2011年06月18日(土)
第27回SAIKOロードレース・前日受付 [ランニング・出張販売]
今日は朝から雨模様。
いつもなら、西湖にむけて早朝出発なのだが、今日は無理せずゆっくり目。ヨメさんは、きくのお散歩へ。
「きくちゃん、かしこうしといてね。」
8時10分、我が家出発。
京都東ICからいきなり渋滞。
「土曜日の朝って、ふつうすいてんにゃけどなあ・・・。」
ああ忘れてた。今週末で「高速1000円」が終わり。
「うちらなあ、あんたらの何倍ものお金出して通ってんねん。1000円の車はどいてもらえんかなあ」と、つぶやいてもしゃあないね。
草津から新名神に入ったが、豊田JCT付近で35kmの渋滞。東名に入る予定だったが、急きょ変更。東海環状から中央自動車道へ。
こちらは渋滞はなかったのだが、山の中ばかりなので雨ジャジャぶり。それにだいぶ遠回り。けっきょく、家からの距離は500kmを超えた。高速代、10250円。乗用車の10倍です。
河口湖ICから出て会場に着いたのは、4時40分。前日受付は6時までなので、「どうしょかしらん」。
私はもう8時間半の運転でクタクタで、場所をとるシューズは出すのはやめた。ヘタに出したらシューズをぬらしてしまうかもしれないし。骨折り損のくたびれ儲けになるのがオチ。
ヨメさんは、「明日の準備にもなるし・・・」と言ってウェアを出し始めた。
雨はやみそうにもないので、お客様はほとんどなし。
なんと、前日受付の売り上げ、ソックス2足で2200円。あーあ。
私たちが来てからの1時間ちょっとで、受付に来られたのは100人ほどではないだろうか。これでは売れるわけもない。
お泊りは、明日のスタートラインのま横の「野菊」さん。うちの真樹の一つ上(高3)の娘さんが、テキパキと働いていた。
毎年来ておられた静岡のスーパー70代のレイ子ちゃんは、今年はヒザを痛められたそうで欠場。再会を楽しみにしていたので残念だった。
ここは、林間学校の生徒さんをよく受け入れておられるそうだ。真樹も、夏休みの住み込みアルバイトで雇ってもらうか? 働き甲斐がありそうやけど・・・。
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2011年06月13日(月)
みかた前夜祭サプライズ [ランニング・出張販売]
「藤井さん、もうちょっとあとでサプライズがあるんやわ。時間がだいじょうぶやったら、見ていってえな。」
「はい・・・。」
ヨメさんを置いて一人抜けてきたので気にはなっていたのだが、前夜祭に居残ってほんとうによかった。
みかた残酷マラソンの前夜祭は、「京都キャロット」の前日出店の後片づけの時間と重なるのでなかなかゆっくりと参加できない。それでも少しは顔を出しておこうと思い、おじろドームに入った。
途中から入ってきた私を見つけ、大会実行委員長の久保井さんが近づいてこられた。そこで「サプライズがあるから・・・。」 これは、見ずに出て行くわけにはいかなくなった。
いつものことながら、すごい参加者の数。
今日の高石ともやさんは、バンジョーとエレキギターを従えて。
今年は、奥様がおられなくなって初めてのコンサート。
さて、奥様はどこからのぞいておられるのでしょう。
高石さんは自分をふるい立たせるような高速ギターテクニックを披露。去年、天から降りてきたように突然できるようになったそうです。
19回連続出場の7名が前に呼ばれた。
19年のうちに引越しを4回もされた方。
ご夫婦で19回連続出場、すごい!
このあと、高石ともやさんから「この残酷マラソンのあと結婚される方とかありませんか・・・。」
後ろのほうから、トントントンと前に出てこられる女性あり。会場は「おー」という歓声。
「私は支援学校、前は養護学校と言ってましたが、そこの教師をしています。今は別の学校に移ったのですが、以前いた高校では3年でフルマラソンを走りきるという目標を立てていました。
もう10年くらい前のことになります。その年、私はある男の子といびがわマラソンに出ました。その子は途中までは調子よかったんですが、35kmくらいで座り込んでしまったんです。
『ここまで来たのに何してんのー』という感じで、私はその子に殴る蹴るとうような勢いで向かっていきました。そしたらその子が、私にやり返してきたんですね。『なんや、こんな元気がまだ残ってるやん』と言ったら、その子は急に我に返ったようにスーと走り出したんです。すごいスピードで。
結局その子は関門規制にもかからず完走しました。私はそこからバスで帰ったのに・・・。
それから3年後の秋、彼から突然電話がかかってきました。『先生、いびがわマラソン完走したよ。先生の力を借りずに走れたよ』って。それを聞いてどんなにうれしかったことか・・・。
その子が、もうすぐ結婚することになったんです。
津田君、前に出てきて。」
「実は、津田君には内緒でフィアンセにもここに来てもらってます。」
(会場、どよめき。)
先生が牧師さんの代わりをされて、人前結婚式。
その前の先生のお話の中で、「先生の力を借りずにできた」と言われてうれしかったというのがよかった。教師をしていると、ついつい自分を慕って頼りにしてくれる子ばかりに目が行きがちになる。でも、ほんとうは「一人でできるようになりました」と言ってくれる子の存在こそ喜ばなければならない。親子関係も同じですね。むずかしいですけどね。
会場のみんなでお祝いの歌。
こんなかわいくて、みんなで祝福できる結婚式の場にいられて本当によかった。
明日、津田さんは張り切って走られるだろう。ゴールには彼女が待っているのかな。
でも、張り切り具合ではおっちゃんも負けへんでー。
(注) この記事内の写真、記述に関しては、ご本人と関係者の了承を得ています。
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2011年06月12日(日)
第19回みかた残酷マラソン [ランニング・出張販売]
「ボクね、人間に見えるかも知れませんけど、実はさるなんです。」
「えっ・・・。」
うちの息子と同じ名前の廉君。美人お母さんと弟の暖(だん)君もお借りして「ニセほんわか家族」。なかなかいい感じです。
写真をブログに載せさせてもらうために、私の名刺をお渡しした。つい先日作ったばかりの新名刺。お渡しした第一号が感じのいい方でよかった。
でも、廉君、あとでお母さんに聞いてへんかなあ。
「あのおっちゃん、ほんまにさるなん?」
朝5時半起き。
スキー場から見た下界は雲海の中。
雨でがけ崩れがあったらしい。みかた残酷マラソンの宿泊者のために、道路を何とか通れるようにしてくださったらしい。
前日は午後3時くらいから雨という予報だったのに、今日はそれが午後1時に早まっていた。これは、片付けに入るタイミングがむずかしい。
「あっ、野村泰子さんですよね。」
「そうです。」
野村泰子さんは、去年の「三瓶高原クロスカントリー」の8kmで男性に混じって入賞されたつわもの。
かわいいかわいいワンちゃんは、「りゅう・オス・4歳」。
レース中は車の中でおとなしく待っているらしい。
「私ら、実行委員長の久保井さんと高校の同級生なんです。」
「ということは、私とも同い年っていうことですね。」
(左から)山根さんと黒田さん。山根さんは、「みかた残酷」初挑戦だそうです。
昨日、「れん、ダメ!」とか大きな声で言ってられたお母さん。そのあとお父さんと廉君が店の前を通られたたので、ちょっとしゃべらせてもらった。
「うちの子といっしょの名前です。どんな字ですか。」
「瀧廉太郎の廉です。」
「おー、字もいっしょですわ。廉君、大物になるで。」
朝、お母さんと廉君と弟君を見かけたのでいっしょに写真を撮らせてもらった。
弟君の名前は暖(だん)君。そっかー、それでお父さんの所属チーム名が「チーム暖廉」やったんや。(暖君が廉君の影に隠れてしまってよく分からないけれど、私の顔をしっかり見てますよね。)
今日はかわいいワンちゃんにはあんまり会えへんかったけど、美人お母さんとかわいい子どもたちといっしょにいい写真が撮れたから、よし!
朝早くから、実行委員長・久保井さんは大いそがし。
私は、前後に「宵々山コンサート」の手作り宣伝チラシをつけてスタート。
スタート地点に向かうと、途中に「B’z」。
スタート地点には、もうランナーがぎっしり。
しかし、ほかの大会のようなピリピリしたフンイキはない。
スタート地点のほぼ最後尾で、「ランナーズ9の会」の先輩・かわせみさんと記念撮影。
来年こそメンバーを募って、「ランナーズ9の会」で団体出場しましょうね。
スタートからしばらくはゆるやかな下り。
後ろのほうのランナーも、みんなにこやか。
9時ちょうど、高石ともやさんの笑顔に見送られなごやかなスタート。
昨日の前夜祭で、一躍時の人となった津田さん。
スタート前に少ししゃべらせてもらったが、いつもニコニコいい感じ。ただし、なんぼ追いかけても追いつけなかった。
「若い!」
「あのー、スタート前にちょっと声をかけさせてもらった者ですけど・・・。」
「えっ、私にですか?」
「いや、どなたかは覚えてないんですがピンクのTシャツのグループの方に・・・。すごくめだってたんで。」
「そうでしたか。」
「なんか、高校の同級性の集まりやって聞いたんですけど・・・。」
「そうなんですよ。2年前の同窓会の時にみんなで出ようということになって。今年は36人中9人の参加です。」
「いやー、それはうらやましい。みなさん52歳ですってね。楽しんで走ってくださいね。」
「はい、ありがとうございます。」
52歳ということは、高校卒業は34年前。大阪の高津高校という高校だが、きっとみんな仲のいい高校だったんでしょうね。
最初の3kmはゆるやかな下り、そこから逆方向に進路が変わるとゆるやかな上りが始まる。
特養こぶし園前。
毎年写真を撮らせてもらっています。
応援、ありがとうございます。
5km地点、26分50秒。
先週の「たたらぎダム湖」の最後の急な下り坂で痛めた右足アキレス腱が、しみしみと痛い。でも、その割にはいい通過タイム。スタート直後、津田さんを追っかけたのがよかったのかな。
6km手前の給水所で、「谷山荘」の美人若奥様発見。
今年はお願いして、私といっしょの写真に入ってもらった。あとで、「誰かに似てるなあ・・・」と思ったら、うーん「娘のまーさ」(フジテレビアナウンサー)。
スタート地点にもおられたケーキ美人さん。
あとで聞くと、ヨメさんもこの方としゃべったらしい。本当は出場予定だったが故障で断念され、応援に専念されたようだ。
こちら恒例、地元高校吹奏楽部。
鳴りものの応援は、本当に元気がわいてくる。
下を見たら、ありさんの行列みたい。
こんなとこ走ってますにゃわ。
こいのぼりとシャワーと高石ともやさんの歌声がセット。
ここらで8.5kmほどなので、もう全体の3分の1は超えている。49分くらいということは、ゴール2時間25分くらい行けますかね。
私のランシャツの前後に「宵々山コンサート」の宣伝を書いておいたのだが、さっきから私のまわりのメンバーがほとんど変わっていない。多くの人に見てもらってこその値打ちなのに、これではちょっと宣伝効果薄かも・・・。
「みなさーん、7月10日は、ぜひ京都円山公園へ!」
10km地点、なななんと1時間00分00秒。
「ピッタリ賞ですやん!」
コース最高地点(604.7m)の吉滝キャンプ場へ。
その手前で、下って来る久保井さんの息子さんに会ってビックリ。ますますはよなっとるがなー。でも、どう見ても前より太っているような・・・。
頂上手前で、「キャロットさん、抜かれてしもうたわー」と呼ぶ声。振り返ると、岡山の海部さん。
でも抜いたのはこの一瞬だけで、私が頂上でオレンジをパクついているうちにどどどっと駆け降りていかれた。
「ああ、なんと元気な70代!」
毎年撮っている頂上から見下ろした写真。
今年は広角にして、右側の下りていく道も入れてみました。
レース中にずっと声を出し続けておられたランナー。お連れの女性に声をかけておられるものだと思っていたら、それ以外のランナーにも(もちろん私にも)声をかけ続けておられた。
「写真撮らせてください。今日一番元気なランナーって、ブログに書いときますわ。」
15km地点、1時間29分01秒。
速いのか遅いのか、よう分からん。でも残り9kmやし、平均キロ6分で行けたらゴールは2時間23分くらいかなあ。
16.5km付近の栃もちエイド。
これは一般の家庭が提供してくださっているように見えたのだが・・・、すごい数。私も1個いただきました。うまかったー。
この17km地点からの上り坂が、またきついんだー。
そんで、その先の18km手前からじゃり道ですわ。
だいぶひょろけとった人がおったなあ。
じゃり道が終わりそうなところで、下からガッシガッシと登ってくるゴリラ・・・、じゃなくて久保井さん。元気あまってます。
息子さんが速くてビックリしたと言ったら、今やハーフまでなら久保井さんも歯が立たないらしい。お仲間ができていっしょに走ったりしているとのこと。でも、甘いものが大好きでないしょでよく食べているらしい。そんであんなにでかいんかー、ふむふむ。
久保井さんは、田んぼのあぜ道みたいな急坂(私は地獄坂と呼んでいる)をすっすっと上って行き、姿が見えなくなった。
20km地点、2時間01分08秒。
ほとんど上りの最初の10kmより、この10kmのほうが1分遅いやん。
たぶん、下りになると右アキレス腱が痛みだして、思うように走れへんからやろうね。
20kmすぎからの4kmも、ちょっと行っては上り、また下りでしんどいことはしんどい。でも、ところどころ応援があり、景色もずいぶん変わって走りやすい。
ゴールちょっと手前の「京都キャロット」出店テントで、ヨメさんにカメラを渡し逆走。改めて写真撮影用ラン。今年は連写です。
まあ、オッサンのランニングフォーム見て何になんのって話ですけど・・・。
(ますみちゃん、撮影ありがとう。)
ゴール50m手前に久保井さん。
これは写真を撮らねばと思いシャッターを押すも、写っていたのは久保井さんの足と私のシューズ。なにしてんだか。
24kmのゴールは、2時間21分50秒。
去年より3分ほど速かったみたい。
でも、久保井さんの息子さんに12分、岡山の海部さんに3分離されていた。ここらあたりが次の目標ですかね。
天気予報より早く、12時ごろから雨がぱらつきだした。急いで後片づけ。
「ゴールしてから見に行きます」とおっしゃってくださっていた方もあったのだが、商品をいためてしまうわけにはいかず・・・。
バタバタしながら後片づけをしている最中に、「ランナーズ9の会」のかわせみさんはゴールしてしまわれた(3時間2分)。写真が撮れなくて、ごめんなさい。
仮装さんご一行のゴール。これは見ごたえがあった。
「B’z」も帰ってきた。歌いながらなのに、けっこう速い(ここで3時間18分)。
ヨメさんは、「サロマ50kmが終わったら、当分レースに出る気はない」と言っていたのに、「みかた残酷」は出てみたいと言う。確かにね、この大会にはほかの大会にない魅力がある。
でも、前夜祭で「来年の20回記念大会は、前のコースと今のコースをひっつけて42kmのコースにしてほしい」という要望が出ていた。
「ヨメさん、それでも出たいって言うかなあ・・・。」
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2011年06月11日(土)
第19回みかた残酷マラソン・前日受付 [ランニング・出張販売]
今日は、「みかた残酷マラソン」の前日受付。
雨なら、店は出さずに夕方5時からの前夜祭に出ようと思っていた。でも、昼から雨はやむらしい。がんばって仕事をしなければ・・・。
高石ともやさんのコンサートは、7月10日の「宵々山コンサート」まで楽しみに取っておくことにしよう。今まで一度も参加したことはないのだが、最後ということなので見に行こうと思っている。
明日は、ナンバーカードの下に特製「宵々山コンサート」手作りチラシをつけて走る予定。どうか、「宵々山コンサート」が盛り上がりますように・・・。
(注)帰ってから、写真と記事を付け足します。
会場に着いたのは1時過ぎ。前日受付は1時からなので、こんな出足の悪いことはめずらしい。
ここは早く着いても遊びに行くところもないので、皆さん受付にもそんなに早くはこられない。これくらいでちょうどいいくらい。
案の定、受付はひっそりしていた。
高石ともやさんの「宵々山コンサート』の宣伝もしてっと・・・。
会場は準備万端。
あとは、明日天気がもってくれることを祈るのみ。
5時から高石ともやさんのコンサートなので、もうほとんどお客様は来られない。
私も、前夜祭会場「おじろドーム」へ。
例年通りのすごい熱気。
サプライズも飛び出して・・・(このについては、別に記載。)
後片づけが終わると、山の上のスキー場へ。
スキー場の中にある「谷山荘」さんは、目が飛び出るほどのたくさんのお料理なのに、目が飛び出るほどお安くしていただいている。
うちのヨメさんのうれしそうな顔を見てください。
「この写真はブログに載せたらあかんわなあ」と言っても何にも言わんかったから、載せてもいいんでしょうね。
「ああ、こわ!」
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2011年06月05日(日)
第26回たたらぎダム湖マラソン [ランニング・出張販売]
そろそろ後片づけというとき、ヨメさんに声をかけてこられた紳士あり。
「ひぃゃー、能見先生!」
ヨメさんは、24歳くらいのとき(結婚した次の年やったっけ?)定時制高校に行きなおした。そのとき、陸上競技部の顧問だったのが能見先生だ。はるか昔のことなのに、よく覚えてくださっていたものだ。
「よっぽどよい子やったん?」
なんと能見先生は、現在朝来市議会議長。ふるさとの旧生野町に戻ってこられ、議員さんになられたそうだ。今日は、「たたらぎダム湖マラソン」の入賞者の表彰の役目として来られていたとのこと。
「奇遇ですねえ。」
朝5時20分起き。
会場の向いの山の上にある「スカイビラさのう」から会場入り。ちょうど6時ごろ。
まずは「山水荘」のフルちゃんにごあいさつ。
元気そうでよかった。
奥さんはお仕事で出かけられるらしい。
「ネコちゃんは元気にしてますか」とお聞きすると、「あとで見に来てー」とのこと。これも楽しみ。
「山水荘」さんは今はもう営業しておられないが、廉が0歳の時から18年連続でお世話になっていた。会場のすぐ近くなのですごく便利だった。
一年に一度お会いするだけだが、ご家族やワンちゃんネコちゃんに会えるのが楽しみだ。
開会式では手話通訳の方が前に立たれていた。いつも感心するのはその翻訳スピード。通訳の方がおどおどされている姿は見たことがない。
今までずっと、ヨメさんが2kmジョギング私がハーフというパターンだった。今年は大幅に変更。私が10時40分からの5km、ヨメさんがその10分後スタートの10km。
写真を見てわかるように、スタートして300mほど先からダムの堰堤横まで100mほど登る。登り切ったあたりが1km地点。そのあとはだいたい平坦だが、折り返して最後のゴール前がとんでもない下り坂。
スタート前、私が「おっちゃん」と呼んでいる角田さん(吉備路走ろう会)と記念撮影。
「途中でも写真撮りますしねー。」
「一番後ろやで。」
コースの特性も考え、また練習をまったくしてないことも考えて、今回は無理しない。一番最後の下り1kmだけはしっかり走ろう。
5km以下のレースはカメラを持たずに走ると決めていたが、今回はウエストバッグに入れておいた。折り返した帰りにヨメさんとも会うはずだし・・・。
最初の強烈な1km、4分41秒。
おー、あの坂のわりにはええタイムなんちゃうん?
ところが2km地点、9分29秒。
なんでや! この1km、4分47秒もかかっとるがな。
私が目標とする亀岡の快速ランナー・松本一之さんの姿が。
「まつもとさーん」と呼んだら、手を広げてにっこり。余裕です。速すぎて、ピント合ってません。この速さでもうすぐ60歳ですよ。60歳目前で50歳代2位って、どうよ。
私の前をずっと走っていた小さな男の子。結局ゴールまでこの子は追い抜けなかった。しっかりしたいい走りだった。ぐりぐり頭君は小3やって。なんと、中学生以下の4位に入賞です。
3km地点、13分53秒。この1kmは4分24秒。
さあ、あとは下りやから飛ばそっか。
「写真、撮りまっせー。」
「ああ、ありがとうね。」
おっちゃん、一番最後ってゆうてはったけど全然。後ろにまだぎょうさんさんいてはりました。
最後の1km表示を過ぎたあたりでヨメさんに遭遇。
こっちは下りでスピードが出ていたのですぐには止まれない。
「おーい」と言ったらヨメさんも止まってくれた。
そこに後ろから5kmの上位のランナーが・・・。
「ぶつかるー」
「すいません、申し訳ない。」
「はいはい。」
いい人でよかった。写真撮影は、他のランナーの迷惑にならないように要注意。
そんなこともあって4km地点のラップ取り忘れ。
最後の1kmは気持ちよく飛ばしてゴール。小3君は抜けんかったけど・・・。
ゴール、21分42秒。最後の2km、写真を撮ってたわりに7分48秒。まあまあです。
さてこのあと・・・。
ヨメさんが1時間10分から20分の間にゴールすると言っていたので、その5分前くらいから写真を撮りに行った。
ゴール前最後のヘアピンカーブで待っていると、「ランナーズ9の会」のまっちゃん。
来年3月に「サブスリー達成祝賀会」を予約してあるらしい。それには、ハーフを1時間25分くらいで走り切らんとね。
結果は、1時間33分台。
ええ夢見とるなあ。
あとでよく聞いてみると、5年前の初フルが3時間12分とのこと。うちのヨメさんの理論によると、それなら「サブスリーの可能性は大」らしい。
そやて。あと9カ月、がんばってね。(このブログ、たくさんの人が見てるよ。しっかり練習しなはれやー。)
そのあと同じ場所で待機していたのだが、ヨメさんは全然戻ってこない。途中で救急車のスクランブル出動。
「とうとうやってもたかー。」
心配になってだいぶ上まで見に行った。10kmのピンクゼッケンはどんどん減っていく。1時間40分過ぎまで待ったが、もう10kmのランナーはいない。
「病院送りかー。」
「京都キャロット」の出店テントに戻ると、ヨメさんが困っていた。
「おつりの金庫もないし、着替えもできひんし・・・。」
「えー、もう帰ってたんかいなー。速すぎるんちゃうん?」
見せてもらった記録証は、1時間7分02秒。あんだけ腰痛いゆうとったのに、しっかり走っとるがなー。
その時間だと、ちょうどヨメさんが記録証をもらっている時に、私がその横を素通りしてゴールの向こうに行っていしまったようだ。まあ、病院送りじゃなくてよかった。
このあとは、私の憧れの大先輩・朝日啓介さん(淀川ランナーズ)の撮影に。
さっきと同じ、ゴール前最後のヘアピンカーブで待っていた。
朝日さんは、去年のこの大会で2時間20分くらいだったそうだ。今年は2時間10分台でゴールしたいとおっしゃっていた。
「やっと帰ってきました。」
「いや、立派ですって。」
私の時計では、2時間20分をぎりぎり切れるかというところだった。
しばらく並走して、何枚も写真を撮らせてもらった。
いつも思うけど、ほんまに朝日さんのランニングフォームはきれいです。
あとでお聞きすると、ゴールタイムは2時間20分45秒。ああ、惜しい。でも、これでまた来年が楽しみです。
ヨメさんも、こんなところで高校の恩師に会えるとは思ってなかっただろう。(この写真は、顔がでかく見えるからあかんらしい。)
後片づけが終わったから、お楽しみの「ワンちゃんネコちゃんなでなでタイム」。
山水荘さんへ、GO!
まずはフルちゃん。
鼻についていたタニコ、取ったりました。
このネコちゃんは、鼻の柄がハート。
こっちのネコちゃんは、何でかしらんおケツの穴を見せて見せて・・・。
「おっちゃんのこと、気にいってくれてるん?」
逃げへんネコはかわいいなあ。大事にされているのがようよう分かる。
遅いお昼ごはんは、多々良木交差点近くのいつものお店。私が刺身定食(1500円)、ヨメさんは親子丼(500円)。いっつも高いのんばっかり食ってすいません。
※ 昨日の毒嫁検定の解答、発表しておきます。
「1.2.3」すべて正解。
恐ろしいヨメじゃー。
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2011年05月29日(日)
第31回山中湖ロードレース [ランニング・出張販売]
埼玉の石川操さん。「京都キャロット」のお得意様です。
ジャジャ降りの雨の中、スタート前にわざわざごあいさつに来てくださいました。
朝5時40分起き。
ペンション・セミカさんからコンビニにより、おにぎりなどを買って会場へ。
荷物をおろし、車は湖畔のヨットハーバーへ。
ヨットハーバーから会場まで少し坂を登って行くのだが、桜のような花びらが大量に散っている。5月の末だし、いくらなんでも桜ってことはないですよね・・・。
会場である山中湖中学校のグランドは、早くも「池」状態。
こんな時は長靴に限る。ランナーの中にも、用意周到長靴姿の方がけっこうおられた。
今日の店の目標は、「とりあえず商品を傷めない」こと。土砂降りに近い雨なので、売り上げアップは望めない。
ウォーミングアップのエアロビの曲とアナウンスが流れてきたので見に行った。
およそ20人ほど、全員がかさをさしたまま準備運動をされていた。10000人超えの大会で、わずか20人ですよ。この人たちこそ表彰してあげたいと思った。
グランドから階段を下りたところのトイレに行くことにした。そこで乳母車を押し、もう一人小さな子を連れたお母さんと遭遇。
「○○ちゃん、かさ持っててくれる?」
ははん、かさを上の子に持たせて、下の子の乗っている乳母車を抱えて下ろそうとしておられるのだ。
「下ろしましょか?」
「は・・・」
たぶん「はい」とは言っておられない。そんなことお構いなしに乳母車を抱えて階段を下りた。予想していたより重かったが、すっと下ろすことができた。
「ありがとうございます。」
「いえいえ。それよりお母さん、この子の足冷たそうですよ。靴下はかせてあげないと・・・。」
「それが・・・、持って来てないんです。」
「そうなんですか。」
よさげなお母さんだったので、靴下はなくてもあたたかくなるようにきっとなんとかされただろう。
階段下のトイレは、その4分の3くらいが「男子小用」。これは混雑解消にはいいアイデアかもしれない。
この大会はいつも大いそがしで、今までスタートさえ一度も見に行ったことがなかった。
9時15分にハーフの部がスタート。その15分後の9時半に山中湖一周の部(13.6km)がスタート。
ランナーのほとんどが帽子に雨ガッパ姿。応援の人の多くも雨ガッパ姿。
この散っている花びらは・・・、うーん気になる。
天気がよければ、このスタート地点での応援もすごい人だっただろうに。思っていたより応援の人がまばらで、ちょっと拍子抜け。
スタートでの実況アナウンス。
高村村長さんからの激励の言葉もあった。
スタートライン横では、千葉真子さんの「いってらっしゃ〜い」の絶叫。
最初から最後までハイタッチをしながらの絶叫だったので、最後のほうは少し声がかれていた。ご苦労さまです。こんな雨の日には、千葉ちゃんのような元気いっぱいのゲストがピッタリです。
トップランナーがゴールする10時過ぎころから、雨が強烈になってきた。たぶん、走っていると目が開けられないくらいのきつさだと思う。
出店テントの間の通路部分は「川」状態。
もう、誰も来られない。
ゴールされたランナーは、そそくさと着替えに。着替え終わったら、またぬれてしまうのがいやなのでそのまま帰路へ。お店をのぞく奇特な人はほぼ皆無。
そんな中、ずぶぬれの姿の石川操さんが立ち寄ってくださった。
「ゴール前で一人抜かれちゃった・・・。」
それでも、きっちり6位入賞のメダルをぶら下げておられた。そのちゃきちゃきとした表情は、まるで中学校の陸上部女子のような・・・。髪の毛からしたたり落ちる雨も、なぜか似合っている感じがした。
お客様がまったくないのでヒマ。
たくさん出ている屋台を見に回ってもらって、肉巻きおにぎりを買ってきてもらった。おいしかったけど、ちょっとごはんがやわらかすぎた。
交通規制解除の時刻が近くなったので、駐車場に車を取りに行った。
ずぶぬれになって帰って来るランナー。きつかったとは思うが、思い出に残るレースになるでしょう。
天気がよければボートなどでにぎわう山中湖も、今日は静か。
もともと大雨の予報で、商品をたくさん出していなかったので後片づけも早くできた。ただ、後片づけの時も大雨だったのでずぶぬれ。特に、肩とおしりがびちゃびちゃに。気持ちわるーい。
毎回お昼ごはんと決めている「清渓」さん。おじゃまするごとに様変わりしている。
今年は、お昼は1種類のランチ(1000円)のみになっていた。
「もう、ここに来るのも今年で終わりか・・・。」
「山中湖ロードレース」の売り上げは去年が過去最低だったのだが、今年はその半分にも満たない惨敗だった。
これでいい区切りになったのかな。
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