パオパオだより

2014年11月19日(水)

パラジャーノフ生誕90周年記念映画祭 [映画]

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 まず、パラジャーノフってどこのどなた?
 そこから始まります。

■セルゲイ・パラジャーノフ Sargis Parajanyan 
 1924年1月9日〜1990年7月20日 

 ソ連当時のグルジアに生まれたアルメニア人映画監督。 独特な色彩感覚と様式による映画は他に例がなく、死後20年以上を経てなお、世界中の映画ファンをとりこにしている。 1947年に最初の投獄。以後複数回にわたり投獄される。投獄や強制労働により不自由な生活を強いられながらも、 監督や脚本家としてだけではなく、画家や工芸家としても素晴らしい作品を残した。
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「アシク・ケリブ」(1988/74分/デジタルリマスター版BD/配給:パンドラ)

原作は世界的に知られているロシアの詩人レールモントフによる恋物語。主人公のアシク・ケリブは貧しいながらも心優しい吟遊詩人。大切な娘マグリとの結婚をその父に認められるために修行の旅に出る。マグリには1000の昼と夜の後に戻ると約束して…。
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「スラム砦の伝説」(1984/83分デジタルリマスター版BD/配給:パンドラ)

舞台は中世グルジア。トルコ軍からの侵略防衛のために築いたスラム砦。女性予言者により、一人の若者が生け贄に捧げられることになった。その若者は予言者と数奇な関わりのある男だった…。投獄により自由を奪われていたパラジャーノフが「ざくろの色」から10年以上を経て手掛けた作品。
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 京都シネマで見たい映画かなかったので、京都みなみ会館へ。
 まったく何の知識も持っていないセルゲイ・パラジャーノフ監督の映画。これは賭けです。

 まあ、いいとか悪いとか評価のできない映画。こんな映画はなかなか見られない。イラン映画に感じが似ていると思ったら、グルジアはイランの近くだった。(たしか、大相撲の黒海関がグルジア出身。)

 「アシク・ケリブ」は吟遊詩人。けっこうむちゃくちゃなストーリーだったがおもしろかった。
 日本人に置き換えたら「足駆蹴武」でしょうか。

 「スラム砦の伝説」、さらにむちゃくちゃなストーリー。
 映画ではグルジアの言葉でしゃべっているのを、ロシア語に同時通訳していたようだ。ああやかましやかまし。こっちは字幕を必死になって読んでいるのに・・・。
 最後もちょっとね。

 もちろんパンフレット(800円)買って帰りました。
 端から端までしっかり読もうっと。

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【RUN】

 今日も8km、47分59秒。
 見事なキロ6分ペース。申告タイムレースやったら優勝やね。

 夜11時から24時間のバイト。明日1日は長いでー。

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2014年11月18日(火)

「投げ出し」ではなく「こき逃げ」 [時事]

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うちはこき逃げていません。きちんと持って帰っています

◎毎日新聞11月18日夕刊

   橋下氏 出馬濃厚
          衆院選 公明 都構想拒否で

 橋下徹・大阪市長(維新の党共同代表)が、衆院解散・総選挙の場合、市長を辞職して衆院選に立候補する可能性が高まった。看板政策の大阪都構想を巡り、公明党との関係修復が困難になったためで、都構想を国政から進め、状況を打開する狙いがあるとみられる。その場合、松井一郎・大阪府知事(維新幹事長)も知事を辞職して、ともに衆院選に立候補する見通し。橋下氏は大阪3区、松井氏は大阪16区から立候補予定で、公明幹部の現職と対決することになる。


 維新は法改正による都構想実現を目指す公約作りに着手した。一方、市議会の公明、自民、民主系、共産の4会派は18日、橋下氏が出馬した場合、統一候補を擁立し、維新の後継候補と対抗する方針を確認した。

 大阪都構想は、公明など他党の反対で大阪府・市両議会が否決。橋下氏らは公明側に都構想の是非を問う住民投票実施まで協力するよう求めていたが、公明は「議会で都構想議案を否決した重みは大きい」と拒否する方針を決めた。橋下氏周辺は「公明との話し合いが駄目なら出るだろう」と語り、当初は出馬に慎重だった維新幹部も「2人とも出馬意欲は強く、止められない」と話した。

 ただし、両氏とも任期を約1年残しているだけでなく、橋下氏は今年3月に出直し市長選で再選されたばかりで、「投げ出し」との批判は避けられない。

 維新は2012年衆院選で、公明から都構想への協力を得る代わりに、公明候補のいる大阪・兵庫6選挙区で維新候補を立てない選挙協力をしたが、今年1月、決裂。橋下氏が公明の対応を「裏切り」と批判していた。

 大阪3区は大阪市住吉区、西成区などで、公明党大阪府本部代表の佐藤茂樹氏が、大阪16区は堺市堺区などで、公明党副代表の北側一雄氏が、それぞれ立候補予定。【熊谷豪、重石岳史】

 

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 「投げ出し」というと、相撲の決まり手のようでかっこいい。あれはそんなもんじゃなく、よそ様の大事な土地に○ンコなどを「こき逃げ」するようなもの。
 日本一のお下品市長もいいかもしれないが、「こき逃げ市長」という呼び名がふさわしいかも。

 「なんぼなんでもまただまされるほど、大阪の人もそこまでアホやないやろう」とヨメさん。
 「いやいや、どこまでいってもアホはアホ。だまされるもんはまただまされる」と私。こんなこと言ったら、大阪の人に怒られるかー・・・。

 私の予想。
 新大阪府知事候補→東国原英夫、新大阪市長候補→中原徹、ついでに新大阪府教育長候補→尾木直樹。一つでも当たったらおもしろいのになあとひとごとのように思っていた。
 すると、先日紹介させてもらったブログ「ドーラクチホーセージ」のやくもさんのツイッターを見てびっくり(「ゃましい山師」というハンドルネームで書かれています)。
 こんな手があったのか・・・。
     ◇

ゃましぃ山師
‏@shirasagi485
 法的な事は分からないが、仮に橋下氏と松井氏が衆議院選挙に出馬して当選しても、即座に辞職して身内に繰り上げ当選させて、また市長・知事選挙に出馬するんじゃないの。すると公明党は恫喝に屈するというシナリオなのかね。
     ◇
 まさかー、そんな江川みたいなこと!
 江川ゆうても、今の若い人には分からんわなあ。ドラフト制度の空白の一日を悪用して、勝手に巨人と契約したあの江川投手です。ちなみに私と同い年。

 衆議院選にも立候補して、当選しようが落選しようがまた知事選や市長選に立候補することは日程的には可能。これが実現できたら「衆議院選こき逃げのUターン市長」になれます。こんなおもしろいことをしたら、またあのだまされやすい人たちは何回もだまされてしまうんとちゃうやろか。

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【今日のきく】

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 きくは今日も店で大暴れ。
 私の手袋を取って振り回していた。

 夜は夜で、私にヤラセ「こき逃げ」写真をいっぱい撮られてめちゃくちゃ怒っていた。
 「ごめんなー。」

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【RUN】

 今日もちょっとだけ伸ばして、岩倉・三宅八幡の先の「ビューティーサロン・イトウ」往復8km。45分20秒。
 今まで痛かったところが、だんだんましになってきているように思う。

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 今日はヨメさんがお疲れのため、久しぶりに外食。
 ご近所の中華料理店「紅華」さんへ。大学生向けの店なので、安くて大ボリューム。ヨメさんはいそがしくて、夕方5時すぎにお昼のお弁当を食べた。その2時間後くらいの晩ごはんだったので、フーフー言いながら食べていた。

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2014年11月17日(月)

カチャーシー [時事]

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初当選が確実となり、カチャーシーを踊って勝利を祝う翁長雄志さん(中央)。左は妻・樹子さん、右後方は稲嶺進・名護市長=那覇市壺川で2014年11月16日午後8時32分、野田武撮影

◎毎日新聞11月17日朝刊

   オール沖縄の選択 翁長さん手踊りで喜び
               知事選「基地問題心一つに」

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に、沖縄県民は「ノー」を突きつけた。16日投開票された沖縄県知事選は「辺野古に新基地は絶対に造らせない」と訴えた前那覇市長の翁長雄志(おなが・たけし)さん(64)が初当選した。普天間飛行場移設を争点にした5回目の知事選で、県民は初めて県内移設反対を明言した候補を選んだ。基地と経済振興に揺れてきた県民は「オール沖縄」に向けた一歩をしるした。【比嘉洋、前谷宏、平川哲也】

 「当選確実」の速報に、那覇市の翁長さんの陣営事務所は大勢の支援者の指笛と拍手に沸いた。支持者と共に沖縄の手踊り「カチャーシー」で勝利を祝った翁長さんは「県民のために党利党略を乗り越えて心を一つにできたのが大きかった。基地問題でも心を一つにして日米両政府にぶつかっていきたい」と決意を述べた。

 8月にボーリング調査を始めるなど辺野古移設を進める政府にタッグを組んで対峙(たいじ)する名護市の稲嶺進市長も駆け付け、翁長さんと固い握手。稲嶺市長は「知事と主張が異なり厳しい状況もあったが、これからは『辺野古移設反対が沖縄の声だ』と世界に届けたい」と満面の笑みで語った。

 かつて自民党県連幹事長を務め、辺野古移設を容認したが、2009年の民主党政権誕生を機に県外移設を訴えた。米兵事件への抗議や県内移設反対の県民大会には革新主導でも壇上に立った。12年9月、米軍のオスプレイ配備に反対する超党派の県民大会で共同代表に。13年1月には県内全41市町村の首長が署名した県内移設断念を求める建白書を政府に提出し「オール沖縄」をリードした。

 「ハイサイ、グスーヨ。チューウガナビラ(皆さん、こんにちは。ご機嫌いかが)」。陣営の集会は必ずウチナーグチ(沖縄方言)であいさつを始め「沖縄のアイデンティティー(存在証明)」を前面に打ち出した。

 翁長さんは県民の支持が得られた理由を「やはり沖縄のアイデンティティーだと思う。オール沖縄という新しい展開の希望、県民の思いの先頭に立ちたい」と話した。

 国土面積の0.6%の沖縄に全国の74%の米軍専用施設が集中する現状に「日本の国も変わっていただき、日本国民全体で安全保障を考え、負担をしてもらいたい。0.6%の沖縄にこんなに押しつけてはいけませんと申し上げたい」と述べた。

 ◇解説 「アメとムチ」に決別

 次点の仲井真氏に大差をつけた翁長氏の当選は、普天間飛行場の辺野古移設への県民の反発の強さを裏付けるだけにとどまらず、振興策とセットで米軍基地の維持を図ってきた政府の「アメとムチ」に対する沖縄の決別宣言と言える。沖縄は政府との協調を前提にした振興ではない新たな道を選択した。

 転換点となった知事選の素地は、民主党政権の県外移設断念や新型輸送機オスプレイ配備で積み重なった県民の憤りにある。保守層にも広がった対本土意識と自立志向は、増額された振興予算の提示2日後に辺野古埋め立てを承認した仲井真氏に対する厳しい批判になった。「県民が一つになって日米両政府と対峙(たいじ)を」と訴える翁長氏の主張が保革を超えて浸透するのは自然な流れだった。

 翁長氏当選で、沖縄県知事も名護市長も辺野古移設反対派になった。政府は知事選の結果に関わらず移設を進める方針だが、選挙に表れた民意の否定は地方自治の否定であり、民主主義国家とは言えない。仮に移設を強行すれば、県民には日本政府版「銃剣とブルドーザー」による基地建設と映るだろう。沖縄に渦巻く被差別感情と政府への反発は憎悪へと転化し、沖縄の基地は県民の敵意に囲まれかねない。

 政府は「辺野古がだめなら普天間が固定化する」と繰り返すが、それは政府の責任放棄に等しい。真摯(しんし)に日米間で県外移設を模索すべきだ。【佐藤敬一】

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 なぜか理由は分からないが、小さいときから沖縄が好きだった。小学生のとき、沖縄の「セント」と書いてある切手がほしくて文通をしたこともある。そのころは、子ども心に「日本やのに、なんで『セント』やねん」と思っていた。
 そんな沖縄だが、初めて訪れたのは1988年のNAHAマラソン。私はもう32歳だった。

 そして、次は娘の真樹が小6のとき(私は50歳)。1年上の九ちゃんのお母さんが沖縄の今帰仁村出身ということもあり、沖縄への興味が高まっていった。
 真樹が「沖縄、行ってみたいなあ」と言うので、沖縄返還の日の新聞記事にコメントを寄せられていた滋賀沖縄県人会の高間悦子さんにお話を聞きに行った(2006年5月)。そのときのことは、2008年1月に「高間悦子さん」という題で記事にしています。

 高間さんはすごく穏やかな方で、私がちんぷんかんぷんみたいな質問をしてもずっとにこやかに答えてくださっていてた。ただし、私のこの質問にはちょっと言葉を詰まらされた。
 「沖縄って、人が集まったら必ず『カチャなんとか』という踊りをするんですよね。」
 「ちがいます・・・。カチャーシーは、お祝いの場で最後にみんなで喜びあうときに踊るんです。」
 あとで理解できたのだが、高間さんは「沖縄は・・・」と何でもイメージだけで決め付けたように言われる発言が一番嫌いだったのだ。
 あの時も思ったけれど、初めてしっかりお話させていただいた沖縄県人が高間さんで本当によかった。最近はずっとお会いできていないが、真樹が沖縄に住んでいることを年賀状でお知らせしたときもすごく喜んでくださった。

 沖縄県知事選の当確が出たあとカチャーシーを踊る翁長さんや稲嶺さんらを見て、すごくうらやましかった。あの中に入っていっしょに踊れたら・・・。
 私はもう無理だが、真樹は沖縄に根を下ろして、カチャーシーが似合う沖縄人になっていくのかもしれない。

※今日のニュースステーションを見て
 「安倍首相、あなたの『日本を取り戻す』という言葉の中に沖縄は入っていますか」という翁長さんの発言はよかった。

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【今日のきく】

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 「なんかおる、なんかおる!」

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 「きくちゃん探検隊か!」

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【RUN】

 今日はいつもより1kmだけ伸ばして6km。33分38秒。
 キロ5分半くらいで走れてるからいいほうかな。

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2014年11月16日(日)

京都走ろう会例会〜第39回鴨川タイムレース [ランニング]

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 久しぶりの申告タイムレース。
 二人とも3.1kmコースにエントリー。

 私は13分25秒で申告し、結果は12分52秒で33秒差。
 ヨメさんは20分00秒で申告し、結果は19分32秒で28秒差。
 二人とも11位以下で入賞ならず。残念!

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 出雲路橋に到着後は、すぐにネコちゃんにごあいさつに。

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 いるにはいたけど、昨日とガラがちがう。

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 えらい愛想もいいし・・・。
 曜日によって担当のネコちゃんが決まってんのかなあ・・・、まさか!

 一日たったら体調がスキッとして速く走れるかもと思ったが、アップの時点で昨日と同じ。やっぱり3.1kmを13分半くらいで申告するしかないと判断。

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 今日は京都走ろう会の創立41周年記念式。
 永年会員表彰(4名)、鴨川賞授与(4名)が行われた。

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 今日も入念に準備運動。
 さてと、3.1kmのスタート地点、出雲路橋東詰へ。

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 仲良し親子かー???

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 吉田康彦さんにお願いし、「仮面夫婦」ツーショット。

 「これが最後の写真になったりして」って、吉田さん「うまい!」

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 けっきょく、私は昨日の練習よりちょっとだけ速い13分25秒で申告。ヨメさんは私の進言19分半ではなく、20分ちょうどで申告。

 スタートから飛び出したが、前に誰もおらずペースがつかみにくかった。

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 北大路橋の手前で、なつかしのファギーちゃん発見。

 「お久しぶりです。写真撮らせてもらいます。」
 「ああー。またほえてますー。」

 ファギーちゃんがほえるときのこっわいこっわい顔は、うちのきくにそっくり。一回り小さいけど、ガラもそっくり。
 調べてみると、ファギーちゃんに会うのは2009年5月の「鯖街道」以来5年ぶり。飼い主さんも私のことを覚えていてくださってよかった。

 ファギーちゃんに会ってから、ちょっと体の動きがよくなってきたような気がした。

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 ゴールしたとき、計時係の役員さんが「ちょっと速すぎたね」。
 そのときははっきり聞かなかったので、「15秒ほど速かったのかな」くらいに思っていた。でもこのくらいなら10位入賞圏内やし・・・。

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 さて、あとは仲間の応援に。
 北大路橋の北側のベンチにかわいいワンちゃん発見。

 「写真撮らせてもらっていいですか。」
 「はい、ありがとうございます。」
 「お名前は。」
 「こたろうです。」
 「オスですね。何歳ですか。」
 「7歳です。」
 「お近くからですか。」
 「いえ、大徳寺の近くから散歩に連れてきたんです。」

 さわってもだいじょうぶということで、ちょっとなでさせてもらった。
 もちろん、またうちのきくの写真も見てもらった。「こわがりのクセに、ようけんか売りにいくんですわ」と言うと、「そんなワンちゃん大好きです」と言ってくださった。宝ヶ池にもよく散歩に来られるそうなので、またお会いできるかも。
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 ここから、ヨメさんの激走(?)写真集。

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 ヨメさんは19分32秒。
 私が言ったとおり19分30秒で申告していたら優勝だったのに・・・。

 私も、昨日の練習より30秒以上速く走れた。自分ではそんな感覚はまったくなかったのに。やっぱり「ファギーちゃん効果」だったんでしょうか。
 申告タイムレースの難しさを、あらためて思い知らされました。
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 ここからは、他のランナーの激走写真集。

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 堂本勲さん。
 先週の「第1回福岡マラソン」で3時間33分44秒。
 私より年上なのに、自己ベストを次々と更新。すごいです。

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 ここからは、「鴨川タイムレース」表彰式。

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 第1位は、「京都走ろう会ゼッケン1番」の佐藤光一さんで2秒差。
 なぜか背後霊(?)付きの表彰です。

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 10位で、たしか20秒差くらいだったと思う。
 今年は練習バッチリで、5位以内に入れると思っていたのに。ヨメさんで14位、私は何位やったんやろう。来年は10秒差以内で、絶対入賞するぞー!

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 「今日は、塚本さんも平田さんも松山さんも来てはらへんかったなあ。」
 「ほんまやなあ、めずらしい。町内の行事でもあったんかなあ。」
 「なんでやねん、3人ともちがう町やって」とか言いながら家路へ。

 今日は抜群の天気で、昨日のような北風もなかった。先週の日曜は雨でたいへんやったのに。今日本命レースに出た方は、いい成績だったでしょうね。

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2014年11月15日(土)

鴨川タイムレース練習 [ランニング]

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 「謎」の夫婦の謎かけのそのこころは・・・。
     ◇
 「謎」はですね、藤井さんをみているとお釈迦様と孫悟空のエピソード(かいつまむと、お釈迦様が孫悟空に私の手の先から出てみなさいと言います。孫悟空はそんなのは簡単と、金とん雲に乗りはるか彼方に行きます。ここでいいだろうとそこにあった柱にサインをして戻ってきます。するとお釈迦様の指にそのサインが書いてあった)を思い出すからです。
 実際はどうなんやろ?。夫婦のことはわからへんなあ。(aritaxさんからのメール)
     ◇

 私は猿的なところも多いので孫悟空でも納得できるが、ヨメさんがお釈迦様ちゅうのが納得行かん。
 「ますみちゃんは、どっちかゆうと沙悟浄やんなあ。」
 「カッパかいな。」
 「あっ、まちがえた。猪八戒や。」
 「そーそーそー、ブーブーブー・・・。私、ブタとちがいますねん!人間ですねん!」

 まあそれはいいとして、明日の京都走ろう会例会は「鴨川タイムレース」。5km、3.1km、1.4kmの3コースに別れ、申告タイムと実際のタイムの差の少なさを競う。
 私は去年おととしの2年間は沖縄のマラソン大会に行っていたので、3年ぶりの出場。最近好不調の波が大きく、自分がどれくらいで走れるか見当もつかない。今日は明日の予行演習。

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 いきなりいました、出雲路橋のネコちゃん。

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 今日は天気がいいので、ひなたぼっこしてるんやね。

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 2Kmほどウォーミングアップで走ったのだが、体が重く、全然足が上がらない。

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 明日は5kmを21分30秒で申告しようと思っていたが、この分では5kmをしっかり走る切ること自体が無理。

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 「3.1kmにしとこー。」

 スタートしたのは11時ころ。
 天気はいいのだが、北風びゅんびゅん。たぶん明日もこうでしょう。
 途中、府立大・工繊大の合同練習に遭遇。
 「ありゃ、廉おらへんがな。練習行くゆうて家出て行ったのに・・・。」

 3.1km、13分28秒。
 今はこれが精一杯かなあ。

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 とりあえず、1kmジョグして・・・。
 「わっ、かっこいいシェパード。」

 「クエスト・オス・1歳」
 「クエストって、どういう意味ですか」とお聞きすると、「追求とか探求という意味です」とのこと。

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 もちろん、うちの偽シェパードの写真も見ていただきました。

 クエスト君にパワーをもらい、もう一度3.1km。
 さっきよりさらに北風が強くなっている。行きはたいへん、帰りスイスイ。
 1回目より早くゴールしたかったが、結果は13分31秒。
 ということは、明日は13分30秒の申告タイムですかねえ。

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 明日はヨメさんも付き合ってくれるらしい。
 たぶん3.1kmでしょう。ヨメさんは4月例会で18分56秒、10月例会で19分57秒だった。明日は19分30秒くらいの申告にするんかなあ。

 最後に2kmダウンジョグをして、今日は2+3.1+1+3.1+2で合計11.2km。

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 橋の下のネコちゃんにあいさつして帰ろうと思ったら、おらへん。そして帰りがけに橋の上から下を見ると、なんと川のへりにネコちゃんの姿が。
 また戻って写真撮らせてもらいましたわ。明日もいるかなあ・・・。

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 「まるっ!」

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【追加】

 夕方、廉が帰って来てひと言。
 「鴨川で会ったな。」
 「えー、おったん。気つかへんんかったわー。」
 「なんでやねん。2回も会ったで。」

 廉がサングラスしてたので分からへんかったちゅうことにしといてください。
 私の目は「節穴」です。

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2014年11月14日(金)

ザンの海に生かされた [時事]

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◎京都新聞11月14日夕刊(沖縄タイムス11月4日の記事を転載)

   豊かな海「命の恩人」
          辺野古の89歳女性 米軍キャンプ建設前語る

 米軍キャンプ・シュワブが造られて57年、普天間飛行場の移設計画が浮上して18年。昔語りを聞きながら、基地建設に覆われる前の辺野古を知りたいと思った。
 16日に投開票を迎える沖縄県知事選。名護市辺野古で生まれ育った島袋エイさん(89)の自宅を訪ねた。
                    (沖縄タイムス・矢島大輔)

 あれは7歳のころ、浜に生える大きな松の木に登り海面を眺めると、なめらかな曲線をした大きな生き物が横切った。

 イルカではない。「ザンじやないかぁ」。漁師の父に尋ねると、事もなげにそう言った。ジュゴンが食べる海藻を地では「ザン草」と呼び、当時は畑の肥料にするほど身近な存在だった。

 「あの海はよお、見た人としか話せないよお」。名護市辺野古で生まれ育った鼻袋エイさん(89)は言う。

 生粋の「辺野古人」。1957年に米軍キャンプ・シュワブが建設される前の「原風景」を知る数少ない一人だ。半農半漁の貧しい生活ながら、夫と共に戦後9人の子どもを育て上げた。「それは海のおかげさあね」

 海は命の恩人さぁね。波の音は子守歌だったんだよぉ。エイさんの昔語りが始まった。しわが刻まれた足裏には豊かな海辺の記憶が残る。

 海沿いのかやぶき屋根の家で生まれ育った。父はサバニ漁師。母は畑仕事をするとき、赤ん坊のエイさんを浜に生えるアダンの葉影で寝かせていた。

 ある日、授乳に向かうと、娘の体が熱い。意識を失い、呼吸が聞きとれなくなっていた。駆け付けた助産師が海に流れ込む清流に浸すと、途端に行きを吹き返したという。物心付いてから聞かされたエイさんはしみじみ言う。
 「このころから、海に生かされていたんだねぇ」

 24歳のころ。漁師の久一さんと結婚し、夫のいさり火漁に同行した。暗闇の中、星座の方角でタコの穴を見つけ、モリで刺す。ロマンチックな夜だった。「新婚気分だったからねえ」と、恥ずかしそうに言う。

 干潮時にははだしで浅瀬を歩き、漁をした。砂浜に潜むヒラメに足を滑らせた。天然の真珠貝が雨後のたけのこのようにずらりと生え並んでいたこともあった。
 「ボケてないよぉ、ホントだよぉ」とズボンの裾を上げ、自宅の畳の上で砂を足でかき分けるしぐさをした。

 戦後9人の子どもを育てたが、重さ数十キロの海の幸を名護の市場で売り、別の食料や衣類を買って帰れば事足りた。「辺野古ではいくら子どもを産んでも食うには困らない」との母の言葉は本当だった。

 32歳のころ、米軍キャンプ・シュワブができた。基地から出る廃品のリサイクル業で生活は安定した。一方、思い出の松の大木や命を救ってくれた清流は姿を消した。海辺は立ち入り禁止になり上陸演習で水陸両用車が走る。フェンス越しに時々眺めるだけになった。

 80歳を過ぎ、地元住民向けの基地開放日に海辺を歩いた。白かった砂は泥のように濁り、油の匂いが鼻を突いた。

 宣伝カーが行き交う夕暮れ。自宅の軒先で洗濯物を畳みながら始まった昔語りは3時間に及んだ。

 あのころの海を語れる人はもう自分だけのような気がする。「案内できればよかったんだけどねぇ」。坂道を歩くのが難しくなった右足をさする。

 昨年、92歳で久一さんが亡くなり、1人暮らし。記者移設問題にふれると、「あれが終わるまでは生きたいねえ」と言った。先ほどまでの生き生きとした表情が、少しだけ曇った。

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 「途絶えた息が清流に浸すと吹き返した」というとこがいいです。
 「白かった砂は泥のように濁り、油の匂いが鼻を突いた」は悲しい。

 米軍基地がどうしても必要なら、京都に造ってもらったら・・・。
 あっ、丹後にXバンドレーダー基地ができるんやった。その分、沖縄の基地を減らしてもらえへんもんやろか。

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【今日のきく】

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 またまた店で大暴れ。

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 「ふんふんふぁんふぁんひーひー・・・」

 きくの大事なお仕事、眞寿美さんの警護をはや引き。
 そしたら、大○ッコと大○ンコ。
 しんぼうして、それで暴れてたんかなあ。

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【RUN】

 今日も、廉は午前中練習に行っていた。
 私は今日もいつもの5km。25分59秒。
 昨日よりだいぶ速く走れて気持ちよかった。

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