2024年01月29日(月)
まさむね君 [わんこ・にゃんこ]
「やー、まさむね君、ひさしぶりやなあ。」
「名前、憶えていてくださったんですね。」
「そら、いい名前ですもん。あのあとも会えるかと楽しみにしてたんですけど、ずっと会えませんでしたね。」
「このごろ明るいうちに散歩してましたから。今日は私の仕事が遅くなって、こんな時間になってしまいました。」
「そうなんですか。でもよかったです。今日は私の番じゃなかったんですけど、明日都合悪くて代わってもらったんです。それでうまいことまさむね君に会えました。」
「火曜と木曜とおっしゃってましたものね。」
今日は大学の警備。
私ががまさむね君の名前を憶えていたことより、まさむね君の飼い主さんが私の勤務の曜日を覚えていてくださった方がかなり上のような気がする。一度お会いして、ちょっとしゃべらせてもらっただけなのに。
「写真撮らせてもらおう。あっ、やっぱりこっちむいてくれへんな。」
「むずかしいですよね。」
と言いながら、まさむね君の飼い主さんはスマホをパチパチ。
「これ、家で撮った写真です。」
「いやー、めっちゃ上等犬ですやん。」
「いえいえ、そんなことないんですよ。」
その写真は、去年のクリスマスの日にまさむね君用のごちそうと一緒の写真。
「大事にしてもらってるんやねえ。」
「ちょっとさわらしてもらってええか」と言って、首のあたりをさわった。
すると「わわわわーん」と。
「すぐ鳴いて困るんです。」
「いや、こんなかわいらしい声やったら全然だいじょうぶでしょう。」
「いえ、そうでもないみたいで・・・。」
飼い主さんほどはうまく撮れなかったが、これでどうでしょう。
「また来てねー」
これからは明るいうちから、まさむね君の待ち伏せしときましょうかねえ。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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