2010年07月22日(木)
アマガエルの恩返し [雑感]
昔々のその昔、あるところにパオパオという変なオッサンが住んでいました。
パオパオが、仕事をしているふりをしている「京都キャロット」から帰ろうとしてドアを開けた時、1ぴきのアマガエルが店に入ってきました。
「あー、あかんて! こんなとこ入ってしもたら、干からびて死んでしまうだけやてー。」
そういって、シッコちびりまくっているアマガエルをなんとか捕まえ、向かいの田んぼに放してやりました。
「でも、待てよ。あのアマガエル、こないだ入ってきて逃がしたアマガエルちゃうんかいなあ。まあ、アマガエル1ぴき1ぴき見分けられんわなあ。」
そう思いながら店の玄関前を見渡すと、「あっ、このバケツの上のアマガエル、3日前からずっとここ・・・。あっ、この郵便受けの上のアマガエルも、3日前からずっとここ・・・。」
まさかね。
でもでも・・・。
ここらは京都市とはいえ、田んぼあり山あり川あり。カエルのえさになる小さな虫はいっぱいいる。「京都キャロット」前は電灯つけっぱなしなので、小さな虫の宝庫。動くのがイヤなアマガエルは、3日でも4日でもここでじっと虫が来るのを待っているのかも知れない。
「はーはーはー、アマガエルさん、ちょっとお話が・・・。」
おっと出ました、琉球ミニシェパードのきくちゃん。
「アマガエルさん、パオパオはアマガエルだけじゃなく、ほかの生き物の命も救っています。でもそれは、心優しいからじゃないんですよ。へへへー、だまされたらあきません。それはね、恩返しがしてほしいからなんですよ。アホでしょう。姑息でしょう」
「ギョギョギョ、ギョへーン!」
まさかまさかまさか、あの命を助けてあげたアマガエルが恩返しに帰ってきました。
オー、ニッサンのニューモデル、「マーチ」。
もうすぐパオパオの「ヨメさん」が乗っている車のリース期間が終了。次に乗る車の候補として突然登場した、「マーチ・アマガエルバージョン」。この車の色は、アマガエルが変身したものにちがいない。
これぞ、「アマガエルの恩返し」。
次は、この車にしましょ。
(ヨメさんは、めっちゃイヤがっています。)
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2010年07月21日(水)
ぷっはー [わんこ・にゃんこ]
あっつうて、もう歩けましぇーん。
ぷっはー、ぷっはー、ぷっはーはー。
ほんまにほんまに、もうイヤ!
ぷっはー、ぷっはー、ぷっふぁふぁふぁふぁーん。
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(おまけ) 2日前のきくちゃん
きくは廉を見つけたら大喜び。おとといの写真はシャッターチャンスを逃してしまったので横を向いているが、本当ははしゃいでいた。
昨日は廉が車道を通ってきたのに、自転車のシャーシャーいう音で廉と気づいた。ボーとしているようで、けっこう敏感。
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2010年07月20日(火)
革新は? [時事]
◎毎日新聞京都版7月19日朝刊「支局長からの手紙」より
「連立政権」
参院の京都の投票率(選挙区)は53・71%で全国で4番目に低い数字でした。政治に対する関心が京都は低いのでしょうか。
全国に目を向けると有権者は昨年8月の衆院選で「政治改革」を求め、自公連立政権でなく民主党中心の新しい政権を選びました。ところが、先日の参院選では民主党が大敗し、自民党が改選第1党になる復調を遂げました。
民主党大敗の原因について、菅直人首相の消費税引き上げ発言、「最低でも県外へ移設する」と言われていた普天間飛行場移設問題の迷走、政治とカネをめぐる問題などが指摘されています。
国会で法案を通すには、衆院(480人)と参院(242人)で過半数の賛成を獲得して可決しなければなりません。あるいは、参院で否決されても衆院の3分の2以上(320人)で再可決すれば法案は成立します。ところが現在、民主党は衆院で305人、参院で106人です。衆院では多数派でも参院では少数派という「ねじれ」になっています。どのように国会を運営していくかが民主党に問われるわけですが、一番手っ取り早いのは他党と連立を組むという手法です。参院で過半数になるため、16人以上の数集めをするか、衆院で15人以上増やして再可決に持ち込めるようにすればよいという勘定です。
このため新聞各紙とも連立のシミュレーションとして現在、連立を組んでいる国民新党、新党日本に加え、みんなの党や公明党、社民党など、さらには自民党との大連立などを紹介しています。
連立を議論するならば、今回の有権者の声を最大限に反映し、その期待を実現するためにはどうあるべきかを考えてほしいものです。参院選で有権者が望んだ声とは、民主党大敗の原因を裏返して語れば、「消費税の増税反対」「普天間基地の県外移設」「カネにクリーンな政治」ということになります。これらの有権者の声を実現したいと民主党が本気で考えるならば共産党と社民党に連立を申し入れるのが一番現実的ではないでしょうか。確かに参院で共産党、社民党の議席を足しても116議席で、過半数には届きません。しかし、衆院では321議席になります。衆院で再可決が可能な数字です。
民主党から言いだしにくいのであれば、共産党や社民党から民主党に「連立しないか」と申し入れたらどうでしょうね。民主党が有権者の声に応えるなら、また、共産党や社民党が公約を実現したいのであれば、「中道左派連立政権」は選択肢の一つとなるのではないでしょうか。
一笑に付されることは分かっています。とても現実的とは私にも思えません。しかし、1票で政治が変わらない、という投票に対するあきらめムードを打ち破るためにも、民主党をそして他党を揺さぶるためにも、このような意外性を政治に期待したいものです。【京都支局長・北出昭】
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昨日の毎日新聞の朝刊を見てビックリした。テレビでも新聞でも誰も発言していない、「民共社連立政権」について書かれていたからだ。毎日新聞は前からすごいと思っていたが、この記事には感心した。
私の青春時代は、地元京都を初め、東京、神奈川、大阪などで社共共闘の革新知事が誕生していた。世の中がどんどんよい方向に変わっていくと実感できた。
しかし、今や自民党と第二自民党のような政党・民主党が幅をきかしている。そして、第三自民党のような政党・みんなの党、第四自民党のような・・・、もう分からん。革新政党は、全体の1割以下に落ち込んでしまった。もちろん革新知事もゼロである。
というか、今や「革新」という言葉は死語かも。毎日新聞京都支局長さんも、「民共社連立政権」を「革新政権」とは呼ばず、「中道左派連立政権」と呼ばれている。たしかに、保守の最大政党である自民党に対抗する政党が、第二自民党的な民主党では、とても革新とは呼べない。
しかし、支局長さんの述べておられるこの部分には注目したい。
参院選で有権者が望んだ声とは、民主党大敗の原因を裏返して語れば、「消費税の増税反対」「普天間基地の海外移設」「カネにクリーンな政治」ということになります。これらの有権者の声を実現したいと民主党が本気で考えるならば共産党と社民党に連立を申し入れるのが一番現実的ではないでしょうか。
たいへん分かりやすい説明です。でも、「一笑に付されるのは分かっています」って、なんでやねん! 「とても現実的とは私にも思えません」って、なんでやねん!
せっかくいい提案をしているのに、自らその提案を貶めるような発言は聞き捨てならん。こんな発言を聞くと、「いいことゆうてるんやけど、○○党だけはねえ・・・」と言っている人と同じ。いいことばっかり言っている党に投票したら、世の中変わっていくかもしれんのに。残念やなあ。
私の提案。
もうここらで、「憲法9条」を守る政党と守らない政党の2つに分けてみませんか。これで分けたら、二大政党の意味もある。ある人が、「憲法は9条だけが上にあって、その他の条文はその下につけたしみたいになっていていい」とおっしゃっていた。私も、その考えに近い。絶対戦争をしない「憲法9条」をどんなことがあっても守っていくのなら、消費税は50%くらいまでならしんぼうできる。本気でそう思っている。
今の私は、言わば「護憲無党派」。
憲法9条だけは守って行ってくれる、「護憲無党派連立政権」(ちょっと表現が変かな?)というのができてほしいと思っている。
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2010年07月19日(月)
第24回やぶはら高原ハーフマラソン・続き [ランニング・出張販売]
帰りの14km地点のダムから下を見下ろすと、私が名づけた「地獄の白菜畑」がくっきりと見える。今年は気温がかなり上っているので、「地獄度」はかなりアップしているはず。
15kmすぎから17kmくらいまでが、このコース唯一の平坦地。普通はここでほっと一息・・・、と思ったら大まちがい。ここは、北側のダムを背にした南向きの盆地。太陽ガンガン、風はなし。見事な蒸し風呂状態です。
ダムの堰堤を渡りきり下り坂にさしかかるところで、行きしに応援に出でくださっていた着物のおねえさんがまたもや応援。これはうれしい。大勢での応援もうれしいが、暑い中、こうして長時間立っての応援には頭が下がります。
本道からそれて「地獄の白菜畑」に向かう下りで声をかけてくださる方あり。
「キャロットさんですよね。いつも、通販でお世話になってます。」
「あっ、ありがとうございます。これから、地獄のループですね。あそこ、ガンガン照りで風がないし、たいへんですよね。」
「そうですね。がんばりましょう。」
「地獄の白菜畑」は、思っていたとおりのガンガン照りで無風。途中にある「あと5km」の表示を見ても、あまりうれしくない。「まだ5kmもあるんか」という感じ。
(写真もピンボケ。頭の中もポー。)
白菜は今年は豊作のようだ。でっかい白菜がいっぱい実っていた。
(向こうに見えるのが、走ってきたダム。)
給水所のみなさん、お世話になりました。
この大会では、使ったコップを捨てる箱が用意してなかった。最近ランナーのマナーが向上し、箱が用意してあればほとんどの人が入れていく。この大会もそうすべきだと思う。係りの方が一つ一つ拾っておられる姿は、気の毒だった。
最後の最後はゴール地点が見える下り。ここは誰もが気持ちよく走れるはず。
ゴール直前は、シューズを脱いではだしで走りたくなるような・・・。
ゴールタイムは、2時間06分36秒。
まあ、見事なキロ6分ペースです。(ただし、アップダウンがあるので、1kmごとのスプリットタイムはバラバラです。)
今年は耐暑レースのようになってしまった。
ダメージを残さないようにと思っていたが、さすがにゴール直後はダウン。でも、この時期にハーフマラソンというのもなかなかないので、出場された方々は喜んでおられるにちがいない。
私はあいかちゃんをはじめ、知り合いにほとんどお会いすることがなかったので、その点ちょっと残念な大会になってしまった。
あっ、それから、一つ大事なことを忘れていました。
「最近暑いレースにも強くなった」と思い込んでいたが、これは大きなまちがいだった。
若いころ、冬の20kmで1時間16分の時、真夏の20kmを1時間26分くらいで走っていた。わずか10分の落ち込み。今、冬のハーフを1時間37分、そして真夏のハーフが2時間6分。およそ30分の落ち込み。これなら、楽に走れているのもうなづける。
暑さに強くなったんじゃなくて、若いころのように無理をせずゆっくり走ってただけでした。ああ勘違い、チャンチャン!
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2010年07月18日(日)
第24回やぶはら高原ハーフマラソン [ランニング・出張販売]
今日のトップ写真は迷った。
行きしのダムで出合ったきれいな着物のおねえさん。
帰りのダムで出合った編み笠の二人組のおにいさん。
お年は召しているとはいえ、どっちもかっこよかったので両方トップ写真に決定。
奈良井宿、朝5時。
民宿「津ち川」さんから見る南の空は晴れ渡っていた。今日は雨の心配はなさそうだ。
5時半ころ、大会会場である「こだまの森」に到着。
ここは、標高1000mを超えているところだが、今日は天気がよすぎて、高原のひんやりした空気は感じられない。どんどん気温が上って行きそう。
会場で初めて会ったワンちゃん。
私の好きな雑種ではなく、ボーダーコリー?
管理棟前につないであったので、勝手に写真を撮らせてもらいました。
9時、ハーフと10kmが同時スタート。ここはスタートゴールが芝生で、すごく気持ちがいい。
ここで毎年お会いする大阪の秋田さんの姿が見当たらない。いつもなら、スタート地点横で愛犬・あいかちゃんが「ワンワン」ないているところなのに・・・。
(あとでヨメさんに聞くと、秋田さんはあいかちゃんの散歩をしていてスタートに遅れたそうだ。いやー、それって「愛犬家のかがみ」ですね。)
今日の私の目標は・・・。
特になし。しいて言えば、ダメージを残さない走りを心がけることですかね。この暑さを考えると、ハーフ2時間くらいが一つの目安になりますか。
このコースの特徴は、何度も繰り返されるアップダウン。行きしはそれほど気にもならないのだが、帰りがねえ。
また、行きは北側斜面の前を走るのでほとんど日陰がない。前半こそ、給水をまめに取らなくてはいけない。
8kmすぎの「奥木曽大橋」を渡ると、進行方向が変わり木陰が多くなる。
橋を渡ろうとすると、こんな立派な橋なのにすごく揺れていた。まるでダンプが通っているかのように。ランナーの足踏みの力はすごい。
橋から下流をのぞむ。
これから、このダム湖の左側を走って帰ります。
橋から上流をのぞむ。
水かさは、例年に比べると少ないように思う。
10km地点は、1時間を少しだけ切っていた。
ということは、ゴールは2時間6分か。えらいかかるなあ。
このトンネルを越えると、ダムの堰堤横。
さあ、終盤の難所「地獄の白菜畑」へ。
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2010年07月17日(土)
「かけはし食堂・カレーハウス」 [グルメ情報]
今日は、本来なら「やぶはら高原ハーフマラソン・前日受付」という題で書くところでしたが、印象深いカレー屋さんを発見したのでそこのことを中心に書きます。
やぶはら高原の前日は、中央高速中津川ICを出てしばらく行ったところにある「くるまや」さんのおそばを食べるのが恒例だった。 私たちもそば好きだが、一緒についてきていた子どもたちもそれを楽しみにしていた。しかし、もうついて来てはくれない。それなら、今年は一度ちがうところで食べようということになった。
前から気になっていたお店。
国道19号線沿いの小さな峠の手前に、ポツンとその店がある。店の外には、「超おいしいカレー」とか書いてあるが、私らが前を通る時はお客さんが入っているのを見たことがない。正直に言って、非常に入りにくいお店だ。でも、「いっぺんは入らなあかんなあ」と思わせるお店だった。
長野県上松町が終わり、木曽町(旧木曽福島町)に入ろうかという小高い峠の手前にそのお店はある。私たちが到着したのはお昼の1時前だったが、案の定、お店の電気はついていなかった。
でも、お店の表には「営業中」の看板も出ているし、ここまで来たら思い切って入ってみることにした。
「すいませーん」と言いながら入ると、おじさんが一人。すぐにお店の電気をつけてくださった。そのあとおばさんが出てこられ、注文を聞いてくださった。
私は、「お肉入りのカレー・ふつう辛(800円)」。
ヨメさんは、「野菜入りのカレー・ふつう辛(1000円)」。
カレーが出てくるまで不安で不安で・・・。
お店の壁一面に、天井にも絵だらけ。おばさんにお聞きすると、常連さんがこのお店の中でかかれたものだそうだ。
出ました、野菜入りカレー。
話を聞いていると、ご夫婦のおうちは国道を挟んだ向かい側で、少しだが畑もしておられるそうだ。このカレーに入っている野菜は、その畑でとれたものかもしれない。
とにかくご飯の量が多く、最後のほうはちょっと苦しくなった。特にヨメさんは食べきれず、少し残してしまった。
カレーの味は「ふつう辛」にしたので、ちょっと物足りなかった。あれなら、「やや辛」でもだいじょうぶだったかもしれない。
これが、お店の外観です。
私が手に持っているのは、「カレーせんべい(150円)」。
さあ、みなさん。国道19号(中山道)を通られる時は、ぜひこのお店「かけはし食堂」さんへ。入るのにちょっと勇気がいりますが、異次元に迷い込んだようなフンイキは味わえますよ。
やぶはら高原・こだまの森に着いたのは2時。
もう前日受付の始まる時間だが、人影まばら。去年までうちが出店している場所のすぐ前が受付テントだったのに、今年はもっと手前に変更になっていた。そら、お客さんがこんはずや。
夕方5時から、管理棟前で「前夜祭」。
地元の小学生たちが「よさこいソーラン」を踊ってくれていた。
この大会を主催している木祖村は、人口3000人ほどの村だそうだ。その規模だと、小学生の数も激減しているだろう。そんな中、こうして大会を盛り上げるために来てくれいいる子どもたちには本当に感謝したい。人数が減っても、これからも応援に来てや。
人口3000人と聞いて、大会の定員が2000人にしてあるのが納得できた。それ以上は無理です。私たちランナーは、小さな村が大勢のお客さんを精一杯もてなしてくれているということを忘れてはならない。
うちのテントにはほとんどお客様も来られず、早めに後片付けに入った。
お泊まりは少し北に行ったところの奈良井宿。去年初めて泊めていただいて、静かで落ち着いた宿だったので今年もお願いした。
会場近くの民宿だと、私たちよりかなり早く起きられる方が多く、ギリギリまで寝ていられない。その点、奈良井宿は反対に私たちが早起きで他のお客様に迷惑をかけるような感じだ。
明日の朝は、5時起き。迷惑にならぬよう、ひっそりと出かけることにしよう。
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