2013年11月11日(月)
続々・清水さん [学校]
おとといは和歌山に出張だったので、「京都キャロット」を午後3時に出発。
しばらくすると、バイトさんからすぐ電話がかかってきた。
「○○さん(清水さんの現在の姓)が来られました。」
「えー、入れちがいかいなー。もうちょいはよ来てくれたらよかったのにー。」
先日から話題の私の元教え子の清水さん。先日、小6の息子・直磨君のレース用シューズを買いに来てくれたばかり。今回は足を痛めている直磨君のために、クッション性のあるトレーニング用のシューズを買いに来てくれたのだ。
ヨメさんが電話に出て、清水さんに代わってもらった。
「清水さん、声がものすごかすれてるやん。のど痛めてるんちゃう?」
「いえ、ぜんぜん。絶好調です。」
電話のあと、ヨメさんが笑いながらゆうてた。
「清水さん、絶好調やて。おもしろい子やなあ。」
そのおもしろい子が「文集を持ってきた」と、バイトさんが画像を送ってくれた。
ああ、なつかしの「にんじんだより」。
今から28年前、清水さん小6、私29歳の若手教師時代の文集です。
「ほー、表紙が央画っちゃんでー、裏表紙がっと・・・、おう田中裕子さん!」
田中裕子(ひろこ)さんは、このパオパオだよりの2008年8月27日にズバリ「田中裕子さん」という題で記事を書いている。私のこのブログを見つけ、コメントを入れてくれてからメールで何度かやり取りをした。小学校時代の写真も載せてもいいと言ってくれたので載せてある。そこに、「ええい、ついでじゃ。クラス写真も載せてしまおう」ということで、清水さんも含めた全員の写真も載せてある。( これはちょっと問題あるかも・・・。)
この記事がまた沢田研二の奥さんの田中裕子さんとまちがって検索してしまう人が多く、今日現在で12518アクセス。私のブログ内の勘ちがい検索ナンバーワンかも。
まあそれはいいとして、そのときの写真と見比べても清水さんは変わっていない。
こないだ店に来てくれたとき、「お母さんはなあ、女子の人気ナンバーワンやってんで」と直磨君に言っておいた。「そんなめちゃくちゃかわいいというわけでもなく、スポーツが抜群にできるというわけでもなく、何でかよう分からんけどモテモテやったんやでー。」それを横で聞いていた清水さんは、「ほめてんのかけなしてんのかどっちやねん」というような複雑な顔をしていた。
もちろん、私はほめているつもり。前にも書いたけど、「清水さんの目力」には当時から一目置いていました。
さて、話は文集に戻り・・・。
この号の目次を見ると、「山中さんからの手紙」(熊本へ転校していった山中リエさんからの手紙の紹介)、「9月のニュース」(各個人の月間ニュース)、「班新聞」(6班それぞれが工夫した新聞)、「10月のニュース」の4部構成。まあなかなか立派なもんです。
「班新聞」の「となりの人紹介コーナー」では、清水さんのとなりの席の中島君が清水さんをこう紹介している。
「趣味→わらうこと。性格→げらげらわらう、すごくあかるい」
「清水さん、何で文集なんかわざわざ持って来たんかな。」
あとがきのような最後のページを見て、なんとなく分かった気がした。
◇ ◇ ◇
結婚
藤井廣司
11月4日、堀川会館という所で結婚式をあげました。
急に決まった結婚だったので、式の前はいろいろな意味で大変でした。結婚というと、「めでたい」とか「しあわせ」というイメージしかうかんでこないかもしれないけれど、現実はきびしいものです。実際にいろいろなことでなやみました。
けれど、最終的に結婚できたのだから、それまでのイヤなことはできるだけ忘れるようにしたいと思っています。
みんなにいろいろ聞かれても、ごまかすような言い方ばかりしてすみません。先生のおよめさんの名前は「真寿美」、23歳です。(前の4年1組の担任です。)
ふたりとも働いているので毎日大いそがしですが、結婚してダメになったと言われないように、力を合わせてがんばっています。
◇ ◇ ◇
清水さんは、このページを見せるためにわざわざ文集を持って来てくれたんとちゃうかなあ。ずっと「パオパオだより」を見てくれているらしいし、「毎日が離婚の危機」状態なのにヘラヘラしている私のふがいなさをしかりに来てくれたのかも・・・。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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