2018年04月04日(水)
ビール解禁、干柿解禁? [雑感]
「ピロリ菌除去薬」服用中はアルコールNG。しかし、昨日でその期間も終了した。
やっとビール解禁、この日までたぼっていた干柿も解禁。(「たぼう」とは、好きなものを大事に取っておくこと。方言です。)
ヨメさんに言わせると、甘いものをビールのあてにする人間はヘンタイにしか思えんとのこと。そうなんです。私は正真正銘のヘンタイなんです。
こないだネット通販で買った長崎カステラもビールに合うんですよねえ。今日はしんぼうして、たぼといたけど。
市田柿はうまい。今まで食べたどんな干柿よりもおいしかった。これがいっぱいあると思っただけで、しあわせ。
ところがところが、ビールの味がどんどん変わる。最初はすごくおいしかったのに、どんどん苦くなっていった。
ヨメさん曰く、「甘いもん食べたら、ビールは、にがなんにゃ。」
ほーでしたか・・・。知らんかったー。
今日は寮1(二条)17時間。
いつも真っ暗な中を出かけていたのに、今はもう日の出に近い。
新年度になり、いろいろな仕事があっていそがしかった。
疲れて帰って、ヨメさんときくが迎えてくれたらいっぺんに元気になる。
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2018年03月30日(金)
仕事が早い [雑感]
今日、ヤフーで注文した「市田柿」が届いた。注文してすぐ。
干し柿は私の大好物なので、早く届くとうれしい。
それに比べて、もっと前に注文した「ラーメン」がいっこうに届かない。どうなっているんでしょう。日がたつにつれて、注文を入れたことも忘れかけている。
「仕事が早い」ということはすごく大事なことだと思う。
このごろ、きくは店に行くのを嫌がる。
歳をとって来て、ネコちゃんのように寝てばっかりがいいみたい。
前はきくも仕事が早かったのに、ちょっとおばあちゃんになってきたのかな。
今日のお昼は焼きそば。
食べる前に病院から電話。
火曜の帰りにお願いしていた診断書がもうできたらしい。以前はもっと日がかかったような気がするのだが。
石田ゆり子似医師は、診断書を書いてくださるのも早い。これはありがたい。
食べ終わったあとすぐに取りに行った。
そして、その足でJA市原野へ。早く診断書を出さないと保険金が出ない。
今回は癌治療ではないので、医療共済とがん共済のうち片方だけしか出ない。それでも2月と3月の2回の入院を合わせると16日にもなるので、早く手続きをしないと。
私の残された時間はそんなに長くないかもしれない。なんでもちゃっちゃとやっていかんとね。(今までずっとグズグズしていました。)
夜は、入院中に夢にまで出てきた「肉」。
今日は特売で250gの赤身の肉が、さらに2割引きになっていた。
ヨメさんの話によると「赤身は固い」ということだったが、国産なのでそんなに固くもなかった。味もすごくよかった。
恒例体重測定で、57.3kg。
やっと57kgを超えたー。
「肉」の威力はすごい。
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【RUN】
今日は「ちょっと長めの距離をゆっくりと」のつもりだった。
午後3時半、家から東北部クリーンセンター方面へ。
ところが走り出してみると、体が重い。
北風ビュービューで、全然進まない気がした。
ところが、この上り坂1kmが5分44秒。いつも6分かかるところなのに。
時々こういうことが起こる。全然体が動かないと感じるときに、タイムがそこそこ。不思議。
こういう時は調子に乗ってはいけない。体か重いのは事実なので、早めに切り上げること。
今日はクリーンセンターの丘まで上がらず、川島織物から旧道へ。ここは平坦なので走りやすかった。
バイパスとの合流点手前の「アライ」さん前で2.5km、14分。
今日は、5分44、5分36、5分22、5分16、5分07と、徐々にスピードアップする走りができた。
5km、27分07秒。こっち方面は速く走れないと思っていたが、けっこういけるやん。
団地内やその南側の空き地などをゆっくりジョグ。
この空き地もグルグル走ったろうと思って距離を測ったが、1周200mくらいしかなかった。やっぱり、ちゃんとしたトラックを走りたい!
うちの団地内の桜も満開。
雨風にあわなかったら長持ちする。
今年はいつまで見られるんでしょうか。
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2018年03月26日(月)
さらば、シエンタ [雑感]
11年乗った「トヨタ・シエンタ」がもう限界。
今年はもういなかに引っ込むかもしれんので、雪道に強い4WDが必要。
ということで、思い切って乗り換えることにした。ヨメさんには、「どこにそんなお金があるん!」と怒られたけれど。
今日でお別れ。
どうも廃車にされるようだ。
それでも11年も乗ったので、ちょっとでもきれいにしてから持っていこうと思った。
ぞうきんで中を拭きだすと、きくの毛だらけ。きくも気に入ってくれて、よう乗ってくれたからなあ。
前にも書いたが、シエンタにした理由の一つに、その名前がある。
10年近く住み慣れたいなかから一家で出てきて、不安なことだらけ。どこからでもどなたからでも「支援」を受けさせてもらえればありがたいと思っていた。「支援多かれ」でシエンタ。
車に乗り始めたのは24歳からなので、もう38年。何台の車に乗ったのか分からないが、シエンタはその中で最高の11年も乗り続けられた。心から「ありがとう」と言いたい。
乗り換える車が手配できるまでは代車。
「ラクティス」という車やそうです。
11年ぶりに乗る「シエンタ以外の車」は、こわくてこわくて。代車やから、絶対に事故を起こさんように気を付けなあかん。これから1か月、ヒヤヒヤしながら運転せんならん。たいへんやわ。
きくは最初「ちがう、ちがう」と言って車に乗ってくれなかった。でも、ヨメさんに促されてやっと乗ってくれた。
しばらく固まっていたが、窓を開けてやると、いつものように上手に手をかけて外を見ていた。
きくは柔軟性があるわ。
頭の固い私とえらいちがいやわ。
分かりやすい赤い車じゃなくなったけど、またきげんよう乗ってね。
鴨川の桜は今、こんな感じ。
ちらほら咲きです。
春になると桜が咲く。
あと何回、この新しい桜を見ることができるのだろう。
次に乗り換える車が、私の人生最後の車になるだろう。
そう思うと、ちょっと・・・。
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【RUN】
今日はいろいろといそがしく、走りに行ったのは6時半前。
もう暗かったので、安全な団地内1kmコースを走ることにした。
3周、5分26、5分10、4分51で15分28秒。
昨日まったく咲いていなかった近所の桜も、今日一気に開花。
暖かい日が続くらしいので、あと2、3日もすれば満開かな。
今日の夕食は、焼き魚と餃子とあえ物。
メキシコ産やったかな、超やっすいメロン。おいしかった。
本日の体重、56.9kg。
まだ力がわいてこない感じ。
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2018年03月12日(月)
感動・希望・勇気はいらない [雑感]
今日は寮2(出町)24時間。
オリンピックが終わって、今はパラリンピック。
以前、「感謝と恩返しが一番嫌いな言葉」みたいな記事を書いたことがある。みんなみんなおんなじことを言うので、気持ち悪くなってそういうことを書いた。比喩ではなく、そういう人を見ると本当にゲーが出そうになったこともある。
今日思ったのだが、私が二番目に嫌いな言葉は「感動・希望・勇気を与える」かなあ。こんなことゆうやつもぎょうさんおる。あー、もうゲー出そう。
そんなもんいらんし。(欲しい人もあるんかなあ。)
そんなもん、赤の他人さんがどうこうできるもんでもないやろし。
寮に行く前、喉あめがなくなってきたのでコンビニによってぷっちょを買った。
最初の1個に「好きな言葉は」という質問。
うーんと考えたが、「ヘンタイ」くらいしか思いつかん。
さて、その答えは・・・。
なんとその答えは、「LOVE&PEACE」。
忘れてたなあ。
これ、古くからの定番やん。
私もこれでしたね。
正確に言うと、「へらへら笑顔と空回り平和アピールラン」やけど。
以前、元NHK歌のおねえさんが「私の目標は世界平和です」と言って、みんなに笑われていた。この笑った人らの気持ちが理解できない。
人間が生きている意味は、「愛と平和」に収斂される。
本気でそう思う。
私の空回り愛は、ヨメさんと廉・真樹ときくちゃんに。みんな迷惑がっているけど。
空回り平和は沖縄に。これも迷惑がられてんのかなあ。
羽生結弦君は、若干23歳で国民栄誉賞を断ることはできんでしょう。
せめて受賞コメントをこれにしてほしい。
「僕の目標はLOVE&PEACEです。」
受けるで―。
頼むし、「感謝・恩返し・感動・希望・勇気」などのNGワード(私にとっての)は使わんといてね。冬季オリンピックのフィギュアのあとで、めちゃくちゃ楽しいコメントを出していた宇野君に教えを乞いにいったらええわ。
あいつはおもろい。あんなええコメントを出せる人間になりたいわ。
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2018年02月21日(水)
薄れゆく記憶 [雑感]
今日は寮1(二条)17時間。
ちょうど2週間前、ここで夕食のカレーを思いっきり食べてお腹が痛くなった。まさか、そのあと10日間の入院になるとは・・・。
朝8時半過ぎ、お掃除のKさんが出勤。
さっそく「バレンタインのチョコ」と言って、LOOKの宇治抹茶味をくださった。今年はバレンタインデーに入院中。私にとってはこのチョコが唯一ということになった。
Kさん、いつもありがとうございます。胆のうにはよくないので、一日一個か二個くらいにしときますねー。
Kさんにこの間のいきさつをまとめて話そうとしたが、うまくまとまらない。
最近思うのだが、食事制限をしているせいか、脳に栄養が回らず、その働きが鈍っている感じがする。特に記憶力が落ち、この2週間のことがよく思い出せない。
寮長さんも出て来られたので、ご迷惑をおかけしたことをお詫びした。せめて2週間前の水曜のことだげでも思い出して、きちんと報告しておかなくては。
「1年半前に、胆のうに胆石がいっぱいたまっていることが分かっていました。すぐに胆のう摘出手術をせんなんくらい悪かったんですけど、その時のCT検査で甲状腺腫瘍が見つかって、そっちの治療が優先になってしまって。
胆のうのほうは、食事に気を付けていたらそうそう発作は出ないだろうということで後回しになりました。
ところが2週間前の水曜日、寮の夕食でカレーが出て、若い子らにつられて思いっきり食べてしまいました。
夜7時半くらいに食べ終わって、1時間後の8時半くらいから痛み出し、それがだんだんひどくなっていったんですけど、あと2時間くらいで帰れるしとしんぼうしました。
11時の館内巡回が終わって、運転して帰ったんですけど、あまりにも痛すぎてこの時の帰り道の記憶がほとんどありません。
家に帰っても全然痛みはましにならず。そこですぐに救急車を呼んだらよかったんですが、前におとなしくしていたらストンと痛みが治まった経験があったので、とにかく朝までしんぼうすることにしました。
ところがけっきょく痛みは治まらず。夜が明けてきたのでヨメさんに起きてもらい、車で救急外来に連れて行ってもらいました。
ヨメさんはすごくゆっくり運転してくれたんですけど、ちょっとした振動がお腹にこたえて、7時過ぎに病院に着いたときが最高の痛みになっていました。
その救急外来で言われたのが、『8時半になれば専門の先生が来られますので、それまで待ってください』。
その言葉にヨメさんがブチ切れて、『それなら、ここから救急車呼んで、別の病院に運んでもらいます!』
しっかり覚えているのはこのへんまで。
あとは、救急担当の医師と看護師さんが・・・。いろいろとしてくださいましたね。」
10日間の入院生活も、いろいろな方がお見舞いに来てくださったが、あれも夢かも。
退院日にみやこめっせまで往復走ったのも、夢やったのかも。
まあ、このブログに写真入りで記事を書いているから、夢ではないみたい。
食事制限続行中なので、全然体重が戻らない。昨日も夕食後なのに56.4kg。
今日も寮長さんに、「えらい頬がこけて・・・」と言われた。
明日も胃カメラ検査のため、今日の夕食後から絶食。
胆のうに負担がなく、ちょっと食べたらすぐ体重が増えるという食べ物、ありませんかねえ。
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2018年01月26日(金)
転移しても・・・ [雑感]
◎日本経済新聞1月24日夕刊
がん社会を診る
転移しても長く生きられる 中川恵一
原発巣から一部のがん細胞が血管のなかに入り込み、血流に乗って他の臓器に「植民地」を作る遠隔転移はがんの生き残り戦略といえます。
例えば肺がん細胞は肺の正常な細胞が不死化したものですから、肺がもっとも住みやすい場所です。しかし、がんを養うための血管などありませんから、がん病巣が大きくなると、その内部は栄養不足、酸素不足になります。がんは多数の小さな病巣に分かれて増殖した方が全体の数を増やすには有利なのです。
しかし、がん細胞が別の臓器に漂着して増殖するのは難しく、血管に入ったがん細胞はほとんどが途中で死ぬことが分かっています。それでも、トライを繰り返すうちに転移に成功する細胞も出てきます。その前に原発巣を消し去って、トライを止めさせるのが「早期発見→早期治療」の意味なのです。
がんの患者さんが一番恐れるのはこの転移です。多くの方が、がんと診断された時以上にショックを受けたと言いますが、これは転移が起こると完治する確率がほとんどなくなるからです。
しかし、近年の分子生物学の進歩によって、発がんの原因となる遺伝子変異が続々と発見されており、転移しても長く生きることもできるようになってきました。これまでの「転移→余命宣告」の図式が大きく変わりつつあるのです。
例えば、肺がんの約5割を占める腺がんの場合、発がんに関連する多数の遺伝子変異が確認されています。とくに日本人にとって重要な遺伝子変異は、細胞表面にある上皮成長因子受容体(EGFR)の変異です。この変異が起こると細胞増殖のカギとなる「チロシンキナーゼ」のスイッチが常にオンになってしまい、発がんの原因となります。
このEGFRのチロシンキナーゼのスイッチをオフにする治療薬(EGFR―TKI)が複数開発されています。第1号のイレッサに続き、タルセバ、ジオトリフ、タグリッソの4種類の薬が健康保険で使えますが、その次世代の認可も視野に入っています。
こうした薬を順に使っていくことで、全身に転移があっても5年以上生存する患者が増えています。「抗がん剤は効かない」といった誤解は過去のものといえます。
(東京大学病院准教授)
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こないだ沖縄から戻る前の日、真樹が言った。「また今年も6月23日に走るん?」
「走るでー。でももうその時は、真樹はあいあいファームにはおらへんにゃなあ。どこをゴールにしようかなあ。○○(次の真樹のバイト先)は、どう?」
「山の中やから、誰も見てくれはらへんでー。」
「そやなあ。」
今はこうして半年ほど先のことも考えられるが、ちょっと前は無理だった。
おととし10月11日に癌宣告を受け、「全身に遠隔転移している可能性大です」と言われた。その時は「全身転移=苦しんで死ぬ」と思っていた。それも、自分の計算では二年以内くらいで。
やりたいことは全部一年以内にやり遂げ、あとの一年で静かに死を迎えられたらなあと漠然と考えていた。
ところがそのあとのPET検査で、「現時点で転移はなし」という結果。「可能性大とちゃうんですかー」と言いたくなったけど、ほんとは喜ばなあかんかったんですね。
もうすぐ、アイソトープ治療後半年の検診。
転移してるんですかねえ、してへんのですかねえ。
転移していたら、また入院です。
さあ、運命の分かれ道。
「転移しても長く生きられる」という言葉を信じましょうか。
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