パオパオだより

2020年05月29日(金)

ミレイ(美麗)かな [わんこ・にゃんこ]

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 「名前はミレイ(美麗)でええか?」
 「なにそれ。」
 「まさに今、テレビで『ハードルの高い名字』ってやってるやん。こっちはビレイって読むみたいやけど。」
 「名前は付けたらあかん。情が移ってしまうし。」

 まだこの先1か月ほどはうちにいるんやし、いつまでも「お母さん猫」と呼ぶのはかわいそうな気がする。fukikoさんのところの保護猫も、必ず仮の名前というのを付けて呼んでおられる。

 実は私には腹案があった。
 「Kはらみづき」ではあかんかなあ、と。
 真樹の保育園時代の友だちの名前だが、小さいのに力強いイメージがピッタリだと思った。でも引越してからお付き合いがないとはいえ、実在の女の子の名前を付けたらあかんわなあ。

 昨日の夜、NHKの「日本人のおなまえっ!」を見ていた。
 すると「スゴすぎるレア名字」の中の「見た目が期待されるのでハードルが高すぎるレア名字」として、美麗(ビレイ)さんが紹介されていた。

 これ、いいやん。
 みづきちゃんもミーちゃんと呼ばれていたけど、美麗もミレイと読めばミーちゃんやし。「ミレイ→ミレー→ミーちゃん」。猫らしいやん。あかんかなあ。

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 お母さん猫のがんばりと、うちのヨメさんが一人でかいがいしく世話をしてくれているので(私は何も役に立っていない)、子猫たちは元気いっぱい。もうみんなおめめパッチリになった。

 一番元気な薄茶トラは、かごから出ようともがいていたくらい。

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 「そんなに出たいんやったら、出したるでー。」

 子猫を変なオッサンに取られて、お母さん猫は心配やったでしょうね。

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 黒ちゃん、なんぼかわいいんでしょう。
 なされるがままの放心状態かー。

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 ヨメさんは、この先も「お母さん猫」と呼び続けるのかなあ。
 小顔のべっぴんさんやし、仮の名前は「美麗」でもいいような・・・。

 「ハラスのいた日々」の中野孝次さんは、こんなことをおっしゃっていた。
 「子犬ばかりかわいがる人はほんとうの犬好きではない。成犬になり老犬になっていく間もずっとかわいいと自然に思える人がほんとうの犬好きだ。」

 子猫がかわいいのは当たり前。その子猫が大人になり、年老いていくまでずっとずっと好きでいられる人にもらってもらいたい。

 「お母さん猫」には子猫のかわいさはないかもしれないけど、すごくお上品で、「シャー」も控えめで「ファー」くらいで、(パンチだけが豪速球だが)、かわいいくてかわいくて見ていて飽きません。
 どっちを取るかと聞かれたら、私は迷わず「お母さん猫」です。

 20年以上しっかり家族にしてくださる意気込みのある方、子猫もお母さん猫もよろしくお願いいたします。いい名前を付けて、かわいがってやってください。

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Posted by パオパオ   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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