2011年05月13日(金)
「あんもちゃん、半分ですね・・・」 [わんこ・にゃんこ]
もう、動けない。
たぶん、意識朦朧。
水が飲めない。
ひざにのせても、こんこんと眠るだけ。
ふにゃふにゃふにゃ・・・。
もっと、ふにゃふにゃふにゃ・・・。
もっともっと、ふにゃふにゃふにゃ・・・。
もっともっともっと、ふにゃふにゃふにゃ・・・。
よっしゃー、病院行こ。
なつかしなつかし赤いカゴ。
このカゴには、7ひきの先輩ネコのパワーがつまってる。
あんもの避妊手術もしてくださった北区の芝動物病院さんへ。
病院の前にかわいいワンちゃん。
「レオン・オス・14歳」
1ヶ月前には瀕死状態だったらしい。今は、動き回って元気元気。
あんもがここに来るのは何年ぶりだろう。
20年ぶりくらいかな。
待合室にもかわいいワンちゃん。
「はな・メス・7ヶ月」
避妊手術の抜糸のようですね。
待合室でカゴをあけてみると、あんもが方向転換。
いやー、ちょっとは動けるんや。
「あんも、あんも」と呼んだら、小さく目を開けてくれた。
しばらくしてもう一度カゴをあけたら、またまた方向転換。
待ち時間が長くて退屈なんかなあ。
でも、あけるごとに向きが変ってるしマジックみたい。
診察室であんもの体重を量られた先生がおっしゃった。
「1.5kgですね・・・、前に来られていたときのちょうど半分ですか・・・。」
このあとの先生とのやり取りは、思い出すだけでまた泣けてくるのでもうくわしくは書きません。その場でも、ヒゲのでかい先生の前で涙ポロポロこぼしてしまった。
「オシッコびしょびしょになったところだけでも洗って、体を温めたら少しは元気になりますよ。」
「もう水も飲めないので、このままでは干からびて死んでしまいます。せめて、それだけはなんとかしてください。」
明日一日は鳥取への出張販売のため、あんもには会えない。
でも、動物病院のスタッフさんがしっかり世話をしてくださるはず。
あさっての朝、迎えに行くからね。かしこうしといてね。
(ああ、もうあさっての滋賀マスターズ陸上大会などどうでもよくなってきた。あんもが大事!)
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「まだ生きる」ってゆうてます [わんこ・にゃんこ]
朝のバイトが終わって、すぐあんものところへ。
また、丸まってじっとしている。
もう、ほとんど動けない。
でも、私が来たことは分かってくれているみたい。
シッコはたれ流しで、ウンコは3日出ていない。
それでも、水を探していた。
飲む力もなくなってしまったのか、口は動いているが飲めていないようだ。
でも、あんもは「まだ生きる」ってゆうてます。
なにをしたげたらいいんやろう・・・。
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2011年05月12日(木)
あんも一喜一憂 [わんこ・にゃんこ]
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2011年05月11日(水)
動いてホッとし、食べて泣いて、階段下りて笑った [わんこ・にゃんこ]
最悪、今日があんもとのお別れの日になるかもしれないと思っていた。
でも、だいじょうぶ。
朝9時ごろ、あんもがいる通販事務所の2階へ。
また、ハリネズミのようにトイレの中で丸まっている。全然動かない。
「あんも、あんも」と呼んだらやっと目を覚ました。
それでもボーとしたままでまったく動こうとしない。いや、動けないのかもしれない。
抱っこしてエサと水の場所へ。エサは上のほうをちょっとなめただけだった。
でも、水はしっかり飲んでいる。これが救いかな。
無理やり食べさそうとはしなかった。食べられへんのやもん。水分さえとれていれば、すぐにどうこうということはないだろう。
昼間は、いなかの倉庫の整理に帰っていた。
いらない段ボール箱を、姉のダンナさんに燃やしてもらった。
姉夫婦はここに新しい家を建てるらしい。
すぐ近くにしゃくなげの花が。
いなかでは、まだ桜が咲いている。
4時過ぎに戻り、もう一度あんものところへ。
「おー、ハリネズミから今度はまがたま・・・。」
「そうやすやすとくたばるかい!」と言ってるような・・・。
おっと、起き上ったぞー。
「自分の力でちゃんと歩けるやん!」
昨日よりずっとまし。
まず、お水をピチャピチャ。
おっ!
エサに行ったー!
また、お水をピチャピチャ。
まだまだ、お水をピチャピチャ。
「ちょっと、アシストしてみよっと。」
おー、食べてくれるやん。
あかん、泣けてきたー。
泣けて泣けて、海の中みたいや。
それでも、いつもの3分の1も食べていない。
なにを思ったか、また歩きだした。
立ち止まって思案。
なぜか動かない。
またエサの場所に戻ったが、少しお水をピチャピチャしただけ。
「あんも、オッサンはもう帰るで」と言って下に下りた。
帰ろうとした時、階段を「トントントン・・・」。
えー、あんも階段下りられるんかいなー。やるやんけー。
「あんもちゃん、ようこけんかったなー。」
「普通ですけど、なにか」と言っているような・・・。
「あんもちゃん、いっしょに写真撮ろう。」
手を伸ばしてのツーショット写真なんて撮ったことないもんやから、うまいこといかん。
カメラは置いて撮るに限るね。
「ええのん、撮れましたー。」
「よっしゃ、さっそくブログに」と思ったが、あんもちゃんが私のヒザの上でええ気持になっとる。
「あんもも来たらええわ。」
あんもはいつのまにか、ぐっさりモード。
ブログを書いている間、ずっと眠っていた。
「ふにゃふにゃふにゃ・・・。」
私のことが大嫌いで、エサをもらう前でさえ秒殺ネコパンチをくり出すあんもなのに、こうしておとなしくヒザの上で寝ているなんて・・・。
うれしいような・・・、いやいややっぱりこれは喜んではいけない。あんもはあんもらしく、いつもの秒殺ネコパンチの復活を!
1時間ほどうとうととしたあと、あんもが突然ガバッと起き上がった。
「どっか痛いんか。」
あんもは知らんぷり。
ん?
私の左の太ももが冷たいんですけど・・・。
やってくれましたね、「寝ションベン」。
でもうれしい。これが生きている証拠やから。
よっこらしょっと。
店の中でもうろつきまひょ。
いつも見てる2階からの景色と、1階から見る景色はちがうか?
さあ、この30cmの段差が上れるか。
3回トライしたけど、残念。
後ろからアシスト。
2階への階段も上ろうとしてはずり落ち、また上ろうとしてはずり落ち・・・。
やっぱりアシスト。
ついこないだ、ちょっとさわっただけで「シャー」やったのになあ。
でも、ねぐらへ帰るときのあんもの姿は「黒豹」。
ほんま、惚れ惚れするほどかっこええー。
あんも、がんばらんでええどー。
明日また、抱っこさしてやー。
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2011年05月10日(火)
きくとあんも [わんこ・にゃんこ]
今日はきくの狂犬病の注射の日。
きくは今まで何べんも病院であばれているので、家を出たときから早々とエリザベスをつけられた。
きくはいいことはあまり覚えていないのに、いやなことはびっくりするほどよく覚えている。
病院ぎらいは私に似たんでしょうか。
まず、診察台にのせられない。
ヨメさんが抱っこしてのせようとしたら、あろうことかヨメさんに「ガウガウガウ・・・。」
私が助けに入ると、今度は私に「ガウガウガウ・・・。」
「もういいです。きくちゃんは、射程圏内に入るものはすべて攻撃しようとしてます。無理しないでおきましょう。やっぱり、シェパードの血が入ってるから・・・」と先生。
「いや、そんなええもんとちゃいます・・・。」
けっきょく、きくがこっちに気をとられている一瞬のすきに、先生がきくのおしりにブスっと。何とか注射は成功。
まあ、大騒動でした。
それにしても、ヨメさんまでかんでしまうとは・・・。うちの家でヨメさんにはむかったらどうなるかということをよう考えんとね。
昨日からあんもの様子が変。
いつもなら、私がコップに水を入れる音を聞いて階段を下りてくる。でも、昨日も今日も下りてこない。
いつもなら、缶詰のえさに飛びついてくるのにそれもない。昨日の分も残っている。
水がすごく減っている。
あんもが水を飲んでいる現場は見たことがなかったが、きょうはエサよりも水。
ゆっくりゆっくりと、ひたすら水を飲む。
「よっしゃー、あんもが舌出してるとこ写真に撮ろう。」
「成功!」
かわいい舌。
オシッコももれているようで、おまたがぬれていた。ヨメさんがティッシュでていねいに拭いてくれた。
そして、また水。
今日は昨日よりたくさんエサを残した。
夕方もう一度見に行ったら、なんとトイレで寝ていた。
じっと動かなかったので、「・・・。」
「あんもちゃん!」
しっぽだけチョロっと動いた。
「ホッ。」
背中をなでたら、大きく目をひらいてくれた。いっつもこわい系の顔に写ってしまうあんもだが、今日はかわいい顔が撮れた。
ただの暑さバテやったらいいんやけど・・・。今度ばかりはそうじゃないかもしれない。
あんもももうすぐ22歳やからねえ・・・。
でも、「きくとあんも」のツーショットを撮るのが私の夢。まだまだくたばってもろたら困るでー。
※上の写真は、豪華3ヶ所トイレ。1ぴきのネコに対して3ヶ所はすごいでしょ。実は、8ぴきいたときの名残なんです。
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2011年04月25日(月)
大阪城公園の猫 [わんこ・にゃんこ]
以上、昨日大阪城公園で会ったネコちゃんたちです。
みんな大事にされているようで、人が近づいても逃げません。
私はえさを何も持ってなかったのに、長い間遊ばせてくれました。ただで遊ばせてもらって申し訳ない。今度来るときは、なんか持ってくるねー。それまで元気でねー。
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2011年04月14日(木)
私の尊敬する・・・ [わんこ・にゃんこ]
私の尊敬する人は、過去にはなし。たぶん、この先もないと思う。
よくアンケートで「両親」と書いている人があるが、あれを見ると身震いしてしまう。
「そんな、バカな!」
私にとって両親は、いくつになっても恐れ多い存在。「尊敬」なんて軽い言葉ですまされる存在ではない。
姉や兄が親に向かって軽々しくしゃべっているのを横で見ていて、私はいつもハラハラドキドキしていたものだ。
今現在、強いて尊敬する存在といえば・・・、うちの黒猫・あんも。
もうすぐ22歳なんですよ。人間でゆったら何歳?
それなのに、いつも堂々としていて私を寄せ付けない。
ちょっとちょっかいを出そうものなら、今も衰えぬ秒殺ネコパンチ!
100歳超えたあばあに、「お前もしっかりせえ」と叱れているようで・・・。
でも今やばあさんネコ・あんもは、ネコパンチを出す瞬間はよろけてしまう。こないだなんか、階段の途中で私にネコパンチを繰り出し、真ん中へんから一番下まで転げ落ちてしまった。でも、そのあと何事もなかったかのように立ち上がり、階段を上ってきたあんものかっこよさったら・・・。ほれぼれしてしまうねー。
うん?
これって、「尊敬」じゃなくて「憧れ」?
こんなあんもも、食事中だけは無警戒になってしまう。
後ろから忍び寄って、「えいや!」とだっこして、素早く写真。
成功。
今日はなぜか穏やかで、そのあとなでても怒らなかった。
「ミヤーン、ミヤーン」と大声でないていたけど、なにを訴えていたんやろう・・・。
※ 4月10日「ちゅら海・今帰仁・パイナップル」の記事をやっと書きあげました。よろしかったら、戻って見てください。
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