パオパオだより

2013年07月12日(金)

京都府立鴨沂高校 [学校]

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専門家による調査で、文化財的価値が高いとして保存が求められた鴨沂高の校舎(京都市上京区)

◎京都新聞7月6日朝刊

   鴨沂高 校舎建て替え 専門家「文化財的価値、保存を」
                         府教委、提言公表せず

 京都府教育委員会が建て替えを決めた鴨沂高(京都市上京区)の校舎について、府教委が方針検討の際、調査を依頼した専門家から「文化財的な価値が高く、保存すべきだ」との提言を受けていたことが5日、分かった。提言内容を伏せたまま方針を決めており、不十分な情報開示に批判が出そうだ。

 府教委によると京都府立大の大場修教授(建築史)らのグループに調査を依頼、昨年6月に提言を受けた。
 大場教授らは、1935年完成の校舎はモダニズム基調かつ和洋折衷デザインの近代建築だとして、文化財的な価値を高く評価。体育館や図書館も含めた校舎群を「撤去して、更地にして建て替える選択肢は想定しがたい」とし、増築・移築による保存を求めた。建て替えを前提とするならデザイン継承や校舎内部の部分的な保存が必要と付記した。
 ところが府教委は提言を教育委員会の会合や府議会に示さず、老朽化で耐震改修は不可能と説明、昨年秋に建て替え方針を公表し、本年度予算に新校舎設計費など3億9300万円を盛り込んだ。今秋に基本計画をまとめて校舎解体に取り掛かる予定。
 府教委管理課は調査について「基礎参考資料と位置付け、公表の必要はないと考えた。基本計画にデザイン継承や内部部材の再利用などで提言内容を反映させる」と釈明。免震工法を取り入れた現校舎の耐震補強は「検討に時間がかかり、全面改築と比べ費用も5倍」とあらためて否定、「全面建て替えしか方法がない」とする。
 現校舎保存を求める声は根強く、住民グループは解体に反対する千人超の署名を府などに提出した。日本建築学会近畿支部も近く要望書を府に提出する。 (鈴木雅人、松田ゆい)

■政策決定に問題
 真山達志同志社大教授(行政学)の話 建物の解体・改築は、政策決定の過程で文化財としての価値や景観を考えるべきで、府教委の対応は問題を感じる。不都合な内容でもオープンにして、議論して合意をつくる発想が必要だ。実施段階で反対が出てもめるよりスムーズにいく。
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◎毎日新聞7月12日朝刊

   鴨沂高改築「待った」 
     日本建築学会支部「歴史的価値高い」 知事に要望書

 日本建築学会近畿支部は11日、全面改築が予定されている府立鴨沂(おうき)高(京都市上京区)について「歴史的文化的価値が高く、改修や補強により活用を続けるべきだ」とする要望書を山田啓二知事宛てに提出した。【榊原雅晴】

 同校は府立京都第一高等女学校だった1930年代、明治期から使われていた木造校舎が老朽化し、コンクリート造りの本館や図書館、体育館、プールなどが建設された。その校舎も建築から約80年がたち、府教委は建て替え方針を固め、今年度予算に新校舎設計費など約3億9000万円を計上。今年秋に取り壊しを始め、2016年夏には新校舎を完成させるという。

 これに対し同支部近代建築部会は「鴨沂高校の校舎は装飾性を排したモダニズムを基調としながら外観に和風の要素を持たせるなどの特徴がある。複数のデザイン要素や様式を巧みに混ぜ合わせたもので設計者の能力の高さを示している。しかも校舎群として残っているのは極めて珍しい」と高く評価、保存を求めた。

 同部会主査の笠原一人・京都工芸繊維大助教(建築史)は「20世紀の近代建築についてはリビング・ヘリテージ(生きている遺産)という概念が提唱され、活用しながら残していくのが世界的潮流。建て替えありきではなく、残すことを前提に考えてほしい」と話した。

 要望に対し府教委は「歴史的文化的価値は十分に認識している。しかし本館は大地震で倒壊する危険があり、補強をしても安心・安全で快適な教育環境が確保できない。改築に際し歴史的価値のあるデザインをどう残せるか、同窓会や専門家も交えたワークショップで検討したい」と答えた。
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 私の一番上の姉が45年ほど前に卒業した鴨沂高改。その同じ高校を、この3月、うちの娘・真樹が卒業した。
 私と上の姉とは8歳も離れているので、姉の高校時代に話をしたことはほとんどない。唯一覚えているのが、「沖縄を返せ」という歌を教えてもらったことくらい。
 その同じ高校に、真樹が3年前に入学した。ほかの高校と比べて校舎が古くて、それはちょっといやだったようだ。でも、修学旅行が海外でなく沖縄に行くというのが大きなポイントになった。
 その選択は正解だった。今や沖縄の大学に進学し、「できたら沖縄にずっと住みたい」とまで言っているのだから。
 だだ、トイレが古く使えないものもあるのを嘆いていた。「いつまでたってもなおしてくれはらへん」と。くわしくは聞いていないが、あちこちガタが来ているのはまちがいないらしい。
 また経費節約のため、すべてのプリントにいまどき珍しい茶色のざら半紙を使用。「まだそんなんあったんですか」の世界です。 

 ところがその鴨沂高校が急変。
 「私服から制服化」を初めとする管理強化とセットにして校舎を新築することが昨年発表された。
 「そんな金があるんやったら、今のトイレなおさんかい! もうちょっとええ紙使わしたれよ!」
 そう思ったのは私だけではないだろう。

 こんなことでは、長年積み上げてこられた平和教育「沖縄修学旅行」もどうなることやら。

 私は京都府立洛北高校の出身。
 息子の廉が高校進学のとき、進学先候補のうちの一校として見学するのについていった。そこで私はがっかり。校舎は新築のピカピカ。全員制服で・・・。
 私がいた40年前ころは古いけれどかっこいい校舎。もちろん私服で、みんな好き勝手なかっこう。それが知らん間にオフィスビルで働くビジネスマン&ウーマンの塊みたいになってしまっていた。
 廉がこの学校を選ばなくてほっとした。私の母校だけれど・・・。

 「生徒の安全面を考慮して新築する」と言っているらしいが、それなら今までいろいろな不便なところを放置していたのはなぜ?

 「上からのゆうことを聞く学校にはお金を出す」

 おっと、これは小規模の小中学校の統合を進めたときの京都市の姿勢でしたね。
 京都府もいっしょか・・・。
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【今日のきく】

 「ボンレスきくと呼んで」とヨメさん。

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 「首輪してるのに食い込んでて見えへんかってん。そやし、ハーネスまでしてしもた。ボンレスハム状態や。」

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 「まあ失礼な」ときくは言わない。

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 こないだ鳥取で買って来たスイカ。買ったときは小さいと思っていたのに、家で見るとけっこう大きい。甘くておいしいいいスイカだった。(700円と安かった。)

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2013年07月11日(木)

一畳部屋の悪夢 [雑用]

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 昨日昼の11時半入りで、そのまま宿直。
 管理人室の裏の宿直部屋は、倉庫の一部に簡易ベッドを押し込んだもの。両脇が壁なので、寝返りを打つと壁を蹴ってしまうことがある。

 もう宿直も何回目かになるのだが,昨日は寝苦しかった。管理人室のエアコンをつけっぱなしにして寝たので暑くはなかった。誰もいないはずなのに、時々ガタッとか音がしたりして・・・。12時半に寝て6時20分に起きるまで、5回も目が覚めた。

 9時半にもう一人の「応援さん」に引継ぎをして帰宅。しかし、また夜8時過ぎに出かけなくてはならない。今日の夜9時から明日の昼の12時半までの勤務。今日はしっかり眠らないと、体が持ちません。

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 昨日のお昼ごはん。(朝ごはんからの流用でいろいろまざっている。)

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 昨日の晩ごはん。
 長らく部屋に閉じこもっている寮生がいて、ご飯もほとんど食べていなかったのだが、部屋に電話すると「食べたい」とのこと。
 部屋まで持っていってあげたら、「ありがとうございます」。 
 「困ったことがあったら、何でも言ってね」と言っておいた。
 とにかく、お腹にものを入れておかんとね。何でもそこから始まるんやもんね。
 「しっかり!」

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 夜中の見回りもマンションなので恐くはない。絶対に部外者は入れないようになっているはずだから。ただ逆にもし不審者が入っていたら、パニックになるくらい恐いと思う。

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 朝ごはんをいただき、細かい仕事をやり終えて引き継ぎ。本当は朝9時までの予定だったのだが、近くの格安駐車場がスーパーの駐車場なので9時半まで出られない。ということで、仕事も9時半まで。

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 10時半ごろ、家に到着。
 きくちゃんのお出迎え。これがなによりもうれしい。

 帰ってからも体がだるく、ほとんどボーっとしていた。そんなこと言ってる間に、またバイトに行く用意をせんならん。今日は、悪夢を見ずにぐっすり眠りたいなあ。

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【昨日のきくと今日のきく】

 昨日バイトに行く前にきくの散歩。
 もう、かなり気温が上がっていた。

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 今日は店に出勤していたきくを迎えに。

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 熱中症を防ぐには、とにかく水!
 人間は真水ばかり飲みすぎるとよくないらしいが、犬はどうなんやろう。やっぱり、犬用スポーツドリンクかな?

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【RUN】

 寮の管理人の仕事は、楽ではあるが体がなまる。長時間の拘束なので、走る時間もない。
 今日はバイトとバイトの間に少しでも走りたい。しかし、気温は35℃以上。 
 夕方、まだ30℃以上あると思ったが日が沈んだので走りに行った。

 3km、16分27秒。まあまあですね。
 相変わらず左アキレス腱が痛い。一度に走れるのは今のところ3kmが限度か。
 この前に店往復1.3km、あとに1kmをプラスで合計5.3km。

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 走ったあと、もう一度きくの散歩。

 オッサンはまたバイトやけど、家でかしこうしといてやー。

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2013年07月10日(水)

幻の原稿 [雑感]

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 昨日発売の「ねっとわーく京都・8月号」。
 今回は年1回の大学特集ということで、私の連載はお休み。それをすっかり忘れていて、もう原稿を書いてしまっていた。それを1ヶ月先に横滑りさせることも考えたが、次はまた書くとしてこちらは「幻の原稿」扱いに。 
 ただそれではもったいないので、ここに掲載せさせていただくことにしました。

     ◇     ◇     ◇

 一応私の本業は、「ランニング用品専門店・京都キャロット」の雑用係ということになっています。小学校教師を退職した22年前は、こんな私でもできる仕事はたくさんありました。ところがインターネットの通販の割合が増すにつれ、時代遅れの私の出る幕はなくなってきました。最初のころは、「仕事をやめて、今はヨメさんに食わしてもらっています」と言うのが半分じょうだんで通っていました。ところが、最近はそれがじょうだんでは済まされないような事態に陥っています。店の営業成績が日に日に落ち込んできているのに、それを改善していくのになんら役に立っていない自分を恥ずかしく思います。
 以前は「京都キャロット」の収益の大半が、マラソン大会での出張販売(臨時出店)でした。各地のマラソン大会へマラソンシューズやウェアを持って行き、テントで広げて買っていただくというスタイルです。私たち夫婦が始めた25年ほど前は、競合する業者もなく、一日でびっくりするほどたくさん売れる大会もありました。子どもが生まれてからも、どこにも預けず遠くまでいっしょに販売に出かけていました。そのころは、「子連れ犬連れ出張販売の京都キャロット」として有名になっていました。つらいこともたくさんありましたが、家族がいつもいっしょにいられることが一番の喜びでした。そのころは、私でも役に立つ仕事がいっぱいあったのです。
 しかし最近は同業者が増えすぎ、マラソン大会の出店ブースは飽和状態です。またインターネットの普及に伴い、大会での出店ブースで買われるお客様も減りました。「マラソン人口は増えているのに、出張販売の売り上げが減っているんですか」とよく聞かれますが、それにはこういった事情があるのです。
 今はこんな状況ですが、私たち夫婦二人ともマラソン大会自体は十分に楽しませてもらっています。私は、出店させていただいている大会の全レースにエントリーしています。ヨメさんも可能な限りエントリーしています。「ただ販売だけに来て、さっぱりやったら帰りがつらいやろなあ。それだけではなあ」といつも二人で言っています。その点が他の業者さんと決定的にちがいます。
 私の場合、2キロから100キロ以上のレースまで何でも出ていました。ただし、参加できる大会が日程上ほぼ毎年同じで飽きてきました。それで、最近はウルトラやフルを回避し、3キロや5キロの短いレースに的をしぼって参加しています。すると、高齢者の高速志向レースは参加者が少なく、入賞の可能性も出てきました。今までのように毎回毎回だらだらと参加するのではなく、目標を決めたレースで最高の結果を残せるように努力しています。
 ゆっくり走るのは、毎月定期的に走っている「9の日平和ラン」や「勝手に国労応援ラン」などのアピールランの時でいいと割り切っています。飽き性の私にしては、この二つのアピールランをもう3年以上続けているのですから、我ながらえらいもんだと思っています。せっかくここまで続けてきたので、レースに出られなくなってもこのアピールランだけは続けて行きたいです。
 ヨメさんも自分が走るのがどうこうではなく、お客様にいろいろな情報を提供したいという思いで大会に参加しているようです。「これも仕事。私はプロやから」というのがヨメさんの口癖です。
 しかし、そういうヨメさんも目当てもなく参加するのは飽きてきたようです。そこで思いついたのが「仮装」。仮装すると応援がぐっと増え、走る気がわいてくるらしいです。6月9日の「みかた残酷マラソン」ではティンカーベルの仮装。この大会はアップダウンの連続の24キロ。一応4時間という制限はあるものの、久保井大会実行委員長さんから「完走する気のある人は何時間でも待ちますよ」というありがたい言葉をいただそうです。その言葉を胸にしっかりしまって、妖精のようにふわふわと(?)3時間半で走りぬきました。
 走るのに正解もまちがいもありません。一番大事なのは、走る本人が楽しめているかどうか。「仮装全面禁止」を打ち出している「京都マラソン」にも、その点をあらためて考えなおしてもらいたいものです。
 今年の第2回京都マラソンは、だいぶ改善された点が多かったようで喜んでいました。ところが、来年の第3回大会は開催日が2月第3週に決定。この時期は京都でも一番寒いとき。この時期に行われていた「車いす駅伝」が3月に移されたのは喜ばしいことですが、6時間制限で数万人参加のフルマラソンを2月に持ってくるとは・・・。参加者側の心配より、「大量動員されているボランティアを殺す気か!」と言いたくなってきます。2月といえば京都では「木津川マラソン」や「宇治川マラソン」の経験があるのに、そこから大規模シティフルマラソンを開催する危険性は想定できなかったのでしょうか。
 「京都マラソン」に関しては、京都の一般ランナーの意見が多く取り入れられている大会とはとても思えません。もっと楽しくていい大会になるように、みんなで考えさせてほしいものです。
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 さあ、今日はバイト。泊まりなので、明日まで帰れない。
 まだ準備ができていない。いそげー。

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2013年07月09日(火)

第46回9の日平和ラン [ランニング]

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 今週、バイト先の寮長・寮母さんご夫妻が本格的なお休みをとられる。この2ヶ月、本来休みの日なのに私たち新しい「応援さん」が仕事を覚えるようにと付いていてくださった。私は不安なことだらけだったので、細かいことを聞いておきたかった。
 「今日は9の日やし、ちようどええな。」
 5時過ぎ、バスと地下鉄でバイト先の寮へ。寮長さんにいろいろなことをお聞きした。これだけ聞いておけば、一人でもだいじょうぶ。
 帰りは、できれば9km以上走りたい。でも、左アキレス腱がねえ・・・。本当は、選挙期間中である今こそ「平和・憲法九条」ののぼりを背負って走りたかったのだが。

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 6時半ごろ、二条駅の北にある寮をスタート。 
 千本通りを北へ。千本丸太町を右折。

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 千本丸太町を曲がったすぐのところに中古バイク屋さん。ヨメさんは見たいやろうなあ。

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 丸太町通りに選挙事務所を構えるある候補のところに寄り道。京都選挙区で唯一、憲法九条を守ると明言されている候補。今日は丹後に遊説なのでお留守。今の私が出せる最大の寄付金をことづけてきた。
 何でもかんでも変えたらうまいこと行くちゅうもんとちゃう。今持っているものを十分生かせているかどうかを考えるのが先だろう。

 「憲法9条を生かした平和外交」

 これはいい。抹殺することではなく生かすことを考えよう。

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 烏丸丸太町から烏丸通りを北上。

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 今日は、足腰の神さんに念入りに故障回復をお願いしておいた。

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 今日のぼりを背負っていたら、かなりたくさんの人に見てもらえたのになあ。ただし、地下鉄の出入り口あたりでは危なかったかも。

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 烏丸今出川を右折。
 まだ4kmくらいしか走っていないのに、左アキレス腱がしみしみと痛み出してきた。

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 加茂大橋を渡り、叡電・出町柳駅へ。

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 ここまで約5.5km。 
 電車の時間までまだだいぶあったので一駅分だけでも走ろうかなとも思ったが、だいたそうゆうときに故障が悪化する。目標の9kmには全然足らないが、これで終了。

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 最初に乗った電車は修学院止まり。そこで乗り換え、家に着いたのは8時前。
 ちょっと物足りないような・・・。

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 でもこの足ですから。
 今回は腹八分目ということで・・・。

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2013年07月08日(月)

朝からおちゃんぽ [わんこ・にゃんこ]

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 今日は朝6時過ぎに目が覚め、下に下りてゆっくりと新聞を読んでいた。
 そこへ廉が目をしばしばさせて起きてきた。
 「きくが、なでろなでろゆうて・・・。」
 「寝られへんかったんかい。」

 「しゃーないな。きく、おちゃんぽ行くか。」
 「うぇっへっへー。」

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 まだそんなに暑くもなく、きくも元気。
 いっぱいいっぱい走る。

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 朝の散歩はずっとヨメさんが行ってくれている。私とは久しぶり。
 おー、これも久しぶりの「帰りません攻撃」。でもゆるかった。

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 また、時々は朝もパオパオと行こうな。 

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 午後はずっとお店のクーラーで涼しんで。
 夕方の散歩もしっかり。

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 昨日出張から帰って晩ごはんを作ってもらったので、今日は外食。
 歩いて行ける中華料理「紅華」。二人でビールも飲んで2520円。やすっ!

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2013年07月07日(日)

第26回北栄町すいかながいもマラソン [ランニング・出張販売]

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 ゴールちょっと手前。
 また撮ってもらいました愛妻写真。
 「3km40〜59歳男子の部」のタイムは11分54秒で、第22位。
 左アキレス腱を痛めているので、12分台で走れたら上出来と思っていた。それなのにこの好タイム。前夜の愛妻ゴールドフィンガーのマッサージが効いた。
 「ありがとね、ますみちゃん。」
 「あっ、気もちわる!」てか。

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 土曜の前日受付のときにも出店していたのだが、ずっと雨。でも、「明日は降らんやろう」と気楽に考えていた。
 ところが、朝5時過ぎに起きると本降り。まるで去年のビデオテープを見てるみたい。この時期の雨は体を冷やしてくれるので走るにはいいかもしれないが、「京都キャロット」の商売としては最悪。

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 こんなとき気持ちをほんわかさせてくれるのは、やっぱりワンちゃん。

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 去年の大会では会えなかった「ポンちゃん」。
 「へっへっへー」と笑っているよう。目の下になんか付いてんのかと思ったら、できもんらしい。ポンちゃんも、だんだん歳とってきたということかねえ。

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 「京都キャロット」のまん前が荷物預かり所。今まで荷物預かりがあったのかどうかも気づかなかったが、こうしてきっちり管理してくださるとランナーにはありがたい。

 8時半ころやっと雨がやみ、大急ぎで積み上げていた商品をテント横に出した。全部出し終わったのが9時25分。
 「いやー、スタート15分前やー。」 

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 3kmのスタート地点に向かう途中、10kmに出場される三宅文彦さんとそのお友だちに遭遇。スタート前の一枚を撮らせてもらった。三宅さんはいつも変わらないいい笑顔。 

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 実は、今回私の受付ハガキが届いていなかった。だから昨日受付で確認していただくまで、ずっと5kmに申し込んでいるものと思い込んでいた。
 今の足の状態で5kmを全力で走ると危険。受付に行くまでは、出場するかどうかを迷っていた。ところがなにを思ってか申し込んでいたのは3km。3kmなら走りきれる。たぶん、足が痛くなる前に終わってしまう。前の晩にヨメさんに長時間マッサージをしてもらったこともあり、心配なくスタートラインに並ぶことができた。アップする間もほとんどなかったけど、しすぎると痛くなるし1kmくらいでちょうどよかったのかも。

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 私の勝手なライバル・松本さんも前から2列目に並んでおられた。今まで、レースでの直接対決はほとんど記憶がない。私が本調子なら、去年の松本さんのタイム、11分05秒の30秒差くらいに迫れそうだったのに・・・。今回は無理せず、コース攻略法を吟味するつもりで走る。

 スタート直後、すぐ前のランナーが2名転倒。確かに人数の割にはコース幅は狭い。この転倒を防ぐには、「入賞狙い」組と「その他」のランナーをしっかり分けるしかないと思う。

 前日コース試走をしておいたので、1kmごとの標識がないことは知っていた。しかし、試走のゴールが15分40秒くらいだったので、逆算してだいたい中間点のところの目安は付いていた。
 スタートからいい感じで走り出し、同じペースのランナーと競い、足の痛みを気にすることもなかった。中間点あたりで5分50秒ちょっと。6分半くらいで行けたら良しと思っていたので、ここでぐっと気分よくなった。

 上の写真は、中間点を過ぎ海側に下っているところ。次の交差点を左折すると、もうゴール地点が確認できる。入賞を狙わなかったら3kmは楽。あっという間。初めから終わりまで同じペースで走れたように思う。

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 ゴールの時計を見てビックリ。
 「11分台行けるー。」

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 記録は11分54秒。
 日差しはなかったとはいえ、この蒸し暑い中でこのタイムとは。上出来、上出来。

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 ゴール付近に松本さんとお友だちの山本さん。
 松本さんは、10分20秒で60歳以上の部4位。去年より45秒短縮。去年の松本さんのタイムなら、3年後に私が「いわしてしまう」可能性はあったが、このタイムで走られてしまうと私には絶対無理。元気すぎるがな・・・。
 一方、去年2位だった山本さんは去年のタイムを上回ってゴールされたのに残念な8位。昨日、「京都キャロット」でシューズを買ってくださったのに・・・。
 去年3位だった松本さんも今年は45秒も縮めて4位だし、今年の60歳以上の部のレベルが高すぎたということですね。私が参入する3年後のレベルが下がっていますように・・・。

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 日差しがなく気温はそんなに上がっていなかったと思うが、とにかく蒸し暑くすごい汗。それでも3km11分台で走れたのだから、私は「暑さに強い」と言ってもいいでしょう。ただ、それ以上に強い人が何人もおられるのがしゃくですが。

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 ゴール後、10kmに出場されている三宅さんの応援に。

 私のすぐ近くにお父さんを待つ、男、男、女の三兄弟。
 お母さんが何度も「おかしいなあ、おかしいなあ、まだかなー」と言っておられた。カメラを持って待ち構えていた次男君は、しんぼう強く待っていた。下の女の子は、ときどき「あっ!」。お父さんとよく似たランナーを見まちがえていたようだ。長男君はほとんど無関心。三者三様で見ていて退屈しなかった。

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 スタートから52分くらい。
 やっと三宅さんの姿が。三宅さんは私と同じくらいの走力の方なので、今日はかなり厳しい結果だった。それでも、私が大きく手を振ると気づいてくださった。応援ができてよかった。

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 朝は涼しかったのだが徐々に気温も上がり、蒸し暑さの中倒れてしまうランナーも多くあった。
 私の目の前で年配の女性がつまづくように倒れられた。すぐ近くにおられた役員さんが声をかけ、助けられたがほとんど反応なし。ただ前に向かって進もうという気持ちが勝ちすぎている。状況判断ができなくなっているように見えた。私も気をつけないと。

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 この大会は、例年レース後にもたくさんお客様がいらっしゃる。長くても10kmなので、余力があるんでしょうね。
 ところが、11時過ぎからまたパラパラと。たいした雨ではなかったのだが、みなさん帰りを急がれたようだ。今年は去年より売り上げが上がると思っていたのに、残念!

 ヨメさんはポンちやんをかまい、私は宍粟市のカメラマンさんとちょっとお話をしこれでしめ。いつもより早い後片付けとなった。

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 いつもは1時半になってしまう「お昼のバイキング」。今回は1時に入店。その分、お店は人でいっぱい。

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 ゆっくり食べて家路へ。
 途中、「道の駅・犬挟(いぬばさり)」で野菜や真樹へのおみやげを買って帰る。それでも自宅に着いたのは7時ちょうど。280km先から帰ってきたのにまだ明るかった。

 車が変わったので(エンジン音も変わり)、きくが私たちの帰りを分かるか心配だった。玄関を開けてもお迎えがなくがっかりしてたら、廉の部屋のドアが風で閉まって閉じ込められていた。
 「クワーン、クワーン、キュルキュルー・・・」
 ああかわいそうやった。

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