2008年09月14日(日)
第8回丹後100kmウルトラマラソン [ランニング]
結果は、まったく予想通り。(おもんなー。)
第1関門(55.8km)をギリギリで通過し、碇高原への上りでへたり、約71km地点にあたる峠で役員さんの車に収容。第2関門(73.2km)の碇高原牧場から送迎バスでゴールへ。
ああ、このパターンはいったい何回目。
3時半起床、3時40分に峰山の「竹藤屋旅館」を出発。
15分ほどで選手駐車場到着。
スタート地点を見てびっくり。スタートまでまだ30分ほどあるのに、いっぱいのランナーが並んでいる。(みなさん、ちょっと入れ込みすぎちゃう?)
昨日、選手名簿で「出倉真由美さん」の名前を見つけたので、ピンクゼッケンの女性を注意して見たが見つからず。この大会は、私がすすめたところもあるので、ぜひ会ってお話したかった。(出倉さんは、福井の美人ランナーです。)
100kmだけで902人の申し込み(うち女性103人)と言うのだから、この中から見つけるのは無理か。
前日終わりがけに受付に行ったのだが、その時点でもうほとんどの人が受付を済まされていた。それに、今年から当日受付もあるので、受付率は100パーセントに近いのでは。
スタートは4時半。もちろん真っ暗。
スタートしてから少したって気づいたが、全体のかなり後ろの方を走っていた。
これでいいのです。走る前から足が痛いんですから。
今日の一番の目標は、こぶらがえり阻止。
なんとか30kmくらいまでは、だましだまし、「こぶらがえんなー、こぶらがえんなー」を合言葉に。
行きの七竜峠は、まだ7km地点。
やっとしらじらと夜が明けかけてきた。ここからは下りが続くので、気持ちがぐっと楽になる。
6時過ぎ、やっと日の光が。(12.5km地点)
日の出を見るのは、一年でこの日だけ。しっかり見ておこう。
朝日を背に浴びて、気持ちよく前へ。今のところ、こぶらがえりの兆候なし。ゆっくりゆっくり走っているのがいいのかな。
くみはまSANKAIKANで休憩と思ったが、疲れてなかったので梨だけもらってGO!
毎年見る久美浜湾の干しイカ。うまそう。
60kmのスタート地点を通過。(21.8km地点)
ここでは60kmの部に参加されるランナーがいつも応援に出てくださっているのだが、今年はわかちゃん一人。
「完走してくださいね〜。」
「無理、ムリ!」
「え〜。」
久美浜湾の景色はきれい。後ろの方なのでランナーはまばら。その代わりこのきれいな景色を見て、心をなごませよう。
33kmくらいのところで、毎年梨を出してくださるおうちがある。ほんとうにありがたい。
今年はご主人がかわをむいてくださっていた。(もちろん食べ放題です。)
地には可憐な花が。
何人のランナーがこの花に気づいたかな。
帰りの七竜峠。(39.3km)
この手前はだいぶ歩きました。ここは前半のヤマ場。(文字通りの)
ダラダラ坂はあきるぞーと思っていたら、見事な転覆車。よく見たら大会関係車両でした。
44.6km地点の浅茂川漁港。
ここでは、ファイテンのマッサージが受けられる。
今年は大学生ぽい女性にあたった。本当のあたり。ここで女の人に当たると、疲れの取れ方が3倍増。
45km過ぎでは、お年寄りの応援もあります。
毎年楽しみにしているアイスキャンディ。
今年は一本を店で食べ、一本を持って行った。垣中製菓店さん、ありがとうございます。
どうしてみんなここでアイス食べんかなあ。
店の中では、小学生の女の子が二人、行儀よくいすにすわってアイスを食べていた。いいねえ、こんな店が近くにあると。
ゆーらぴあに着く前に、60kmの部の先頭に抜かれる。これは初めて。
最初のころは、第1関門の手前。最近はゆーらぴあの中で抜かれるパターンだったのに。これはかなり私が遅いのかな。
第2関門の弥栄庁舎に近づくと、なにやらこちらに向かって叫ぶ声が。よく聞き取れなかったのだが、近くまで来て分かった。
「関門閉鎖まで、あと1分でーす。」
「えー、そんなギリギリやったんかい。」
関門閉鎖45秒前にイン。
でもよく考えると、去年も閉鎖1分前やったよな。この後のがんばり次第で、第2関門も行けんことはない。去年行けたんやから。
しかし、ここからが去年とちがった。去年は平坦地は全部走ったが、今年は走れなかった。
70km地点手前で、第2関門の時間制限をオーバー。ここで今年の挑戦は終わり。お情けで、峠までは行かせてもらった。
峠での私と女性役員さんとの会話。
「これで8年連続アウトです。」
「えー、そうなんですかー。」
「そろそろ表彰してもらえへんかなあと思ってるんですけど・・・。」
「それには、もうちょっとね。」
「あと2回来て10回連続アウトやったら、表彰してもらえますかねえ。」
「・・・。(あきれ顔、完走めざさんかいという表情。)」
ちょっと楽しみすぎですか。もうちょっと真剣さがないと、完走は無理やねえ。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=219
コメント
外峯さん、久しぶりのコメントありがとうございます。
私は全然疲れていません。気楽たらしく疲れたら、ヨメさんに怒られるんです。
一つふしぎなこと。走る前にあんなに痛かった右ヒザと左ふくらはぎが、今はほとんど痛くない。なんで!
今回は、あまりいい写真が撮れませんでした。私の大好きな雑種犬に、一ぴきも会えなかったのが残念です。
それから、8年連続アウトの私に、「完走するためのポイント」を聞くのはあまりにも無謀。
ただ一つだけ言えることは、「一歩でも前へ行く楽しみを見つける」こと。
話は変わりますが、「外峯さん・その2(私の好きな人)」のブログはあきらめてないので、その時にはよろしくお願いします。(検閲を)
ウルトラマラソンお疲れさまでした・・。
100キロもの道のりをカメラ片手に走ろうとは
したくても なかなか出来ない事やと思います。
いつも思うんですが あまり遠方のレースに参加できない私にとって パオパオブログは実際走ってるような気分を味わえる貴重なフォトブログなのでわかりやすくて有り難い。色々参考にもなります。
私も今の目標が達成できたら 次は100キロにも挑戦してみたいな〜って思います。
その頃には完走するためのポイントなんぞを教えて下さいね〜〜。