2013年04月19日(金)
第25回なんぶトリムマラソン・続き(3/24) [沖縄]
せっかくたくさんの写真を撮ったので、今頃ですけど3月24日の「なんぶトリムマラソン」の続き。
8時スタートのハーフは、スタート直後に大雨になったようだ。しかし、私たちが出場する「3kmファミリーの部」は11時10分スタート。ペンションを出たのも雨がやんでから。余裕を持っての会場入り。
会場のすぐ近くに車が止められたので、私一人で3人分の受付をしてきた。
会場にはいろいろなお店が出ていたので、走り終わったらゆっくり見てみようと下見しておいた。
車の中で着替え、スタート時刻が近づいたので大会会場へ。
今日は「3kmファミリーの部」に参加なので、3人とも気負いはない。
沖縄本島南部の糸満市は、「平和都市宣言」「スポーツ健康都市宣言」のまち。一般には、「ひめゆりの塔」を初めとする南部戦線跡地や巨人の宮國椋丞投手の出身地として知られている。
でも、私的には「ブログの師匠・羽根田治さんの奥様の出身地」、応援している「エディオンの比嘉由理選手の出身地」である。
「沖縄ルール」という本によると、「那覇市から南下したエリアの糸満は海人(ウミンチュ。「漁師」の意味)の町。『糸満は怖いさ』と言う沖縄人がいるように、言葉の語気も荒々しく、漁師町らしい男くさいムードが漂う」らしい。
10時半過ぎ、スタート地点の近くへ。
このころからポツポツと雨が降ってきた。
真樹に頼んでスタート前の記念写真。
スタート地点に行くとすごい人数。
私は無理やり割り込ませてもらったが、それでも前から20列目くらい。これではスタートダッシュは無理。
真樹とヨメさんはこの列にも入れず、横で待機していた。
「スタート20分前」のアナウンスのあとから雷をともなう強烈な雨。気温が低くなかったのでまだよかったが、全身びしょぬれ。
あとで聞くと、真樹にはさりげなく横におられた男の人が傘でぬれないようにしてくださったらしい。
「若い子はええなー」とは、ヨメさんの言葉。
体もシューズもびしょぬれで、「早くスタートしてほしいなあ」と思ってもこの20分が長かった。
11時10分、激しい雨の中「3kmファミリーの部」がスタート。
案の定、前に小さい子がいっぱいで走れない。時計を持ってはいけないので、1kmがどれくらいかかっているのかさっぱり分からない。ただ、1km過ぎと思われるあたりから前がすいてきて走りやすくなった。
3kmコースは競技場の外周を四角く回って、競技場に入ってゴール。その最後のカーブを曲がったとき、やっと先頭が確認できた。私は先頭から10番目くらい。前にいるのはほとんど小学生だったが、先頭はもっと大きな子だった。
ここからスピードアップ。競技場入り口でやっと先頭に追いついた。
「キャロットさ〜ん!」
えっ、こんなところで私への応援?
しかし、振り返る余裕もなく先頭の選手に引っ付いて走る。
競技場に入りゴール前100mくらいのところでスパート。しかし、相手はこれを待っていて、スパート返し。見事に差し返えされてしまった。
ゴールタイムは12分04秒。申告した11分30秒から34秒遅れ。スタートから1kmくらいまでの大混雑があったから仕方ない。最後に速い子(中学生)と競えただけでも満足。
ゴール付近におられた琉神マブヤーと記念写真。うれしー。
競技場内でぶがりなおし(おつかれさん会)をされている方たちから声をかけられた。
「どうでした?」
「11分半で走りたかったんですけど、12分04秒でした。」
「それで、最後は勝ったんでしょう。」
「いえいえ、追いつくまでに力使い果たして、最後は届かずです。」
「子どもに花をもたせるために負けてあげたのかな。」
「とんでもない。あれで精いっぱいです。」
普通にしゃべってたけど、いったいあの人たちはどなた。名護の「21世紀の森ランクラブ」の方かなあ。
真樹とヨメさんの応援に競技場の外へ。
「あっ、藤井さん。」
「いや、近江さん。さっきの『キャロットさ〜ん』の声は近江さんやったんですか。」
「京都キャロット」の古くからのお得意さまで、京都から沖縄に移住された近江さん。まさかこんなところでお会いできるとは・・・。
「娘が沖縄に住むことになったんで、これからも沖縄のマラソン大会にいっぱい出ようと思ってるんです」と私。
「そうだったんですか。じゃー、またこっちで会えますね。」
私もすごくうれしかったし、近江さんもすごく喜んでくださった。数少ない沖縄在住の知り合いにこんなふうに会えるなんて。今日は近江さんは走られずお友達の応援だったようだが、他の沖縄の大会にはたくさん出場されているらしい。
次はどこの大会でお会いできるでしょう。楽しみです。
そうこうしているうちにヨメさんと真樹の姿が。
ずぶぬれになりながらも楽しそうに走っていた。
真樹も心配だったが、「また走ってみたい」とのこと。よかった。
ゴール写真をしっかり撮りたかったのだが、人が多くてどこか分からなかった、左端にかろうじてヨメさんが。真樹はその横にいたらしいのだが、うまく撮れず。残念!
二人のゴールタイムは20分42秒。もっと前に並べておれば、こんなにかからなかったはず。
琉神ガナシーと撮ったこの記念写真は、ポーズを決める時間がなくてNGということらしい。
雨はずっとやまず。
走り終わったら見に行こうと思っていた出店も見に行けず。
近くに糸満市物産センター「遊食来(ゆくら)」があったので、そこで昼食。ヨメさん真樹は、「ゆしどうふ定食(650円)」と「あーさ汁定食(650円)」。
私は、「イナムドッチ定食(850円)」。
体が温まり、おいしかった。
マラソン大会会場の糸満から名護へ。
大東建託さんでアパートの鍵をもらい、まっさらでなにもない真樹のアパートへ。
このころやっと雨がやんだ。
そのあと、配達日時間が指定してあった荷物が次々と到着。梱包をあけて組み立てて・・・。やっと暮らせる部屋らしくなってきた。
真樹とヨメさんは、歩いていけるスーパーとドラッグストアへ買い物へ。
夜はみんなちょっとお疲れだったので外食。
まあ、ささやかな引越しお祝いってとこでしょうか。
私が勝手に申し込んだマラソン大会だったけど、真樹もヨメさんも大雨の中をしっかり走ってくれてよかった。これからは真樹のところに泊めてもらえるので、またみんなで沖縄のマラソン出ような。
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【RUN】
絶不調継続。
しかし、今日は久しぶりに1.3+6+2で9.3km。
店往復1.3kmのあと走り出したときは、今日も3kmでやめておこうと思っていた。しかし、今日の京都の最高気温は前日比マイナス13℃。走り出したら体がシャキンとなった。
6km、32分53秒。そこそこしっかり走れた。ここ数日走る気がうせていただけに、これだけ走れてうれしかった。
もう10kmレースも無理かなあと思ったりして・・・。
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【今日のきく】
きくは、うちのバイトさんにえらそうにしているらしい。
かまってもらえないと、「ウォンウォン」とほえる。
以前私らが出張で留守のとき、家を脱出して店まで逃走。そこでバイトさんに助けてもらったことを、もう忘れたんかな。命の恩人やのに・・・。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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