロキシン)の直前の物質のこと。甲状腺組織の中で合成され大量に貯蔵されている。甲状腺全摘手術後は限りなく0に近づくべきもの。以前2.0以下が目安と言われた。この値が高くなると、取りきれていない甲状腺癌由来の細胞が増殖しているとみなされる。)
そらそうやね。今年はアイソトープ治療をしてへんにゃから。逆に言うと、私はアイソトープ治療の効果がしっかりあるということ。
今、京大病院の放射線治療科の病棟が改築中らしいので予約が取りにくい。でも、12月の診察の時にはなんとか予約が取れないかお願いしなくてはならない。
どうしてもダメなら、他府県でも行きますけどね。
なんとかなりませんかね。
紅葉しかけている鴨川沿いの木々を見ながら、いろいろと考える。
まだまだ病院とのお付き合いは続いて行く。
その費用が痛いね。
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【今日のきく】
私が病院から帰ると、「また、きくの元気がなくなった」と。
「そしたら、また『市原野の森』やな。
二日連続同じ公園へ。
ただし、今日はオバサン付き。
いきなり「壁画風」。
昨日ほどではないが、今日もよく歩いた。
日なたはまあまあ暖かい。
お日さんが雲で隠れると急に寒くなる。
それに、ポツポツと雨まで。
予定より早く撤収。
きくみーのごはんを買いに行くことにした。
コーナン宝ヶ池店へ。
きくを車に置いておくのは心配だったので、ヨメさんがお買い物、私はお店の前をきく散歩。
ここでも元気にスタスタ歩いていた。
ちゃんと挟まるところも見つけてます。
これでいつものきくに戻ったかな。
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2020年11月08日(日)
第393回武庫川ロード記録会 [ランニング]
最低中の最低。
何がというと、私の目標に対する結果。
今回の10kmの目標は45分台。それに対して結果は50分52秒。タイムが10%以上増量。こんな増量はいらん!
ああ、史上最低の結果
「自己分析が得意」と自慢していたのに、このていたらく。
また一からやり直しです。
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今日の10kmは10時スタートだったので、家を出るのもゆっくり。
7時起き、7時45分出発、9時コインパーキング着。
コインパーキングから会場まで1kmほどあるので、受付をしたのは9時20分ごろ。今月は先月より参加者が多いような気がした。
お花畑前で記念写真。
最近ずっと新しい赤のランシャツだったので、今日はちょっと古いランシャツ・ランパンで。
シューズも、今日はアディゼロタクミ・レンではなくスカイセンサージャパンで。
今月からハーフの部が復活。
9時半に、10人ずつ、1分ごとにスタート。
そこからアップジョグへ。
朝起きたときに、右足のアキレスに激痛。昨日の5kmTTのラスト1kmをがんばりすぎたみたい。あの区間がコンクリというのを忘れてた。
でも、走り出したら痛みがなかったりしてと期待していた。
それは甘かった。右足を引きずるような走りしかできない。ただこの時点でも、まだ46分台くらいで走れるのではと楽観視していた。
9時55分、2時間走の部がスタート。
参加人数が少ないので一斉スタートのようだ。
10時、10kmの部がスタート。
私は115番だったので、10時1分スタート。
走り出したら、当然のことだが右足が痛い。
最初の1km、4分44秒。最後までこれくらいのペースで行けたらなあ。
2km、9分40秒(4分55秒)。
あー、足が痛い。
2.5kmの折り返しが12分12秒。
単純に4倍しても49分。これからどんどん落ちていくに決まっているし、絶対に50分以上かかってしまう。
先月もおられた犬の訓練。
シェパードとお座敷犬とを同時に訓練されている。それがすごい。
毎度おなじみ、三宅文彦さん。
私らの10分あとスタートの5km。
こちらも、毎度おなじみ朝日啓介さん。
私がスタート地点に並んでいるとき、見つけてくださって握手を求めて来られた。うれしかったです。
上流向きはキロ5分を超えるときもあり、5km24分50秒。
一人の練習で走っていたら、ここでやめていた。でもやはり人と競いながら走ると、簡単にはやめようという気にはならない。
「後半5kmもがんばる」という気持ちがわいてくる。
5から6kmまでの1kmは、なんとか4分57秒。
しかし、そこからはキロ5分10秒前後。
今回も「ランナーズ9の会」の仲間に励ましてもらったが、足は動かず。
10kmのゴールは、50分52秒(26分01秒)。
目標タイムより5分も多くかかった。右足が痛くて、もうあかん。最後まで走り切ったことが唯一の救い。
私のゴール直後に、5kmの朝日さんがゴール。私の10分後にスタートされたので、40分ちょっとですね。
さあここから、ダウンジョグを兼ねて「ランナーズ9の会」の集合場所へ。
痛い足を引きずりながら、ゆっくりゆっくり。
3.1kmを30分近くかけて、やっと着きました。
おみやげの「やきもち」を渡して、また元の場所へ。
今日は全部入れて約20km。足が痛いのによく走りました。
はよ治さな。
「食べ物がいろいろあるので必ず取りに来るように」と言われていたので、コインパーキングから車を出してもう一度集合場所へ。土地勘のないところなのでだいぶ迷った。無事到着できてよかった。
「ゆっくりしていかれたら」と誘われたが、「飼い犬の具合があんまりよくないので、できるだけ早く帰ってくるように言われてるんです」と説明して帰らせてもらった。
今日も先週に続き惨敗だったので、「昼めし抜き」のつもりだった。
でもおいしそうなお寿司をもらったので、家に帰ってからしっかりいただきました。ありがとうございました。
上等なビールは、ふろ上がりに!
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【今日のきく】
午後2時半ごろ、家に帰ると「きくが元気ないねん」と。
午前中にゲーをあげて、それから寝たままでうごけないとのこと。
「ひょっとしたら、いつもの公園に連れて行ったら歩くかもよ。」
下に敷いていたおざぶごと車へ。きくはおとなしく従っていた。
広い芝生がある「市原野の森」へ。
到着して車から降ろすとき、ハーネスをしていないことに気が付いた。きくちゃんはこの場所を覚えているのか、すごく張り切っている。あんなにしんどそうやったのに。
「まあ、誰もおらんしええか」と首輪もロープもなしで歩かしていた。
でも日曜なので、次々と散歩の人などが来られた。
「こりゃいかん。」
うんこ袋を2枚持ってきていたので、それをつなぎ合わせて特製首輪。これは、我ながらうまく作れたと思った。
きくちゃんも全然いやがらず、ふつうに歩いていた。
でも、時々は特製首輪を外して自由歩き。
これはほんとはあかんやつ。
けっきょく、きくちゃんは1時間以上歩き回り。
元気が出てよかった。
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2020年11月07日(土)
京都走ろう会5kmコースで調整 [ランニング]
今日は、午後3時過ぎに鴨川へ。
こないだの京都走ろう会自主練習日に行けなかったので、その代わりでもないのだが。明日10kmを走る予定なので、そのペースで5kmを走っておきたい。
雨がパラパラ。気温は15℃くらいでしょうか。
まずは5kmアップジョグ。軽く10分40秒。
いつもの5kmスタート地点へ。
今日の目標は10km45分台を出せるように、そのペースで5kmを走ること。
そのためには、キロ4分35秒ペースで走らなくてはならない。
今日も最初を押さえる作戦。
1km、4分38秒。押さえすぎか。
2km、9分21秒(4分42秒)。上り区間をこれ以上遅くならないように。
3km、14分02秒(4分40秒)。ちょっと盛り返し。
4km、18分34秒(4分31秒)。下りに入ってスピードアップ。
ラスト1kmを4分25秒はきついと思ったが、5kmを22分台で走っておきたかったのでがんばった。
かなり無理してゴール。22分53秒(4分18秒)。
最後の上り3ハロン(600m)も2分43秒。ラストスパート、切れました。
最後で帳尻合わせたけど、これでは明日の10km45分台はむずかしいねえ。
ダウンジョグをしていると、雨がだんだんきつくなってきた。その前のいい時に走れてよかった。
アップジョグ全部で3km、5kmTT、ダウンジョグ2kmでちょうど1時間。駐車代が200円ですんだ。
明日へのいい調整になったかな。
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【今日のきくみー】
7時間前に朝帰り。
前はきくがお迎えしてくれたが、今は二階でヨメさんと寝ているのでお迎えなし。その代わりに、みーちゃんが「みーみー」言いながら迎えてくれる。
ただ、朝ごはんがほしいだけやけど。
きくのごはんも「隙あらば」と狙っているみーちゃん。
そんなに腹減らしてるんかなあ。
きくとお散歩。
ゆっくりやけど、しっかり歩いています。
坂道ててて、大好き。
上りはちょっと苦手やけど・・・。
みーちゃん、おめめパッチリ。
今日も美猫。
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2020年11月06日(金)
フラッシュ禁止 [わんこ・にゃんこ]
上、フラッシュあり。
下、フラッシュなし。
まるで別猫です。
今日は寮2の24時間バイト。
朝はちょっと時間の余裕があるので、みーちゃんのごはんをやってから出発。
その時に写真を撮っておこうと思い、急いで撮ったらフラッシュがピカッ。
「あっ、猫相わるー。これはいかん。撮り直し。」
フラッシュなしで撮ったら、かわいいかわいいみーちゃん出ましたー。
多少暗くても、フラッシュは使ったらダメ。目にも悪そうやし。
明日の朝まで、悪させんと過ごしてるかなあ。
このごろ、野良猫根性出して大暴れしとるしなあ。
オバサン困らせたらあかんでー。
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2020年11月05日(木)
姉の家まわりラン [ランニング]
今日、みき江姉がおでんなどを持ってきてくれた。
「こうじさん、出てきてお礼言わんかいな」とヨメさんに言われたが、私は奥でニヤニヤするだけ。
ジジイになっても末っ子には末っ子魂(?)
姉にお礼を言うのは恥ずかしいんです。
みき江姉から、もう一人の多鶴子姉の病気のことを聞いた。あんなに元気な姉だったのに、たいへんな状態らしい。
私の四人兄弟姉妹(72姉、71兄、68姉、64私)の中では、一番強いのが多鶴子姉(68)、一番弱いのがみき江姉(72)という評判だった。でも、みんな高齢になって立場が逆転してきた。
ひょっとしたら、若い順にやられてしまって、一番年上のみき江姉が一番長生きしたりして。ということは、私が一番にやられてしまう? ああ、くわばらくわばら。
夕方時5時すぎから、深泥池の姉の家を目指してスタート。
深泥池まで約2.5km、16分くらい。
姉夫婦の家はこのすぐ前。
一応、家に向かって「ありがとう」と言っておいた。
深泥池には、めずらしいものがいっぱいあるらしい。
明るい時に来て、しっかり読まなあかんね。
きつね坂へ。
寒暖計は13℃。
登り切ったところで約5km、34分47秒。キロ7分ペース。
きれいな夜景を撮ろうと思ったが、なんや分からんね。
宝が池で「ごんぞう」探し。
いましたー。
最初逃げてたけど、「写真撮らして−」と頼んだら、立ち止まってポーズ。
かしこい猫ちゃんです。
いこいの森からコンクリトラックへ。
せっかく来たので、1周をちょっと速めに。
それから、地下鉄・国際会館駅の横を通って家へ。
家に到着、9.1kmだったのでもうちょい。
町内を付け足して、ちょうど10kmに。1時間09分07秒。
これくらいの距離とスピートが、私には一番いいみたい。
今日は三線教室で緊張して、肩がこりごり。でもそれ以外のところに痛みはなく、いい感じで走れた。
次の目標は10kmレースやね。何分を目指しましょうかねえ。
やっぱり、45分台ですかねえ。
今日の晩ごはんは、姉からもらったおでんとロールキャベツとヨメさん特製天ぷら。
うまかったー。
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2020年11月04日(水)
甲状腺癌、手術をしないという選択 [病院]
◎朝日新聞11月4日朝刊
甲状腺がん治療、大きく変化 薬で狙い撃ち、手術なしも
ここ5年で甲状腺がんの治療が大きく変わっている。がんを狙い撃ちする「分子標的薬」の登場で、これまで治療法がなかった患者でも助かる人が出てきている。検査法の発達で患者は急増しているが、がんが小さく「超低リスク」の場合には、手術をしない選択肢も広がってきた。
甲状腺はのどぼとけの下にあり、代謝に関わるホルモンを出している重要な臓器だ。
千葉県の女性(48)は2005年、軽い風邪に似た症状が出たが1週間以上たっても治らず、超音波検査で甲状腺がんが疑われた。精密検査で甲状腺がんの9割を占める「乳頭がん」というタイプだとわかり、甲状腺を半分切った。
7年後、再発した。乳頭がんの中でもまれにあるリスクの高いタイプだった。呼吸が苦しく、声も出にくくなった。肺にがんが転移していた。
半分残っていた甲状腺をとり、「放射性ヨウ素内用療法」も試した。ヨウ素を取り込んでホルモンを作る甲状腺の性質を利用し、転移したがん細胞に放射性ヨウ素を取り込ませ、放射線の力でがんを死滅させる。ただ、女性はこの治療が効かず14年に悪化。国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)に転院した。
以前は放射性ヨウ素から先の治療がなかったが、14年と15年に治療法のない患者を対象にした分子標的薬が相次いで承認された。女性はその一つ「レンバチニブ」をのみ始めた。
のどの腫れが大きく鏡を見るのも嫌だったが、1週間で腫れが治まった。「呼吸も楽になって、信じられなかった」。高血圧や体のだるさといった副作用があるため、休薬で体調を調整している。薬をのみ始めて5年経つが、肺やのどにあるがんは小さなままで、働くこともできている。
甲状腺がんは、がんの形や状態によって「乳頭がん」「濾胞(ろほう)がん」「髄様(ずいよう)がん」「未分化がん」の4タイプに大きく分けられる。どのタイプでも、承認されている3種類の分子標的薬のいずれかを使うことができる。国立がん研究センター東病院の田原信(まこと)・頭頸部(とうけいぶ)内科長は「分子標的薬が承認されて生存率は良くなった」と話す。甲状腺がん全体の1〜2%だが、進行が早く生存率が非常に悪い未分化がんにもレンバチニブが使えることが大きいという。
分子標的薬は副作用に注意が必要なほか、がんの位置によっては、死亡にいたる出血を起こす可能性があり、がんが大きくなり過ぎない時期にのみ始めることも重要だ。
がんの発生に関わる遺伝子の変異を一度に調べる「パネル検査」への期待も高まっている。田原さんによると、国内の乳頭がん患者の約70%はBRAFという遺伝子に異常があり、これがわかれば有効な投薬治療の道がひらけるからだ。ただ、BRAFに対する薬を受けるためには、全国12カ所しかないがんゲノム中核拠点病院の医師主導治験に参加する必要がある。田原さんは「甲状腺は原因遺伝子の研究が進んでいるのに、薬に到達するまでの課題はまだ多い」と指摘する。
甲状腺がんの患者は超音波検査の発達で増えている。学会がまとめた18年のガイドラインによると、03年に全国で約8千人だった甲状腺がんの新規の推定患者数は、13年に約1万5千人にまで急増した。増えた患者の多くは、がんの大きさが1センチ以下で他の組織への転移や浸潤がない「超低リスク」の患者とされる。これは、米国や韓国でも同じ傾向にある。
超低リスクのがんは、時間が経ってもほとんど大きくならないとされ、成人患者の半数は手術をせず、経過観察だけで過ごす方法を選んでいる。国内外の研究によると、手術をしない場合、約5年後にがんが大きくなったのは7〜8%で、リンパ節への転移は1〜4%。転移が確認された時点で手術をした人が、再発を繰り返したことはないという。
甲状腺を取るとホルモンを外から補充する場合もあり、手術で声帯を動かす神経などが傷つくおそれも1〜5%ほどある。超低リスクのがんが悪化する可能性と比べて、手術のデメリットが大きくなる。今年10月、日本甲状腺学会は、成人の超低リスクの手術をしない方法について、市民の理解を深めるための見解を公表した。
「がんが体の中にあることが不安」と訴える患者は多い。手術で切除する方法を選ぶこともできる。
超低リスクの患者が多く見つかる一方、高齢化で死亡者数は少しずつ増えている。見解をとりまとめた日本医科大内分泌外科学分野の杉谷巌教授は「甲状腺検査が広がっても、人口あたりの死亡率が減少しているわけではない。過剰診断による不要な手術につながっている可能性もある。手術をしないという選択を少しずつ知ってもらうことが重要だ」と話す。(後藤一也)
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「甲状腺癌」の話なんて、ほとんどの人が興味ないでしょう。私もそうでした。自分がそれに罹るまでは。
この癌の特徴は、原因がはっきりしないこと。原発関係の仕事をしていると罹りやすいらしいが、現実にはその対象者はほとんどなし。つまり、まったく関心のないあなたもかかる可能性が十分にあるということ。私のようにね。
この話、聞いといたほうがいいですよ。
私の首に腫瘍が見つかったのは、2016年8月18日。
その後の検査で甲状腺癌と診断が下った。
10月4日に左半分の切除手術。ただし、これで癌細胞が完璧に取れたとは言い切れないので、残っている右半分も取って「放射性ヨウ素内用療法(アイソトープ治療)」をすることを勧められた。
「勧められた」というより「治療はそれしかないと言われた」が正しい。そのころは、「分子標的薬」の話題は一切出なかった。
神戸・隈病院でセカンドオピニオンを受けたが、まったく同じ。ヨメさんが「そのまま放っておくというのはダメなんですか」と医師に質問すると、かなり激しく言い返された。
その結果、2017年4月27日に甲状腺全摘+リンパ郭清手術を受けた。
そのあと私の喉はべっちゃんこになり、息をするのが大変になった。それは今もずっと続いている。
それともう一つ、高い声が全く出なくなり、歌が歌えなくなった。
まあこんなことくらい、癌細胞が全身に遠隔転移してえらいことになるよりはずっとましか。今も、どうにかこうにか走ったりもできているし。
「手術しないという選択」はバラ色のように聞こえるかもしれないが、私が調べた限りでは、長期にわたって高額な費用がかかり、ひどい副作用もある。どんな治療もたいへん。新聞記事でも、そのあたりをもうちょっと詳しく書いとかなあかんね。
たとえ、この記事を読んでいる人が少ないだろうとはいえ。
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【今日のきくみー】
今日は寮1のバイト。
朝6時前に家を出ようとすると、ヨメさんがきくを抱っこして2階から下りてきた。きくが早起きしたようだ。
急いでいたので写真は撮れなかった。
車の車外気温計を見ると8℃。これは寒い。
夜11時過ぎにバイトが終わり、車に乗るとまた8℃。歩いている人もみな冬の服装だった。
夜の12時前、帰宅。
みーちゃんは、私のイスを占領。
でも、私のためにイスを温めてくれていたと思いましょう。
きくちゃんは、みーちゃんのゲージの中へ。
もう、むちゃくちゃですがなー。
風呂上がりのカッカビールのアテに、あまーいおいもさん。
えらいサービスがあるなあと思ったら、今日11月4日は結婚届を出した日。
忘れてましたわ。
ヨメさんは覚えていたらしい。えらいね。
結婚35年は珊瑚婚式らしい。
沖縄っぽくて、うれしい。
うーん、何年目まで続くんでしょうね・・・。
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