2020年06月05日(金)
「にょうろけっせき」かも・・・ [病院]
◎セルフメディケーション・ネットより
「今月の健康情報」加藤哲太(セルフメディケーション推進協議会理事)
尿路結石 (2015年04月 掲載)
尿路結石は、腎臓や尿管などの上部尿路や膀胱に石が形成される病気です。結石は、尿管や膀胱などにつまって激しい痛みを起こし、血尿が出たりすることがあります。この病気は男性に多くみられますが、更年期をすぎた女性の罹患率も高く、さらに最近は若い女性にも増えています。
結石ができた場所によって腎臓結石(腎杯結石や腎盂結石)、尿管結石、膀胱結石、尿道結石などと呼ばれています。また腎臓、尿管の結石は上部尿路結石、膀胱や尿道の結石は下部尿路結石とも呼びます。尿路結石の95%は上部尿路結石です。
■結石の形成
結石のできる理由ははっきりわかっていませんが、尿中の結石を形成する成分(ミネラル)の濃度が何らかの原因で濃い状態になり、腎臓に結晶が生じ、その結晶が成長して結石となると考えられています。通常は小さな結石ができても、尿中に排出されてしまうので、問題はありませんが、その結晶が大きくなって、尿路に詰ることで、障害が現れます。
結石の約8割がカルシウムを含んでおり、大部分がシュウ酸カルシウムの石であることが知られています。尿中にシュウ酸の濃度が高くなれば当然シュウ酸カルシウム形成の原因となり、食物から過剰に摂取するのを防ぐことにより、予防効果があると考えられます。
その他にリン酸カルシウム塩、尿酸塩なども結石を形成します。
■症状
側背部や腰、わきの激痛
結石の場所や大きさによっては鈍痛
血尿
嘔吐、冷や汗、顔面蒼白、血圧低下
尿路結石の主な症状は痛みと血尿です。痛みは主に側背部や腰、わき腹に起こります。腎臓結石や膀胱結石では通常痛みはないか、あっても鈍痛程度です。
尿路の粘膜が結石によって傷ついた場合には血尿が出たり、膀胱にある場合には頻尿や残尿感があります。また一度発作を起こすと再発する場合が多くみられます。
結石の中でも、腎臓結石は無症状な場合が多く、結石の大きさが5?以下の小さい場合や、症状がない場合は経過観察されます。結石の大きさは4年経過で約40%増大したとの報告があります。無症状のままで放置すると症状が発現したときには結石が非常に大きくなっていることが考えられます。また、尿管に落ちた結石に対する治療はできても、腎臓内に残存した結石治療はなされず、経過観察されることが多いので、突発的に再発する腰背部痛、血尿、嘔気などの症状に患者は不安を持ち続けて生活することとなります。 最近、再発の不安を抱えなくて済む治療法の開発が進んでいます、内視鏡で直接確認しながらレーザーで結石を破砕・摘出する方法で、根治治療として期待されています。
■検査
尿検査、X線撮影、超音波断層法、CTスキャンなどが行われます。
■治療
(1)保存的(薬物)治療・・・結石の排出を促す方法
10?以下の小さい結石の場合には、水分を多量にとり、尿管の蠕動運動を活発にさせることで結石の下降を促します。尿酸結石の場合には、尿をアルカリ性に変える薬などを投与し、結石を溶かす治療を行ないます。
(2)外科的治療・・・身体の中にある石を細かく砕いて流れやすくする方法
尿路結石(腎・尿管)の治療には身体の中にある石を細かく砕いて流れやすくする方法があります。
A. 体外衝撃波砕石術(ESWL)
B. 経尿道的砕石術(TUL)
C. 経皮的腎砕石術(PNL)
ESWL
レントゲンで結石に衝撃波の焦点を合わせて、結石を破砕する方法
長所;お腹を切らずに済む、日帰り、または短期間の入院
短所;結石が確実に破砕される保証がない。細かく破砕された結石が体外に排出されるまでに疼痛や発熱などの症状を起こす場合がある
TUL
モニターで見ながら結石を直接破砕する方法
長所;観察しながら砕石を行うので効果が確認できる。破砕した結石を直接体外に取り出す
*近年、尿管鏡や結石を破砕するレーザーの進歩で、TULによる結石破砕と摘出の安全性と確実性が向上しました。特に柔らかい尿管鏡(軟性尿管鏡)により腎臓内部の結石まで砕石し摘出できるf-TULは細いレーザーファイバーを用いるので腎臓に対して負担が少ないと言われています。
短所;ESWLより1-2日程度長い入院が必要
結石が大きく1回で破砕摘出できない場合、尿管が狭く内視鏡が挿入できない場合もある
PNL
一般的には20?以上の大きな結石に対する治療(ESWLやTULでは1回の治療で結石がなくならない場合に実施する)
全身麻酔をかけて背中から腎臓までのバイパスルートを作成し(腎瘻造設術)、ここから内視鏡を挿入し、砕石装置を用いて結石を砕き、体外に摘出。結石の位置によってはESWLやTULを組み合わせて治療。約7〜10日間の入院
■予防
尿路結石は再発しやすい病気ですが、栄養指導をきちんと受けると再発率が急激に落ちることが知られており、食事など生活習慣の改善で予防と再発防止が可能です。
水分摂取
尿が濃くなると結石ができやすいので、水分を充分に補給してください。食事以外に毎日2リットルの水を飲むと、結石をつくりにくくなるといわれています。
シュウ酸摂取量の抑制
シュウ酸はホウレンソウ、小松菜、春菊、シソ、チョコレート、お茶、などの食品に多く含まれます。これらの取りすぎには注意しましょう。ホウレンソウをゆでてアクぬきをすることにより、シュウ酸を除くことができます。
その他
肉の摂取量を減らす、夜食の習慣はやめる、クエン酸を多く含んだ食品をとる、お酒を飲みすぎない、なども再発の予防に効果があるといわれています。
■早期発見が大切
定期健診を行い、年に一度は尿路結石の有無を確認しましょう。結石によって尿の流れが妨げられ、腎臓の機能を悪化させることもあるため、健診などで結石を指摘されたら、痛みが無いからと放置せず、早めに泌尿器科を受診してください。結石は一度発作を起こすと再発しやすいので、痛みを起こしたら症状が治まっても必ず検査を受けましょう。
尿路結石に関する情報は下記から得られます。
・尿路結石(メルクマニュアル家庭版)
http://merckmanual.jp/mmpej/sec17/ch230/ch230a.html
・尿路結石症とは(東海大学医学部付属病院 泌尿器科)
http://uro.med.u-tokai.ac.jp/byoukini/towa_kesse.html
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昨日の夜の会話。
「ますみちゃん、『血尿・腰痛・吐き気』で検索したら、一番に『尿路結石』て出てきたわ。ボク、それかもな。」
「知らんがな! 検査するんちゃうん?」
「うーん、がんの転移を調べるほうが先やから、腎臓内科はそのあと。」
「もっとはよしてもらえへんかったんかいな。そんな悠長なことゆうとったら、また胆石の時みたいにのた打ち回らんなんで。私はもう助けへんからな。一人で勝手に苦しんだらええわ。」
また、ヨメさんからあたたかい(?)励ましの言葉をもらってしまった。
去年の2月の「おきなわマラソン」ゴール後に、えぐい血尿が出た。恥骨骨折のせいでゆっくりしか走れなかっにもかかわらず血尿が初めて出て、ものすごくショックだった。でも絶対に怒られると思って、ヨメさんには内緒にしていた。
ネットで調べると、「マラソンの後に血尿が出ることはよくあることで、翌日に元に戻っているようならそんなに心配しなくていい」というようなことが書かれていた。
その後も長い距離を走ると血尿が出るようになったが、翌日にはきれいになっていたので「こんなもんか」と気にしないようにしていた。
ところが最近は、ちょっと走っただけで血尿が出る。走った日はほぼ毎日出ている。そして、時間がたってもあまり元に戻らない。
それと、ずっと前から左の腰の痛みが取れない。片側だけがずっと痛いって、なんか変ですよね。
さらに慢性の吐き気。
上の姉と話していた時、「ピロリ菌を除去してからずっと吐き気が続く」というので意見が一致した。でも、私の場合は「ピロリ菌除去」のせいではなくて、「結石」のせいのような気がしてきた。
まさに今、この「血尿・腰痛・吐き気」が同時進行。
シッコがしたくても全然出なかったり、出たと思えば激痛が走ったりしたこともあった。
私の場合は、尿路結石の中でも5%以下の「下部尿路結石」の中の「尿道結石」のような気がする。また、「めずらしい」病気になったのかも・・・。
来週は京大病院でがん転移の検査が2回。再来週が鞍馬口医療センターで腎臓内科の受診。
通院ラッシュです。
それにしても、「ニョーロケッセキ」と言うと宇宙開発みたいでかっこええやないですか。
そんなふうにうれしそうに言ってたら、またのた打ち回らんのかなあ・・・。
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※今日一日の「パオパオだより」アクセス数、17355の新記録。
アクセスカウンター、狂いまくっていますね。
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2020年06月04日(木)
4か月ぶりの三線教室 [雑用]
6月より、「三線教室」再開。
私は2月20日から一回も練習していない。
これではいかん。
朝から「どっか行って、練習してくるわ」と言って家を出てきた。ヨメさんは「あっ、あの迷惑なやつか」と。そうそう、よく公園や鴨川とかでプープーパーパーやってはりますねー。あんな感じで。
柊野グランドに行ってみると、やっと駐車場が開放されていた。ここで練習することにしましょう。
車を入れて、グランドの隅のペンチへ。ここは屋根もあって日陰になるので涼しい。
楽譜を置くのが難しかったが、なんとかかっこうがついた。
島の人よ、うちなあ、満月の夕べ、安里屋ユンタ、娘ジントヨー、デンサ―節、芭蕉布、島々清しゃ、わらびがみ、大空と大地の中で。
1時間半以上、集中してしっかり練習することができた。
超久しぶりだったが、手がしっかり覚えていて自分でもびっくりした。
お昼になったので、片付けてイオンモール京都五条へ。
いつもは生徒は5人なのに、今日は2人だけ。
その分濃厚な指導が受けられた。ちゃんと距離をとってですけど。
習い始めてもうかなりになるのだが、いまだに完璧に弾ける曲が一曲もない。これは恥ずかしい。
家ではなかなか練習できないので、また公園とかに練習に行こう。
とりあえず、「安里屋ユンタ」を弾けるようにならなあかんね。がんばろう。
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2020年06月03日(水)
夜行性きく [わんこ・にゃんこ]
昨日の「猫親子元気ピンピン」の裏返しのような話。
猫親子を預かった時、一番心配だったのがきくのこと。
「1年前やったら、絶対無理やったなあ。きくが猫ちゃん追いかけて、噛みちゃちゃくってたかもしれんもんなあ。」
幸いというかなんというか、きくは半年ほど前にガクっと来て、じゃじゃ馬的性格が穏やかに変わった。
猫ちゃんらが来た時も、ほとんど分からなかったように見えた。その時はお母さん猫はうんともすんとも言わなかったし、子猫たちは寝てばっかりだった。
ところが日がたつにつれて、お母さん猫は活発に動くようになり、私たちには「シャー」と言ったり猫パンチをいれたり。子猫さんらもモゾモゾ動くようになり、ミャーミャー鳴くことも多くなった。
こうなると、さすがの老犬・きくも心穏やかではなくなってきた。
昼はまだ気がまぎれることがたくさんあっていいのだが、夜がおかしくなってきた。
ヨメさんは、きくが心配でいっしょに寝ている。すると夜中の3時とか4時とかに、きくが突然起き出して歩き回るらしい。それで仕方なく、2階からきくを抱っこしておろして散歩に行ってくれている。これがほぼ毎日続いていて、ヨメさんは睡眠不足。
私が気付いて散歩に行けばいいのだが、隣の部屋でグーグー寝ている。役に立たん。
また、私は毎週水曜と隔週金曜はバイトで一日中留守。その時ヨメさんは、仕事の合間を縫ってきくの世話、猫の世話に明け暮れる。まあ私がいたとしても、きくの散歩に行くくらいのことしかしてないけど。役に立たん。
猫さんたちの貰い手が早く見つかって、また元の落ち着いた暮らしに戻れたらいいのにね。
きくちゃん、ますみちゃん、だいじょうぶ?
今日も載せとこ、べっぴんお母さん。
動きまくっている子猫ちゃんたち。
「カゴからでたいよー」ゆうてますなあ。
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2020年06月02日(火)
美猫ぞろい [わんこ・にゃんこ]
ヨメさんが作ってくれたハンモックに入っているお母さん猫。
私がつけた仮の名前は「ミレイ(美麗)」。
一番やんちゃな薄茶トラ。
私がつけた仮の名前は、薄茶で「ウッチー」。
茶トラはあと2ひき。これが見分けがつかん。
一応大きそうな方の仮の名前が、「マッケンユー」。
小さい方が「ゴードン」でどうでしょう。
もちろん、千葉真一さんとこの息子さんからのパクリです。
一番小さくておとなしい黒猫ちゃんは・・・。
「ハニワ」やねえ。
美猫ぞろいでしょ。
茶トラは8割がオスらしいです。黒猫「ハニワ」は、メスかも。わからんけど。
どの猫ちゃんも、家族にしてくださったらきっといいこといっぱいありますよ。
もちろん私の一押しは、ハゲが治って来てますますかわいくなった「ミレイ」ちゃんですけど・・・。
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【RUN】
今日は10km走ろうと思っていた。でも、暑くて暑くて。
5kmでは少なすぎるし、せめて7km。
叡電・八幡前駅を目指す。
同志社西の川沿いの道を通って。
暑さのせいか、走り出しはすごく体がだるかった。
駅の手前の踏切でだいたい3.5km。ここで折り返し。
このころにはだるさが抜けて、リズムよく走れるようになった。
帰りも同志社西の川沿いを通って。
この道は北側は土の道だが、南の方は石畳風になっている。
家に帰って7km、40分50秒。
平均キロ6分を切るペースで走れたので上出来。
10kmがしんどい時のために、7kmコースや8kmコースも設定しとかなあかんね。
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【今日のきく】
このごろ、きくの右後ろ足がかなり弱ってきている。よく右後ろにへたり込んでしまう。今日も家の前の小さな公園で◯ッコしたあと、そのままへたり込んでしまった。
「足の付け根でももんだったら、ましになるかなあ」と思い、後ろからマッサージ。きくも全然いやがっていなかった。
そしたら、そのあと割とスタスタと歩き出した。
「また、もんだろ。」
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2020年06月01日(月)
愛妻すき焼き [家族]
3日ほど前のこと。
「町内走ってたら、すき焼きのめっちゃええ匂いがしてきてな―。ええなー」とヨメさんに話していた。
そしたら、今日の晩ごはんがすき焼き。
「なななんと!」
そんなつもりでゆったんじゃないのに。たぶんすき焼きは2年ほど食べていない。それをかわいそうと思って、今日牛肉を買ってきてくれたんやねえ。
「愛妻、愛妻。」
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【RUN】
今日は深泥池方面往復5km。
家の前に溝川が流れている家はええねえ。
圓通寺裏を通って、急坂を下りる。
25%って、すごいでしょ。
「ダックス」前で2.5km、15分半。
ここで折り返し。
帰りは25%の上り坂。
さすがに、ここは歩いた。
家に帰って5km、31分36秒。
ヨメさんが剪定してくれたツツジ。
長い間花が咲かなかったのに、今年はきれいに咲いた。
ええもんやね。
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【今日のきく】
ガレージに車がない時は、きくのあそび場が広がってうれしい。
ゆっくりゆっくり歩いて、足腰の衰えを防ぐ。
顔みしてー。
ああ、べっぴんさんなこと。
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2020年05月31日(日)
兵庫波賀トレイルランニング2020 [ランニング・出張販売]
行ってきました「兵庫波賀トレイルランニング」。
出張販売は1月26日の「くみやまマラソン」以来。
レース参加は2月16日の「おきなわマラソン」以来。
出張販売+レース参加は、いつ以来なんでしょうね。
ミドルコース(約7km)ゴール後、主催代表・小野良太さんと記念撮影。
最初の1枚を撮ってもらったあと、「もう1枚」。
「マスクありの写真も撮っといてもらおう」と私が言うと、小野さんも「そやね」と言ってポケットをゴソゴソ。それがなかなか出て来ない。やっと出てきて、「二人のマスクマン」写真が撮れた。
「早く、『こんなこともあったなあ』と言える日が来るといいのにね」と私。
「ほんとにそうですね」と小野さん。
小野さんがポケットゴソゴソしているときのしぐさがすごく心に残った。そのモジモジ感が、まるで中学生みたいで。
私の歳(64歳)で新しい出会いなどまず望めない。でも走り続けていると、毎年毎年必ず新しい出会いがある。
去年はひこちゃんご夫妻やねこ4さん。今年は小野さんですね。
「小野さんはおいくつなんですか」とお聞きすると、しばらく間が空いた。「まずいこと聞いたんかな」と一瞬心配になったが、「えーっと、2日前に◯歳になりました。」
「なんやねん、それを思い出す間やったんかーい。」
でもなんか、これもおもしろかった。
お話する時間があまりなかったけれど、小野さんには好印象しか残らなかった。
これからもお世話になります。よろしくお願いいたします。
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朝5時半、自宅出発。
もうポツポツと降っていた。
だんだん雨がきつくなり、中国道・吉川あたりで大雨。
もう出店はやめて、走るだけにしようかなあと思った。
山崎ICで家から150kmくらい。ここで7時半。
会場はそこからまだ25kmほど北。
8時10分くらいに到着。雨はやや小降りになっていた。
まずは主催の小野さんにごあいさつ。
「初めまして、京都の藤井です。今日はよろしくお願いします。どこかにテントを出そうと思うんですけど、どこらだったらだいじょうぶですか。」
「受付の横のテント、使われますか。」
「えっ、いいんですか。」
一日雨の予報だったので、昨日急きょテントを買って来た。雨の中一人でたてるのはたいへんやと思っていたので、ありがたくお言葉に甘えさせてもらった。
今日持って来たのはこの程度。
キャラバンに積んでいた時の10分の1くらいですかね。
「キャロットさん、来てたんやー。」
「あっ、佐古井さんやないですか。」
「うちの家が、この山の裏なんですよ。」
「佐古井さん、波賀町の人やったんですか。」
私たち夫婦の知り合いの中で、「いい人」と言えば「佐古井さん」。
毎年「宍粟市さつきマラソン」の時にお会いするのだが、今年は中止で当分会えないと思っていた。佐古井さんもこの大会は初出場とのこと。私と同じ「ミドルコース」。二人いっしょのレースに出るのは初めて。楽しみやわー。
雨はずっと降りやまず。
雨がっぱを着たままだったが、暑さは感じなかった。
小野さんがマイクで店の紹介をしてくださった。「サイズが合えばお得なシューズを持ってきてもらっています」と。そのそおかげで、ちょこちょこお客様がのぞきに来てくださった。
9時50分、まずはショートと親子ペア(ともに5km)がスタート。
親子ペアは1組のみ。
競う相手がいないとさびしいね。
ショートも2名のみ。
このコースはロングの後半にもなるのだが、小野さんによると「ここの方がきついかも」とのこと。
雨が降り続いていたので、みなさんアップは少なめ。私も1kmも走れなかった。
出店の横の受付テントにお一人留守番が残ってくださるということで、商品も片付けずにレース参加へ。
10時、ロングとミドルがスタート。
それぞれ12.5kmと7.5kmなのだが、山頂往復部分が対面になるので省略され12kmと7kmくらいになる模様。
この大会は毎年120名以上の参加があったようだが、今年に限っては30名くらいでしょうか。コロナ+雨ですから、仕方ないです。
ほとんどのことを一人でやられている小野さん。
きびきび動かれていて、頼りがいがあります。
佐古井さん登場。
しっかり装備されています。
スタートすると、いきなりきつい上り坂。
この時点でばらつくので、ソーシャルディスタンスは気にしなくてもよさそう。
私の後ろは4名だけ。
私と同じ黄色ゼッケン(ミドル)は、佐古井さんだけじゃないですか。
見事なソーシャルディスタンス。
少人数のトレイルレースはだいじょうぶ。どんどんやりましょうよ。
1.2km地点で舗装路は終わり、本格的なトレイルコースへ。
いきなり丸太の階段。最も滑りやすいところ。
ここには足をかけないように上るのがコツ
S字に登っていく個所。
上りに弱い私は、前とどんどん離される。
その分、後ろから追いつかれると思いきや、意外と前に人に追いついたりして・・・。
途中で下界が見えるところがあった。
天気が良ければきれいに見えただろうに。
この杉の木の根っこは要注意。
私のような足の上がっていないランナーは、こける。
左の道を登っていくと頂上。
今年は対面を避けるためここから右へ。
この先からも下界が見えた。
萱が生い茂っていて、こんな中も走れておもしろかった。
意外や意外、ここまで5人くらい追い抜いた。
上りもしっかり走れたみたい。
道をまちがえそうなとこには、しっかりとテープが張られていた。これは助かる。
おっと、ここもまちがえそう。
きれいな花も咲いていた。
下りの丸太階段は要注意中の要注意。
気を付けて下りたのに、1回滑ってしまった。
あっ、なんかゴールが近そうな気配。
と思ったらまたトレイルコースに入り、また同じような景色。
今度こそゴールが近そう。
角を曲がったら、いきなりゴール。
約7km、55分27秒。
そのあと、小野さんと記念撮影。
「もう12月の大会まで中止が発表されている中で、この時期に走らせてもらえただけで大満足です。コースもバラエティに富んでいて、この先どんなとこ走るんやろうとワクワクしながら走ってました。」
佐古井さんも無事ゴール。
佐古井さんはミドルの最終、なんとロングのトップとほぼ同時ゴール。
でも楽しそうにゴールされたのでよかった。
出店の方はたくさん見てはいただいていたのですが、なんせ参加者が30名程度でしたんで売り上げは・・・。一人で出店できただけでもよかったと思いましょう。
「男は黙って佐古井流」の佐古井さんは、今日もシューズやソックスを買ってくださった。いつもありがとうございます。
また、小野さんも気を使ってトレイルシューズを買ってくださろうとしていたがサイズが合わなかった。2週間後の「山の里」大会に、小野さんに合いそうなシューズを持っていきますのでよろしく。
ずっとマラソン大会がなくてモヤモヤが続いていた。
でも今日は「ずっと雨やったけど、心は晴れた。」
なにより、なにより。
11時55分ころ、ロングの最終がゴール。
そこから後片付け。なんと20分。商品が少ないとあっという間。そういう意味ではすごく楽。
12時20分くらいに会場出発。
まさかこんなに早く帰れるとは思わなかった。
帰りに道の駅「播磨いちのみや」に立ち寄る。
ここで急に左肩(首の付け根)に激痛。腕がまったく上げられなくなった。
右アキレス腱→左腰→左肩と、痛みが次々と出てくる。歳なんかなあ・・・。
車の中でシューズを履き替え、ウェアも着替えた。
今日はずっと雨やったけど、走るにはちょうどいいコンディションだった。
道の駅で、家へのおみやげの野菜(兵庫県立農業高校産)とバイト先のおそうじおばちゃんへのおみやげのお菓子を買った。
ヨメさんがいっしょに来てたら、野菜とか見たかったやろうなと思いつつ・・・。
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※同じ主催で、6月14日に「トレイルランニング山の里」、7月23日に「カキツトレイルラン」が開催されます。この2大会には、一人出張販売+レース参加をする予定。
両大会とも、まだランネットで申し込みができます。
みなさーん、参加しませんか。
私の一人出張販売もよろしく。トレランシューズの特価をたくさん持っていきますよー。
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