パオパオだより

2014年11月25日(火)

宮古島の思い出(10/18) [沖縄]

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 真樹と「宮古島マラソン」に行って、もう1ヶ月がたった。いっぱい写真を撮ったのにブログに公開する機会がなかった。今ならまだ記憶が薄れていないので、とりあえず写真だけでもアップしておこう。

 トップ写真は来間島のハンモック。
 真樹の写真を撮るのに夢中になって、その前に買ったおそばを置き忘れ来てしまうというオチつきです。

(注)まだまだ、続きます。

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2014年11月24日(月)

紅葉の鞍馬へ [ランニング]

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 国際千葉駅伝を見終わって、ちょっと走りに。
 今日は鞍馬方面に行くことにした。

 うちから北へ2.5kmほど、鞍馬二の瀬町の口にある「白龍園」。荒れた山を譲り受けた子ども服メーカー創業者の方が、20年かけて整備され、2年前から有料で公開されているらしい。11月20日の京都新聞に載っていた。春と秋に1日限定100名だそうだ。

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 こちら、おなじみ二の瀬の猟犬。
 よう、ほえとりました。

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 貴船口に人がいっぱいかと思ったら、意外とまばらだった。

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 由岐神社のあたりもきれいだが、観光客はなし。

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 鞍馬寺山門前で約5.2km、31分。

 さすがにここらは人だらけ。

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 叡電・鞍馬駅前のてんぐさんを見て、折り返し。

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 こんなおみやげものも売ってはります。 

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 帰り道では、昨日のことを思い出していた。

 参加者6人を、人生曲がり組とまっすぐ組に分けたら・・・。
 ボクと都志さんと長谷川君が曲がりん系で、飯沼さんと三上さんと岡部君がまっすぐ系かな。そんなに深い意味はないのだが、私のいいかげんさに耐えられる人とそうでない人。
 そういえば6年前、私のいいかげんさを見るに見かねて、飯沼さんから「しっかりしなさい」とお叱りを受けた。今回その飯沼さんは、6年たっても同じ私を見てただあきれていた。そら、そうやわなあ。

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 頭の上を叡電が通過。
 気温は14℃もある。明日から寒くなるらしいけど。

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 帰りはずっと下りなので、29分ちょっと。でも考え事をしながら走っていたので、もっと短い時間に感じた。
 ジョギングは、いろいろなことを考えながら走ったほうがいいのかも。ただ車だけは気をつけなあかんけど・・・。

 うちらのあたりは、さくらの葉が全部落ちてしまってさびしくなってしまった。紅葉シーズンももう終わりですかね。

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2014年11月23日(日)

6年ぶりの大学クラス会 [学校]

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 「ホットファッジサンデーやてー。これは写真に撮っとかなあかん。」
 「それがブログに載るねんやんなあ。」
 「そやでー、見てやー。」

 聞いたこともない名前のサンデーだったので注文したのだが、思っていたよりボリュームがあり、みんなから「お得やん」と言われた。(ホットファッジとは、温かいチョコレートソースのことらしい。)

 60歳前後の若干くたびれた6人の写真より、こんな写真のほうがトップ写真としてはいいでしょうね。

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 こちらが、若干疲れた元同級生6名。最初の会場、京都駅の東にあるメルパルク京都内の「レストラン円山」さんで。
 私にとっては6年ぶりの同窓会だったのだが、なんと6年前とまったく同じメンバーだった。(2008年5月の記事「大学のクラス会」。)
 (注)リンク記事をクリックしてもブロックされる場合、shiftを押しながら左クリックするといいみたいです。

 「これではあかんな。来年は参加者増やそう」というのが今日の結論。
 でも私は大学3年からちがうクラスに行ったので、みんなの連絡先とか知らんのよねえ。
 長谷川君が「これは生存確認の会やな」と言っていたが、みんな元気にしてるのかな。10歳くらい上の人もいたし、ほんまにはようせんと「生存確認」ができなくなるかも・・・。

 6年前の記事を見ると、「フジイ、走ってきたんけー」と言われている。今回も同じ。私は走ることしか脳のない人間だと思われている。まあ、その通りなんですけど・・・。
 私はこの6年間で何の変化もないので、特に報告することもない。みなさんの話に相槌を打つばかり。
 まあ、その中でもおかしかったのはメールアドレスのやり取り。私はケイタイを持って行かなかったので蚊帳の外だったが、みなさん「アドレスが入れられへん」と大騒ぎだった。ジジババの悪戦苦闘は見ていてほほえましい。私のように、初めから自分の手に負えんことはやめといたほうがいいのかもしれませんね。

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 一次会を終了し、ブラブラと散歩。
 「さっきゆうてた『なんとかてい』とかいう喫茶店はどこにあるん?」
 「ああ、枳殻邸(きこくてい)な。それな、喫茶店とちごて、えらいさんの屋敷跡やで。こらおもろい、ブログに書いとこー。」

 枳殻邸、東福寺などいろいろ候補はあったのだが、けっきょく近くの東本願寺へ。 

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 今は改修中で、半分は大きな小屋に囲まれていた。
 中には、○○殿の一部分が展示してあった。

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 周りはきれいな紅葉。

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 こちらは修復が終わった本殿。

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 ぽかぽか日よりでここちいい。
 今日は、神戸マラソンと福知山マラソンが行われている。完走目的のランナーにとっては最高のコンディションですね。

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 東本願寺の北側の塀沿いの道。なかなか風情があった。

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 初めて見ました、こんなところに親鸞上人像。

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 西本願寺近くのファミレスへ。
 私が注文したホットファッジサンデーは、550円+税。コストパフォーマンスに優れたデザートでした。

 一次会では私のボケぶりのひどさが話題になっていたが、ここではみんなそれほど差がないことが分かってひと安心。全員まだらボケです。

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 お別れの時間が近くなり、また京都駅へ。
 その道中での会話。

 「フジイ、ふだん何やってんの?」
 「なんにも。35で教師を辞めてから24年、ずっとヨメさんに食わしてもうてます。」
 「えっ、教師してたん4、5年とちがうん?」
 「ちゃうてー。講師1年、正採から11年で合わせて12年やちゅうねん。」
 「けっこうやってたんやー。」
 「そやでー。辞めたとき、年収500万超えとったんやから。そのまま続けてたら今校長で、定年退職まであと1年ちょっとゆうとこやったんやから。」

 みんな、私が12年も教師をしていたとは思っていなかったみたい。「これはイメージです」の世界やな。「フジイはまともな仕事が続けられない人間というイメージです」。

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 京都駅のクリスマスイルミネーションの前で、都志さんと記念写真。

 私は都志さんに頭が上がらない。大学時代特別仲がよかったわけでもないのに、卒業後の一時期すごく頼らせてもらった。何回も何回も長電話をして、悩みを聞いてもらった。
 6年前のクラス会で、25年ぶりくらいに都志さんと再会。そのときに、「あのときの長電話は迷惑じゃなかった?」と聞いてみたかった。でも、その話はできずじまい。
 今回も、その話をしようと思ってけっきょく切り出せなかった。その話の先の話もあったのだが・・・。

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 6年間に都志さんに再会したとき、病気でやせ細っていて元気がなくてショックだった。大学時代は丸い丸いイメージだったのに。
 でも、今回別れ際に今の体調などを聞けてよかった。病気に負けてはいない。のどの手術をしてかわいいかわいい声になったが、おしゃべりも元気いっぱいだった。
 ちょっとだけしかしゃべれなかったのだが、やっぱり都志さんは私など比べものにならないくらい人間ができていると思った。この先も1年に1回会えるかどうかという存在だが、どうか長生きしほしいと心から願う。

 上の写真は、前を人が横切り思わず笑顔になった都志さん。ほんとうにいい笑顔です。
 また次も、笑顔で会おうぜ!

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【今日のきく】

 元同級生の中の何人かは、このブログを見てくれるかな。
 うちのかわいいかわいいきくも見てもらおうっと。

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 これが、私のことを格下だと思ってかみちゃちゃくる大事な大事なきくちゃんです。 

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逆走・京都学生駅伝 [ランニング]

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 今日は、お昼から大学の同窓会。そのあとに走るのは無理なので、朝のうちにひとっ走り。
 京都学生駅伝の最終第6区の試走は前にしたのだが、ゴールまであと○kmの地点を調べておきたかった。そこで、GPS腕時計をつけ、ゴール地点の京産大バス停前から逆走開始。

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 「あと1km地点」は地球研バス停のちょっと東。うちがいつもお世話になっている「北村クリニック」をすぎたところ。

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 「あと2km地点」は北稜高校前の点滅信号。
 ここらは、比叡山をバックに逆光の中を走る。プロのカメラマンに撮ってもらいたいようないいシーンです。

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 「あと3km地点」は「アーク動物病院」前。
 ここらは住宅地なので、応援はほとんどないと思う。廉を応援するならここかな。

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 「あと4km地点」は宝ヶ池トンネルの中。
 GPS距離計測がおかしくなるので、逆走はここで終了。
 

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 家までジョギング。
 今日は1+3.9+3で合計7.9km。

 ゴール付近の応援はヨメさんに任せて、私は中継所、3km地点あたり、あと3km地点(6.2km)あたりの3ヶ所くらいで応援できんもんかな。
 あとは交通規制がかかっている中を、どうやって移動するかを考えなくては・・・。

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2014年11月22日(土)

鴨川が走れなくなる? [学校]

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昨年の大文字駅伝北上支部予選会

◎旧姓清水さんから、ブログのコメント欄にいただいたメール

御無沙汰致しております!

パオパオだより、楽しく拝読させていただいてます!
今日は藤井先生に聞いてもらいたいことがあり、投稿しました。

昨年、息子が大文字駅伝予選会で走らせていただいた賀茂川河川敷が今年度〜使えなくなり、鷹峯小学校のグラウンドと敷地内を2周ずつ10人が襷を繋いで予選会が行われました。(13日)
会場での応援は選手の保護者のみ申請の上で、同級生や下級生は上賀茂から健闘を祈ってくださいというお手紙をいただきました。そりゃ、各校の6年生が鷹峯小学校に応援に駆けつけるというのは無理な話です。時間的にも場所的にも。

息子は、本選よりも仲間の応援もしやすく楽しく思い出に残ったのは予選だったと言います。
何より、上賀茂小学校の6年生が全員と来年度走る5年生も全員応援に来てくれ、普段あまり喋ったことのないお友達も声をからして応援してくれたことが一生の思い出になったと。


今年度〜練習も賀茂川ではしてはいけないとのお達しが出たようです。(噂では大文字駅伝本選も公道のみかも)

河川敷へのバイクや自転車の乗り入れ、駐輪のマナーが悪いのが原因らしいのですが、私はアスファルトよりも土を走らせてあげたいとさえ思います。子ども達が賀茂川を一生懸命走ってるの見るだけでたとえ知らない子でもガンバレーと胸が熱くなり涙が出てしまいます。
どうにかして今まで通り賀茂川で練習や予選会、本選も走らせてあげられないものでしょうか?

小学校の12月の恒例行事、適応マラソンも河川敷ではなく各校グラウンドでする方向に移行しているようで、紫竹小学校は今年紫竹のグラウンドで走るそうです。目が回りそうです。寒い寒いと言いながら嫌だけど河原で走ったり歩いたり、ちょっとした遠足も兼ねて、お母さんの前だけ小走り…。それでも楽しかったのになぁ。

現在四年生の○○は、去年早退させていただいて応援に行き、兄の羨ましい姿を見て大文字頑張る気満々だったのですが、お友達が来られなくなったという制度を聞くや否や、『やーめた』と。。。

長年走っていらっしゃる藤井先生のご意見聞かせてください。そして、お知恵を貸してください!

ヨロシクお願いします!

【非公開】 2014年11月21日 22時21分

※ ○○は、清水さんの次女。ここだけ原文に手を加えさせてもらいました。
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◎私の返信

 こんばんは、藤井です。メールありがとう。

 突然今年から鴨川河川敷が使えなくなったとは、まったく知りませんでした。私たちが使っている分(京都走ろう会例会など)には、今も以前と変わりなく使えています。応援する側からみても河川敷のほうがずっと安全なのに、それをあえて変えてしまう理由がよく分かりません。

 最初に清水さんのメールを見たとき、どこか工事でもしてたかなあと思ったんですが、使えない理由はそうではないようですね。うわさのように応援に来られた方のマナーの問題だとしたら、それを改善していく努力もせずに会場だけを変えるなんてあまりにも安易すぎますね。清水さんが言っているように、「みんなの応援がうれしかった」と 思える駅伝でないと意味がない。一部の子だけがどこかで予選を行い、その結果だけを知らされても喜びも何も感じることはないでしょう。

 大文字駅伝が始まったときさまざまな意見が出たようです。その中でも、「交通規制をかけて公道を走らせる駅伝は、小学生に必要か」と議論されたと聞いています。来年の大会がもし公道のみで行われるとしたら、最初に議論されていたことはもう無視されていると言っていいのかもしれません。体がまだ全然出来上がっていない小学生に硬いアスファルトばかり走らせることの危険性くらい、走らない人たちでも分かっていると思うのですが。

 今の状況については、私は小学校関係者ではないのでよく分かってはいません。もう少しそのあたりの情報を 仕入れてから、またお返事したいと思います。理由がはっきりしないと、対策も立てられませんから。

 清水さんが入れてくれたコメントは公開してもいいのかな。今のところ保留にしてあるんですが・・・。
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◎清水さんからの返信

おはようございます!
早速のお返事ありがとうございます。

先生のブログ、ランナーさん達沢山集まっておられるようですので、いろんな方々の意見もうかがえそうで嬉しいです!是非公開してください。ただ、勢い余って自分でもなんのこっちゃよくわからない文章なので、校正お願いします。。。ごめんなさい。

先日、○○の参観&懇談のついでに去年△△の担任をしていただいてた先生(私の中高の先輩なんです)に、
『鴨川で走らなかわいそうですよー、なんとかなりませんか?』
と流行りのモンスターペアレントばりに聞いてみたのですが、
土木事務所かどこかが全市小学校の陸連にもう使わないでと言って全市側が、では来年度から使いませんと去年の段階で決まっていたそうです。

北上校区では鷹峯小学校で予選会がありましたが、葵小学校などは北大路橋以南の鴨川で予選会走ってたようです。

でも、全市の6年生の持久走記録会、駅伝記録会(希望者だけが走れます)は、鴨川では走れなかったそうです。

今年度、加茂中PTA本部でお世話になっているので、加茂中の教頭先生にお伺いしたら、『いずれ中学生もマラソン大会、河川敷走れなくなりそう』と仰ってました。
部活の練習でも加茂川走ってますが、加茂川走らなどこ走れるんやっ??と絶句です。

なんか色々間違ってますよね。
みんなの鴨川だと思うのですが。

長々失礼致しました。
ヨロシクお願いします!

※ ○○は清水さんの次女、△△は長男です。その部分以外は原文のまま。
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 私が29、30歳のころに担任させてもらった清水さん(当時小5、6)から、たいへんなことを知らせてもらった。

 「子どもたちが鴨川河川敷を走れない!」

 こんなことになっているとは、まったく知らなかった。
 私たち大人が使う分には何の変更もないのに、小学生のみ使えなくなるとは・・・。それもよく調べてみると、全面的に禁止ではなくピンポイントで狙われているようなふしもある。
 私たちにはどうしようもない強大な力(理不尽な力)が働いているような気もする。とにかく、非常に不可解。

 これからできるだけいろいろな人にあたって、事の真相を探ってみようと思う。私のこのブログを見てくださっている方で、そのあたりの事情にくわしい方がありましたら、ぜひ情報を教えてください。よろしくお願いいたします。

 少し話が変わってしまうかもしれませんが・・・。
 私が連載させていただいている月刊誌「ねっとわーく京都」の今月発売号の私のコーナーに、「鴨川条例」に関することを書いています。なんか、タイムリーなような・・・。
 雑誌に発表した記事を勝手に転載するのは問題があるかもしれませんが、元教え子のため、ここはご勘弁を。
     ◇

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 「このクソ条例が・・・」

 某市長の「クソ教育委員会が・・・」という発言に習ったわけではありませんが、その新聞記事を見た時そう思いました。もちろん、「ふん尿」の「ふん」と「クソ」を掛け合わせたしゃれですが。

 「京都市の門川大作市長は(9月)29日の市議会一般質問の答弁で、飼い犬や飼い猫のふん尿放置や動物への無責任な餌やりを禁止する条例を本年度内に制定する考えを明らかにした。違反行為に対する罰則を盛り込むことも検討している。」(京都新聞)

 条例とは「日本の現行法制において地方公共団体が国の法律とは別に定める自主法。日本国憲法第94条《地方公共団体は、(中略)法律の範囲内で条例を制定することができる。》を根拠とし、地方自治法の規定に基づき制定される。すなわち、条例は日本国憲法を頂点とする国内法体系の一部をなすものであり、かつ、法の形式的効力の意味において国法よりも下位に位置付けられるものである。」(ウィキペディア)

 最近、京都市の条例案が暴走しているような気がしてなりません。9月に入り「屋外広告条例」の完全実施、「ごみ屋敷条例」案の検討、「家庭ごみ分別徹底化条例」案の検討と続き、9月末にこの「クソ条例」いやいや「ペット条例」案が出てきました。それらに共通するのは、違反行為に対する罰則として「氏名公表」を盛り込んでいることです。

 憲法も法律も条例もなんのためにあるのかが忘れ去られているような気がします。「決まり」は少ないほど生きていきやすいのではないのでしょうか。まずは人々のモラルに任せ、それでもどうしようもない場合のみ最低限の決まりを制定するというものだと思います。京都市のように、こんなに次々と条例案を検討し、憲法違反ではないかと思われる「氏名公表」という脅しも組み入れるとは何事かと思います。

 条例と言えば、京都府の「鴨川条例」が制定されたときのことを思い出します。

 私が所属させてもらっている「京都走ろう会」の活動拠点は鴨川出雲路橋北側の河川敷。月2回実施されている例会参加者は、私のように車で来て近くのコインパークに入れてくる者あり、走ってくる者あり、自転車やバイクに乗ってくる者ありとさまざまです。自転車やバイクで来られる方は、河川敷を通行される方々のじゃまにならないように1ヶ所にまとめていつもきちんと置かれていました。ところが「鴨川条例」が制定された直後、突然見知らぬガードマンが現れました。「バイクを河川敷に置くな」と言うのです。「今までずっと乗ってきていて、みなさんのじゃまにならないように整理整頓して置いています」と言うと、「条例違反ですから」の一点張り。「じゃ ー、どう したらいいんですか」と聞くと、「「河川敷以外の道路とかに出してください」とのこと。「駐車違反になります」と言うと、「そんなこと私は知りません」という返事でした。「交通規則より条例のほうが上か」と疑問に思いましたが、ガードマンさんに食ってかかっても仕方ないのでそこで引き下がりました。ただこのようなガードマンさんが立っておられたのは数日間で、その後数年見たことがありません。「そうか、条例ちゅうのは自治体の一時キャンペーンみたいなもんで、うちはこんなにがんばってますというパフォーマンスでやってはんにゃね」と理解しました。

 その「鴨川条例」には、広範囲の地域を指定し「バーベキューや花火の禁止」も盛り込まれていました。たしかに目に余る行為には制限が必要だと思いますが、手軽に行ける鴨川河川敷なら、実施する上でのルールを決めてそれらをさせてあげてもいいと思います。 「あの鴨川沿いの豪邸の持ち主から圧力がかかったんちゃうやろなあ」と穿った見方をしている人もいました。

 さてこの京都市の「ごみ屋敷条例」ですが、これは全国的にも話題になり、ヤフーの意識調査でも取り上げられました。結果は賛成90%、反対4.7%、他5.3%でした。続いてごみ袋を開封して違反者を特定する「家庭ごみ分別化徹底条例」も取り上げられ、賛成59.7%、反対30.8%、他9.5%でした。この結果からも分かるように、自分の身に降りかかる可能性の少ないものには賛成、多いものには反対と答えている人が多いことが分かります。ですからごく一部の違反者に厳罰を下すことに労力を使うのではなく、時間がかかっても地域住民の話し合いによって問題を解決していく方向に力を入れていってほしいと思います。「氏名公表」などの厳罰は、や がて密告奨励社会を生み出すのではないかと危惧します。市のパフォーマンスにしか思えない「クソ条例」はいりません。
     ◇

 「鴨川条例」ができたとき、「そうやって誰にも使わさんようにして、きれいな鴨川を残してどうすんねん。みんなに使ってもろて、喜んでもろてこその鴨川ちゃうんかい!」と怒っていた人もいた。
 マナー違反があったら一律禁止というのではなく、みんなでどうすれば気持ちよく過ごせるのか考えていく方向であってほしいと思う。

 私の元教え子・清水さんは、決してモンスターペアレントではありません。小学生のときからそうだったけれど、頼りない担任よりもよっぽどみんなが楽しく過ごせることを考えてくれていました。今もそうです。

 こういう生の声が、どうか権限を持っている人のところに届きますように!

 

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【今日のきく】

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 天気はおだやか、きくもおだやか。

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2014年11月21日(金)

大荒れきく [わんこ・にゃんこ]

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 今日は「大暴れ」ではなく「大荒れ」のきく。
 何が気に入らなかったのかよく分からないが、ずっとワンワンほえていた。あんまりしつこいので、ヨメさんから何べんも怒られていた。

 そして、「チューの強要」。
 がんばって後ろ足2本で立って、チュー。

 「きくは高橋大輔とちゃうんやから・・・。」
 おっと、これは禁句かな。

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 バイトから帰ってきた兄ちゃんを、しっぽブンブンでお出迎え。

 「オバサンにえらいこと怒られましたわー」と報告してるのかな。

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 夜の散歩で大物発見!

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 「オッサン、オッサン、これもうていこかー。」
 「いやいや、そらあかんやろ。落としもんやでー。」

 このころは、もうすっかり落ち着いているいつものかしこいかしこいきくでした。

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2014年11月20日(木)

最大酸素摂取量 [マラソン評論]

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長居公園の周回コースで一定のペースを保って走る練習に取り組む今津記者(大阪市東住吉区で)

◎読売新聞9月17日朝刊・めざせ大阪マラソン 第6回

   年齢重ねても速くなる?

 大阪マラソンのチャリティーアンバサダーを務める京都大iPS細胞研究所(京都市左京区)の山中伸弥所長が企画した、チャリティーランナーのための練習会に同行させてもらった。

 早朝から激しい雨が降っていたが、山中さんは「どうしても走りたい」とインターネットで雨雲の動きを何度も確認し、小雨になったのを見て開催を決めた。マラソンの魅力を「(社会的な)地位など関係なく、みんな一緒に走る。普段と全然違う時間を過ごせること」と話し、全国から集まった約30人の参加者と笑顔で言葉を交わしながら、京都市の中心部を流れる鴨川沿いを軽やかに走った。

 ノーベル賞受賞者として常に注目され、再生医療の研究で世界をリードする山中さんにとって、マラソンはそんな重圧から解放される貴重な一時なのだろう。大会当日は海外出張で出場できないが、大科学者の素顔に触れたランナーたちは「参加して本当に良かった」と口をそろえていた。

□「最大酸素摂取量」高めて余裕の走り

 山中さんが、マラソンで一番大切と考えているのが「ペース配分」だ。体力に任せて前半から飛ばした20代の頃より、50歳を過ぎた現在の方がタイムがいいという。

 ベストタイムを出すには、最後まで同じペースを守るのが理想だ。だが私自身、過去4回のレースを振り返ると、前半速く、後半苦しんで5時間近くかかっている。最後まで失速せず2〜3時間台で走りきる選手と、どこが違うのだろうか。

 第6回の講座で豊岡示朗・大阪体育大教授は、全力で運動した時に体が消費する酸素の限界量を表す指標「※最大酸素摂取量」について説明した。この数値が大きいほど、筋肉は酸素を使って乳酸や脂肪をどんどん燃焼させるので、走りに余裕ができる。自動車の排気量のようなものだ。

 30歳の男性で平均40ml/kg分、女性で34ml/kg分程度だが、70〜80年代、日本のマラソン界を牽引けんいんした瀬古利彦さんは現役時代82ml/kg分、増田明美さんは72ml/kg分もあったという。これには生まれつきの素質が影響し、年を取ると下がるが、「トレーニングをすれば誰でも改善する。60代でも5〜7%は向上しますよ」と豊岡教授。

 測定は、ランニングマシンで全力疾走して呼気を分析するが、12分間走のタイムから推定することも可能だ。

 「大会1か月前に12分間走テストをします。その結果で皆さんの最大酸素摂取量と、大体の予測タイムがわかる。しっかり練習してきてください」

 実技では目標タイム別に3グループに分かれ、5〜9キロを一定のペースで走る練習を行った。GPSウォッチで1キロごとの時間を計ると、ペースを守る難しさに改めて気づく。仕上げの時期が近づいてきた。
                    (宇治学研支局長 今津博文)

 

 ※最大酸素摂取量 体重1kgあたり1分間に消費する酸素の最大量。全身の持久力の目安となる。この値が高い人ほど、生活習慣病の発症率が低い傾向があり、厚生労働省は健康維持のための基準値を示している。

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 今日は丸一日寮に缶詰。
 恒例の朝日新聞と読売新聞の読み漁りをしたが、興味深い記事はない。そこで、以前切り取っておいた読売新聞の「大阪マラソン特集」の記事を引っ張り出してきた。それは、最大酸素摂取量について分かりやすく書いてあった。

 ごく簡単に言うと、マラソンに向いているかどうかに大きくかかわる最大酸素摂取量は、生まれつきの素質が大きいがトレーニングをすれば多少は改善するというもの。

 前にもちょっと書いたが、30年近く前の「第1回びわ湖トライアスロン」に申し込むとき負荷心電図の提出が求められた。その時初めて循環器専門医に行き、最大酸素摂取量も測ってもらった。
 そのお医者さんが、後日「びわ湖トライアスロン完走者と最大酸素摂取量」について発表された。その場に私もいて、ちょっとワクワク。しかし画面に映し出されたグラフに、一般成人男子の平均より一人だけ下回っていた者がいた。なんとそれが私だった。
 その頃の私は、クラブ内でも30kmレース(1時間58分)までは敵なしという絶好調時だった。スイム3.9、バイク160、ラン42のフルトライアスロンも制限時間内に完走。ただサブ3をめざしていたフルマラソンだけは、いつも終盤に歩いてしまい全コースを走り抜いたことがなかった。やっぱりこのあたり、「最大酸素摂取量」の少なさが原因だったんでしょうか。

 「60代でも5〜7%は向上する」らしいので、今は平均以下ってことはないかなあ。
 わざわざ測ってもらわなくても、今はGPS腕時計で自分で測れるらしい。興味のある方は、ぜひ。「京都キャロット」でも取扱いしています。

※ ガーミン・フォアアスリート620J (税込47304円) 

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