パオパオだより

2010年07月10日(土)

「ゆきちゃん」と「よりちゃん」 [学校]

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長代川のネムノキ

 私の母校、京都市立別所小学校・花背第一中学校(小中併設校)は3年前に閉校になった。
 私が小学校に入学した時(48年前)、1年生は12名(男7、女5)。この年の入学生が、この学校の最後の2ケタ学年になった。このあと、5年の終わりに女子1名が転校。6年の終わりにも女子1名が転校。 
 しかし、中学には一つ峠を越えたおとなりの大原百井町から4名(男3、女1)が入学してくれた。これで、合計14名。しかし、中1の終わりに女子1名が転校。結局、卒業したのは13名だった。

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 私の中学時代3年間担任をしてくださった中古賀先生が、5年間のブルガリア滞在に終止符を打ち日本に帰ってこられた。2年前一時帰国されているときに、「第1回中古賀クラス会」をした。その時は14名中8名が参加。その会の終わりに、「2年後、今回来られなかった人の都合を中心に考えて第2回を計画する」と約束しておいた。

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 まずは、名古屋のゆきちゃん(由紀子さん)。
 何度電話をしてもまったくつながらない。向こうからも何度もかけてくれていたのだが、そのときは私が気づいていなかった。ところが、昨日、期日前投票に行こうと走っている時に携帯に電話着信。グッドタイミングでした。
 ゆきちゃんは、「必ず行く。ただし、仕事は1ヶ月前から届けを出さないと休めないので、ここ2、3日中に日を決めてほしい」とのこと。

 次は、富山のよりちゃん(頼定君)。
 よりちゃんに電話しようと思ったら携帯の番号が変わっていた。そこで、すぐに小谷屋のおばさんに電話。おばさんは、「番号変っとったな、こうじさんにゆわんならんと思ってたんや。ごめんね。よりさだには、『こうじさんから電話かかってくるで』ってゆうといたし。」
 おばさんに聞いた番号に電話。2年ぶりのよりちゃんの声。「お盆やったら休めるし、そこにしてくれたら行く」とのこと。

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 2人の話から判断して、「第2回中古賀クラス会」は8月14日(土)に決定。すぐに先生にも電話。OKがとれた。

 ゆきちゃんとは中学卒業以来39年ぶり。よりちゃんとは、チラッとは見かけたことはあるがきちんと会うのは久しぶり。ほんまに楽しみです。
 
 本当はほかの人ともいろいろと相談したほうがよかったのかもしれないが、前回の終わりの約束重視。前回来れなかった2人の参加の確約を取っただけでも、もう半分以上成功です。

 後は残り11人に連絡とって、目標は参加者10人超え。それと、会場ねえ。ええとこないかなあ。
 このへんは、誰かに助けてもらおーっと・・・。

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※さて、私、ゆきちゃん、よりちゃんは、どーれだ?
  ヒント・私→おぼっちゃん?
      ゆきちゃん→ちびまる子?
      よりちゃん→白いオッサン?

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2010年07月09日(金)

第10回9の日平和ラン+期日前投票 [ランニング]

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10時45分

 今日は9日。「9の日平和ラン」の日。
 参議院選挙の期日前投票ができるのも明日まで。それなら、投票所(左京区役所)まで「ランナーズ9の会」のユニフォームを着て走って行こう。

 スタートは、「京都キャロット通販事務所」のガレージ前。

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10時55分

 まずは上賀茂神社を通過。

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10時57分

 明神川沿いを東に走っていくと、向こうから手を振る人が・・・。義兄のエトーさん。自転車での街宣活動です。

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10時59分

 クスノキの大木から南下。
 「上賀茂小学校」は、私が6年間勤務したところ。立派な校門は、今も健在です。

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11時16分

 廉の大学を過ぎたところに、かわいいワンちゃん。
 最初はしっぽブンブンってしていたのに、急に吠え出した。アンタはきくちゃん系?

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11時30分

 下鴨本通りに入り糺の森近くで、私の携帯に着信。
 先日からずっとすれちがいで、連絡が取れなかった小中時代の同級生「ゆきちゃん」。8月に行う予定の「第2回中古賀クラス会」に、名古屋から駆けつけてくれる。
 「よっしゃー!」

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11時32分

 出町柳駅前から川端通りを南下。
 このあたりから、だいぶ雨がきつくなってきた。

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11時36分

 東一条を左折すれば、すぐ左京区役所。

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11時40分

 投票所到着まで、55分。スタートから7kmちょっとだと思っていたが、もうちょっとあるのかも。
 左京区役所の選挙掲示板の前でパチリ。

 3階の投票所で。
 「こんなかっこうで入ってもいいですか。」(一応、着替えを持ってきていた。)
 「どうぞ、どうぞ。」
 「ここまで走ってきたんです。」
 「はい、どうぞ。」

 私の背中で立会人さんたちが。
 「いや、走ってきやはったんやて・・・。」
 「へー。」

 これって、「ランナーズ9の会」の宣伝になったんでしょうか。

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11時46分

 選挙はいつの間にか、「消費税10%をめぐる攻防」になってきている。普天間の米軍基地の問題はどこに行ってしまったんでしょう。

 帰りは行きと同じコースではおもしろくないので、ちょっと遠回り。

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11時52分

 荒神橋西詰の喫茶店のワンちゃん。
 真樹は通学途中、毎日このワンちゃんを見ているらしい。

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11時54分

 「荒神口」という地名は、このお寺から来ているようだ。

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12時01分

 寺町今出川から今出川通を西へ。
 右に同志社、左に京都御所。歩道も比較的広く、気持ちよく走れる。

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12時03分

 同志社の赤レンガは、落ち着いたいい色です。

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12時08分

 烏丸今出川から烏丸通を北上。

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12時12分

 烏丸通には、こんなポスターもはられていた。

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12時13分

 烏丸通の電気屋さんには、こんなワンちゃんが。
 熟睡です。首がベッドからはみ出ています。幸せそうです

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12時25分

 車の多いところばかり走っていたので、ちょっといい空気を吸いに鴨川へ。

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12時25分

 草むらには、丸々とした鴨。
 近寄っても逃げません。

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12時30分

 雨の中、ワンちゃんを散歩させている方を発見。近づくと「ワワワーン」とほえられた。
 「すいませーん、ワンちゃんの写真撮らせてください。」
 「あらー。」
 「すごく白いですね、紀州犬ですか。」
 「さあ・・・、13年前に息子が拾ってきたんですよ。まだ、2、3ヶ月くらいの大きさだったかな。」
 「えっ、もう13歳なんですか。お名前は?」
 「はなです。」

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12時31分

 「いやー、はなちゃん、女の子やったん。」
 そういうと、しっぽをふって、私の顔をペロペロしてくれた。そうか、さっきの「ワワワーン」は「近寄るな」ではなく、「かもてー」の「ワワワーン」やったんやね。

 さて、ここからは鴨川に咲く小さな花々。

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 柊野別れから鴨川を離れ、産大方向へ。

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12時51分

 ガレージ到着は、12時51分。
 同じ場所の写真ではおもしろくないので、ガレージのお向かいの石材店前でパチリ。
 帰りは1時間5分かかった。8kmくらい走ったのかな。実際の距離はさっぱり分からんけど、合計2時間走ったので15kmということにしておきましょう。たくさん距離が稼げました。
 これからも選挙のごとに走って投票に行こう。
 こんなことなら、月1くらいで選挙があるとうれしいんですけど・・・。

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 きくは、相変わらずヨメさんの車であっちこっち連れられています。

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 「ウン! ナニ! ニェムタイ・・・。」

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2010年07月08日(木)

「びっくりドンキー」 [グルメ情報]

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 昨日から、真樹は期末テスト。お昼に学校が終わる。
 昨日もいっしょにお昼を食べに行こうと思っていたが、ヨメさんが展示会(受注会)のため大阪出張。私と真樹は、「なか卯」で買ってきた「和風牛丼+小うどんセット(490円)」を家で食べた。

 今日は、学校までお迎え。
 以前私たちがよく行っていた京大病院前の「モンマルトル」を探したが、もうなくなっていたようだ。あちこち探し回るのは疲れるので、今まで一度も行ったことのない河原町丸太町角の「びっくりドンキー」に行くことにした。ここなら駐車場が完備なので安心。

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 「びっくりドンキー」って、なにがびっくりなんかなあと思っていたが・・・。これですか。「観音開きのメニュー板」。このでかさには確かにびっくりしました。

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 メニュー自体には特にびっくりするものもなく、どちらかというとオーソドックス。

 ヨメさんは、「日替わりランチ(627円)」。
 真樹は、「バーグ&プルプル(627円)」と「オレンジジュース(105円)」。
 私は、「コロコロステーキ(1047円)+和セット(417円)」と「ホットコーヒー(105円)」。

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 ランチタイムのドリンク類は105円だったので、ホットコーヒーもつけてもらった。このコーヒーが意外や意外、すごくおいしかった。

 支払いはヨメさんがしたのだが、車に戻った時めちゃくちゃ怒っていた。
 「なんで3人で2900円もするん。1人だけ高いもん食うとるやつがおる。自分の働きちゅうのをよう考えよー。昼間からそんなお金を使えるような身分かー、ドアホ!」(この部分、かなり誇張しております。実際は、もっとやわらかくお上品な表現でした。)

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 きくは、午前中「京都キャロット」に出勤。私たちが「びっくりドンキー」に行っている間は家でお留守番。そして、また午後、「京都キャロット」に出勤。おもな仕事は、眞寿美社長の身辺警備です。
 「暑い中、ごくろうさんどす!」

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2010年07月07日(水)

中野さんイメージダウン作戦 [私の好きな人]

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 「今度、『中野さんイメージダウン作戦』という題でブログ書きますわー。へへへー。」
 「えー、中野さんに焼きもちやいてんじゃないのー。」
 「サロマ前夜交流会」で同席しておられた高久さんの奥様がそう突っ込んでこられた。

 焼もちとちがうんですよ。
 私は、どの世界でもがんばっておられる人に対して素直に認められないようなところがある。どんなすばらしいことをしておられたとしても、それがいろいろな犠牲の上であったり、その人だけの特殊な状況の上でのみ成り立っているとしたら・・・。それだと、多くの人の共感を呼ぶことはむずかしい。

 中野勇人さんは一般からは関心が薄れてしまった「JR不採用問題」の解決の糸口をさぐろうと、「国会前54日間連続フルマラソン」を決行された。これは、ギネス登録はしておられないが、実質世界記録。
 その46日目、私も1日だけいっしょに走らせてもらおうと思い、前夜、中野さんの携帯に電話した。電話する前は、「ギンギンギラギラの声のでかいオッサンが出たらどうしょう」と思っていた。申し訳ないけど、そういうイメージを持っていた。
 ところが、電話の声の主は常識のある落ち着いた声の方だった。「あれー、普通の人やん。」
 その日の夜、東京行きの夜行バスに乗り国会議事堂前へ。スタート地点には私が先に着き、しばらくすると中野さんが現れた。中野さんは、私とそう体格の変わらないおだやかな人だった。「あれー、普通の人やん。」

 このとき、私は確信した。
 「この『国会前54日間連続フルマラソン』は、中野さんのような一見どこにでもいそうな普通の人がやっているからこそすばらしい。」
 それに加えてこうも思った。
 「ごく普通の人をここまで駆り立てた『JR不採用問題』のことを調べてみたい。」
 それまでほとんど関心のなかった私の関心を引いただけでも、このアピールは成功と言えますよ。

 さて、本題の「中野さんイメージダウン作戦」を。
 ヨメさんと中野さんの話題になると、必ず「家族はどう思ってはんにゃろ」ということになる。これだけは、ご本人に聞かないと分からない。幸い、「サロマ前夜交流会」に、中野さんの次男君が出てきてくれた。私はすかさず隣りの席をゲット! さあ、根掘り葉掘り・・・。

 「お父さん、龍二君の中学生のときから徳島に行ってしまわはったやん。それをどう思っているかなあと思って・・・。」
 「もう7年になるのでいないのが当たり前になって・・・。もう慣れました。いつも家族のことを考えてくれているのは分かるんだけど、一番いてほしかった肝心な時にいなかったから・・・。」
 (うーん、これは評価の分かれるところか・・・。でも、この「一番いてほしかったときに・・・」というのは今後一生言われそう。)

 「龍二君、映画の中で、『お父さんは頭が悪い』って言ってたやん。そのへんは?」
 「悪いと思いますよ。それなのに、ぼくらには『勉強しろ、勉強しろ』ってうるさいんですよ。自分がしなかったくせにね。」
 「えー、中野さん、そんなんゆうん。意外やなー。」
 「それにね、自分の机はぐちゃぐちゃなくせに、『部屋をきれいに整理しろ』とうるさいんですよ。たまに帰ってきたと思ったら、これですから。」
 「えー、中野さん、そんなことも・・・。」
 「あっ、それにね、中野家では腕相撲で一番のものが家で一番えらいということになってたんですよ。それでつい最近ぼくのほうが強くなったら、今度はちがうことで勝負しようとか言い出すんですよ。どう思います。ひどいでしょう。」
 「まあ、そう言わずに。今度はマラソンで勝負しよう。」と中野さん。

 こらあー、何ゆうとんねん、このオッサン。
 「勉強しろ」、「片付けろ」、「勝負は自分の得意分野で」てか? まあ、なんと普通なこと。
 でもそんなごく普通の人をここまで駆り立てたのは・・・。

 中野さんが国労闘争団四国常駐として徳島に行かれてから、「南の国から」というおたよりを出しておられる。(私のこのブログのリンク集「中野勇人さんのページ」から「闘争団のたより」を開き、「南の国から」を見てください。)
 今、私はそのおたよりを最初から読んでいる。もう55号にもなるので、まだ4分の1くらいまでしか読めていない。それでも、中野さんの足跡が少しずつ分かってきてた。もっと早く読めばよかった。

 さあ、私の「中野さんイメージダウン作戦」は成功したでしょうか。(逆効果かな。)

 最後に超貴重なおまけを。
 「サロマ前夜交流会」が終わろうとしているとき、中野さんの次男君に聞いてみた。
 「最後に聞くけど、これだけは人に絶対言えないなあというお父さんの秘密の話してくれへん。」
 「うーん。・・・これ言っていいのかな。
 お父さんが初めてお母さんに出会ったときの・・・。
 『飲みなよ、ベイビー!』と言ってお酒をスーと・・・」
 これは、うけた。

※「南の国から ?8」2004.8.25 (中野さんを訪ねられた奥様の言葉の一部)

 主人も慣れない土地で一人で頑張っていられるのも周りの多くの方々の支え応援があるからだと感じることが出来ました。もちろん本人の努力と人柄もあると思いますが…(妻が言うのもおかしいですが)これからも四国の方々に何かとご迷惑をおかけする事と思いますが、見知らぬ土地で一人で頑張っている主人を勝利解決の日まで支えてほしいと思います。  
 私も少々寂しい日々が続きますが、「亭主元気で留守がいい!」ぐらいの気持ちで納得のいく解決まで頑張りたいと思います。


(注)今日、やっと「サロマ湖100kmウルトラ」の記事を書き上げました。6月27日、28日に戻って見てください。

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2010年07月06日(火)

「誰がなっても同じ」って言うな! [時事]

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わが家族を見守ってくれているきくちゃん人形

 静かな選挙が続いている。

 選挙の時の街角インタビュー。
 「どの候補に投票されるか決められましたか?」
 「誰がなっても同じです。」
 何度同じ言葉を聞いたことか。

 「誰がなっても同じ」って言うな!

 国政では少数派と呼ばれている政党でも、地方自治体の首長選挙で単独推薦の候補を当選させている実績がある。それらの市町村の有権者は、きっと「誰がなっても同じ」とは思わなかったのだろう。
 たいていの場合、そういった自治体の首長は少数与党のため、野党対策に時間が割かれてしまう。しかし、聡明な有権者は4年間の実績をしっかりと見極め、またその人に投票する。そして、再選。
 こんなニュースは、一般の新聞にはまったく載らない。だから、「誰がなっても同じ」と思い込んでいる人は一向に減らない。「誰がなっても同じ」なんてことは絶対無いのにね。

 「当選するあてもないような人に投票するなんてムダ」と言う人もいる。いわゆる「死に票」と呼ばれるもの。私は、その言葉自体がムダだと思う。
 そんなことを言う人には、「何かはっきりと役に立つという人間だけが、生きる値打ちがあるというのか」と問いたい。
 (ん? ちょっと言いたいことがずれてきたかな。)

 とにかく、めんどくさがらずに、投票には行きましょう。
 「誰がなっても同じ」とか、「応援している人の当選は無理やから」とかを投票に行かない言い訳にはしないでおこう。

 私は選挙権を得てから、一度を除きすべて投票に行っています。それは、義務と思って行っているのではなく、投票できるのがただうれしいからです。
 残念ながら、私の投票する候補者が当選することはまれですけど・・・。

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2010年07月05日(月)

帰り道 [雑感]

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きくのおしりを足でツンツン、「ナニ!」

 「京都キャロット」の出張販売では、かなり遠くまで運転していく。
 行きしは早朝であったり、ヨメさんが通販の電話に出なくてはいけなかったりして二人で話すことは少ない。しかし、帰りは夜遅くなることが多いので、けっこう話をする。

 ヨメさんは仕事熱心なので、仕事の話が多い。私は、ランニングを通じて知り合った人の話をすることが多い。
 夫婦共通の話題は、廉と真樹ときくとあんも。特に、最近は子どもらの親離れが著しいので、私らを頼ってくれるきくのことを話すことが多くなる。
 家が近づくと、「はよ、きくちゃんすいたいなあ」。きくは、私ら夫婦にとっては常習麻薬のような存在です。

 来年、ヨメさんは「サロマ湖50km」に出場するそうだ。でも、この話題は、私からは絶対してはならない。話がどんな展開になったとしても、最後は「ほっといてー」で終わってしまうから。あの狭い運転席と助手席という空間で、ヨメさんを怒らせてしまったら「高速で事故起こす」ちゅうねん。

 ところが、昨日の帰り道ではヨメさんが自分から話し出した。
 「サロマの50km、一人で黙々と走るのはつらいやろなー。」
 「うん、そやけど、誰かれなしにいろいろと話かけてくれはんでー。ボクはいやな人は一人もなかったけど・・・。」
 「いやー、それもなー。誰かさそおっかなあー。でも、○○さんやったら入賞ねらいやろうし・・・、△△さんやったらしゃべり続けはってこっちが疲れるやろうし・・・、××さんは・・・」
 「そんな気の合う人って、なかなかおらへんて。8時間もかかるんやから・・・。」
 「そやなー。『いっしょに走りませんか』ってネットで募集したりもできるんやけど。私のかわいい写真とか載せたら、マニアがいっぱい寄ってきて困るしなあ。」
 「はー? ますみちゃんのかわいい写真てあるん?」
 「あるある、いっぱいある。」

 (さて、ここからが私の本領発揮。発想の超飛躍。)

 「ますみちゃん、現地調達しー。」
 「北海道でかいな。それは無理。」
 「いやいや、いける。中野さんの次男がおるがな。地元北見在住やで。現地調達ばっちりやがな。」
 「でも、若すぎて・・・。、ちょっと気の毒なような。」
 「だいじょうぶだいじょうぶ、ますみちゃんとあの子のお母さんと同い年やん。」
 「そっかー、慣れとるかー。でも、走れるかー。」
 「今はちょっとデブリンやけどな、中学の時、陸上部やったゆうとったで。10kmくらいまでやったら、今でもお父さんに勝てるって。」
 「そうかー。でも50kmやでー。」
 「そんなもん、今から1年後なんやから、もうちょっとやせてもろてやな、8時間で走れるようにしてもらおうやないか。」
 「うーん、それ、ほんまにええかもな。でも、私みたいな初対面の人にちゃんと応対できる?」
 「あっ、それはだいじょうぶ。今な、中野さんが四国常駐になってから出してはるおたより『南の国から』を最初から読んどんね。そしたらなあ、あこの子はお父さんに連れられていろんなとこ引っ張り出されとる。初対面もくそもないって。」
 「そうかー。小さいときからえらい目におうとんにゃ。」
 「まっ、そういうこっちゃな。サロマの前の晩ビアホール行った時かて、ボクに気つこて気つこて。そういう面ではきたえられとるわい。」
 「いやー、本気でたのんでみよかなー。でもなー、こうじさんでもかなりあやしいオッサンやのに、そのヨメさんて、もっとあやしいと思われへんかなー。」

 「あっ、おもろいこと思い出した。そのビアホールでますみちゃんの話題になったときにな、次男君が中野さんに向かって『会ったことあるん?』って聞いたんや。ほな、中野さんが『一回だけな』って答えはったんやー。その時の次男君の顔がなんか複雑やったどー。」 
 「えー、その『一回だけ』って、なんかエロい響き。」
 「そやろ、あれはお母さんに報告しとるどー。」

 ほんま、次男君、昨日くしゃみしとったやろな。
 よそ様の子の話題で、こんなに楽しんでいいんでしょうか。
 さて、ヨメさんの「サロマ湖50kmへの道」は、今後どのように展開していくのでしょうか。ヨメさんに怒られなかった場合に限り、続く・・・。

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