2018年03月27日(火)
年金とピロリ菌 [病院]
今日は午後1時に、日本年金機構・上京年金事務所へ。
前回の帰りに今日の予約を入れてもらったので、スムーズに手続きが進むものと思っていた。
ところが一番最初に言われた言葉が、「藤井さんの共済の記録が出てきません。」
「出てきませんと言われても、実際に働いて掛け金払ってたんですけどね。」
「おかしいですね。」
そう言われたあと、「しばらくお待ちください」と言われ、どこかへ行ってしまわれた。
そして結論。「できれば、共済年金は共済で手続きされた方が・・・。」
◇ ◇ ◇
「お手続きに関しまして、平成27年10月より、年金の請求に関してワンストップサービスが開始されたことにより、公立学校共済組合に加入されていた方でも、他の実施期間(日本年金機構など)などに請求書をご提出いただくことが可能となっております。」
◇ ◇ ◇
公立学校共済組合の対応があまりにもずさんだったので、こちら(日本年金機構)に来た。それなのに、またこの対応。
私は小学校講師9か月、教諭11年の実績があるのだが、「夢見とったんか知らん」と自信がなくなってきた。まさか!
その場で公立学校共済組合本部(東京)に電話。
ここでまたひともんちゃく。
「年金基礎番号と待機者番号を教えてください。」
「年金基礎番号は分かりますけど、待機者番号はそちらからまちがった番号が送られてきて、正しい番号を教えてくださいとお願いしたら『電話では教えられません』と言われそのままです。」
「その番号でけっこうですから、教えていただけますか。」
アホかいなと思った。
かなり待たされて、「その番号だと別の方のお名前が出てきますね。」
「だから、さっきそう言ったでしょ。」
「生年月日で調べてみますので、教えてください。」
そして、まただいぶ待たされた。
「藤井さんの共済年金の記録が見つかりました。」
「当たり前でしょう。実際に働いていたんですから。正しい待機者番号を教えてください。」
「それは決まりで教えられないんです。」
「そしたら、私はずっとまちがった番号のままですか。」
「しばらくお待ちください。」
「さっきから待たされてばかりで、携帯電話でかけてるので電話代がかかってしょうがないんですよ。」
「分かりました。こちらからお電話させていただきますので、お電話番号をお願いします。」
ああ、どこまで続くぬかるみぞ・・・。
いったん店に戻った。
きくちゃんを見てたら心も和む。
ヨメさんに上京保険事務所での話をしたら、「穏やかに対応していてはダメ。怒り狂わな」とのこと。ふだん怒ることがない私なので、そう言われてもねえ。
午後3時45分に、また鞍馬口医療センターへ。
今日は「甲状腺低分化癌」でもなく「胆のう炎」でもなく「ピロリ菌対策」。
受付を済ませ、2階の内科に上がろうとしているときに電話着信。
「藤井さんの共済年金の記録が確認できました。」
「はい、それはさっき聞きました。とりあえず、正しい待機者番号っていうのを教えてもらえませんか。問い合わせのときに必ず聞かれるので。」
「前に年金請求書を取り寄せてもらったときに、その右上に年金基礎番号と待機者番号がメモしてあると思うんですが。もしお手元にあれば、確認していただけますか。」
病院の待合のイスの上で書類を全部出して確認作業。
「ありました。確かに2種類の番号が書いてありますが、こんなメモみたいな数字だけでは何か分からないでしょう。あなた方にとっては分かり切ったことでも、一般人には数字だけでは何か分かりませんよ。」
「・・・。」
「ミスばかりで信用できないので、そちらでの手続きはしたくないです。日本年金機構から請求します。」
「そちらで手続きされても、書類はこちらに回ってくるんですけどね。」
このひと言でカチンと来た。
「まちがった待機者番号を送って来て、スタートからつまづかせているのにひと言のお詫びもなく、なんでそうゆう言い方をされるんですか。」
ここでやっとお詫びの言葉が。
けっきょく、今日中に手続き完了するつもりが執行猶予。
62歳の誕生日が近づいているのに何の通知も届かず、私が行動を起こしたのが去年の11月。もう4か月もたつのに、何にも進んどらん。
ほんまに共済年金もらえるん?
だんだん不安が増してきた。カフカの「城」の世界やわ。
私としてはめずらしく怒りの声を出したので、だだ疲れ。
教訓・・・実りのない怒りは抑えた方がまし。
しかしその時、こちらに向かって笑顔で手を振るかわいい方が・・・。もちろん、石田ゆり子似医師です。ああ、オッサン医師じゃなくてよかった。(これもセクハラでしょうか。)
このあと、ピロリ菌除去の薬の説明。
実は私は11年前に嚥下障害になり、その検査の一環として胃カメラ検査をしてもらった。嚥下障害の原因は見つけられなかったが、ピロリ菌が見つかった。
その時、ピロリ菌除去の薬服用をすすめられたが、費用が2万円と聞き放置したままだった。だから詳しく説明していただかなくとも、どういう薬かはよく知っている。
今回は石田ゆり子似医師の強い勧めもあって、「費用が高くついても実施しよう」と決意した。(またセクハラ発言?)
無理やり3月に入れてもらったのは、今月はもう限度額を超えているので、2万円かかったとしても返ってくるから。
まあ、「胃がんですね」と言われへんかっただけでも良しとせなあかんのかねえ。
いつもの院外薬局で薬を出してもらってずっこけた。
「2000円です。」
そんなに安くなっとったんかーい!
11年前の10分の1ですか。(11年前は保険もきかなかったらしい。)
こんなことなら11年も引き延ばさず、もっと早くやっとけばよかったね。
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【RUN】
今日は午前中にRUN。
宝が池方面へ。
ジョギングコース起点まで約3.2km、17分半。
そこから、桜の森を通りいこいの森方面へ。
いこいの森で折り返すつもりだったが、橋を渡って地下鉄・国際会館駅方面へ。
すると、その手前の広場にちょうど400mトラックのようなところがあった。
実際走ってみると、400mに近そう。
次は、ここで3000m走か5000m走でもしてみますかねえ。
いつもとちがうところを走るのはおもしろい。
ここは、地下鉄・国際会館駅の南側。
岩倉川の桜並木は五分咲きというところでしょうか。
家に到着。
約8.2km、47分01秒。
桜を見ながらのRUNは楽しかった。
今日の夕食はチキンカツ。超安上がりだったらしい。
ただし、体重も安上がり(?)の56.7kg。
57を超えそうなところで停滞してますねー。
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【元国労・中野さん情報】
ブログもツイッターも長らく更新されていないので、今中野さんがどうされているのかよく分かりません。でも、私が2月に入院した時にお見舞いに来てくださった山下けいきさんの話によると、「中野さんは高知を離れる予定だったが、どうも残るらしい」とか。
中野さん、ブログかツイッター更新してくださいね。
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2018年03月26日(月)
治療するかしないか [病院]
今日も鞍馬口医療センター。
おととい退院したばっかりやのに・・・。
いやいやちょっと忘れかけていましたが、今日は「甲状腺低分化癌」のほうです。忘れられるものならば忘れてしまいたいけれど、そういうわけにはいきません。
今日は超音波検査。
予約は16時。
ちょっと早めに着き、超音波検査室の待合にいると「いらっしゃいませ。」
「ズズズ・・・」ですね。
見た目が宝塚男役トップみたいな?医師。このじょうだんが全然似合わん。光る眼にビビるちゅうねん。
検査自体はどうちゅうこともない。
「左側はツルツルできれいなもんです。右側にはぺっしゃんこになった○○がちょっと残ってますけどね。特に問題はないでしょう。」
◯◯がよく聞き取れなかったが、まあいいでしょう。私は細かいことにはこだわらないんです。
検査が終わって本題。
「今年も8月にアイソトープ治療の予約をしたんですけど・・・。先月と今月の血液検査の結果、サイロブログリンの値が、2.1→1.7と下がってきてるんですよね。
京大病院のK先生も、『2以下ならだいじようぶかなという感じなんですが、2.6なんでねえ』とおっしゃっていたんですよ。それが今1.7でしょ。1週間の入院と高い費用をかけてまで入院する必要があるのかどうかと、今思っているんですが。」
その答えは単純明快だった。
「今おっしゃった通りのことを、京大病院の先生にも相談してもらって一緒に考えられたらいいと思います。」
なるほど。
その資料として、来月も血液検査をしてサイロブログリンの値の変化を見る。そのうえで、アイソトープ治療をするかしないかを決める。
ああスッキリした。
来月のサイロブログリン値が0.9とかやったらいいのになあ。(一番困るのは、また1.7継続ちゅうやつやね。)
「薬のほうはどんな状況ですか」と聞かれた。
「チラージンは飲み忘れたらあかんて聞いてたんで、順調に減っています。でもカルシウムのほうは、よう飲み忘れるんですわ。」
「藤井さん、逆です。チラージンは一日くらい飲み忘れてもどうってことないです。でもカルシウムは忘れないように飲んでください。」
「えー・・・、そうやったんですか・・・。」
しっかり聞いているようで、けっこう間抜け。
病院お向かいの薬局に薬を出してもらいに行ったのだか、これからも薬をまちがえんようにせなあかんわ。どんどん薬は増えていく一方やろうし。
それにしても薬代は高い。今日は診察料より薬代のほうがずっと上やし。これを死ぬまでずっと飲み続けならんてね。いやになるね。
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2018年03月24日(土)
いくぜ! [病院]
今日、退院。
朝食を食べ、荷物を整理するとまだ8時過ぎ。
「今、看護師さんの引継ぎの時間とちがうんかなあ」と思った。
なんか早すぎるような気もしたが、まあええか。
パジャマからTシャツに着替えると、「いくぜ!」Tシャツだった。
さあ、これからどこに?
病室での最後のコーヒー。
湯沸かし器から直のお湯は、今から思えばおいしくなかった。
退院前に勝手に体重測定。
服を着たままで55.6kgだったので、55kgくらいですね。
今回の入院で、また入院前から2kg減。
ヨメさんが迎えに来てくれるというので、1階の待合で待っていた。
今日は土曜で1階は無人。ということはエアコンが入っていない。
ぬくぬくとした病室に5日間もいたので、この待合がさむーてさむーて。
9時過ぎ、お迎えの車が。きくちゃん付きで。
きくはやっぱり私を忘れていた。
最初はわけもわからずにこっちを見てくれたが、そのあと車に乗り込むと全然私のほうを向いてくれなかった。こわくなったみたい。
とりあえず、私は家に帰れてほっこり。
これからは、体重戻しに向けて「いくぜ!」
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【今日のきく】
せっかく家に帰ってきたのに、きくは近くに来てくれない。
真樹の部屋から外を向いて日向ぼっこ。
「きくちゃん、オッサンせっかく帰ってきたんやから、遊ばんか。」
しかし、きくは無視。
何べんも呼んだら、やっと振り返ってくれた。
私を思い出すまで時間がかかりそう。
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【RUN】
とにかくちょっとでも走りたかった。
日曜以来、中5日のラン。
行きが上り、帰りが下りになる東北部クリーンセンターへ。
走り始めはさすがにふらついた。若干蛇行。
入院中に桜が咲き始めるものと思いこんでいたが、やはりうちらへんはまだ寒い。
例のネコ広場には、今日は一ぴきだけ。
折り返しの向山4号橋で15分10秒。
かなりゆっくり走ったつもりだが、まあまあ走れていた。
しかし、折り返して下りに入ると急に吐き気。
気持ち悪くて気持ち悪くて。
これはたぶん体重減の影響だと思う。5kmも走り切る力がないということ。
今日は市原野保育園の卒園式。
卒園児と保護者が人のアーチをくぐっていた。
うちの真樹がここを卒園してから、もう17年にもなるんですね。
5km、29分57秒。
1kmジョグをプラスして6km。
退院日にこれだけ走れたら十分。吐き気も次第におさまった。
お昼はうどん。
このあと間食もして、夜もしっかり食べて、体重を少しでも戻そう。
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【今日のきく2】
午後は休養。
5時から、きくのお散歩へ。
ヨメさんもいっしょに。
すると、途中で店のバイトさんから電話。
「お客さんやし、店に行くわ。」
きくはわけもわからず、ずっと去っていくヨメさんの後ろ姿を見つめていた。
「知らんオッサンだけになると、不安なんかい!」
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【RUN2】
きくの散歩のあと、もう一度走りに行くことに。
走りなれた十王堂橋往復5kmへ。
午前中ほどしんどくはなかった。
折り返しで13分40秒。
ここの桜もまだ全然。ほころんでもいなかった。
5km、27分38秒。
5kmはもうだいじょうぶやね。
あとは、もうちょい距離が伸びても走り切れるスタミナづくりや。
午前6km、午後も6km走って合計12km。
足指付け根も痛まなかったし、これからしっかり計画立てて走りこんでいこう。
ヨメさんが「何食べたい?」と聞いてくれたので「肉」と言っておいた。
今回の入院は健康体での入院だったので、お腹が減って減って。パソコンで食品の通販ばかり見ていた。中でも牛ステーキのページはなんぼ見たか分からん。頭が痛くなるくらい。
だから「肉」というのはステーキのイメージだったのだが、ヨメさんが用意してくれたのは豚肉の水炊き。まあお腹にはこっちのほうがずっとやさしいのだけれど。
お風呂上りに体重測定。
56.1kg。
水炊きの威力、ありましたね。ただし、これは最後にスープをいっぱい飲んだから。一時的な体重増で、身にはなっていなさそう。
一週間に1kgずつ増やして、4月15日の「宍粟市さつきマラソン」を59kgで迎えられるようにしよう。
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2018年03月23日(金)
身元引受人? [病院]
「みき江ねえさんがな、『アホな弟でごめんな』って言ってはったわ」と前にヨメさんが言っていた。その姉からのひと言で、私への積もり積もった怒りがだいぶ静まったらしい。
私が入院するたびにお見舞いに来てくれるのは、みき江あねだけ。今回は義兄の弘さんもいっしょに来てくれた。
3月生まれの姉は、敬老乗車証をもらってきたそうだ。私の8歳上なので、もうそんな年になっていたんですね。
その話から年金の話になった。
私が「試算してもらったら、65歳からで年41万、前倒しですぐもらったら34万くらい」と言ったらびっくりしていた。姉はたぶん35年くらい、義兄は40年以上会社勤めをしていたので、こんな少額ではないのだろう。
まあ私のようにまじめに働いてこなかったら、老後にえらい目に合うということなんでしょうね。
ヒマなので、また年金のことを調べてみた。
76歳以上生きる人は、年金を65歳からもらったら元が取れるらしい。でもそこまで生きられない人は損になるとか。その可能性の高い人は前倒ししてもらうべし。私はその可能性がかなり高い。5年生存率が50%台ですから。
それでも今すぐもらうと月28000円くらいなので、せめて30000円になる今年の誕生日までは待とうかと思っている。(2年前倒しの63歳から。)
私に何かあった時、身元引受人になってくれるのはみき江あねくらいと思っていたが、この歳になって甘えていたらあかんね。自分で自分の始末を考えなければ。
今日の朝食は五分がゆ。
食べ終わったあと、「シャワー使われますか」と聞きに来られた。お願いすると、「一番に入ってください」と。
なんと、朝8時15分からシャワー。
シャワーのあと体重を測りに行くと、55.3kg。ついに、実質54kg台に。
昨日はお腹が減って、パソコンで食べ物の通販ばかり見ていた。それが逆効果で、さらに体重が減ったんでしょうか。
お昼はやっと普通のおかゆ。
おかずがお肉だったので、この組み合わせは変。
もう白ごはんを食べてもいいような気がするんですが・・・。
姉が見舞いに来てくれた時、「今朝も寒かったやろ」が第一声だったが、病室にいると何も感じない。
この5、6日の間に、桜もだいぶ咲いたんでしょうか。
夕食の焼き魚とちっちゃいエビがおいしかった。
明日の朝には退院。
さあ、体重戻し計画を立てなければ。
※身元引受人とは・・・ 刑事事件での身元引受人(みもとひきうけにん)とは、逮捕によって身柄を拘束された被疑者(被告人)の監督を行う人の事を言います。 刑事事件で身近な方が逮捕されてしまった場合は、この身元引受人がいることで早期の釈放を望めることもあります。
◇ ◇ ◇
「身元引受人」て、主に警察とかで使う言葉やったんや。一般によく使うのは「身元保証人」のほうですね。私は誰も「引受」も「保証」もしてもらえんけど・・・。
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2018年03月22日(木)
「洗濯のりは食べられん!」 [病院]
京都五山の送り火のことを「大文字焼き」と言う人がいる。
「今川焼き」や「人形焼き」じゃあるまいし、どこにもあんこ入ってませんよー。
大文字(左京区)
松ヶ崎妙法(左京区)
舟形万灯籠(北区)
左大文字(北区)
鳥居形松明(右京区)
これで五山。
この中で一番マイナーなのは、やっぱり北区西賀茂の「舟形」かなあ。
先日、東京の下山さんに「舟形」の洋菓子をおみやげとして持って行った。一応そこで説明したのだが、「舟形」と言われてもたぶんご存じなかったと思う。御薗橋より北の河原に出ると、火傷しそうなくらい近くに見えるのだけれど。
「大文字」に飽きた人にはお勧めです。ぜひ、8月16日には見に来てください。
今日で入院4日目。
今回の入院は、体は元気なので退屈。
朝食もまた「おもゆ」。
昼食から「五分がゆ」と予定表に書いてあったので楽しみに待っていた。
ところが運ばれて来たお椀を開けて、「ガーン!」
「おもゆやないかーい!」
すぐに言いに行った。
「ちょっと待ってくださいね」としばらく放置。
だいぶたってから謝りに来られた。「これしかないので、お昼はしんぼうしてください」と。
お隣さんは一週間の絶食で、今日のお昼、私と同じ「おもゆ」で食事復活。
看護師さんが「食べられましたか」と聞きに来られた。
「洗濯のりは一口も喉を通りませんでした。」
「うまい!」
心の中でそう叫んだ。
たしかにあれは洗濯のりやね。白い洗濯のりと、ちょっと色のついた甘い洗濯のり。どちらも気持悪い。
それでもお腹が減っているのと、きちんと謝りに来られたのとで、いただくことにした。例の洗濯のりを。
このあと、石田ゆり子似医師が病室に来られた。お隣さんも担当のようでいろいろとお話されていた。
「全然食べられなかったので、売店に行って何か買ってきていいですか。」
「そうですね。プリントとかヨーグルトとか、あとはすぐ消化できるお菓子類ならいいですよ。」
よっしゃよっしゃええがなええがな、私も同じようにゆってみよう。
「五分がゆのつもりでいたので、おもゆでは全然お腹がふくれなくて。売店に行って何か買ってきていいですか。」
「ダメです。病院が出したもの以外は食べないでください。(キッパリ)」
なんでやねん!
こんな元気で腹すかしてんのに・・・。
第一、五分がゆ出さへんかったんは病院のミスじゃろが。
しかし、相手が石田ゆり子似医師なので、しんぼうしんぼう。
気持ち悪い「おもゆ」を飲んだあと、体重を測ると55.7kg(実質55.2kgくらい)。
これでは、いつまでたっても体重は戻らんどー。
このあと、栄養士のIさんも来られた。
「?先生(石田ゆり子似医師)のお話を聞いていると、直前に食べたものと胆のう炎の発作はそんなに関係ないみたいですね。たまたま、その時期になったって感じみたいですね。」
「そうかもしれません。先生がおっしゃるように、これを食べたからこうなると決まったものはありませんから。できれば避けた方がいいと言っている食品も、避けてばかりいると栄養が偏りますし。今藤井さんは筋肉が落ちている状態ですから、いろいろなものを少しずつまんべんなく食べられたらいいと思います。」
「ヨメさんがすぐ『あれはあかん、これはあかん』てゆうんですわ。」
「?先生や私がだいじょうぶと言ってたと伝えてください。」
「はい、そう言います。」
夜にやっと「五分がゆ」と形のあるおかず。
あー、うまうま。
ヨメさんも来てくれてしゃべっていると、やっとお腹も気分も落ち着いてきた。
ほんま、食べもんの恨みはこわいでー。
早く体重を戻したーい。
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2018年03月21日(水)
55.6 [病院]
昨日の手術後の記憶がほとんどない。
毎度のことながら、内視鏡による手術では麻酔は使わない。「眠くなりますよー」という鎮痛剤を使われる。
この鎮痛剤は人によって効き方にかなり差があるらしいが、私はほぼ麻酔並みに効く。昨日もあっという間に眠ってしまった。喉から内視鏡を入れてゴソゴソするとかなりの痛みのはずなのに、目覚めることはなかった。手術が終わり起こされたときに、時間を確認した記憶だけしか残っていない。
そのあとストレッチャーで7階の病室まで運んでもらい、ベッドに移してもらったはずだが、まったく覚えていない。
6時半ごろに、手術もしてくださった石田ゆり子似医師が病室に来てくださった。その時に「ステントも胆石もすでになくなっていました」というお話をお聞きした。
「それで(手術が)早く終わったんです。」衝撃でしたねえ。まだ夢の続きかしらんと思ってしまいましたねえ。
とりあえず、結果をヨメさんにメール。
そのメールをそのままブログにアップ。
絶食なのですることもなく、早めに就寝。
寝ていた時間は長かったのだが、起きたら腰が「いててのて」。すぐには起き上がれないくらいの痛さ。どうも、寝返りが全然できていなかったみたい。
「ちょっとそこらを歩いて、体をほぐそう」と思ったが、一応今日は「トイレ以外の歩行禁止」。安静にしとかなあかんらしい。
トイレは私の病室の真ん前で、私は病室の一番廊下側なのでトイレまで歩いて10歩くらい。往復で20歩。これでは体はほぐれません。
朝食は抜きで、お昼にやっと流動食。
予想通り「食」ではなく「汁」三種。
「おもゆ」と「具のないすまし」とも一つはなんやねん、この甘い汁は? 気持ち悪いちゅうねん!
唯一よかったのは、アップルジュースではなくグレープジュースだったこと。
ああ、腹ふくれん。
シャワーのあと勝手に体重測定。
「55.6kg」
パジャマを着たままでこれなので、実質は55.1kgくらいでしょうか。
もうじき54kg台に突入やがな。
ヨメさんが着替えや新聞を持って来てくれた。ちょっと腰などをマッサージしてもらおうと思っていたのだが、「点滴をつないでいるからダメ」。つらいなあ。
夜はさらに貧相な食事。
「おもゆ」と、なんかわからん白いドロドロ。これだけですかー。
えたいの知れんもんを食べるのは気持悪い。何か教えてほしいわ。
オレンジゼリーとアップルジュースを噛みしめて・・・。噛めへん、噛めへん!
明日の朝もまた「おもゆ」。
もう確実に、体重55kg切るでしょうね。
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