2020年08月15日(土)
にょうへー [病院]
「うまい やすい はやいの三拍子」じゃなく、
「もれそ でない いたいの三拍子」。
ほんまにひどい。
尿道の管を抜いてもらったのが8月5日(水)。その日は火を吹くような勢いの痛さ。担当医師が「膀胱の内側をやけどしていると思ってください」という意味が分かった。トイレに行くたび毎回5分くらい動けず、ひたすら痛みに耐えていた。
今まで3回の全身麻酔の手術の時も尿道に管を通されたが、抜いた後にここまで痛くはなかった。今回は膀胱の手術やからまたちがうのかな。
入院中の強烈な痛みは、退院後には少しだけましになってきた。でも少しだけ。
もう管を抜いてもらってから10日たつというのに、かなり変。
1時間もしないうちにもれそうな尿意。(もうこの時点で痛い。)
そして、出そうとがんばってもほとんど出ない。
なんとかチョロチョロと出たあとは激痛が走る。
昼間はまだしも、夜寝ているときもほぼ同じなので安眠できない。
なんぼ何でもおかしいでと思って、ヨメさんに聞いてみた。
「それは、にょうへーやな。」
「なに、その『そうへい』みたいなん。かわいいな。」
「尿が閉じるで、尿閉や。」
「にょうへー、にょうへー、かわいいな。」
「真剣に聞け!」
ヨメさんは怒り出した。
「経尿道的膀胱腫瘍切除術」の術後合併症として、こんなことが書かれていた。
5)尿道狭窄(男性の方のみ):カテーテルを抜いた後、尿が出にくくなることがあります。これは、尿道あるいは膀胱頚部が、手術に使用した機器やカテーテルに圧迫されて浮
腫を起こしたり、虚血後の変化として組織が縮んで硬くなったりすることにより、尿の通り道が狭くなるために起こるもので、尿道狭窄や膀胱頚部硬化症といわれています。
発生率は比較的高く、統計的に約 10%と言われています。発生した場合には、外来で金属の器械で尿道を広げたり、入院して尿道の切開術を行うこともあります。
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これやね。
ヨメさんが教えてくれた「尿閉」は、「尿道狭窄」ともゆうみたい。
ヨメさんは、「アンタの態度が悪いから、お医者さんがガシャガシャと適当にやってしまわはったんちゃうか」などと言う。
なんちゅうことゆうねん。
膀胱全摘を免れただけで、もう大先生じゃー。
この痛みは、「にょうへー、にょうへー、かわいいな」と歌って耐えることにしましょう。
ああ、でもこの「もれそ でない いたいの三拍子」はいつまで続くん?
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
メイママさん、ありがとうございます。
「もれそ でない いたいの三拍子」に耐えながら花脊峠に向かって走っていたので、きっと苦しそうに見たでしょう。
「そうへい」は、かわいいというより、かっこいい名前だと思います。
「にょうへー」は、ただただ痛い。
早くなんとかなりませんかねえ。
まずは検査の結果がいい結果になってよかったですね。
そして、それからすぐの走っておられるこうじさんをお見かけして、なんだか笑ってしまいました!
そしてそして、「そうへい」をかわいいといってくださってありがとうございます。「尿閉」は気持ちが落ち着きませんよね。でも、この猛暑、水分は十分とってくださいね。どうぞお大事になさってください