2020年11月27日(金)
ふらふらな一日 [雑感]
昨日退院で、さっそく今日の早朝からバイトに復帰。寮2に24時間。明日の朝7時まで。入院中に2日あった寮1のバイトを休ませてもらったから、これ以上休んでいるわけにはいかない。
急に立ったりすると立ちくらみするので、なにごともゆっくりゆっくりと。
どうにかこうにか一日が終わろうとしている。あとは、深夜12時過ぎの大浴場のボイラー閉栓がたいへん。これがあるから、寝るのがだいぶ遅くなってしまう。
でもなんとか。
この後のバイトもがんばって行かなくては、10時間で2台つぶしてしまった車の修理代が全然払えない。
みなさーん、熱があるときは絶対に運転したらあきませんよー(経験者は語る)。
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昨日退院してからはずっとヒマ。
少しは体を動かした方がいいと思い、町内散歩でも行こうかと・・・、とてもそんな気にはならなかった。家の中をちょっと歩いただけでフラフラ。
甲状腺腫瘍摘出手術の後は、一時帰宅の許可をもらって「鴨川ゆっくりラン」を走ったほど元気やったのに。今回はそれほどきついダメージを食らったということかな。あれから4年、歳も取ってることだし。
昨日の晩ごはんは大好きな水炊き。
最近ずっとごはんはお茶碗に1杯だけにしていたのだが、昨日はうれしくて超久しぶりに1杯半。これは体重がけっこうなもんなはず、と思っておふろ前に測ったら61.8kg。
これってふだんならうれしいのだが、入院前より2.5kg減。いつもよりたくさん食べてこれだから、実質3kg以上減と考えていいのかも。
みーちゃんは、オバサンの残したごはん粒をなめまくり。これくらいの気持ちで食べて行かんと体力は回復しないのかも。
おふろに入ると頭がキーン。しばらくして頭の痛みがましになって、2週間ぶりのおふろにゆっくりつかって・・・。今度は湯舟から上がるときにフラフラ。
あかんあかん、もうちょっとで「すっぽんぽんジジイの救急搬送」になるとこやった。
やっぱり体調良くないので、9時半くらいには寝床へ。このパターン、こないだみーちゃんが逃げてしもたやつや。
心配やったけど、できるだけ早う寝んと朝起きられへんし。でも入院中のいろいろなことが思い出されて、なかなか寝付けんかった。
ここに書いても仕方ないことだが、「そこに愛はあるんか?」の代表作一つくらいは書いていいかな。
入院後高熱に悩まされたが、これはこれで仕方ないと割り切っていた。それより難儀したのが恥骨と腰の痛みと手首の「かいかい」。
恥骨と腰は持病みたいなもんだったので、痛み止め薬をもらい服用してしんぼうしていた。
しんぼうできないのが手首の「かいかい」。右手は明らかにバーコードのついたわっかに負けている。左手は点滴の針が入っている付近。針を固定するために上からはられたテープにかぶれたのかもしれない。
例の真樹に似た優しいX看護師さんに言ったら、すぐに右手のわっかをハサミでパチンと切ってくださった。左手については「皮膚科にかかれないか聞いてみます」と言ってくださった。もうこの対応だけで、半分くらい痒さが治まる。
「聞いてみたんですが、主治医の許可がないと、入院中は他の科の診察は受けられないようなんです。今日先生が来られますので、そのあたり直接聞いてくださいませんか」と。
そして先生登場。
「いったん退院してからもう一度皮膚科に行ってください。ここじゃなくても、ご近所にもあるでしょう。」
「・・・(市原のいなかにありますかいな。)」
「こんななってるんですけど」と言って両手を差し出したが、ろくに見もせず「シャワー、ちゃんとしてますか?」って!
「・・・(はあ? してるに決まってるやろ、月水金しか使えへんのに。第一シャワー浴びる時は、水がかからんように看護師さんが手首にビニール巻いてくれてはんねん。それ、知ってる? 洗うに洗えへんのよ。 点滴ずっとしとけと指示したのはあなたでしょうに。 患者がどんなことで困っているかとか、痛みや痒みを少しでも和らげてあげようって気はあるんか?)」(これはあくまでも私の心の中の叫び。現実は口を開けてあきれかえっていました。)
「そこに愛はあるんか?」と言うより、「人間としてどうなん?」という話でした。
以上。
そんなこんなのあと、10時前くらいには眠りについた。次に起きたのは2時。病院では最長で2時間、たいていは1時間から1時間半おきに起きてトイレに行っていた。
やっぱり家にはかわいいヨメさんときくちゃんとみーちゃんがいるので、安心して寝られるんやなあ。
ただ2時に起きてから、また寝られんようになった。隣の部屋では、きくちゃんがふすまにボンボン体当たりしている。あとで分かったことだが、この時ヨメさんの顔とかもふんでえらいことやったみたい。
きくちゃん、オッサンが帰ってきて、興奮しすぎたんかなあ。
朝5時50分起き。
居間に下りると、みーちゃんは悪さはしてないようだった。
寮2の時は時間の余裕があるので、みーちゃんの朝ごはんやり。
このごろ、みーちゃんはオバサンの足元スリスリをするらしいが、私にはかすりチップ程度。早う、「ええジジイ」認定してほしいなあ。
でも私がお茶漬けサラサラをしている間も、ずっとそばにはいてくれている。これだけでも心が豊かになる。
「みーちゃん、行ってくるね」と言うと、小さく「みゃー。」
こんなかわいいみーちゃんに見送ってもらったら、少しくらいしんどくてもがんばってこーという気になる。
けっきょくは、ふらふら、ふらふらの一日になってしもたけどね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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