2008年07月28日(月)
京都ランナーズ合宿2日目(7/27) [ランニング]
さわやかな目覚め。
合宿1日目は、銭湯と宴会にしか参加できなかったので、「今日は走るどー」と張り切った。ただ、昨日の43km走ったり歩いたり、歩いたり歩いたりが今日にどう響くか。
宴会の後、20分だけマッサージしてもらったのがめっちゃ効いている。
たいていの薬物系がまったく効かへんのに、マッサージは人間同士の心の通い合いみたいなんがあるからいいんかなあ。20分のはずやったんやけど、1時間くらいの長さに感じたなあ。
朝ごはん前に、ひとっぱしり。希望が丘での4.5km宣言タイムレース。
なんと、このレースのためにホテルから希望が丘までの5kmを走っていくという。なんも食べてへんのに、どこにそんな元気が・・・と思って見てみると、木村さん入ってますやん。平均年齢上げてまっせ。
京都よりはましやけど、やっぱりかなり暑い。でも「合宿」と言うからには、朝から走って走って走りまくらなあかんのかな。
私は、ようしません。
今日から参加の方もある。
私の大好きな原田尚浩さんも、そのひとり。
「『ランナーズ』にきくちゃんの写真載せてくれはったね。うちの娘が、きくちゃんの大ファンでね。よろこんでた。また、頼むで。きくちゃんの写真。」
と言いながら、タバコ、スパスパ。原田さんは、ヘビースモークランナーです。
さて。宣言タイムレースの自己申告タイムを考えよう。
私以外の人はほとんど、昨日同じコースを試走している。私はまったくの初めて。それに昨日のダメージが、今日にどれくらい影響するのか。分からん。
せめて同じレベルの人がいれば、その人のタイムを参考にするのだが。
4.5km、キロ5分で行くと22分半。5分半で24分45秒。よっしゃ、24分30秒でいこう。
スタート。
まあまあ、足が動く。こぶらがえりもだいじようぶそう。
あれっ。自分ではそこそこ走っているつもりが、みなさんどんどん前に。おかしいなあ。
途中に長い坂があるって言ってはったから、そこらで前が落ちてくるか。ねばりの走りで、24分半をめざせ!
上り坂をねばり、下り坂は気持ちよく。
初めてのコースだったので分かれ道でどっちか分からず、何回もすぐ後ろの久保田さんに指図してもらった。すいません。走りながら、しんどかったでしょう。
それにしても久保田さん、モデルさんみたい。スタイル抜群の小顔美人。ランニングフォームにもほれぼれ。
ほんま、この人が京都ランナーズに入ってくれはったら、独身男性ランナーが大挙入会するやろうに。
アンパンマン2号こと初代さんも、フォームがきれい。
昨日の夜聞いたところによると、杉原さんより10kg以上軽いそうだ。それでも私より8kg上です。
これで、ここまでの5kmを車ではなく走ってきてはるんやからすごい。馬力ありすぎ。
ヒゲの原田さんも、フォームがきれい。あのお歳で、あのスリムな体型にも感心する。
最近、息子さんといっしょにフルマラソンレースに出ておられる。うらやましい。うちもいつかはそんなことをしてみたい。
ただ、原田さんは、ここ何大会か連続して関門にひっかかっているらしい。ヒゲのとっつぁん、がんばれー。
宣言タイムレースが終わり、いったんホテルへ。
えー、また5km走って帰るって。けっきょく、朝ごはん前に、15km。私には、絶対マネできません。
ホテルからすぐ近くの喫茶店で「朝定食」。ありがたい。朝から、炊きたてごはん。うまい。
でも、食べ始めが9時半。遅いけど、お腹が減っていてめちゃくちゃおいしい。
ふだんも、こうできたらいいのかな。
でもやっぱり、朝はよう走らんなあ。
ホテルへ戻り、宣言タイムレースの表彰。さて1位は誰でしょう。詳しくは「走人ニュース」で。私は24分ちょうどで30秒差。まあまあですか。
そして、またまた希望が丘へ。ほんで、また走っていくって? それは、ランニング中毒です。
希望が丘に着くと、ソフトボール。
何と、久保田さんはソフトボール部ピッチャーの経験あり。どこまでかっこええねん。
一番に打たせてもらった。背中を通るスピードボールもあってちょっとびびったけど、愛嬌愛嬌。
「そやそや、この華麗なるピッチングフォーム写真撮っとこ。」とカメラを取りに行ったら、公園からソフトボールにストップがかかった。残念!
ほなしゃーないし、次は駅伝。
3区間、5チーム。元気な吉川さん、吉野さんだけ2人分。後の人は、1周約1.1km。
メンバー発表があった時、我がDチームが優勝と確信した。
保坂さん(短い距離は、速い。)
星さん(びわこランナーズ、往年の名ランナー。)
藤井(この距離やったら、ごまかせます。)
スタートしていきなり、吉川さんが飛ばす飛ばす。まあでも、これは想定どおり。我がチーム保坂さんが、よく食らいついている。みごと。
2走、星さん。ひざがよく上がり、腕の振りもきれいな積極的な走り。2人分走っている吉川さんには少し離されたが大健闘。
アンカー、私。前を行く二日酔い顔面蒼白ランナー、橋本さんを追え!
ところが、全然縮まらない。けっきょく、2位のままゴール。
「橋本さん。絶対、どっかでひっくりかえってくれはると思ってたのに・・・。」
「すいませーん。走れてしまいました。」
そら倒れるより走れたほうがいいに決まってます。
この後、中村彦四郎さんの講義。
「足で走るな、腰で走れ。」っていうとこですかね。
「体幹を意識して」と何度も言われていた。
速く走りたい人には役立つ理論だと思うが、私のようなお気楽ランナーにはちょっとむずかしくて・・・。
その後、サイクリングコースを8kmほど走るゆっくりランへ。その最後のランナー原田さんが戻ってこられたころ、ちょうど土砂降りの雨が。時間を計ったかのように。
すべての予定行事が、ほぼうまくいった。
準備してくださった世話役さん(富田会長、荘司副会長、木村事務局長、粟津さんが中心だったのでしょうか)、ありがとうございました。
そして、忘れちゃいけないびわこランナーズの久保田さん。あなたのおかげで、大盛り上がり。(盛り上がりすぎて、しんどくなってしまった方もちらほら。)
ブログ用にいっしょの写真を撮らせてくださいとお願いすると、「まゆげ、かいてないんですけど・・・」 このお返事がまたよかった。
もし来年も滋賀におられたら、ぜひまた京都ランナーズの合宿に参加してください。
(私の露払いの後、イケメン吉川さんまでが久保田さんとのツーショット写真。ひっつきすぎやぞー。)
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2008年07月27日(日)
ダウン続出、京都ランナーズ懇親会(7/26) [ランニング]
長い長いウォーキングが終わった。(琵琶湖大橋から3時間半歩いたことになる。)
ホテルで京都ランナーズのみんなと合流後すぐ、線路をはさんだ向かいのスーパー銭湯「ほほえみの湯」へ。せめて、ここに間に合ってよかった。
かかり湯をしっかりして、さあ、湯ぶねに入ってゆっくりと・・・。「きたっー!」
両足、こぶらがえり。湯ぶねのへりにつかまり、固まった状態。まわりからのへんな視線を感じるが、どうしようもない。片足だけならまだしも、両足になるとじっとして自然におさまってくれるのを待つしかない。
しばらくしておさまったが、なんかのひょうしにまた「ぴぴっ」。
「あっ」とか「おっ」とか言いながら、おふろ場でへんな動きをしていたのは私です。
おふろを上り、中の食事処に移動。宴会のできる部屋が貸し切り。
その部屋に入ると、例の「紅一点」さんがあいさつにこられた。
「びわこランナーズの久保田奈津美です。よろしくお願いします。」
「えっ!」こんな若くて、きれいな人やったんかいな。みんなやけに元気そうに見えたのは、フムフムフム・・・。
それにしても、私ごときにわざわざあいさつに来られたのは、きっと誰かがへんな情報入れたんやな。
「もうすぐ京都から、おかしな人走ってきますよ。」
「何でもかんでもブログに書かはるから、気つけや。」
「口ばっかりの人やから、適当に。」
そのとおーり。
私も一番に言ったことは、「ブログに載せていいですか。」そればっかりかい!
でも、笑顔で承諾していただきました。
私がその部屋に入った時、すでに久保田さんの周りの席はうまっており、気がつけば冨田会長の前だけがポツンと。ここって、えらいさんがすわるポジションちゃうん。
でも自分勝手に走ってきて、みなさんに心配かけたからしゃーないな。えらいさんから、お灸をすえてもらお。
しかし、まあみごとに美人争奪戦に敗れてしまった。後はいいタイミングでちゃちゃを入れなくては。
順番に自己紹介。
ほとんどが7月13日のビァパーティにも来られていたメンバーだったので、新しい人の話をしっかり聞くことにした。でも新しい人と言っても、久保田さんとそのおとなりの・・・橋本さんだけ。(橋本さんはつい最近入会されたばかりだそうです。)
つまり、ひとの話をほとんど聞いてないということです。
久保田さんのときだけ、シャキーンとして真剣に聞きました。
神奈川県茅ヶ崎市出身の久保田さんは、まだキラキラ輝く20代。仕事場の配置転換のため、滋賀県近江八幡市に。駅前の「サティ」におられるそうです。ただ、職場の異動の周期が短いため、来年のこの時期まで滋賀にいるかどうかわからない。
そして、神奈川に大事な人が…。(うーん、残念!)
橋本さんは30ちょっとかなと思っていたら、なんと44歳。わこ見える。
京都ランナーズの存在を知って、事務局長の木村さんに電話されたそうな。そこでなぜか木村さんと意気投合し、40分も話し込んでしまったらしい。
見かけだけでなく、気持ちも若い。なんでもやってやろうという意欲が伝わってくる。
アルコールのほうも、ジャンジャンと・・・。
私の方は、ひとの話の途中でも、足に「ぴっぴ」が来るたんびに、壁に向かってストレッチ。だから、そんなに飲んでません。
宴会場からホテルに戻り、談話室でおしゃべり。
ところが、久保田さんの近くにいた人を中心に、張り切りすぎ(飲み過ぎ)のダウンが続出。昼間のランニングの疲れも出たんやろね。
11時最終まで笑顔だった久保田さん、あなたはえらい!
ひとつ、おもしろい話を忘れてました。
野洲シティホテルでは、初代哲夫さんと同室。
初代さんは「すぐ寝ます」とおっしゃっていたが、寝る前に30分ほどしゃべった。
初代さんは、その体型から「元柔道部? 元ラグビー部?」とか言われることが多いらしいが、実は中高と硬式テニス部。大学では、栄えあるヨット部。その学校の中で一番強いクラブを選んで入った、と言っておられました。
私が注目しているのは、その立派な体格。
杉原さんがアンパンマン1号なら、初代さんはアンパンマン2号。それが、二人ともけっこう速い。フォームがきれいで、すごく楽そう。
「杉原さんと二人で、『こんな体型でも早く走れるランニング講座』っていうのんやらはったらどうですか。けっこうきやはると思いますけど。」
初代さんは、にが笑い。
「初代さん、ボクめっちゃ疲れてるし、鼻もつまってるし、たぶん大いびきかくと思いますわー。すんません。」
そう言って寝た。
ところが2、3分もしないうちに、初代さんがなにやら「むにやむにゃ」。大きなため息「ハー」。またなにやら「○○○・・・」。
反対やん。
「○○ちゃーん」とか言いながら、寝ぼけてこっち襲ってきやはったらどうしょ・・・、とか心配しながら。
けっこう寝付けない野洲の夜でした。
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2008年07月26日(土)
灼熱地獄のマラソン練習 [ランニング]
朝9時半、御所で荷物を預かってもらう。
京都ランナーズ「希望が丘」合宿は、みんなで10人ちょっとらしい。さびしいな。
吉川さんから声をかけられた。
「現地集合で、紅一点の参加者がおられるらしいです。藤井さん、よろしく頼みます。」
「頼みます」って言われても・・・。私、いったい何係。
いったん市原の家に帰り、もう一度こまごまとした準備。ごそごそしているうちに、11時20分になってしまった。出遅れたな。
市原の家から希望が丘まで、43km。
一応、目標は5時間。4時半くらいには着きたいなあ。
玄関で、きくちゃんと記念撮影。きくちゃんの暖かい毛皮で暖めてもらう。
私のブログの読者の方ならご存知のとおり、私はレースばっかり走り、間に練習をまったくしていない。
今日みたいに一人で走るのは・・・、そうそう去年最高気温日本記録を更新した日(8月中旬やったと思う)、それ以来。ちょうど、丸一年か。
べつに、何かのポリシーを持ってるわけではありません。ただ、グータラでお気楽なだけです。
走りだそうとすると、近所のネコさんがお見送り(?)。これは、幸先いい。(ねこ走りをこころがけよう。)
家から、まず北上。
市原バイパス交差点から、静原方面へ。
この時点で、30℃は軽々越えている。
昨日部屋の掃除をし、きく毛をいっぱい吸い込んだせいか、くしゃみ連発。鼻水ドロドロ。
家から持ってきたお茶は、すでにぬるいビール状態に。
静原から江文峠を越え、大原へ。
国道367ではなく、寂光院の前を通る旧道へ。
のどが渇いてたまらんかったので、自動販売機でコーラを買う。
めっちゃ、うまい。炭酸ガブ飲みしたら、後走るのがしんどくなるのは分かっていたけど、こりゃやめられまへん。
途中峠の上り坂は、車で通るとすごい坂に感じるが、走ってみると十分に走れた。ここ、意外と練習場所にいいかも。
時計を見ると、スタートからちょうど2時間。
京都を脱出するるのに、2時間もかかったのか。
しかし、ここを過ぎるとしばらく下りばかり。自然と足が出た。
このへんは人が全然歩いていないので、車の運転がむちゃくちゃ。何回かひかれかけた。
温度計を見ると、山の中なのに33℃。
あかん。暑すぎる。
家もほとんどないところなので、殺風景。気分転換できるようなものが何もない。
ダラダラ走っていると、お腹がグルグルいいだしてきた。
あかん! こら、もう走れん。
また間の悪いことに、コンビニが全然ないところ。
さっきのコーラ500一気飲みが効いてきたなあ。
腹、グルグルグル。「あかん、危ない。」と思ってへたりかけた時、神の救い。工事現場の簡易トイレが見えてきた。
事務所にいた方にことわり、トイレを貸していただいた。
「あー、すっとした。」
大津市水道局さん、お世話になりました。
ここから、ちょっとだけスピードアップ。下りが続くので、また自然に足が出るようになった。
左に伊香立中学校を見ながら、スイスイスイ。
琵琶湖大橋、到着。
確か、カーナビによると、ここは26km地点。スタートから、2時間56分。途中峠からの下りがんばったなあ。
後17kmか。2時間ちょっとで行けへんかなあ。そしたら、予定どおり5時間。
琵琶湖大橋の温度計は、36℃。しんどいはずや。直射日光下は、いったい何度?
琵琶湖大橋を歩いて渡るのは、初。
橋の上は風が吹いて、気持ちいい。
ちょうど遊覧船がきたので、写真を撮っておいた。かなり大勢のお客さんが乗っておられるようだ。
さすがに、歩いて渡る人には一人も会わなかった。わずかに自転車の人が一人。
「いったいこの人は、いずこへ?」というような顔をしてこっちを見ておられた。
橋を渡ったところにあったコンビニで、サンドイッチとコーヒーと塩を買う。
コンビニ前で、塩を手のひらにのせてなめていると、小学生の男の子二人がしげしげとながめていた。
「このオッサン、何ペロペロなめとんにゃろ。」と不思議そうに見つめ続けていた。
さあ、できるだけ近道をして「希望が丘」をめざそう。
とりあえず、三上山をめざしたらいいんや。
横道入ってと。
と思ったのが大まちがい。
「いまどこ? どっちむいてんの?」頼りにしてた三上山まで、かくれてしもた。
ヨメさんに電話したら、「今いそがしい。」とあしらわれてしまった。(私の携帯にGPS機能があるはずだが、出し方がわからない。)
ここらあたりから、足が「ピッピッ」としてきだした。
あかん! これ以上走ったら絶対こぶらがえりや。
歩こ。
歩いても、後3時間あったら着くやろう。でもどっち向きに歩くん?
心細くなりかけたころ、再び三上山が見えてきた。よっしゃ!
後はただ、ひたすら歩いて歩いて。
途中で、今回の合宿の世話役・粟津さん(絶対ブチ切れない人)に電話した。
いつものやさしい声で、「無理されないように、ゆっくり来てください。」
怒ってはおられなかったが、かなりあきれてはおられた。
「すんません。皆さんにご迷惑おかけします。おふろにいっしょに入れるように、がんばって歩きます。」
野洲駅に着いたのは、5時38分。スタートから、6時間14分。よう走りました。(というより、後半は、よう歩きました。)
野洲シティホテル前に、土井正人さんと一人の女性が。この方が「紅一点」さんかなと思ったら、ホテルの従業員さんでした。
かなり意識がもうろうと・・・。
まっ、とにかく無事着いてよかったです。
◎「スカイセンサーブリーズは、フルマラソンに使えるか?」
今回はいてみてわかった事。走り続けていれば全く問題ないのだが、歩きだすと足が内側に沈み込む。「だからどうなの?」と言われれば、「気になる人は気になるのでは…」と答えるしか仕方ない。その状態で17kmほど歩ききったのだから。
ただし、初めから歩きも想定されるウルトラでは、やめておいた方がいいかも。気になることはできるだけ排除しておいた方がいい。
ここまでの私の結論。10kmまでは、ゲルヌーサトライ。ハーフとフルは、スカイセンサーブリーズ。ウルトラは、ミズノ・ウェーブLSD。
みなさん、どう思われますか?
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2008年07月14日(月)
京都ランナーズ・ビァパーティ [ランニング]
7月13日午前11時過ぎ。
群馬・北軽井沢から京都まで。500km近くの運転は、ちゅらかった。ハーフを走った疲れもあり、途中で何回も寝そうになった。
市原の家に着いたのは夕方6時過ぎ。車を置きタクシーをさがすが、なかなか来ない。やっとのことで平安会館に着いたのは、6時40分。北軽井沢から7時間半。遠かった。去年おんなじパターンで7時を過ぎたので、それに比べたら今年はちょっとだけまし。
「さあ、遅れた分取り返すぞー。バリバリ食ったんねー。」と意気込んだとたん、「藤井さん、ひと言どうぞ。順番ですし。」って、それってイジメ? まあしゃーないか。
「今年からブログを書いてます。(『見てます』の声とともに、4人ほど手が上がっていた。外峯さん、吉川さん、・・・後はどなたでしたっけ。)
ランニングのことに関しては、それを見てください。
一つだけ、ランニング以外の宣伝をさせてください。
北京オリンピック柔道100kg超級日本代表の石井慧選手ですけど、私の小中の同級生の妹の子です。
メディアは、井上康生に期待していた分、石井慧君には注目してないようです。石井慧君は、一本勝ちにこだわる井上康生の正反対で、ポイントを取ったら後は逃げまくる。その形で勝ち進んで来たので、けっこうバッシングがあるみたいです。でも、今の柔道はそこを割り切らないと勝てないと思います。
私も後援会のツアーに便乗させてもらって、北京まで応援に行きます。8月15日が本番ですので、みなさんも応援してください。」
話し終わって席に着くと、となりの木村さん(京都ランナーズ事務局長)が話しかけてこられた。
「僕は体は小さいけど、中学高校と柔道やってたんですよ。『柔よく剛を制す』という言葉にあこがれてね。
さっきの藤井さんの話やけど、石井選手にバッシングがあるのはおかしいね。今の国際柔道は、昔から続いている講道館柔道とは別のもの。ルールも変わってきてるんやから。頭を使って勝てる方法を考えるのは当たり前。何も恥ずべきことはない。」
実際に柔道の経験がある人から、こうゆう意見を言ってもらえるとうれしいね。
その後、冨田会長からも同じような意見を聞かせていただいた。
一つおもしろかったこと。
鈴木桂治と井上康生の対談が放映されており、それを冨田会長も私も見ていた。対談中、二人がけっこう石井慧君のことをボロカスに言っていた。それをまた、気にもしていないような石井慧君の様子もおかしかった。
「そうそう、そうですよね。」木村さんや冨田さんと話していて、何度も相づちを打つ場面があった。。
石井慧君の味方になってくれそうな人が見つかって、よかった。
参加者全体では40歳前後の方が多く、あちこちで話が盛り上がっていた。
私はそこからはちょっと外れてしまうが、ちょうどその人たちと年配組のつなぎのような役割ならできそうだ。
冨田会長は満遍なく会場をまわり、すべての人と話しこんでおられた。
はっきり言って一くせも二くせもありそうなランナーの大所帯の会長さんは、たいへんやろなあ。(たぶん私は十くせくらいあります。)
でも、若い元気な人も増えているように思う。適材適所でうまく働いてもらえたら、京都ランナーズの未来も明るいのでは。
私も「縁の下の力なし」ですが、協力していきます。
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2008年07月13日(日)
第24回北軽井沢マラソン [ランニング]
今回も、トップの写真で迷った。
「石田観光農園の春美さん」、「多歩(たぼ)ちゃん」、「ベギーバギーランナー」、「和田峠力餅のご主人」、 どなたもヴィジュアル系(?)・・・。
迷いに迷ったあげく、やはり長い長いお付き合いの「石田観光農園の春美さん」に決定!
前日に急に電話して、無理に泊めてもらったこと。初めて話らしい話をさせてもらったこともうれしかった。
北軽井沢マラソンは、7月のマラソン大会が珍しかった頃、やっと見つけ、許可をもらって売らせてもらった大会だ。今から15年以上前。もちろん、「京都キャロット」の独占販売だった。
しかし、この大会にも別の業者が次々と参入し、結局、うちが弾き飛ばされた形になってしまった。
去年から撤退したのだが、マラソン大会にだけは参加している。それにはそれなりのわけがある。
大きな理由は、3つかな。
?「石田観光農園」さんの、新鮮な野菜。(宿泊させていただくようになってから、もう何年たつのだろう。野菜のおいしさには、びっくり。)
?変化に富んだマラソンコース。(坂あり、長い直線あり、大平原あり、木立あり、土の道あり、・・・)
?「和田峠の力餅」と感じのいいご主人。(忘れられない味、忘れられない人。)
会場に受付に行く前、まず「お米のつちや」さんに寄った。去年多歩ちゃんに会えなくて心配だったが、店の横に・・・、いました! 歳はとっているけど、まだまだ元気そう。何と言っても、このおだやかな表情。大好き!
今日は、「スカイセンサーブリーズ」を再度試す日。
先週の「フワフワ感」が、シューズから来るものなのか、ソックスからなのか。今日は、ソックスは普通に戻してシューズの感覚をしっかり感じ取る。
目標タイムは、去年並みの1時間52分前後で。
気温は、たぶん今までの最高。日陰に入るとすずしいが、ひなたはとんでもない暑さ。無理せず、ゆっくり行こう。
ハーフだけで1900人ということだったので、前に並べるか心配だったがすんなりと行けた。
スタート直後は、快調。最初の1kmは、5分を切っていた。
4kmすぎから、ここ北軽井沢らしい広葉樹林の木立の中を走る。気持ちいーい。
適度なアップダウンもあり、真夏の大会にありがちなしんどさがましなような気がする。
7km付近は、真っすぐな道が続く。太陽をさえぎる街路樹もない。このあたり、太陽ガンガン照り。
「普通倒れるよなー」と思いながらまわりをキョロキョロ見回すと、トウモロコシ畑、キャベツ畑、それに牛さん。けっこう、あきません。
確か去年は、ランスカのかっこいい女性ランナーがたくさんいたよなー。でも、今年はランナーが混みごみでようわからん。
帰りにもう一度、広葉樹林の木立の中へ。
走っている途中、急に目の前が薄暗く・・・。いかん! これは貧血? と思ったら、太陽が雲に隠れただけでした。 そんなに飛ばしてもいないし、貧血で倒れるわけないか。
そういえば、3800人も走っているのに、救急車の出動がない。めずらし。変化に富んだコースがいいのかねえ。
後1kmちょっとかなという所で、ベビーバギーを押して走るランナーに追いつく。
「すいませーん。もし追い抜けたら、写真撮らしてもらっていいですか。」
「はい、どうぞ。」
「去年もバギー押して走っておられましたよね。」
「はい、途中からですけど。」
「お子さんがアイスキャンデーにぎってたの、よくおぼえてます。」
「そうですか。」
「ブログに載せて、いいですか。」
「はい。」
「京都キャロットで検索していただいたら、すぐ出てきますし。」
この後、ゴールまでの1kmの気持ちよかったこと。何でか分からんけど、すごくすがすがしい気分でゴールできた。
ゴールタイムは、1時間58分40秒くらい。去年よりだいぶ遅いけど、まあええやん。
さあ、ベビーバギーランナーのゴール写真撮ろうと振り返ると、もうゴールしてはるやん。途中全然気つかんかったけど、私の真後ろにビタッとついてはったん? 恐るべし!
ゴール後、多歩ちゃんのご主人が走路員をされていた地点へ。そこは「お米のつちや」さんのすぐ前だが、ぐるっと回るコースのかげんで、まだ残り5kmもある。
立っておられた役員さんにお聞きすると、土屋さんは帰られたらしい。でも、その代り、その方と少しお話することができた。
今年はだいぶ人数が多かったという話をふると、「もう、限界を超えている」とのこと。
募集定員3200人に対し、それをはるかに上回る応募があり3800人までは受け入れたが、後の方の500人ほどはお断りした。
このマラソンは、長野原町の北軽井沢地区だけで運営しているので、これ以上増やすといろんなところに支障が出てくる。駐車場、トイレ、給水所要員、走路員、などなど。役員さんも、連日の動員でたいへんだったようだ。
「お米のつちや」さんに行くと、ご主人がお店におられた。
「来年もまた、多歩ちゃんに会いにきます。」と言ったら、すごく喜んでくださった。
スタート前、奥様ともお話させてもらった。「5年前に小学生だった娘と来て、多歩ちゃん見せてもらいました。」と言うと、おぼえておられた。
「うちの前飼ってた犬も16歳で死んじゃったしね・・・、15,16くらいが危ないのによく長生きしてますよね。」
「ええ、人間で言ったら90歳以上でしょう。もう私が呼んでる声も、あまり聞こえてないみたい。でも、ゆっくりしか歩けないけど、散歩は今も大好きですよ。」
初めて多歩ちゃんのお名前を聞いた時、「いつまでもたくさんたくさん歩けるように」という願いを込めてこう名付けたとおっしゃっていた。
多歩ちゃん、ちゃんと期待にこたえてるね。
とても90歳のおばあちゃんには見えない。けっこう、ころころしてるし。
「多歩見てたらね、誰かの生まれ変わりかなって思うことあるんですよ。目で、何かを訴えているような気がしてね。」奥様が、しみじみとそう言われた。
きっと多歩ちゃんは、土屋さんご夫婦の守り神やね。まだまだ、長生きしてもらわなくては。
駐車場に戻る時、すごい「はーはー」犬に出会った。
こげこげー、足短かー。
さわらせてもらったけど、すごく愛想もよかった。
てっきり男の子やと思ってたら、年頃の女の子でした。ごめんね。
また来年、会えたらいいね。
さて、これから京都ヘ一直線。
来るのに6時間かかったから、帰りは昼ごはんの時間も考えて7時間か。
京都ランナーズのビァパーティが、夕方6時から。去年も同じパターンやったけど、7時過ぎてしもたもんな。なんせ、500km近くの距離運転して帰るんやから。無理せず、安全運転、安全運転。きれいな景色でも見ながら、ねっ。
やっと着きました。和田峠の餅屋さん。
「北軽井沢マラソン」には直接関係はないが、これが一番の楽しみだ。
店に入ると、いきなり、「珍しい京都ナンバーが来たね。」と言われた。毎年必ず寄っているので、よくおぼえてもらっている。今年は珍しく、奥様も手伝いに来ておられた。けっこういそがしいのかな。
「商売なしなのに、よく遠くまで来るね。どうして?」と聞かれた時、柏原芳恵の「春なのに」を思い出した。
♪ 「君の話は何だったの」と聞かれるまでは、言う気でした 「記念にください、ボタンをひとつ」 青い空に捨てます ♪
私はそんなナイーブでもないので、「こちらのお餅を買って帰るのが楽しみで・・・」と言うと、「残ってたかなあ。」って、そりゃないぞ。
なんとかかき集めてもらって、8個入り2箱は確保できた。でも、いつもは5箱くらい買って帰っているのに。
この塩味のきいたお餅は、あんこが苦手な真樹も、おいしいと言って食べる。
今まで使っていた箱屋さんがつぶれたらしく、ちょっと味気ないプラスチックの容器になってしまったが、味は健在。
何年か前に脳溢血で倒れたご主人も、今は前と変わらないくらい元気。
「来年は、5箱取っといてくださいって電話します。」
大盛りのおそばをいただいて、お店を出た。
「石田観光農園さん」、「多歩ちゃん」、「和田峠の力餅のご主人」、これで3つも約束したからね。来年も、来るぞー。
あっ、肝心なこと忘れてました。
「スカイセンサーブリーズ」のはきごこち。
やはり、かなりフワフワした感じ。これは、各自の好き嫌いで評価が分かれそう。私は好きです。
とにかく軽い。これも評価が分かれそう。今日のハーフでは、全く問題なし。ただ、これがフル、ウルトラになるとどうか。これは、走ってみないと分かりません。
7月26,27日に、京都ランナーズの合宿が滋賀県の希望ヶ丘である。市原の家から希望ヶ丘までが、ちょうどフルマラソンの距離くらい。荷物を誰かに預けさせてもらって、走っていこうと思っている。その時に、スカイセンサーブリーズを試してみよう。(また、ご報告します。)
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2008年06月29日(日)
第3回乗鞍天空マラソン [ランニング]
ジャジャ降りの雨の中、予定より30分遅れの9時半、レースはスタートした。(距離は約半分の12kmに短縮。)
スタートして1kmを過ぎたあたり、大き目の傘をさしたランナーに追いついた。足もとに視線を落とし、すこししんどそうだった。
「すいませーん、写真撮らせてください。」
「(驚いたように顔を上げ)・・・はい。」
パチリ!
「うちのブログに載せたいんですけど、いいですか。」
「いいですよ。何に載るんですか。」
「私んとこ『京都キャロット』っていうランニング用品店なんですけど、私がブログ書いてるんですよ。『京都キャロット』で検索して見てください。・・・雨の時は、いつも傘ですか。」
「ええ、いつもね。」
「すごいですね。ブログのトップの写真に使わせてもらいます。うまく撮れましたし、絶対見てくださいね。」
なぜか、すごくかっこよく見えた。距離が本来の23kmであっても、このスタイルを貫き通されたにちがいない。ひょっとして、フルマラソンでも雨の時はこのスタイルなんかな。聞いときゃよかった。
写真を撮らせてもらった後、カメラをウェストバッグに入れようとした時、ポロリ。ウェストバッグごと、川のように雨水が流れる坂道をドンブラコッコ・・・。追いかけて拾ったが、カメラはビチャビチャ。
ついこないだ修理に出したばっかりやのにー。あーあ。
さて、話は前日に戻ります。
「丹後100km」のいい練習になると思い、この大会に申し込んだ。 スタート地点が標高1800m、折り返しが2700m。こんな大会は、めったにない。自然の中を、ゆったりした気持ちで走れるだろう。
京都を2時に出発。松本ICを出たのは6時だった。松本から西へ西へ(上高地方面)と進む。もうそろそろかなという時、きれいでかわいい建物が目に入った。
「大野川小中学校(小中合わせて90名くらい)」
泊まりは、観光協会から紹介してもらった「けやき山荘」。受付会場である観光センターは、この宿のすぐ近くのようだ。
宿のご主人は作務衣を着ておられ、頭も丸めておられたので、まるでお寺に泊まりに来たようなふんいきだった。
しかし、お料理は、馬刺しあり、豚しゃぶあり、鮎の塩焼きありと豪華だった。(精進料理じゃなかった。)
どれもこれもおいしかったのだが、やっぱり一人で食べるごはんはさびしい。
お風呂は、硫黄の温泉だった。昔は温泉と言えば硫黄という感じだったのに、最近入っていない。超ひさしぶりだ。
お風呂も一人でゆっくり入れた。お風呂は一人のほうがいいな。
夜は、思っていたほど寒くならなかった。
ただ、寝る前に見た「ターミネーター」が頭に焼き付いていて、なかなか寝付けなかった。シュワルツネッガーもよかったけど、敵役にはしびれたなあ。
明日走るランナーの何パーセントが「ターミネーター」見たかな、寝付けへんやろな、とか思ってるうちに眠ってしまった。
朝食の時、宿のおかみさんらしき方がおっしゃった。
「今、大会を実施するか中止するか、協議してるらしいですよ。下と上とでは、天候もずいぶんちがいますからねえ。」
私「ずっと前に丹生川村から乗鞍に上るマラソンがあったんですけど、その大会も山の上が嵐みたいになってて中止になったことがあります。下の役場のあるあたりは全然降ってなかったんですけどね。」
「そうでしょう。山の上は、下からじゃ分からないからねえ。前にここで自転車のレースがあってね、その時も雨で中止になったんだけど、勝手に上がって行った人が多くてねえ・・・。」
「えー、そんなことがあったんですか。」
その後、送迎バスでスタート地点へ。積み残しがけっこういたので、9時スタートは無理やなと思っていたら、案の定30分スライド。
雨はますます強くなる。
役員さんが、私たちのほうに向かって言われた。
「このバスは下に降りますので、レースをやめておこうと思われる方は乗ってください。」
反応なし。みんな、ここまで来たからには走る気マンマン。雨対策も、みんなばっちり。
「ランナーの安全を考え、6km地点折り返しの12kmコースに変更して実施します。」この発表に対しても、「ようやってくれた。」の感謝の声ばかり。
ゲストの千葉真子さん、登場。
「みなさあーーーーーん。」
「でたー。」とあちこちから声が。
初めてこの雄たけびを聞いた時は調子が狂ったが、あちこちで聞く機会があり、もう慣れた。今日初めて聞いた人は、ずっこけたやろなあ。(どっから声出てんの?)
でも、今日のように大雨の日には、このゲストはぴったり。しばし、雨のことを忘れかけました。
スタート前、軒下で雨宿りをしていると、声をかけてくれた人あり。
「キャロットさん、今日はお一人で?」
金沢の山本利枝さんでした。
私より少し年上ですが、すごく速い。(今も大阪国際女子マラソンとかに出ておられるのかな。)
90歳を越えられているお父様のことを話される時は、本当にかわいい娘さんです。
さあ、スタート。
少し進むと、コースが川状態。みんな困っていると思いきや、わーわーきゃーきゃーうれしそう。中にはわざと流れのきついところを走っている人も。
「上のほうは、鉄砲水で人が流される可能性もあるので距離を短縮しました。」とおっしゃっていた役員さんの言葉がやっと理解できた。
それにしても参加者が多い。
普通こんなにひどい雨だと、もっと減りそうなもんなのに、このカッパ軍団はナニ?
それぞれ走るウェアがさまざまで、これを観察するのもおもしろかった。さすがにランシャツランパン姿は、私の近くには見当たらない。
上り坂は、思っていたほどでもなく、十分走れた。
大きな滝が道路の方に流れ込んでいるところでは、記念撮影ラッシュ。
みんな手に手にデジカメ、携帯。なにしとん!
せっかくやし、私も撮っとこうと思ってうろうろしていたら、「撮りましょうか?」と声をかけてくださった女性が。 「私もザクティ(サンヨーのデジカメ)ですから。」と言ってすばやく撮ってくださった。彼女は最新版(たぶん防水)、私のは5年前のモデルです。
京都を出発する時、もうレースの時には雨が確実とわかっていたので、そこらにあった帽子とふっるいふっるいクロスジャケットをつかんできた。役に立った。
レースの始めから終わりまで帽子をかぶり続けていたのは、生まれて初めて。これは、雨をしのぐためではない。「風呂上りのパオパオの頭、えぐー。」と常々家族に言われているからだ。脳天薄毛隠しも大変だ。
男子の10位台くらいの中に、ピンクの小がらなランナーが。田中千洋さんと気がついた時は遅かった。あっという間に通り過ぎて、写真が獲れなかった。残念!
よし、今度は山本利枝さんを撮るぞー。折り返しの手前、上から降りてくる山本利枝さん発見!
ちょっと人と重なってしまったが、何とか撮れた。ナンバーカード「7」、かっこいい。
山の上のほうに目をやると、雪。
ああ、ほんとはあの雪のあるところまで走って行けたんや。行きたかったなあ。
走っていて気づいたこと。
以前はいていたシューズだと、一度ずぶ濡れになってしまうとゴールまでグッチャグチャだった。ところが、今回はいたミズノ・ウェーブLSDは、ずぶ濡れになっても数10m走ると元に戻っている。こりゃええぞ。
上りは山本利枝さんに完全に負けていたが、下りで追いつき、ゴールは先着させてもらった。
私のゴールの直後に山本利枝さん、そのすぐ後に雨傘ランナー坂井さんがゴールした。
山本利枝さんを呼びとめ、あらためて写真を撮らせてもらった。さわやかな笑顔だった。
ゴールしてくる人を観察していると、みな笑顔。これ、23kmだったら、この倍の笑顔だったのかな。
閉会式は観光センターで。
女子優勝の田中千洋さんにお会いして、ブログのリンクを承諾してもらわなくては。
なんとかホルンの演奏の後、力強い和太鼓。
その後に、上位入賞者の表彰。あれれ、田中千尋さんがいない。
このあたりから、水につかったデジカメのカバーガラスの内側がくもってきた。部屋の中に入り、ぬくもってきたからかな。
「女子2位、折戸小百合さん。」
写真撮らな。いつも、私のブログを見てくれてはる貴重な人。千葉ちゃんがインタビューしてくれてはるとこを、パチリ!
確認しびっくり。なんと幻想的な。(そんなええもんかい!)
折戸小百合さんのタイムは、59分43秒。きっちり1時間切ってますね。私は1時間16分だったので、いかに速いかわかりますよね。
会場に「ランウォークスタイル」の店長がおられたので、田中千洋さんのことを聞いてみた。
「まだ、上にいると思います。」
ということは、まだ走ってはる? (どやねん! どんだけ走ったら気がすむん?)
結局、田中千洋さんとはお話することができなかった。
仕方なく家路へ。
帰りは新しくできた高山ICから、東海北陸道を通って帰ろう。なつかしの丹生川村も通れるし。
会場から少し行くとラーメン屋さんがあった。ちょうど昼時だったので食べていくことにした。
入り口に立ってびっくり、ねこちゃんがいくてをふさいでるし。
「ごめんね。」って言ったらどいてくれはったので、やっと店に入れた。入っていきなり聞いてみた。
「あのねこちゃんは、こちらの飼い猫ですか?」
けげんな顔のご主人。
「えっ?・・・そうですよ。」
ラーメン食べにきたんちがうんかいなという表情。
ラーメンは、チャーシューがちょっとからかったけどおいしかった。
「そうや、さっきどいてくれたねこちゃんらは?」と振り返ると、もうとっくの昔に元に戻ってました。もう、うとうとしとるがな。
私がラーメンを食べてる途中に二人連れ来店者あり。地元の人らしく、ラーメン店のご主人と話されていた。マラソン大会の役員の仕事を終えてこられたようだ。
雨で大変だった事、できれば来年はかんべんしてほしいというような事を話されていた。
「どうも、お世話になりました。楽しく走らせてもらいました。」店を出る時、お礼を言っておいた。来年もどうかよろしくお願いします。地元のみなさんのおかげで、こんなに楽しませていただいています。
今年は「乗鞍天空マラソン」と言うよりも、「乗鞍びちゃびちゃマラソン」になってしまいましたね。 でも、それはそれですごくおもしろかったです。来年もまた、ぜひ来たい大会です。
猫好きなみなさーん。乗鞍にこられた時は、ぜひ「ラーメン藤」へ。 最後に、ラーメン藤のねこちゃん写真集を。
(訂正)
田中千洋さんのブログより
「閉会式にいなかったのは、走っていたのではなくて、主人の仕事(記録計測)の後片付けを手伝っていたからなんです。
すみません。。。」
こちらこそ、すみません。憶測で記事を書いてしまいました。以後、気をつけます。
田中千洋さんの「乗鞍天空」のブログには、娘さんと一緒の写真が載せてありました。こちらも見せてもらってほっとしました。小さい子を連れて行くのはたいへんだとは思いますが、できるだけ連れて行ってあげてください。子どもはいろいろな事をよくおぼえています。ご両親の頑張っておられる姿を見て、必ず何かを感じているはずです。
ついでに言わせていただくと、うちのヨメさんは、おなかが大きい時も産んだすぐ後も、実家に預けず出張販売に連れて行ったことを自慢しています。
自慢していいですよね。「眞寿美ちゃんは、えらい!」
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
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