2013年07月30日(火)
「離婚はいつも正しい」か [ブログ]
私がチェックしているブログは20以上ある。その中には私のように毎日更新しているものもあれば、月に1回程度の更新のものもある。そして、楽しみにして見ていたのに、いつの間にか消滅してしまったものもある。それでもいつか復活すると信じ、未練たらしく時々のぞいてみたり・・・。
先日、最近めったに更新されないブログ「さいきのドジ日記3」をのぞいてみた。
そのブログを書いておられるのは、ゆうちゃんという女性。私の知り合いの知り合いで、私は直接お会いしたことはない。
その「さいきのドジ日記3」7月10日の記事を読んでうなった。これは、私的には「名文中の名文」である。
私のこのブログにぜひ転載させてほしい、とメールさせてもらったのだがお返事がない。でも、だれでも見られるブログにアップされているのだから事後承諾ということになってもいいでしょうか。
ああ、みんなに読んでもらってうなってほしいなあ。
◇ ◇ ◇
「離婚はいつも正しい」
実はうちの夫婦は結構仲がいい。よく言われる。 で、私はいつも、子どもがいないとそうなるよ。と言うのであるが、お互いしかいないので仲よくするしかないのである。
朝、汗に濡れた夫のハゲ頭を指でさわり、今日も濡れていて健康だ。と私が言うと、夫は俺の頭は犬の鼻か!と大阪的な会話から始まる。
夫も最近、うつ病チックな時もあるらしい。若くして車いすになって、ろくにすることもない、お金もないとなれば、そりゃ当たり前だろうと思う。 私は、とにかく生活に忙しく、仕事はありがたいことになんとなく次々と来るので、それをこなすのに精一杯で、夫のメンタルヘルスまで面倒みきれないから、基本的にずっとほったらかしである。
いや、ずっと前から、我々夫婦は互いに非常に独立した関係であった。趣味も、味付けもほとんど一致せず、一致しているのは共通に聞く音楽くらいで、たまに夫婦でコンサートやカラオケ行って遊ぶくらい。 そこまで深い話なんかしないし。基本はギャグばかりを言い、ゲラゲラ笑っているだけである。
友達夫婦が離婚した。
ショックだったし、びっくりした。 仲がいいじゃないかと思っていた。
そして考えさせられた。
夫婦って何なんだろうと。結婚するとなったら、超仲良かった時期があったはずだし、それが仲が悪くなって、うまくいかなくなるって…。その最初のほころびは、いったいどんな感じで始まるんだろうと…。
夫婦は他人だから、お互いに努力して常に歩み寄っていかないといけません。
とか、そんな言葉は知ってるけど。はたして、そんな夫婦はいったいいくつあるのだろうと思う。
夫が定年になって家にずっといるようになったら絶対にイヤ。とか、みんな普通に考えている。
うまくいく夫婦と、うまくいかない夫婦の間なんて、本当に紙一重なんじゃないかなと思う。
離婚する。すると言いながらしない友達も多い。 どうせ離婚して他の人と付き合っても、結局同じ感じになる気がする。だったら、めんどくさいし、今のままでいいのよ。とか。
うちの夫婦だって、トキメキはまったくない。 夫が口をポカンと開けて、AKB48を食い入るように見ている横顔が非常に情けなく、思わず下唇を引っ張る。
夫が「何すんねん!」と言うと、私が「おもしろいから!」って言うとか、そんなくだらんことをして遊ぶ。 小学生くらいの感覚で楽しく私はいるんだけど。それで満足しない人もそりゃあるだろうなと思う。
うちの夫は、たしかに尊敬するところがほとんどない。
言い訳ばかりの卑怯な奴(の時もある)。アイドルオタクな小市民。 セコイ。 ま、きりがないが。
私もデブ。大雑把。料理下手、掃除キライと。いろいろあるし。お互い様で…
で、これが、超ステキなダンナだった場合に、私もものすごい料理とか掃除とか頑張るんかなとか。
いろんなことを考えるのである。
結局、運命の中で縁があっていっしょになった夫婦が、ただ何となくいっしょにいるだけで、結局そこに実は深い意味なんてないのかなとか。 友達の離婚を聞いて考えた。
離婚するなんて。何て悲しい。
と、たしかに一瞬そう思うけど、でも、運命を積極的に変えていくエネルギーがある二人だったんだろうなと思うことにした。
離婚は前向きなことなんだと思う。 私はたまたましないだけ。
夫に言ってみた。 私はあなたと結婚できてよかったよ。と。
ちょっとダケ。嬉しそうだった。
ときめきはないけど、私はもうこれでいいや。
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【RUN】
もうイライラしてきた。
足が痛くて走れないと、体重が増える。ただでも暑くなってから練習量がへっているのに、飯はうまくてバクバク食ってしまう。そら体重増えますわな。
ずっと60.5kg前後をキープしていたのに、2ヶ月ほど前から61.5kg前後。そして、最近は62.5kg前後まで・・・。
これはもう痛いたらどうたらゆうてられん!
とかたいそうなこと言って、3kmを4kmに増やしただけ。4kmコースというのは今まで想定していなかったので、家から1.8km先の交差点を左折して「シャトレーゼ」へ。ここで2kmくらいでしょう。
家に帰って4km、22分56秒。走り始めは左足が痛んだが、走っているうちにましになっていった。こんなんでいいんかなあ・・・。
このあと、ゆっくりと2km13分。
続けてきくの散歩2km30分ほど。1時間以上続けて動いたのは久しぶり。こうやって少しずつ距離を伸ばしていこう。
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【今日のきく】
夕方パラパラと雨が降った。涼しくなって、きくは大喜び。
でも、草を食べて「ゲロゲロゲー」。
うれしいやら、しんどいやら・・・。
たいへんやねー。
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2013年07月29日(月)
「全部ウソです」って書き! [ブログ]
できるだけ包み隠さず真実に近いことを書いているつもりの「パオパオだより」だが、読む人によっては「ウソばっかり」に見えるらしい。
一番の「ウソ」は、自分のことしか考えていない人間なのに家族や世の中のことについて考えているようなことを書いていること。「生活破綻者がなにをえらそうに」と思われる方もあります。それはもうその通りです。まあ、こうしていいかげんに生きていること自体が半分以上ウソっぽいことと言ってもいいかもしれないし・・・。
「『全部ウソです』って書き!」と言われて、「全部」という部分には抵抗があるが「ウソです」という部分には抵抗はない。だから、こう書いておきます。
「『パオパオだより』は、おおかたウソです。」
賢明な読者は、それくらいのこと分かった上で毎日のぞいてくださっているのでしょう。記事の中の「ウソ・ホント」の割合にはほとんど興味はなく、読んでみて面白いかどうか、興味深いかどうかが大事なんでしょうね。私が他の方のブログをのぞかせてもらうときも、そのへんが決め手になります。
まあ最近の「パオパオだより」は、写真ばっかりでたいしたことは書いていないつもりですが・・・(写真はウソつかないですね)。
今日も一日、私がだれのなんの役にも立たなかったのは「ホント」です。
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【RUN】
おとといは貴船口往復8km、昨日は大文字ランニングの前後含めて約6km。そろそろ本格復調かあー・・・。
でも、右ひざ下ずるむけやしね。ちょびちょび走ってみるか。
店往復1.3kmのあと、久しぶりの3kmコース。右ひざ下は痛まなかったが、左足がアキレス腱だけでなく全体にカチカチ。タイムは16分39秒なのでまあまあだが,フォームが最低。本格復調の道遠し。
1kmスロージョグをプラスして、今日は5.3km。
さて、明日は・・・。
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2013年07月28日(日)
第43回大文字山ランニング [ランニング]
今日の一枚は、「京都キャロット」のお得意様のKさんと。
大文字山から下りたあとのヨメさんとの会話。
「ボクの足の心配してくれてはんのはKさんだけやわ。」
「へー。」
「ボクのブログをかなり入念に読んでくれてはるわ。故障の具合も分析してくれはって・・・。」
「そら、よかったやん。」
Kさんは、シューズも含め全身ほとんど京都キャロット御用達。
「もし『京都キャロット賞』があれば、まちがいなく僕がもらえるでしょうね。」
本当にいつもありがとうございます。大文字山ランニングでの使い心地がどうであったか、またくわしく教えてくださいね。
去年は、男子36名+女子6名の合計42名とさびしかった。ところが今年は大盛況。用意されていた70名分のゼッケンがあっという間になくなってしまった。
なつかしい顔、発見。
私の古くからの走友・松田さん。優勝盾と記念撮影しておこうということで・・・。
10時前から開会式と競技説明。
向こうに見えるは、私の同い年最強ランナーの北出さん。少しでも近づきたいが、どうなることやら。
この時間に来られた方もあったが、ゼッケン売り切れはどうなったんでしょう。
三輪さんの諸注意を聞き、松山さんの参加者全員へのコールのあとスタート地点へ。
スタート前にタカッチさんご夫妻に会った。
この大会は初参加だそうだ。練習ではダンナさん12分台、奥様13分台だったそうだ。ということは、「奥様に負けないようにタカッチさんの背中を追う」というあたりが私の目標ですね。(私のリンク集に入れてある「マラソンにはまった!!!」に、今日のことも書かれると思います。また、のぞいてみてください。)
私は前のほう、ヨメさんはかなり後ろのほうからスタート。
タカッチさんの奥様を抜き、ついでにタカッチさんも抜き、振り返ってパチリ。
ちょっとの間だけだがタカッチさんに先行。走れる場面では、私の軽量ソーティスーパーマジック5が威力を発揮。しかし、山道に入ると私は「ハーハー、ヒーヒー」ですぐに抜き返されてしまった。
これは、抜かれたあとに下から「撮りまっせー」と言って撮らせてもらったもの。なかなかいい写真です。
「増田君、振り返って!」
私と抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げた増田君。まだ小学生だったと思うのだが強い。この最初の151段の階段をスルスルと上っていき、ここで差をつけられた。
この階段を上りきったところで、振り返ってパチリ。
ああ、でもこの先にまだ82段の階段が・・・。
最後の階段を上りきると、直線50m足らず。
「なんとか12分台を・・・」とがんばったが、ちょっとだけ13分を超えた模様。残念!
でも、去年より速く走れたしいい。左アキレス腱の痛みもほとんど出なかったし。
さて、あとは後続の応援に。
すぐにタカッチさんの奥様。
私と差がなく、油断したら危ないとこでした。
松田さん、いい笑顔!
Kさんもにこやかに走っておられた。
柴田さん、最後尾担当だったのでは・・・?
小1の風岡君。しっかり走ってます。
「京都キャロット」のお得意様の0さん。
うちでは「きれいなおかあさん」で通っています。
やっと来ました、「かつみ・さゆり」のさゆりちゃん系。
最初以外はおおかた歩いたらしい。
それでも去年よりはだいぶ速い。
ゴールは、21分ちょっと。
せっかく連写で撮ったので、ゴールシーンを。
「おつかれさん!」
気持ちよくゴールできたみたい。
さて、ここからは京の町をバックに「熟女撮影会」。
何枚も撮らんとあかんらしい。
さて、写り具合は・・・。
このあと、全員で記念写真。カメラマンは阿加井さん。
後日、京都走ろう会のホームページで公開されるはず。
ヨメさんが「写真撮ったげようか」と言うので、下山されかけていたOさんを追いかけた。一人よりも二人の写真がいいですね。
こちらは、スリーシスターズ(?)
「京都キャロット」のお客様とそのお友だちと。
ピンクのおそろいみたい。
そして、来た道を戻る。
「ソーティは、上りはええけど下りは気いつけなあかん」と自分で言っていた。そして、下っていくときに「急いでおりたら危ないでっせー」とみなさんに言いながら下りていった。
たしかに下り坂は気をつけていたが、1ヵ所だけある平坦なところで「ズルリン!」
ああかっこわる。まず、見られてへんか確認。「セーフ!」
でも、右ひざ下がずるむけ。「なにしてるこっちゃら。」
「ジジィなんやから、もっと気いつけんと!」
もちろん、これ、だれの言葉だか分かりますよね。
「ははー」とうなだれるのみ。
閉会式と抽選会。
抽選会参加者の半数くらいに当たるようだ。
ヨメさんは割と早くに「当たり」だった。
「ビールが残ってた」と大喜び。
最後の最後に私に当たり。
「ほかほかごはんにしそわかめ」。
ええのん、残ってました。
( 写真はタカッチさんに撮ってもらいました。)
下まで下りて、お楽しみ「そば処・甚兵衛」さんへ。
うちでは、大文字山とそば処がセット。
去年は私ら夫婦と真樹の3人で来た。今年は廉を誘ってみたが来なかったので2人きり。
「大文字山上り下りトレーニングとそば処のセット」で2000円ならどうでしょう。参加者、集まるかな。あとシャワーかお風呂が必要ですね。そういや、「そば処・甚兵衛」さんのすぐ近くに銭湯があったなあ・・・。えーと、銭湯代って420円やったっけ・・・。
家に帰ると、きくが待ちぼうけ。
「はよう帰ってきてくれて、うれしい」らしい。
ほんまかな。
※ 今日(7月29日)の朝、「第43回大文字ランニング」の全記録と写真が京都走ろう会のホームページにアップされました。
※ 7月31日の朝、タカッチさんのブログ「マラソンにはまった!!!」をのぞいてみると、「大文字山ランニング」のことが書かれていました。あのあと、さらにお仲間と一緒に山を走りにいかれたようです。「大文字山ランニング」はウォーミングアップだったんでしょうか・・・。
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2013年07月27日(土)
貴船口まで「のら」に会いに [ランニング]
今日は一日何もせず。
木金2日間で26時間ほど働いたので、かんにんしてもらおうっと。
夕方5時半から走りに。
左アキレス腱が痛いのは痛いのだが、どれくらい痛いのか走ってみないと分からない。ついついスピードを出してしまう私のクセを抑えるため、走り出しは上り坂がいい。そう思って鞍馬方面に行くことにした。
走り出しはかなり痛い。また、練習不足で体が重い。それでもゆっくりゆっくり走っていると、だんだん痛みが引いてきた。
二の瀬のあたりは道幅が狭いのに、車がビュンビュン行きかう。走りづらい。いやに多いと思ったら、今日は土曜日。観光の車が入ってきている。早くトンネルが完成すればいいのに。
貴船口で4km弱。GPS腕時計が「ピピッ」というまで走って4km、25分18秒。
ここ貴船口には、きくのそっくりさんの「のら」ちゃんがいるんです。
エリちゃんがうちにいたときは、鞍馬にはそのそっくりさんがいた。そのワンちゃんのことを、私たちはなぜか「エリバース」と呼んでいた。
そしてきくにもまたそっくりさんが。もちろん、私たちは「きくバース」と呼ぶ。でも、本名は「のら」ちゃんでした。
いつもなら鞍馬寺山門前まで行くのだが、今日は自重してここで折り返し。
帰りは下りだが、飛ばさないように気をつけて。大きな痛みは出なかった。
帰りの4kmは24分40秒。合わせて8km、49分58秒。だいたいキロ6分半ペース。これくらいならだいじょうぶそう。
無理せず、ぼちぼち走っていこう。
次の大きな目標は、9月8日沖縄県名護市の「久志20km」。比嘉雄也さんに頼んであるんやけど、ボクの分も申し込んでくれたかなあ・・・。
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2013年07月26日(金)
「お笑い沖縄ガイド 貧乏芸人のうちなーリポート」 [書評]
◎楽天ブックスより
お笑い沖縄ガイド 貧乏芸人のうちなーリポート(生活人新書)
小波津正光 2009年5月 日本放送出版協会
【内容情報】
B級グルマンがカーナビつきレンタカーで路地裏のそば屋に乗りつけ、女性誌は対ゲリラ訓練用キャンプのジャングルを「隠れ家リゾート」と持ち上げる。移住ナイチャーが産地不明の土産物をナイチャー観光客に売りつけ、地元お笑い芸人は米軍基地をネタに飯を食う。等身大の「癒しの島」は、矛盾だらけの泣き笑い。沖縄で生まれ育ち、東京から出戻った芸人が、ウチナンチュの本音をリアルに綴る。今、「沖縄好き」の度量が試される。
【目次】
オープニング 沖縄Q&A/ヤンバル芸人と行く沖縄リゾートの旅/Aサインと伝説のロックンローラー/灼熱の日米ビーチ決戦/観光の島/お笑い米軍基地ヒストリー/不動産屋の話〜移住計画者に捧ぐ/沖縄お笑い芸人への道/スピリチュアル・オキナワ〔ほか〕
【著者情報】
小波津正光(コハツマサミツ)
1974年那覇市生まれ。高校卒業後、比嘉崇と漫才コンビ「ぽってかすー」を結成。沖縄県内で活動した後、東京へ活動拠点を移す。2005年、企画・脚本・演出を担当した舞台『お笑い米軍基地』で注目を浴びる。2006年からウチナンチュであることにこだわり、単身沖縄に戻り、テレビ、ラジオ、舞台で活躍中。
(本データはこの書籍が刊行された当時、「BOOK」データベースに掲載されていたものです。)
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今日も寮の管理人のバイト。午後1時から4時ごろまでの3時間は電話番をするだけ。もう新聞も読むべき記事もなし。
ということで、超久しぶりの「書評」。また前回より1年ぶり。
「1年に1冊しか本読んどらんのかい!」と言われそう。
そんなことないんですよ。本を買ってきては読み始め、相変わらず読みながら頭がどっか行ってしまう性癖が出て遅々として進まず。そしてまたいつも通り、途中まで読んだ本がどこへ行ったか分からない。
それでも何冊かは最後までたどりついた。「書評」を書こうと思ったが、どうせ書くなら気の利いたことを・・・と思いつつそのまま放置。まあ、思い入れのありすぎる「書評」を読むのもしんどいことですしね。だれも私の「三文書評」など望んでいませんから。
でも、この「お笑い沖縄ガイド」はよかった。
管理人のバイトに来た5月のある日。電話番しかすることのない午後の3時間で一気に読めた。
私が一番心に残ったのは、「お笑い米軍基地ヒストリー」の項の89ページ以降。
◇ ◇ ◇
そんな時、ある事件が起きた。
それは忘れもしない2004年8月13日、わんのちょうど30歳の誕生日やさ。沖縄国際大学にアメリカのヘリコプターが墜落したわけよ。その日、わんは嫁と一緒に東京の汚いアパートにいたんだけど、嫁の友達からすぐ電話があったわけ。
「今沖縄で大変なことが起きてるよ!」
すぐにテレビをつけたけど、そんなニュースはやってない。沖縄のことが気になり、その日は一日中テレビをつけていたんだけど、ヘリ墜落のニュースを取り上げたところは殆んどなかったわけさ。それどころか、その日はアテネオリンピック開幕と当時プロ野球巨人のオーナーだったナベツネこと渡邉恒雄の電撃辞任のニュースばかり。
「沖縄の大学にヘリが墜落したことよりも、巨人のワンマンオーナーの方が大事だば!」
◇ ◇ ◇
「米軍基地に対する沖縄と本土の温度差」とよく言われる。しかし、それは「温度差」などという生ぬるいものではない。沖縄以外のほとんどの地域では、米軍基地を意識することさえない。同じ日本の国民なのにそれでいいはずがない。
あとがきにはこう書かれていた。
◇ ◇ ◇
この本の原稿を書いている間にも、米軍所属の飛行機がウージ(さとうきび)畑に墜落したり、訓練中の米軍の流れ弾が民家に停めてあった車のナンバープレートを貫通したり、工事現場で不発弾が爆発し作業員が重傷を負ったりした。
沖縄ではそんな事件や事故が毎日のように起きているからや。これが「癒しの島」の本当の姿やさ。そんなことが日常的に起こること、そこで生活しているウチナンチュたちは自然と平和について考えるようになるよね。わったーにとって、それは特別なことじゃないわけさ。
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真樹が入学していたかもしれない沖縄国際大学には、オープンキャンパスのときに行かせてもらった。また、現在住んでいる名護市は、普天間基地の代替地とされる辺野古がある。私たち家族にとっても、沖縄の米軍基地問題が身近なものになってきている。
それについて私が知りえたことは、少しずつでも広めていきたい。
まずは、「お笑い沖縄ガイド」を読んでみてください。
私が自信を持ってお勧めします。
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【今日のきく】
今日は、ちょっとだけでもきくのお散歩に行きたかった。
ところが、1階にいるはずのきくが見つからない。居間にはおらず、大好きな階段下にもおらず、一番落ち着くらしい廉のベッド下にもおらず・・・。
あとは、主不在の真樹部屋しかない。
「ありゃま、こんなとこに・・・。」
真樹部屋の押し入れに敷いてある大きな座布団の上。
人間側は一人一部屋あるのだが、きくには決まった部屋がない。いくつになっても落ち着かず、他犬にケンカをふっかける性格は落ち着く場所がないからだろうか。
「きくちゃん、もう真樹部屋もらっちゃう?」
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2013年07月25日(木)
「すべて私の責任です」 [時事]
◎東スポWeb 7月12日
細野幹事長 本当だった?“モナ回避”
猛暑の中、繰り広げられる参院選で1人だけ肝を冷やした男がいた?
9日、混戦模様の千葉選挙区には各党が党幹部を応援弁士に投入し、票を奪い合った。中でも民主党は細野豪志幹事長(41)と蓮舫幹事長代行(45)の二枚看板を投入。しかし、細野氏の不可解な動きが、ある噂に真実味を与える結果となってしまった。
「国防軍をつくったって、この国は強くなりませんよ。本当に強い国をつくるのは、社会を強くすること。国民の生活がよくなることなんです」
JR幕張本郷駅前で訴えた細野氏に、約100人ほどの聴衆から拍手が起きた。イケメンと名高い細野氏だけに女性人気が高い。とはいえ不可解なのは、応援演説の場所だ。この場所の前はお隣のJR津田沼駅で演説をした。もちろん同じ候補のためだ。
周辺にはもっと人通りの多い駅もあるのにどういうことか。例えばJR新浦安駅は幕張本郷駅の約2倍の利用客がいる。永田町関係者は「昨年の衆院選のころからいわれているのですが、細野氏は新浦安駅では演説できないそうです。人通りは多いけど、駅前のビルが『モナ』なんだとか。周囲が気を使っているのでしょう」と明かす。
確かに新浦安駅前には地元民が愛用するショッピングセンター「MONA」がある。この日、みんなの党の渡辺喜美代表(61)が駅前で演説していたが、街宣車の前方にデカデカと「NONA」の看板が見える。渡辺氏の目線の高さに「MONA」がいる。右サイドからも見下ろすように「MONA」が・・・。
今さら説明不要だろうが、細野氏は過去に中西モナ(37)と路上キスを写真に撮られるスキャンダルを起こしている。もし渡辺氏でなく細野氏がここにいたら・・・。「MONA」と見つめ合いながら演説など、とてもできないだろう。
とはいえ激戦の千葉選挙区。改選数3に対して9人が立候補。自民党は2人を擁立し、民主、共産、みんな、日本維新の会、生活の党など勢揃いしている。
「自民党現職は飛び抜けている。自民党新人と民主党現職がそのあとに続き、ほかが追いかけるという構図です」(野党関係者)
民主党現職も決して安泰とはいえず、終盤までもつれ込む可能性は高い。すでに各党の党首クラスも千葉県入りしている。
図らずも噂に真実味を与えてしまった細野氏。しかし、いずれこの場所で演説することが、必要になる日が来るかもしれない。
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「すべて私の責任です」と言って辞任する人が、「過去の人」の過去にさかのぼって処分しないと気がおさまらないなんて・・・。それは、本心では「すべて私の責任」だと思っていないということですね。笑っちゃいます。
私は今日も寮の管理人のバイト。ヒマなので、いつものように朝日新聞チェック。ところが、今日はいい記事が見つからなかった。
「今の日本で最もかっこ悪い人、細野さんの記事はないかなあ」とネットで検索。そしたら、最近のことよりかなり前の「モナ」系記事が続々と。その中で一番新しいのが上の「東スポ」の記事(コピーできないようになっていて打つのが大変だった)。
「人のこと批判する前に、我を振り返れよ」と言いたい。
私の姉は、辻元清美議員を女たらしの術で引っ張り込んだ前原氏が一番嫌いらしい。しかし、私はいつも自信がなさそうに下を向いている前原氏より、公費を使ったらしい不倫旅行の後も大きな顔をしている細野氏の方がいや。あの時点で細野氏の政治生命は絶たれたと思っている。その人が、何をえらそうに・・・。
細野氏の会見は、民主党の支持率をさらに下げるために暴れているとしか見えなかった。笑っちゃいました。
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【今日のきく】
今日もバイトから帰ったのは夜の12時前。
家はなぜか鍵がかかっていた。暗くて鍵穴がよく分からず、戸をガタガタしていたらきくちゃんが来てくれた。
しかし、そのあと口を半開きにして「ハー、ハー」の連続。
これは、「オッサンのお散歩はないのんですか」という意味。
「この時間からはかんにんしてくれよー。」
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