パオパオだより

2014年10月08日(水)

「がじまる食堂の恋」-夫婦50割引- [映画]

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◎映画「がじまる食堂の恋」公式サイトより


 「あなたが本当にそばにいたい人は、誰ですか?」
   ひとつの嘘をきっかけに始まった、すれ違いの四角関係。
   沖縄の風と緑に包まれて〈大切なものを見つける〉ラブストーリー!

 大ヒット作『NANA』をはじめ、『ジーン・ワルツ』『黒執事』等話題作を次々と手がける大谷健太郎監督が、沖縄県名護市を舞台に、4人の男女の切ない恋愛模様を描く『がじまる食堂の恋』。デビュー作『アベック モン マリ』で「新しい恋愛映画の旗手!」と絶賛され、その後も巧みな人間模様を切り取る演出で、次々と大ヒット映画を世に送り出してきた大谷監督。本作では再び原点の「恋愛映画」に戻り、男女4人の複雑にからみあう四角関係を、洒落た会話劇で綴る、大人の恋物語が誕生した!

 主人公のみずほに、ドラマ「BORDER」でのヒロインで一躍注目を集め、本作が映画単独初主演となる波瑠。東京から来た旅行者・隼人に、映画『トウキョウソナタ』『カラスの親指』等で知られ、ドラマ、舞台にと多彩な活躍を見せる小柳友、謎の美女・莉子に、映画『ホットロード』ほか今年6本の公開作を抱える竹富聖花、みずほの幼なじみ翔太役に、仮面ライダーNEW電王役で注目を集め、ドラマ「弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜」等で活躍の桜田通と、日本映画の将来を嘱望される新進気鋭のキャストが集結。彼らを見守るコミカルな街の人々を、沖縄県那覇市出身の肥後克広や名護市出身のパッション屋良、ダンディ坂野などお笑い芸人が演じ、特別出演では稲嶺名護市長をはじめ、名護市民キャスト約400人が地元を盛り上げるのに一役買っている。

 また、本作のもうひとつの魅力は、舞台である名護のまち。劇中にはパワースポットとして有名な「ひんぷんガジュマル」と呼ばれる?ガジュマルの木?が随所に登場するのをはじめ、久志ビーチや名護さくら祭りなど、名護の美しい風景がふんだんに盛り込まれ、本土の人も沖縄の人も、あまり知らない沖縄・名護の魅力を堪能できる。美味しそうな沖縄料理が並ぶ「がじまる食堂」のメニューは、地元で栄養士として40年以上のキャリアがあり、「沖縄発 パパッとご飯 しっかりご飯」(ボーダーインク刊)の著者・宮城都志子がフードコーディネーターとして参加。劇中に登場する、地元の食材を使ったスイーツは、“世界初の野菜スイーツ専門店”として、連日多くの人で賑わう「パティスリー ポタジエ」のオーナーパティシエ・柿沢安耶が商品開発を担当するなど、地元スタッフと東京の映画スタッフが一丸となり、土地の良さを存分に活かした映画作りが進められた。 この映画を企画・製作したのは、地元の人々で結成された組織「名護まち活性計画有限責任事業組合」。ご当地映画とは一線を画し、映画の権利を地元が持ち、映画製作をきっかけに街の活性化と観光客誘致をはかる、全国でも初のプロジェクトが話題を呼んでいる。
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 今日は昼過ぎにヨメさんを迎えに行き、二条駅前でモスバーガーを買いT・ジョイ京都へ。運転しながらハンバーガーをパクパク。ヨメさんは特に見たい映画はないと言うので、私が見たかった「がじまる食堂の恋」に付き合ってもらった。

 13時45分の上映開始時刻ギリギリにスクリーン5に。入ってビックリ、その部屋は2人がけのボックスが14あるだけのこじんまりした室内。2人で映画に行くなら、こんなんもなかなかいいもんです。

 この映画は、うちの娘・真樹が住む名護市が舞台。娘が通う名桜大学でも、この映画のエキストラ募集があったらしい。言わば、名護の街あげて作り上げた映画だ。内容は二の次で、必ず見ておきたい映画だった。

 初めの10分ほど、映画に入り込めずしんどかった。しかし、そのあとは割りと興味深く見ることができた。一番よかったのは、主役の波瑠さん以外有名な役者が出ていなかったこと。新鮮でした。

 評価は分かれるでしょう。しかし、私は見たあとで「うーん、あのせりふはそういう意味やったんかー」と思える節が多くあり、そういう意味でいい映画だったと思う。

 それと、稲嶺名護市長が桜まつりの客の役で出られていたのがよかった。キャストのところで「特別出演」として表示されるのかと思ったら、エキストラのあいうえお順の「い」のところにまぎれていた。そんなところがまたいいですね。

 せっかく名護市を舞台とした映画なのに、名護市には映画館がない。この映画も、9月13、20、27日の3日間だけ市民会館で上映されただけである。ああもったいない。
 学生数2000人を超える名桜大学があり、人口も6万人を超えているのだから、映画館がほしいですよね。那覇は遠いですから。

 「真樹はこの映画見たかなあ」とか「真樹の友達はエキストラで出てるんかなあ」とか「比嘉さんとかランナー仲間は出てないのかなあ」とか思いながら見ていた映画でした。
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【今日のきく】

 いつもの100円ショップで、いつものきゅっきゅちゃん購入。

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 最初は古いほうばっかりで、新しいほうには目もくれなかったけれど・・・。

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 やっぱり「きゅっきゅ」と大きな音がする新しいほうがいい。
 でも古いほうもいいし・・・。複雑!

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【RUN】

 お昼前にひとっ走り。
 長代川沿いの土道350mをうまく使えないものか。

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 とりあえず3往復。これでもたったの2.1km。13分02秒。
 これでもうあきてきた。同じところを何回も走るのはあきるね。

 朝や夕方とちがい、犬の散歩の人などがまったく歩いていない。
 「よっしゃー、350m全力でもするか。」

 1本目 1分21秒  350mジョグで戻る。
 2本目 1分19秒  350mジョグで戻る。

 あー、またあきてきた。
 500mほどジョグして終了。
 こんだけ走っても合計4kmかいなー。
 まあ、なんにもせんよりましかな。

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2014年07月04日(金)

「遺言 原発さえなければ」 [映画]

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◎シネマトゥデイより

■解説: 東日本大震災翌日から800日にわたり福島第一原子力発電所事故の被災者たちに密着し、その苦悩を見つめたドキュメンタリー。放射能汚染により避難を余儀なくされた飯舘村の住民を中心に、事故直後の様子や廃業の決断など、原発事故に翻弄(ほんろう)される人々の生活を映し出す。故郷を奪われ各地に離散して生活の再建を模索する中、やり場のない怒りを訴える酪農家の姿に胸を締め付けられる。

■あらすじ: 東日本大震災による福島第一原子力発電所事故から2週間後、現地を調査していた京都大学の今中哲二助教は飯舘村が放射能で汚染されていることを知り村に伝える。しかし、住民たちは事故の実態が不明のまま汚染地域に取り残され、農産物の出荷停止対応に追われていた。やがて、飯舘村は計画的避難区域に指定され住民全員の退去が決定し……。

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 おととい、また「京都シネマ」へ。

 3時間45分に及ぶ長編ドキュメンタリー。途中休憩のある映画は、私は「愛のむき出し」以来。

 「遺言」という映画の題名は、象徴的につけられたものだと思っていた。でもちがった。本物の遺言だった。

 映画の中で「目に見えないものと戦うのはたいへん」というような言葉があった。そのとおり。放射能は目に見えないのが一番恐い。目に見えないものに侵され、やがて死に至る。

 原発再稼動を進めようとしている人たちにぜひ見てもらいたい映画だ。

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2014年06月11日(水)

「朽ちた手押し車」 [映画]

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◎シネマトゥデイより

■チェック:認知症の父親と末期患者の母親を抱えた一家の苦悩を通し、高齢化社会や認知症、尊厳死などの問題を描いた社会派ドラマ。撮影当時61歳だった主演の三國連太郎は、2時間以上かけた特殊メイクで80歳の認知症老人に成り切り、失禁して汚れた着物のままうつろな表情で海岸をはいかいするなど、鬼気迫る演技を披露。きれいごとでは済まされない介護の現実に迫る重い内容から、1984年に製作されるも劇場未公開となっていた幻の傑作が30年を経てよみがえる。

■ストーリー:昭和59年(1984年)、新潟県。元漁師の安田源吾(三國連太郎)は、老人特有の認知症で毎晩はいかいを繰り返していた。さらに妻のトミ(初井言榮)に、余命半年という重病が発覚する。不治の病で死を待つばかりの老母の「殺してくれ」という訴えに悩まされる息子夫婦たち。するとある日、長男の忠雄(田村高廣)が、医者(下條アトム)に対して安楽死の提案をし……。
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 今回も京都シネマ。30年も前のマイナーな映画の割には25名の観客。
 私の大好きな三國連太郎。私的好きな俳優1位を仲代達也と争う存在だ。 
 せっかく完成させた映画が、未公開になることもあるんですねえ。
     ◇
 本作は1984年に製作されながら、早すぎた異色の題材ゆえに劇場未公開。昨年の「お蔵出し映画祭2013」で発掘上映されるや満場一致でグランプリに輝き、ここに劇場公開が決定しました。
     ◇
 「認知症」という言葉は一般に認知されているんでしょうか。どうして「ボケ」ではダメなんでしょう。みんなその言葉を使っているのに。
 三國連太郎がおにぎりをむさぼるシーンは、92歳の私の父と重ねて見るのが普通でしょう。でも、私は自分の近未来に見えてしょうがなかった。
 「失禁」ではなく「たれ流し」でしょう。これも私の近未来です。ヨメさんは私を「見捨てる」と宣言しているし、どうしたらいいんでしょう。

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【RUN】

 6月23日の「一人沖縄平和ラン」に向けて、無理せず気持ちよく走る。
 雨が降っていたが、3kmだけご近所ラン。故障しないように、走るのがイヤにならないように、それだけを気をつけて・・・。

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【今日のきく】
 
 水曜はいっぱい散歩に連れて行ってもらえる日だったのに、ヨメさんは補習があるということでなかなか帰ってこない。しゃーないね、オッサンと散歩に行こ。

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 きくがもうちょっとスリムになりますように。

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2014年05月22日(木)

「夢は牛のお医者さん」 [映画]

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◎シネマトゥデイより

■チェック:1987年、新潟県にある9人しか児童のいない小学校にやって来た3頭の子牛との出会いから、獣医になる夢を抱いた少女の26年間を追ったドキュメンタリー。病気の子牛を世話するうちに、牛のお医者さんになりたいと思い立った少女が初志貫徹し、大学受験・国家試験と目標へいちずに突き進む姿にカメラが寄り添う。獣医という夢に迷いなく向かう少女時代、結婚と出産を経て獣医として活躍する現在と、その厳しい道のりにもめげずに変わらぬ志を貫く彼女の生き方に感動を覚える。

■ストーリー:1987年、新潟県松代町(現・十日町市)の生徒数9人の小学校に3頭の子牛がやって来た。小学校3年生の少女は病気がちな子牛の面倒を見るうちに、医者になるという夢を抱くように。牛との別れを経験、高校へ通うために実家を離れた彼女は猛勉強し、大学の獣医学科へと進む。やがて獣医となり、母になりながら、常に命と向き合っている。
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 昨日、「京都シネマ」で一人で見た。観客は、わずか11人。

 小学校に牛がやって来てやがて別れの時が来る・・・、その場面が映画の半分以上をしめるものだと思っていた。でもちがった。牛が小学校にいたのはわずか8か月。牛たちが400kgになったらせりに出すという約束だったから。この映画の中でも、その場面は20分ほどで終わってしまった。
 重点を置かれていたのは、知美さんの高校3年からあとの部分だった。「国立の獣医学科に一発勝負、滑り止めも無し、浪人も無し。一発勝負の結果がだめならあきらめる」と公言していたのはすごかった。どうしてそこまで思えるようになったのか。それは映像だけからは想像できなかった。

 私の小さいときの夢は、学校の先生になること。でも大学生になって、ある教職科目の第1回目の授業でビックラがえった。大教室からあふれるくらいの学生が・・・。「こんなたくさんの人間が先生になれるはずがない」、そう思い第2回目の授業から行かなくなった。
 大学卒業間近な時、「ふじいー、仏大の通信1年で小学校教員の免許取れんぞー」と教えてくれた友だちがいた。「1年で取れるってええやん」と思い、佛教大学通信教育学部へ。ほんまに1年で免許が取れた。
 「あとは採用試験だけか・・・。」
 当時の京都市小学校教員採用試験は5倍。もうその頃は自分がそんなに賢くないことが分かっていたのだが、なんか受かるようなお気楽な気分。しかし問題がさっぱり分からず、見事に奈落の底へ。
 でも翌年に奇跡が。私の知ってる問題ばっかりが出た。自己採点すると、苦手なはずの音楽が満点など軒並み好成績。見事まぐれで採用試験合格。

 ああ猛勉強の初志貫徹少女とえらいちがいじゃー。
 まあまぐれでなったようなもんなんで、長続きはせんかったちゅうことですかねえ。でも干支が一周する間やったから、ええとしよう。
 このブログに度々登場する小谷屋のおばさん(私の小中同級生のお母さん)の言葉。「こうじさん、あんたおかちゃんが死んださかい先生やめたんやろう。生きとったら、こわーてようやめんやろう。」そら、私が採用されて一番喜んどったんおかちゃんやから。若き日の数年小学校の先生をしていた母は、4人の子の一番下が後をついでくれたようでうれしかったんやろうなあ。
 1991年1月に母が亡くなり、その3月に私は退職。へへへ・・・。

 映画の中で一番心に残ったシーン。 
 獣医学科の知美さんが、黒い雑種犬のお腹をなでている。その犬は、本当に気持ちよさそうに寝そべっていた。それは、小学生の時に牛をなでていた時と同じように・・・。しかし、その犬は「実験動物」だった。 
 「一番かわいがっていた人の目の前で殺すのがつらい・・・」
 この場面を見て、「泣いて終り」の映画ではないとあらためて思った。

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2014年05月15日(木)

「そこのみにて光輝く」 [映画]

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◎シネマトゥディより

■チェック:『海炭市叙景』の原作者、佐藤泰志の三島由紀夫賞候補となった小説を基に、北海道函館を舞台に生きる場所のない男女の出会いを描くラブストーリー。仕事を失った男がバラックに住む女と出会い、家族のために必死な彼女をいちずに愛し続ける姿を描く。主演は、『シャニダールの花』などの綾野剛。主人公と惹(ひ)かれ合うヒロインを、池脇千鶴が演じる。メガホンを取るのは、『オカンの嫁入り』などの呉美保。美しい函館を背景につづられる、男女の愛の軌跡と人生の過程が心に突き刺さる。

■ストーリー:仕事を辞めて何もせずに生活していた達夫(綾野剛)は、パチンコ屋で気が荒いもののフレンドリーな青年、拓児(菅田将暉)と出会う。拓児の住むバラックには、寝たきりの父親、かいがいしく世話をする母親、そして姉の千夏(池脇千鶴)がいた。達夫と千夏は互いに思い合うようになり、ついに二人は結ばれる。ところがある日、達夫は千夏の衝撃的な事実を知り……。
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◎日刊アメーバニュース3月3日より

   綾野剛&菅田将暉、池脇千鶴の重鎮オーラに圧倒「俺たちは孫みたい(笑)」

 映画『そこのみにて光輝く』完成披露試写会舞台挨拶が3日、シネ・リーブル池袋にて行われ、主演の綾野剛をはじめ、池脇千鶴、菅田将暉、呉美保監督が登壇した。

 本作は、函館の短い夏を舞台に紡ぎ出す、運命の出会いと家族の物語。儚げな存在感でひとりの女を愛しぬく主人公に綾野剛、ヒロインに『ジョゼと虎と魚たち』の池脇千鶴、その弟には『共喰い』の菅田将暉と、今旬な俳優が出演。

 青いスーツ姿で登場した綾野は、赤いスーツを着た菅田と壇上で並び、「将暉と並ぶと漫才コンビみたい(笑)」と話し来場者を笑わせると、「気分が沈むようなアンダーな作品ですから、舞台挨拶のうちに笑っていただいて、観終わってどんよりして帰っていただく流れになると思います(笑)。陽気な感じでいきたいと思います」と挨拶。これに菅田も頷きながら「いつもに増して剛君が陽気で嬉しい!」と冒頭から和気あいあいとした雰囲気を作り、舞台挨拶を盛り上げた。

 同い年の池脇と共演した綾野は、「池脇さんはわんぱくに育った感じで、女性の強さを掲げていないところが素敵。現場では重鎮みたいなオーラを出してます。俺たちは池脇さんの孫みたいな感じ(笑)」と共演した感想を語り、菅田も「僕がパンツ1枚で股間を触った手で池脇さんに触れるシーンがあったんですが、あとでそのことを池脇さんに話したらゲラゲラ笑って『何してんねん!』って言ってて(笑)。池脇さんはそういう感じの人」と池脇とのエピソードを披露。池脇は「その話いる?」と照れながらも大爆笑していた。

 また、その池脇は本作で体当たりの演技を見せているが、「台本を読んだときに共感してしまい、女性なら誰しも観ていただければわかると思います」と語り、劇中での綾野を殴るシーンについては「本当に当たってます。現場ではやるしかないんですよ! 遠慮なんかしたら終わっちゃうんです」と迫真の演技を述懐。さらに、綾野に殴られた菅田は、「剛君は、人の脳はここで叩けば揺れないっていう知識を持ってたので、安心して殴られました。翌日クラっとしましたけど(笑)、剛君はすごいなって思いました」と綾野の知識に感心しきりだったが、綾野は「将暉の事務所の方には深々と謝っておきました(笑)」と申し訳なさそうに語った。

 映画『そこのみにて光輝く』は4月19日公開。
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 衝撃作。
 関西ふうに言うと、「えげつなー。」

 この映画を見たいと思ったのは、「海炭市叙景」がすごくよかったから。同じ作家の小説を映画化なら、きっといいにちがいないと思った。
 それと、池脇千鶴。「どこがいいん?」と聞かれると答えに困るが、私はファンです。最近テレビで見ることがないので、映画で見られるならぜひ行こう、という感じ。

 ああ、でも重かった。
 「気分が沈むようなアンダーな作品ですから、・・・観終わってどんよりして帰っていただく流れになると思います」って、その通り。

 主な出演者は、達夫(綾野剛)、千夏(池脇千鶴)、拓児(菅田将暉)と、千夏・拓児の両親、拓児の保護司である植木業社長。

 見ていて気になったのは、この社長。「どっかで見たことあるけど、思い出せん・・・。」「こんな悪役が似合うのって・・・、あっ、高橋和也!」
 元・男闘呼組(ジャニーズ)の、と言ってもほとんどの人は分からないでしょう。1997年のNHK金曜時代劇「寺子屋ゆめ指南」でさわやかな先生役をしていたのにびっくりしたが、今やこんなキッツイ役もできるようになったんやー。後で調べると、今44歳。ある意味、ジャニーズの出世頭と言っていいかもしれない。しびれました。

 そしてもう一人。千夏・拓児のくたびれた母親。「見たことあるけど、だれやったっけ。」けっきょく最後まで分からなかった。映画の終りの出演者を見て・・・、「伊佐山ひろ子!」日活ロマンポルノ出身の・・・、と言ってもこちらもほとんどの人は知らない。
 あとで調べると、今61歳。「えー、ボクより3つ上なだけかいなー。あのくたぶれ様には脱帽やなー。」

 池脇千鶴、ゆうことなし。
 もう40前くらいやろと思って調べると、まだ32歳。デビューが早い人は、なかなか歳いきません。いつ見ても、素人ぽい感じがするところが好きなのかも。

 衝撃作が見たい方は、ぜひこの映画を!

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2014年05月01日(木)

「猫侍」-夫婦50割引- [映画]

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◎シネマトゥデイより

■チェック:『ねこタクシー』や『幼獣マメシバ』などの動物作品群を手掛けてきたスタッフが再集結した人情時代劇。幕末の江戸を舞台に、猫暗殺の依頼を受けたことで大きな人生の転機を迎える浪人剣士の姿を描き出す。『ATARU』シリーズなどのマルチ俳優北村一輝が主演を務め、ヒロインを『源氏物語 千年の謎』などの蓮佛美沙子が演じ、寺脇康文や温水洋一らベテラン勢が脇を固める。猫とこわもての侍が織り成す、笑って泣ける物語に心癒やされる。

■ストーリー:江戸時代末期、かつて一流の剣の使い手と恐れられた斑目久太郎(北村一輝)も、今やしがない浪人暮らし。ある日、彼の元に久しぶりに仕事の話が舞い込むが、何とそれは対立する一家の親分がかわいがっている猫を暗殺せよとの命令だった。久太郎はやむを得ず仕事を引き受けるが、踏み込んだ屋敷で彼を待っていたのは愛らしい白猫だった。

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 昨日見た「猫侍」。
 これは、私の映画鑑賞史上最高傑作と言える。
 「アナと雪の女王」の100倍くらいいい映画です。

 この映画は猫好きマニア向けの映画ではない。
 最後のシーンの相川親分の言葉を聞け!
 「犬も猫も人も・・・」

(注) 現在、「パオパオだより」がまだらボケ状態になっています。突然つながったり切れてしまったり。つながっているときにチャチャッと記事を書かなあかんので、今日は短く。

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【今日のきく】

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 きくは、今日も午後1時出勤で7時まで。
 お仕事、ごくろうさんです。

 パオパオはバイトに行ってきます。 

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