2020年06月26日(金)
みーちゃんのみらいは [わんこ・にゃんこ]
ヨメさんが町内で保護した猫は、おかあさん猫と子猫4ひき。
ヨメさんが一人で世話をし、子猫の貰い手も探してくれた。最後の子猫が1週間前にもらわれていき、おかあさん猫だけが残ってしまった。
でも私が沖縄に行っている間に、おかあさん猫も避妊手術に連れて行ってくれた。
さて、これからどうするか。
お世話になっている猫ボランティアさんも、手術をしてくださった獣医師さんも、「すぐにリリース」とおっしゃる。
でも「すぐにリリース」したら、猫嫌いの人たちに捕まえられて処分場行きになるかもしれない。命を救うためにヨメさんががんばって捕獲してくれたのに、もしそうなったら泣くに泣けん。
一旦は助けた者として、それを見て見ぬふりができるだろうか。
仮に猫嫌いな人たちから逃れて生き延びたとして、野良猫の平均寿命は5年もないらしい。
そういえば、この町内に引っ越してきた時にいっぱいいた猫ちゃんたちはもう1ぴきも見ない。13年たつのだから当然と言われるかもしれないが、飼い猫さんではこの13年ずっと元気なのもいる。
「ねこに未来はない」という本がずっと気にはなっていたが、そのタイトルからどうしても読めそうもなかった。長田弘・作、長新太・絵の魅力的な本だったのに。
たしかに、野良猫に未来はない。
おかあさん猫・みーちゃんをリリースすることは、みーちゃんの未来をあきらめせることだ。そんなこと簡単にできますか。
前にも言ったけど、子猫のかわいさに比べるとおかあさん猫のかわいさは何とも言えんくらい深い。その表情の中にいろいろなものが詰まっている。
「2年間、ようがんばって生きてきたなあ。うちのヨメさんに見つけてもらえてよかったなあ。これから先、楽しいこといっぱいあるよ。」
せめて、そうゆうたげんとなあ。
ずっと「おかあさん猫」と呼んでいたのに、手術後「もうおかあさんじゃないし、みーちゃんて呼んだげよ」と言ったヨメさんの心の中はいかに。
縁あってうちに来てくれてもう1か月以上。情が移ってしまいますよねえ。
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2020年06月25日(木)
決算報告、血◯報告 [雑感]
■交通費
スカイマーク(神戸―那覇往復) 13340
高速道料金(京都南―生田川往復) 4180
空港駐車場料金 3060
ゆいレール(2回) 530
やんばる急行バス(6/21) 1450
やんばる急行バス(6/23) 1550 計 24110
■食費
ニライカナイ食堂(6/21) 650
スーパーかねひで(6/21) 1967
我琉(6/22) 670
大戸屋(6/22) 890
コンビニ(6/23昼) 約1000
コンビニ(6/23夜) 802
道の駅許田(6/24) 650 計 6629
■その他
映画(シニア割) 1200
おみやげ(サーターアンダギー) 920 計 2120
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合計 32859円
スカイマークは事前に支払い済。高速はETC。駐車料金はカード払い。ゆいレールはICOCA。
沖縄ではほとんど現金払いだったが、だいたい10000円くらいにおさまった。
私が沖縄に行くたびに、ヨメさんから「ぜいたくばっかりして」と叱られている。
でも2月以来4か月ぶりの沖縄だし、この先も当分行けそうにないので、これくらいは許してもらいたい。
真樹の元気そうな顔も見られたことだし・・・。
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さて、血◯報告。(もちろん画像はありません。)
結果は予想通りでした。
だいたい10kmごとに休けいし、トイレに行った。
スタート前、水道水のように透明。
10km、うすい緑茶。
20km、うすい番茶。
30km、こい番茶。
40km、鮮血。
50km、トマトケチャップ。
60km、ミートソース。
ゴール後、何とも言えん・・・。
翌朝、うすい番茶。夕方にはほぼ透明。(回復が早い。)
以上、報告終了!
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【今日のきく】
今朝私が6時前に家を出る時、2階からヨメさんがきくを抱っこして下りてきた。いつもならずっと寝ているはずのきくちゃんは、おめめパッチリ。
「一睡もでけへんかった。きくちゃん、夜中歩き回って、私の顔を踏み続けてたー。」
「えー、そうやったん。全然しらんかった。」
「みーちゃんみーちゃんて、猫さんばっかりかまってたから、腹立ってんにゃわ。」
「そらたいへんやったなあ。今から寝んと、体もたんで。」
そして、私は夜12時前に帰宅。
「あれからちょっとだけ、きくと朝寝した」とのこと。
やきもち焼犬はたいへん。
「ちょっとお散歩に行こか」と誘うと、うれしそうだった。
アジサイが咲いている長代川沿いの道へ。
バイト日以外は、「きくちゃんきくちゃん」ゆうていっぱいかまってあげんとあかんね。
大事大事のきくちゃんやから。
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2020年06月24日(水)
真樹に会えてよかった [家族]
「真樹が沖縄に来て8年目か。」
「そう、パオパオが『慰霊の日』に走った回数といっしょやし分かりやすい。」
「なるほど。」
4月の「伊江島マラソン」にいっしょに出る予定だったのに中止。だから真樹とは2月以来。長くのばしていた髪の毛を短くして、スッキリしていた。そしていつものニコニコ笑顔。その顔が見られると安心する。
真樹は今日もバイトが入っていたのだが、休んで私を那覇空港まで送ってくれた。
名護市の出入り口にあたる「道の駅・許田」でお昼ごはん。
私は沖縄そば、真樹はアーサそば。両方650円だった
ここでおみやげ用のサータアンダギーを買った。
出来立てですごくおいしそう。
まん丸の「なんとかボール」というのを車でいただいた。
この4日間、真樹はバイトで忙しくてゆっくりとは話せなかった。それでも、ちょっとした時間を見つけてはちょこちょこと話した。
一番大事な真樹の将来のことも。
真樹は真樹なりによく考えてはいるのだが、なかなか思い通りにはいかないことが多い。
でもな、でもな、COWCOWさんもゆうてはるやろ。
「右足を出して左足を出すと・・・歩ける!」
今回の「一人沖縄平和ラン」でも、このあたりまえ体操の歌に励まされたわ。
真樹もつらくなったら、この歌を思い出し。
「歩ける!」
先日、綾部の「カフェ・じょんのび」さんから購入させていただいた絵本「おきつね山のじょん」を真樹に持って行った。
真樹は読み終わったあと、「しっかりとした読み応えのある絵本やなあ」と言っていた。
はんとぺんの2ひきの猫を飼っている真樹の心に響いたんでしょう。これからもずっとずっと大事にしてね。
真樹が送ってくれたおかげで、15時20分発の1時間半前に到着。これくらい余裕をもって来られるとすごく楽。
真樹、ありがとうね。
のどが渇いたので自販機へ。
「おー、沖縄の豪華スターが勢ぞろい!」
迷いました。
さて、私はどのスターを選んだでしょうか。
自宅〜神戸空港は90km弱。
高速道路を使うと1時間40分くらい。軽自動車だと、片道2090円。
次に真樹が帰ってくるときは、神戸空港まで迎えに行ったろ。
7時25分に自宅到着。
帰りはちょっと渋滞もあって、1時間45分かかった。
「きくちゃん、ただいま」と言っても、きくは爆睡中。
ヨメさんは、朝からおかあさん猫をゲージに入れ動物病院へ。あちこち噛まれたりひっかかれたり。一人で大変だったが、無事手術は終了。
「もうおかあさん猫とちゃうし、みーちゃんで呼んだげよう」とヨメさんが。
だいぶ前にすぐ却下されてしまった、本名「美麗」愛称「みーちゃん」が復活。うれしいねえ。
でも動物病院の先生によると、推定2歳で出産経験が何度かありとのこと。
おー、なんと若く見える2歳なこと。「1歳にもならんうちに妊娠して出産てかわいそうに」と思いこんでいた私ら夫婦の目は節穴。
でも見る人見る人「美人(美猫)」と言ってくださるのは共通。
顔がかわいくて若く見えるところは、ますみちゃんにそっくり。
どなたか、もらってもらえませんでしょうか。
(先生は「今夜にもリリース」とおっしゃったそうだが、それはしのびない。)
夜は、緑ゆたかな晩ごはん。
沖縄では外食とコンビニで買ったものばかりだったので、ますみさん特製晩ごはんはお腹にしみたー。おいしかった。
明日も明後日もバイトで、家のごはんは食べられへん。土曜日から、またおいしいのんをお願いします。
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【今日のきく】
今日はヨメさんが大忙しで、きくの散歩があまりできなかったとのこと。
夕食後、久しぶりの二人びきのお散歩へ。
なぜかきくはあまり調子がよくなく、なかなか歩かなかった。
大好きな公園の砂場でも、じっとしていた。
最後はオバサンの抱っこ。
噛んだりなめたり、さあたいへん。
真樹が帰ってきて、きくを散歩させてくれたらなあ・・・。
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2020年06月23日(火)
第8回一人沖縄平和ラン [ランニング]
朝7時50分那覇市の沖縄県庁をスタートし、夜8時11分名護市役所前にゴールしました。約68km、12時間21分でした。
いろいろあって今年が最後になるかもと思うと、不思議な力がわいてきました。今日の気象状況だと、ゴールはあきらめてバスで帰ってくるという選択肢もありました。ところが、バカ力ならぬバカ気力がわいて出て、最後まで行けました。
よく考えてみると、時間制限がなく自由に走れるので、こむら返りさえ起らなければ完走せんとね。
応援してくださっていたみなさま、本当にありがとうございます。
朝5時半起き。
着替えて、バナナとドーナツを食べる。
沖縄に入ってからずっと続く頭痛。朝起きたら治ってるかなあと思ったら甘かった。甲状腺関連のチラージンやカルシウムのほかに、コムレケアとガスター10、それに加えて今日はバッファリン。お腹が変になりそう。
起きたときから激しい雨音。予報通りやねえ。
家を出る時から雨がっぱ。これは先が思いやられる。
5時56分、名護バスターミナル前通過のやんばる急行バスが、1分早く着てビックリ。これは初。たいてい10分近く遅れてくるのに。
バスの中は冷房が効いていたので、雨がっぱを着たまま。足にも予備のビニール袋をかけていた。
途中から雨がやみ、これだと曇り空で一番走りやすくなるのではと期待した。
ほぼ時刻表通り、7時半ころ県庁北口に着。
ここでまた、バナナとドーナツ。
そして、大事な大事な「平和・憲法九条」ののぼりを背中にセット。もう8年連続8回目なので、10分くらいでセットできた。
スーツ姿の若い女性にシャッターをお願いした。ちょっと絡んでほしかったのに、スススーと言ってしまわれた。残念!
7時50分、県庁前をスタート。
まずは国際通りへ。
頭痛が治まってくれることを祈りながら、ゆっくりと。
最初の1kmは7分半。このペースで行けたらうれしいけど、それは無理。
「ペットのおみやげ・わんすこう」、きくに買いたかったなあ。
2kmも進まないうちに突然の大雨。
近くにひさしのあるお店があったので一時避難。
小降りになったところを見計らって再スタート。
ところが、博物館前(サンエー那覇メインプレイス前)あたりで前が見えないくらいの豪雨。雨がかからないところに入って雨がっぱを着装。
この濁流、去年といっしょやん。
まあ去年はその大雨のせいで気温が下がって、走りやすかったんですが。
今年は1時間ほどでやんでしまった。
この時期は降ってくれた方がありがたいのに。
雨はやんだがまだ降りそうな気配だったので、雨がっぱ着たままのラン。まだ暑くはなかった。
リアルなお巡りさんの看板。
沖縄は看板までおっとこまえ。
東本願寺沖縄別院。
とてもお寺さんには見えない。瓦屋根にしてもらわんと。
10km、1時間30分。
途中で雨宿りを2回した割には速い。
コンビニがあったので一度目の休けい。
のぼりを降ろして、トイレをお借りし、あったかい缶コーヒーを買って飲んだ。
「58号線に出るにはどっちに行けばいいですか」とコンビにの店員さんにお聞きすると、すぐ横の大通りが58号線だった。
「晴れて来たがなー。暑なるがなー。」
いつも写真を撮る基地が見える陸橋。
この鳥居みたいなんが何か分からんかったが、これは夜間離着陸する戦闘機の誘導灯ですね。
20km、3時間02分(1時間32分)。
めっちゃいいペース。ちょっとでも涼しいうちに進んどかんと。これから気温上がるでー。
21km過ぎのコンビニで、二度目の休けい。
11時を過ぎてお腹が減ってきたので、早めのお昼ごはん。
やっぱり、冷麺とお茶やね。
ふた開ける時に、具がひっくりかえってもたー。
拾えるだけ拾ったけど、また腹痛になるかもしれん。
日本一人口の多い村「読谷村」、人口41575人(2020年5月末現在)。
この先の海岸が、米軍が最初に沖縄本島上陸に選んだところ。。
沖ハムの工場もありますよー。
ちょうど25km地点で12時になった。
私の父のいとこ、本家の跡継ぎだった藤井勘六さんは沖縄戦で亡くなり、遺骨も帰ってこなかった。戦死された場所もはっきりとは分かっていないらしい。
沖縄線の激戦地と言われたところは、ここからは南南東に当たる。そちらに向かって手を合わせて黙とうした。すると、会ったこともない人なのに涙があふれてきた。勘六さんは知らずとも、その妻である歳子さんや息子の克己さんのことはよく知っていたからかもしれない。(克己さんと私はまたいとこ。)
思い出のファミマ。
「第1回一人沖縄平和ラン」の日は猛暑で、まだ30kmくらいだったこの時点でフラフラになっていた。その時、ファミマの方から冷たい飲み物を持って現れた人がいた。私のブログを見て応援に駆けつけてきてくれた小橋川さんだった。そのあとマラソン大会でちょくちょくお会いしたが、元気にされているだろうか。
その少し先で、私を待ってくださっていた女性。
「車で追いかけてきました。暑い中、ありがとうございます」と言って、パンとジュースと塩の入った袋を渡してくださった。
読谷村の喜友名さん、ありがとうございました。
30kmを越えたら3回目の休けいと思っていたので、袋を持ったままもう少し進んだ。
30km、5時間02分(2時間00分)。
たくさん休みながら走ったので、この10kmはちょうど2時間。名護まで、あと37kmらしい。
のぼりを降ろし、歩道に座ってゆっくりとパンをいただいた。フィッシューバーガー、おいしかったです。
ふくらはぎにバッタのこども。
「応援してやー。」
恩納村に入り、殺風景なバイパスに入る手前でも車の男性からお茶の差し入れをいただいた。このあとのバイパスには自販機が一切なかったので、すごく助かった。
遠くにきれいな海が見えるのがせめてもの救い。
名護の山を削っているところも見える。
ここから見ると、まだまだ遠い。
去年はずっと雨だったので応援が少なかったが、今年はクラクションを鳴らしての応援をたくさんいただいた。ありがとうございました。それだけでもすごくうれしくて、力がわいてきます。
そのクラクションに「ありがとうございます!」とこたえていると、かなり下の方から「おー、がんばれやー」と大声が。畑仕事をされていた男性が私に気づき、声をかけてくださったのだった。ああ、うれしい。
バイパス内で40km、6時間43分(1時間41分)。
自販機も何もないので休むに休めず、ひたすら進んだ。その結果、思っていたより早く40kmに到達した。あと半分以下。
まだバイパスは続いていたが、もう耐えられん。バイパスを出て国道58号線へ。
近道よりも、自販機。
「ブーちゃん、助けて!」
こんなところにもお菓子御殿があったんや。
いつもはバイパスを通っていたから知らんかったんやね。
やっと見つけた自販機。
500のクレープジュースをぐびぐびぐび。
その前に名護の走友・比嘉増美さんからラインがあった。
「今日は慰霊の日。今年も、平和ランしていると思います!!がむし暑いのでけっして無理はしないでくださいね〜」
やっと落ち着いたのでお返事。
「今、42.8km地点です。かなりくたびれています。名護市役所まで、あと25キロくらいです。ゆっくり行くので、ゴールは暗くなってからですね。」
「仕事で応援いけないので、水分補給忘れないでね〜」
「ありがとうございます。」
ここで、コムレケアゼリーとガスター10を投入。
ペタンと座ったのでちょっと元気になって、再スタート。
58号線を進んで行く。
景色が変わるので、バイパスよりは走りやすい。
58号線とバイパスが合流するあたりで、私を追いかけてきた男性あり。
果物の差し入れを持ってきてくださった。
「パンク屋の兄です」と言われたのだがピンとこない。何度か聞き直して、比嘉増美さんのダンナさんのお兄さんだと分かった。
弟さん夫婦から私の話を聞いて、駆けつけてくださったのだった。初めましてなのに、ありがとうございました。
ちょっと先にちょうどいいコンクリートブロックがあったので、しっかりと座っていただいた。私の大好きなパイナップルとスイカ。元気が出ました。
比嘉増美さんにライン。
「今、お兄さんから差し入れをいただきました。ありがとうございます。ゆっくりいただきます。」
「めがだいぶつかれているみたいですね〜 ここらでバス乗るのをおすすめします。平和のためがんばってくれてありがとうございます これ以上走るとコロナになりますょ〜」
「まだだいじょうぶ。だいぶ涼しくなってきました。」
たしかに、疲れのピークはバイパスの中。ちょっと意識がもうろうとなりかけたときもあった。
パイナップルとスイカのおかげで、またしっかりと進めるようになった。
50km、9時間05分(2時間22分)。
2回長い休けいを取ったので、ずいぶん時間がかかった。
でも、あと17kmほどですから。
ゴールが見えてきたー。(と言っても、ここからが長い。)
サーッと通り雨があって、少しだけ涼しくなった。
7年前の「第1回」のとき、こむら返りで断念したみゆきビーチ前。
新しいホテルが建設中だった。
真樹が以前バイトに行っていた「かりゆしホテル」。
ここの大浴場はいいらしい。
名護の手前のかりゆしビーチ。
あと10kmくらいかなあ。
暑いコーヒーとビスコで休けい。
元気出ます。
休まず走ってもキロ9分。ずっと歩いてもキロ12分。
できれば、キロ10分ペースでは行きたいんですけどね。
体のあちこちが痛くなってきて、頭痛が気にならなくなってきた。
ええのか、悪いのか・・・。
高速道路の出口。
人はその横の細い道を通る。
ここで60km、10時間57分(1時間52分)。
高速の下をくぐり抜けると名護湾。
きれいな夕陽が応援してくれるような気がする。
名護の街までの5kmほどは、海岸沿いのバイパスのような通り。人家はまったくなく、人と出会うこともない。
ここは休まず進むことに決めた。全部走るのはきついので、1km走って1km歩く。だいたい9分と12分で進むことができた。
名護市役所ゴール向いのアグー豚像前ゴール。
67.7km、12時間21分。
完走できたー。こむら返り、おこらんかったー。よかったー。
だれのお出迎えもなかったのは、ちょっとさびしかったけど。
「やりきったどー!」
こんなかっこうで12時間走り続けました。
のぼりを固定するロープのリフレクターが光ってる。
ぽっこりお腹もへっこみましたねえ。
この体型を維持していかんとね。
癌に負けずに走り続けるぞー。(ほんとかね?)
ここから真樹のアパートまで1.5km。これがけっこうつらかった。
これで67.7+1.5=69.2kmの「一人沖縄平和ラン」は無事終了。
家に着いて、まずははんぺんにご報告。逃げ惑ってたけど。
そのあと着替えてコンビニへ。
気持ち悪くて何も食べられそうになかったが、梅のおにぎりとチキンラーメンのカップラーメンを買ってきた。
お風呂に入ってから、なんとかチキンラーメンだけ食べた。おにぎりは無理だった。
11時過ぎ、真樹がバイトから帰ってきた。
アイスを買いに行ってもらって、ぺんちゃんと記念撮影。はんちゃんも入ってくれたらよかったのにね。
一日曇り空だったのに顔真っ黒け。恐るべし、沖縄の陽射し。
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2020年06月22日(月)
第8回一人沖縄平和ラン・準備 [ランニング]
朝起きたら、ずっとベッドの下に隠れていたはずのはんちゃんが出ていた。
「おはようさん、なかよくしてね。」
今回はさわれないままで終わるのかと心配していたが、だいじょうぶそう。
何事もうまくいくようにするには、周りの人(猫も)と仲良くしなくては。
真樹はバイトへ。
今日は昼間カフェで夜ユニクロ。たいへんや。
私は明日の「一人沖縄平和ラン」の準備だが、もう8回目なので特別することもない。強いて言えば、体調を崩さないように気を付けること。
あとは散髪してスッキリすること。
その前に、真樹に頼まれた郵便局の用事。
歩いて500mくらいのところに宇茂佐郵便局がある。
そのあと続けて散髪に行けばよかったのだが、雨が降り出して出ばなをくじかれた。
うちに帰れば、かわいいはんぺん。
もうベッドの下には隠れない。
いつまで待っても雨は小降りにならず。
仕方なく傘をさして家を出る。
するとガレージにおかあさん猫。
甘えたです。
まずは陸上競技場の近くへ。
いつも私をいつも応援してくださっている玉城さんのお勤め先。
4月の伊江島マラソンの時にお話しましょうと言っていたのに、中止になったので2月以来。みなさんお変わりなくお元気そうでよかった。
その次は、「きっと屋キッチン」さんでお昼ごはんと思っていたら、閉まってた。私としたことが、しっかり調べずに来てしまった。
仕方がないので、そのすぐ近くのパチンコ屋さんの1階にある「我琉」さんへ。
私には似合わず「野菜そば」(670円)というヘルシーメニューを注文してしまった。
兵庫・ゆめさき舎のまっちゃんが、昨日のブログでこんなことを書いてられた。
「ぼくは決まって五目そばを注文する(興味ないよね)野菜たっぷりだからね(もっと興味ないよね)」
興味はないけど思い出してしもたんかなあ。
パオパオらしくない!
やっと「理容・きゃん」さんへ。
雨の中歩いたから、けっこうビチャビチャになった。
安定の「理容・きゃん」さん。おっとこまえになりました。
明日また那覇から名護まで走るという話をした。
オバアは毎年亡くなられたお兄さんの供養に行かれていたが、今年はハガキを出して抽選になったそうだ。それに外れていけないとのこと。「毎年行っていたから、変な感じです」と言っておられた。
夕方からユニクロへ。私も付いて行った。
何か買おうと思ったが、ユニクロでさえ私には高い。あきらめてすごすごと帰ってきた。
でも、真樹がしっかりと働いているところが見られてよかった。
夜は歩いていける大戸屋さんへ。
鶏と野菜の黒酢あん定食(890円)。
しっかり食べて、しっかり走る。
明日は5時56分名護バスターミナル発のバスで、県庁北口へ。
7時28分着なので、7時45分ころにはスタートしたい。
国道58号線を通って名護まで。
明るいうちに着けばいいんですが、何しろ体調万全ではないので無理はしない。いざとなったら、名護行きのバスがいっぱい通っているので・・・。
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2020年06月21日(日)
猫だらけ沖縄 [わんこ・にゃんこ]
今日から4日間、沖縄。
一番の目的は、6月23日「沖縄慰霊の日」に「平和・憲法九条」ののぼりを背負って走ること。
でもその前に、桜坂劇場で映画・・・というより猫遊び。
見たい映画までまだ時間があったので、平和通りのアーケード街へ。
いつも行く「ニライカナイ食堂」さん。
「沖縄そば定食」を注文したが売り切れ。
代わりに「とんかつ定食」(650円)にした。
食堂はにぎわっていたが、商店街はガラガラ。
今日は日曜なのに、シャッターが閉まっている店も多かった。
ここからぐるっと回って、また桜坂劇場の前の公園へ。
ちっちゃくてかわいい茶トラもいた。
グッドタイミングで、ピョーンと跳んでくれた。
やっと映画の時間になった。
私が見たかったのは、16時10分からの「プリズン・サークル」。
この映画は衝撃だった。
見ていてつらかった。
「犯罪者はみな、親から愛されてなかったのか」とため息が出てしまう。
一番衝撃的だった話。
彼女を殴ったことをまったくおぼえていない男性。ただ手が痛いので何かあったことだけ分かっている。それは子どものころ自分が親から殴られたときに、「何もなかった」のだと思いこむようにしていたからかもしれないと。
この話が理解できなかった。そんなことって、ある?
この映画、中途半端な部分もあったが必見。
私の推薦度は、最高ランクの5です。
映画が終わって急いでゆいレールへ。
それでも途中に猫ちゃんがいたら、写真に撮っとかんとね。
ゆいレールでは、初めて一番前の席。
運転士さんの様子が見られて、めっちゃ楽しかった。
ゆいレールで牧志駅から古島駅へ。ゆいレールでもICOCAが使えるようになった。(今年3月10日から。)
そこから、19時05分のやんばる急行バスで名護バスターミナルまで。1450円。
20時18分、名護BT着。
真樹はバイトで留守。
はんぺんペアが歓迎してくれるはずだったが、ベッドの下へ避難。
そら4か月ぶりやからしゃーないね。
はんちゃんはずっとベッドの下に隠れたまま。
ぺんちゃんはそのうちに出て来てくれた。
食べ物調達のため、走って「かねひで」まで。
遠回りしていったので1.7km。
帰りも走って帰りたかったが、タマゴを買ったので近道を早歩きで。1.3kmくらい。
帰り道で、普通に歩いている猫さんに会った。
まあどこを通っても、猫遭遇率は100%に近い。
真樹のアパートに戻ると、駐車場に住み着いている猫さんがお出迎え。
2階に上がると、子猫が走り回っていた。
あとで真樹に聞くと、さっきのおかあさん猫が生んだ子猫じゃないらしい。
「どっから来たん?」
「父の日おつまみセット」と「黒米」が安くなっていたので、これが今日の晩ごはん。
「おつまみセット」をカバンから出すときに、バラバラとこぼれてしまった。きれいに並べてあったのを写真に撮ろうと思っていたのに。
12時過ぎに、真樹帰宅。
真樹に会うのは、2月の「おきなわマラソン」の時以来4か月ぶり。その間、観光県である沖縄はたいへんだったみたい。
でも、真樹には「はんぺん」が付いているからだいじょうぶ。
ぺんちゃんはお気に入りの段ボールの別荘に。あれっ、やっぱりはんちゃんは隠れたまま・・・。
(父の日プレゼントは、もうすぐ京都に届くらしい。楽しみ!)
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