2008年10月02日(木)
中学校体育祭 [学校]
去年の春、私たちの考えからかけ離れた新設・花背小中一貫校に見切りをつけ、今の借家に引っ越してきた。
その時一番心配だったのが、娘の真樹のことだった。学年1人の学校から学年250人の学校へ。ものおじせず、のびのびとやっていけるだろうか。集団に埋没してしまうような子になってしまわないだろうか。
そんな不安がいっぺんに吹き飛んでしまったのが、去年の体育祭だった。体育委員として大活躍だった真樹の生き生きとした顔を今でも思い出す。
真樹だけでなく、目に入る子目に入る子のすべてが生き生きして見えた。どうして、みんなこんなに楽しそうなんだろう。
自分からすすんで、声をからして応援している。この子もあの子もあっちの子も。
どうして、こんなに一生懸命になれるんだろう。
去年の黄組の女の子のリーダーのふりしぼる声を聞いて、もうちょっとで涙がこぼれそうになった。おっちゃんもがんばらなあかん、という気持ちになった。
いいよなあ、そんなに一生懸命になれるものがあって。真樹もこんな子たちの中で、いっしょにがんばろうという気持ちになったんや。
ほんまによかった、いい学校で。
今年も、初めから終わりまで全部見させてもらおう。
意気込んで自転車を飛ばしたが、ちょっとだけ遅れてしまった。
校門には、2年の学年主任のN先生。私が北区の小学校の教師だった時、同じ北区の中学校の先生だった。およそ25年のワープ。私も年をとったが、N先生もね。ちょっとじいさんぽい。でも、子どもたちはN先生に一目置いています。
ヨメさんは仕事。真樹の出番があるときだけ見に来ると言っていた。
私は弁当持ちで1日観戦。平日に一日中娘の学校の体育祭を見られる父親は、そうはいない。すまんなー、ますみちゃん。
保護者席を見ても95%くらいがお母さん。おとっつぁんのかたみはせまい。
昨日の夜の、私と真樹の会話。
「今日、韓国舞踊の鑑賞に行ったんやけどなあ、また○○先生うなってはったで。おもんなさそうに舞台見てたはったけど、あの先生笑わはったことある?」
「うーん、よう知らんけど・・・。でもなあ、自分がミスらはった時、私らにきちんとあやまらはんでー。」
「えー! そら、ええ先生やん!」
この一言で、○○先生の印象がガラっと変わった。
娘から先生の話を聞く時、悪口のときは「先生もいろいろあるしー、たいへんなんやから。」と言って一応先生の味方。いい話の時は「ええ先生やん!」と強調しておく。(これ大事)
昨日の真樹のひと言があるまで、私は○○先生の一面だけを見ていた。今日あらためて見てみると、同じ人なのにちがって見える。けっこう子どもたちに頼りにされているようだ。
親バカ写真を撮ろうと思うのだが、無理! 真樹は80m走、ダントツ1位。色々リレーの騎馬は、騎手ではなく土台だったのだが、遅いながらもがんばっていた。それが両方撮れんかった。我が子を撮る時は手が振えて。
その代わりと言ってはなんだが、ナリケンのガッツポーズがきれいに撮れた。(ナリケンについては、4/1のブログ参照)
ヨメさんは、真樹の出番だけ見てとんぼ返り。
うちは水曜定休日なので、木曜が一番いそがしい。学校祭の中で一番見たい体育祭が、毎年木曜というのはちょっとつらい。
私は一人ぽつんとお弁当。一人でお弁当食べてるお父さんを見たら、ちょっとひいてしまうやろね。
午後一番は、「マーチング」。吹奏楽部の出番です。
今年は1年が大挙入部したらしく大所帯。2年の男子1名も入部し、バージョンアップ。(黒一点?)
真樹のクラスのYちゃんや、去年いっしょだったKちゃんもいるし、楽しみ。
ここでも音楽のM先生が大いそがし。あとで調べてみると、この先生が学校祭実行委員長様様でした。細い方なのに、3日間よく動かれました。倒れんようにね。
次は、「部活動対抗リレー」。
各部活動の3年生の代表が、その部活のユニフォームを着てリレーする。
勝負をかけているのは、陸上部(ハンデ付き)と野球部くらい。それ以外はほとんどパフォーマンス重視。
演劇部はおととい舞台発表した衣装で、美術部は画用紙と絵の具セットを持って。
バスケ部はドリブルしながら、バレー部、テニス部、卓球部はボールを上につきながら。これは勝負度外視。
中でも一番すごかったのは、吹奏楽部。本部前でいちいち何をしてるんやろうと思ったら、手に持って走った楽器を使って演奏を披露していた。すごすぎる。ほかのチームに何周も抜かれていた。
でも、このレースは見ごたえがある。3年間がんばった人へのごほうびだ。
(注)まだ、続きます。
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2008年10月01日(水)
中学校文化祭・韓国舞踊鑑賞 [学校]
文化祭2日目のメインは、舞台鑑賞。
今年は、韓国舞踊の鑑賞だ
保護者の鑑賞については何のお知らせもなかったが、せっかくの機会なので見に行こう。
今日は10月1日。月に一度の映画ファンデー(1000円均一)なので、映画に行こうと思っていた。
しかし、昨日は真樹と音楽コンクールの話で盛り上がった。
けっきょく、真樹のクラスは銀賞だった。ほかのクラスの評価も、私と真樹は似ていた。
やっぱり共通の話題ができるとうれしい。映画より学校。学校へGO!
学校に着くと、ほとんど保護者の姿がなかった。特にお父さんは、私一人かな。
体育館に入ろうとしたが、子どもたちが席に着き落ち着くまでかなり時間がかかった。
また先生がどなっておられる。「背の高いほうから、すわっていかんかー。」こんなこと、毎日ですか
音楽のM先生が、今日の鑑賞どころを説明されている時、突然後ろのほうで「ジャーン」という大きな音。
「びっ、びっくりするやんか!」
でも、この入り方はすごく効果的です。
子どもたちも、何が始まるのかという感じで、興味深く見ていた。
韓国舞踊のリズムは、古いものであるはずなのに古くない。これは、今の中学生にも受け入れられるリズムだ。
躍動感があり、自分もその中に自然と取り入れられるような、そんなふしぎな感覚だ。
五つの太鼓を叩く、これなんてゆったのかなー、忘れた。
これはすごかった。体がやわらかい。アクロバット太鼓といってもいいくらい。
音楽+パフォーマンス。見ていて、全然あきない。中学生たちは、見ていてどうなんやろう。私が見る限り、しっかり見ているような気がするが・・・。
日本にも、こんなんありましたよね。
司会進行をされている○○さんの話。
「私たちは大阪から来ました。全国いろいろなところに行かせてもらっていますが、この中学校には初めて来させてもらいました。
韓国と日本、すごく似たところもありますし、真逆なところもあります。それぞれの文化を理解し、お互いに刺激し合って新しい文化を創っていきましょう。」
その時、後ろの出入り口から、豪華絢爛な衣装の男性と女性が。
「李王朝の王様とお妃様が入場です。」
最初は、てっきり舞踊団のメンバーが扮装しているものだと思っていた。しかし、会場がザワザワザワ。
実は、お二人ともこの学校の先生でした。王様は社会科のS先生、お妃様は家庭科のA先生でした。お二人とも、衣装がすごく似合っておられました。
特に、お妃役のA先生はバツグン。
「この衣装を着られてどうですか?」と聞かれ、
「○○○の上がちょっと締め付けられて、痛いです。」
吹き出してしまいました。(さて、この○○○とは何でしょう。)
こんなふうに子どもたちが興味を持ちそうな趣向がこらしてあり、感心した。互いの民族の衣装を着てみることも大事なことなのかも。
次は打楽器のカルテット。これがまたすばらしい。
男性二人女性二人だったのだが、この男性二人は韓国から来られたそうだ。右から二人目は韓国芸術大学の教授、そのとなりはまだ高校1年生。自分たちと歳のちがわない若者がこうして活躍している姿を見て、中学生たちはどう思っただろう。
この打楽器の躍動感あるリズムは、若い人たちにすんなり受け入れられそうだ。
後ろの方でお一人だけ、リズムに合わせて体を動かしている先生がおられた。どうせなら、いっしょに楽しまなくては損!
一番最初に音楽のM先生も言っておられた。
「手拍子をしたり、体を動かしたりして、いっしょに楽しんでください。ただし、まわりの人の迷惑にならないように気をつけて。」
次は、立って踊りながら太鼓をたたく人たち。
これは沖縄のエイサーにそっくり。でもよく聞いていると、韓国は陰、沖縄は陽というような感じもする。
服装についても同じで、似てはいるのだが沖縄の方がよっぽどハデ。韓国は何かにつけ控えめな印象。
しかし、この打楽器の迫力はハンパなものではない。聞く者の胸の奥まで響き渡る。
このあと、実際に太鼓をたたかせてもらう時間に。
中学生6人(男子1、女子5)が舞台に上がった。
「太鼓のうしろにすわってください。できれば、あぐらをかいてください。」
それは無茶やろと思って見ていたが、何とみんなあぐら。中3女子は全員ミニスカートなのに、ようやります。
(ちなみに正座は、韓国では、刑務所に入った人だけがするすわり方だそうです。)
最後は、マダン。
「広場」という意味だそうです。(沖縄でいう「サンシキ」ですかね。)
前の方の床に座っている子たちが横に移動し、マダンのできあがり。中学生のすぐ目の前で、歌い踊る様子を見ることができました。私も、あの輪の中に入りたかったな。
途中で、皿回しのようなものが登場。何人かの子どもたちがそれに参加させてもらっていました。
気がつけば演奏も、先ほどの悲しげな音色ではなく、お祭りを祝うような楽しい音楽になっていた。
端の方では、ずっと司会進行をしておられた○○さんがラッパ(?)を吹いておられる。
みんな総出で、にぎやかに。ジャんジャカジャンジャン、パーパパパー。
私は、最後の最後まであきることなく見させていただきました。本当にこんなめったに見られない舞踊を見に来ないなんて、もったいない。
でも、初めから保護者席は用意してなく、ずっと立ち見でした。先生方も、1時間半立ちっぱなし。ああもったいない。みんなでもっとゆっくり楽しめたら、もっとよかったのに。
一番最後に、司会進行役の○○さんのあいさつがありました。
「いろいろと余計な事を言ってしまったかもしれませんが、お互いに理解し合い、素晴らしい文化を築いて行けるようにがんばりましよう。」
いろいろなところに気づかっておられる。さっきの話の中で、「差別や偏見のない世界をめざしましょう」と言われたことを気にしておられるのかもしれない。
私が聞いていた限りでは、さっきのその話の内容はたいへんわかりやすくいいお話だった。「まず、お互いを知ることから始めよう」という感じで、未来に展望が開けるようなそんな気持ちになった。
それでも、言葉のある一部分を取り出し、それにいちゃもんをつける人がいるのかもしれない。と言うか、たぶん今までそういう経験を何度もされてきたのだろう。
「もう、いいかげんにしなさい!」といちゃもん軍団に言いたい。
そういう意味でも、保護者の参加が極端に少なかったのは残念だ(たぶん、10人以下)。中学生よりは確実に頭がかたくなっているであろう私たちの世代こそ、何でも見に行かなくては。
本当にいいものを見せていただきました。ありがとうございました。(娘との話題がふえてよかった。)
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2008年09月30日(火)
中学校文化祭・音楽コンクール [学校]
娘の中学校の学校祭が始まった。
9月30日(火) 文化祭(音楽コンクール・舞台発表)
10月1日(水) 文化祭(芸術鑑賞・展示発表・生徒会企画)
10月2日(木) 体育祭
この中学校は、文化祭と体育祭を一気にやってしまう。この方式は賛否両論あるかもしれないが、案外いい方法かもしれない。(ただし、指導される先生はたいへんらしい。)
今年のテーマは・・・
「唱×賞×勝」
〜皆との笑顔は一生の絆 共にときめけ学校祭〜
全校合唱のあと、1年生から発表が始まった。
1曲目は、全クラス共通の課題曲。これはアカペラ。
トップバッターは見ていて(聞いていて)気の毒だった。私のようなどしろうとが聞いても、明らかに音程がはずれていた。舞台の一番が一年生というのは、そりゃ緊張するでー。
2曲目は選択曲。やっぱり1年生は、緊張がほぐれず、楽しく歌いきったという感じがしない。
三番手に出てきた1―4は、それまでの二つのクラスに比べると落ちついていた。聞いている方も、やっと安心して聞ける感じだった。
そのあと三つのクラスが歌い終わり、1年生6クラスがすべて終わった。
真樹らも、去年あんなんやったな。一生懸命なんは分かるんやけど、みんなの心が一つというところまでは行っていない。
だが一生懸命さは十分に伝わってきた。自分が中1の時と比べて・・・。あんな真剣さはあったかな。
2年の発表の前に少し休けい。トイレが混んでいたらいややなーと思って行ってみたが、ガラガラ。そらそうか、この平日のこの時間に子どもの行事を見に来れるお父さんは少ない。そういう意味では、うちはめぐまれている。
去年は、ヨメさんに仕事を全部してもらい、一日中音楽を楽しませてもらった。今年は残念ながら全部は見られない。午後は、仕事。その分、見られる(聞ける)所はしっかり見ておこう。
2年生の発表が始まった。さすが2年。1年には気の毒だが、全然レベルがちがう。うまいし。なによりも、楽しそうだし。1年でこんなに成長するんやね。中学時代の1年はすごく大きい。だから、大事にね。
2年の最初に出てきた4組はすばらしかった。しろうとの私から見ても躍動感があった。さすが2年生という感じだった。
次々出てくる子どもたちの合唱を聞いていると、どんどん吸い込まれて行く。目と耳だけが客席に残り、体は空へ。まるで天国から見つめているような感覚。
「ありがとう、こんないい気分にさせてくれて。」
この会場で一番楽しんでいるのは、この私かもしれない。
さて、いよいよ真樹の6組。
もう、心配で心配で。
去年、金銀銅のどこにも入れず、ものすごくくやしがっていた。たのんます。今年は銅でもいいからかすってくれ。
祈る思いで聞いていたが、案ずることはなかった。特に男子がすばらしかった。すごくよく声が出ていた。これなら、銅以上は確実。
私が学校に関わりたいわけ。
それは、子どもの話題によしてもらいたいからかもしれない。
「あれは、ああやったよねー。」
こんなふうに、なんとか子どもの話題に入りたい。
子どものおかげで、自分も中学時代に戻ったようなふしぎな感覚が味わえる。
2年生7クラスの発表が終わった。
どれも甲乙つけがたい。
芸術に点数をつけるのはむずかしい。ちょっとおこがましいという感じ。
できることなら、全クラスをほめてあげたい。どのクラスにも一生懸命になっている子がいるのだから。
もし賞が取れなくてもなげくなよー。おっちゃんはそれなりにしっかり見とるぞー。
次は3年生。
これは絶句。
中3は30人学級のため、皆26人か27人の学級。そのためさびしい合唱になるのかなと思ったら大まちがい。人数の少なさを感じさせないすばらしい発表だった。
全8クラスが一定の水準を越えている。これは評価するのは無理という感じがした。
3年生には、この中学校のスーパースターであるO・Eさんがいる。真樹、あこがれの人だ。
顔がかわいく、背が高く、スポーツ万能、ピアノ抜群。非の打ちどころがない。
私のとなりにすわっておられた男性が言われた。
「Eさんの伴奏は完璧でしたね。伴奏に徹していましたね。合唱が前面に出るところは控えめにし、それ以外のところはそれなりに。」
「変幻自在」とは、このことか。
O・Eさんは、実は全部カタカナの名前。きれいで上品な音楽を聞かせていただきました。
次はPTAコーラス。
去年は男性もおられていいふんいきだった。今年は女性のみ。無理やりでも男性を入れたほうがいい。去年入っておられた男性は、楽譜を持っている手がふるえていた。それはそれで、ほほえましくてよかったのに。
午前中のトリは、合唱部。
これは絶品。
特に最後の「愛」は泣けてくる。引退を控えた3年生がソロで歌う部分がある。「天使の歌声」とはまさにこのことである。
もし私が死んだ後、1日だけ下界の様子を見せてもらえるとしたら、迷わずこの合唱部のフィナーレを見たい。それほどここにはいろいろな思いがつまっている。
午前のプログラムがすべて終わった。
私は、「天使の歌声」の余韻に浸り、夢ごこちのまま。
しかしそのあと、その夢を一気にくだいてしまう言葉があった。たぶん生徒指導の先生だと思う。(去年もこの場に出てこられた。)
「しゃべっている者、指揮者のマネをしている者。君たちの鑑賞マナーはどうなってるんや。担任の先生! 鑑賞マナーの悪かったものについては、昼休みにきっちり注意しておいてください。」
あのー、私も保護者席で指揮者のマネをしてたんですけど・・・。
「音楽」って、「音を楽しむ」と書くんですよね。集中して見ていたら、目の前の指揮者の動きにつられて勝手に体が動くというようなことはよくあることです。それは音を楽しんでいる一つの表現だと思うのですが・・・。
せっかくこんないい機会ですから、その先生も生徒といっしょに楽しまれたらよかったのに。子どものあらさがしをし続けるのは、しんどくないですか。
「みんな、ようがんばったね。出番も鑑賞も、両方きっちり楽しめたかな。合唱だけじゃなく、指揮にもいろんなスタイルがあるもんやね。先生もつられて、動いてしもたわ。
緊張しすぎて普段の力が出し切れなかったクラスもあったみたいやけど、これで終わりじゃないから。今日の経験は、必ずこの先の何かに生かされるはず。また明日からも、やる気を出してがんばろうな。」
私がこの学校の先生なら、舞台の上からニコニコ顔でこう言いたかった。
あと二点、気になったこと。
一つは、9組(育成学級)が午後の部にまわされていること。(午前中のどこかにはさみこめないものか。)
もう一つ。金銀銅の採点方法と採点基準を、分かりやすく説明してほしい。
教職員の皆様、学校祭1日目お疲れ様でした。私は午前の部だけしか見られませんでしたが、本当に来て見せていただいてよかったです。
明日あさってとたいへんだと思いますが、子どもたちのために力を貸してやってください。
どうかよろしくお願いします。
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2008年09月29日(月)
おわび [ブログ]
今日、私のブログの記事に対してクレームの電話があった。
それをこの場で紹介すべきかどうかで迷ったが、ブログ上の問題はブログ上で解決すべきと思い、書くことに決めた。
クレームについては、ブログのコメント欄に書いていだいていたら正確に見てもらえたのだが、そうではなかったので出来る限りしっかり思い出して報告しようと思う。
その記事は、9月23日の陸上競技大会のもの。
私と同じ壮年5000mに出場予定の選手が、コールを忘れ失格になり走れなかったことを書いたものに対してのクレームだった。
大会関係者の間で、私のブログが話題に上り、「ぎりぎりいっぱいいっぱいまで努力しているのに、あのような一方的な書き方をされたらやっていられない。」とみんなカンカンになっているとのことだった。
私の思いちがい、聞きちがい、認識不足もあり、その点で腹を立てておられる方がおられるのであれば、心よりおわびします。申し訳ありませんでした。
お電話をくださった方から、いくつかの指摘がありました。
?当事者の方は、トラック競技初参加ではなく、2回目である。
?当日も受付時間に遅れてこられ、救済しようにも時間的に無理であった。
?コール等については、まちがいを防ぐために別刷りのプリントをプログラムにはさみ、気をつけてもらうように配慮している。
こういったことも含め、「何も仕事もしていないものが、勝手なことを書いている」と腹を立てておられるのかもしれません。
私はブログを始めるにあたって、個人の誹謗中傷にだけはならないよう注意しようと決意しました。何でも出来るだけいいところを見つけ、ほめられるところはほめていこう。その中で、自分の心に引っかかるところがあれば、それもそのまま書いていこう。いつもこの気持ちを忘れないように書いているつもりです。
今回の陸上競技大会も、多くの関係者の皆様のおかげで、私だけでなく(陸上部でもない)私の息子まで楽しく参加させていただきました。その楽しかったふんいきが、少しでも多くの方に伝わればいいという思いでブログに書かせていただきました。決して、だれかを非難したり、怒らせたりしようとして書いたものではありません。
そのトラブルの件も、当事者であるその方が役員さんに悪態をつかれたり、黙ってプイといなくなったりされていたら、ブログには書かなかったと思います。
「みなさん、すいませんでした」というひと言があり、そのシーンが心に強く残ったので、どうしても書きたくなりました。
だれかを非難するために書いたのではなく、ちょうどその逆。私だったら、あの場面ではがっくりきて黙ってスーといなくなるのが関の山。それやのに、あの人はまわりの人のことまで考えられてすごいなあと思ったのが真実です。
ついでに言っておくと、その方がああいう態度をとられたのは、レースに参加できない理由を、当該役員さんがはっきり分かりやすく説明されたからだと思います。
自分とおんなじレースに出る人が、腰のナンバーカードをつけているかどうかくらい、しっかり見ておけばよかった。それくらいのことなら、自分にもできたのに。早く気づいておれば、なんとかなったかもしれない。そういう自戒の念もこめて書いたつもりです。
みんなで助け合い、教え合い、よりよい大会にしていきましょう。そうでないと、「誰でも参加できる」という看板が泣きます。
(私が大会関係の仕事を何もしていないと思っている方に、ちょっとだけ反論。確かに当日は何もしていませんが、私はこの大会の要項を1000枚近くまきました。役に立ったかどうかは別として、何もしていないわけではありません。)
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2008年09月28日(日)
第26回駒ヶ根高原マラソン [ランニング・出張販売]
レーススタート前に、雑種探し。最近、これが恒例になってしまった。
うちのテントの近くで、かわいいワンちゃん発見。その名は、ごまちゃん。なかなかいい顔をしています。
この駒ヶ根高原マラソンは、15km、6km、3kmという中途半端なコースです。その割には参加者が多く、今年は宿を取るのもたいへんでした。
スタート前のセレモニーをちょっとだけ見て、スタート地点へ。
毎年多数参加の「ストップ・ザ・土石流」チーム。
6kmコース、スタート10時の10分くらい前に行ったらもうすごい人。
この大会は歳の若い順に並ばせるので、私ら50代はかなり後ろの方。
今日の目標は・・・。
楽しく走ることやね。6kmという中途半端な距離やから、ほかの大会と比べんでいいから、なんか楽。30分切ったらいいか。
気持ちよくスタート。これは、ごまちゃんのおかげです。
スタートして1km過ぎ、下り坂の道路をすばやく横切るねこちゃんが。残念ながら、早すぎて写真に撮れなかった。でも、これは今日は縁起がいい。
6kmコースはほとんどが木立の中で、走っていても人と争おうと言う気持ちにはなかなかなれない。
家族旅行村で折り返し、あとは帰るだけ。中間点(3km)は、14分34秒だった。
4km過ぎで駒ヶ岳が見えたので、写真を撮っておいた。
その時、後ろから声が・・・。
「シャッター、押しましょうか。」
まあなんてご親切な。みなさん、こんなふうに余裕を持って走ってもらったらいいのにね。
駒ヶ池が見えると、残り300mくらい。うちの出店テントも見える。
さあ、ラストスパート。
ゴールは、28分50秒。
こんなに、しんどくならずにゴールできたのは久しぶり。中途半端な距離はいいねー。
ほかの大会も、もっと中途半端な距離のレースをしたらいいのに。私の知っている限りでは、日本平桜マラソンの23.4kmくらいかなあ。
カチカチにかたまらない柔軟な感じが、この大会のいいところなのかもと思う。
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2008年09月27日(土)
第26回駒ヶ根高原マラソン・前日受付 [ランニング・出張販売]
京都より東に向かう時、名神京都東ICから入る。
自宅→御薗橋→河原町今出川→荒神橋→蹴上→京都東IC。
この途中の楽しみは、荒神橋西詰の喫茶店のワンちゃん。すごくかわいい雑種のワンちゃん。喫茶店を経営されている老夫婦の飼い犬だ。
ちょっと臆病なのか、近づく人を威嚇することがある。そのため、「犬に近づかないでください」という張り紙がしてある。
犬にかまいたい人は、かまれてもいいという覚悟で近づかねば。万一かまれた時は、その手をグッとのどの奥へ。それができる人が、本当に犬とのコミュニケーションが取れる人だろう。
駒ヶ根高原マラソンは、前夜祭がある。
ずっと前は、前日受付は店を出していなかったのだが、最近は前日も出している。この時期雨が多く、雨でなければ前日から出した方が売り上げが上がるからだ。
出店場所は、駒ヶ池の岸。
会場から一段下がったところなので分かりにくいが、もう何年も出店させていただいているので、お客さんも覚えていただいたようだ。
今年は、前日受付に限るとよく売れた。
お泊りは、「馬目塚旅館」。
予約の電話を入れた時、すでに二人部屋はいっぱいで一人一人になりますとのこと。それをヨメさんに言うと、「そら、ゆっくり寝られていいなー。」と喜んでいた。なんちゅうヨメじゃー。
しかし宿に着くと、キャンセルがあったのか二人部屋が使えることになった。ヨメさん、ガックリ。なんちゅうヨメじゃー。
ここは会場から少し離れているが、静かで落ち着く。お料理も私たちにちょうどいい量で、おいしかった。すべて、作りたてのホヤホヤを出してくださったのがよかった。
とりあえず、明日は天気が崩れないようなので,それだけでもほっと一息。
この大会は、うちの無理を聞いていただいて、他の業者が入っていない。これも、ほっとひと安心。余計なストレスがない。
明日はレースよりも、販売の方でがんばろう。ますみちゃんの負担をちょっとでも軽くしないとね。
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