2018年12月23日(日)
2018万博クロスカントリー [ランニング・出張販売]
今日は、朝の準備中に雨。また、片付けだしたときも雨。
今年最後の出張販売ということで、勢い込んできた割にはお客様が少なかった。
しかし片付けている途中に、「今からでも買えますか?」ときちんと聞いてくる男子あり。(小学生かと思っていたが、あとで調べると中1。)
「かまへんよ」と言うと、「やったー」と言って走ってお母さんのカードを取りに行った。
かわいいかわいい双子のS兄弟。「陸王クラブ」所属らしい。
弟はササッといいシューズを見つけ、すぐに購入。兄は弟から「あれにし、これにし」と言われまくられ、迷いまくっていた。おもしろいねー。双子と言っても、兄と弟のキャラがはっきりと表れますね。
「どっかで見たことがある」と変な気持ちになったが、私が上賀茂小の教師をしていた時(30年以上前)の「ニキ・ボンド」。あいつにそっくりやんけー。
「これからも注目しとくし、がんばりや」と言っておいた。
ほんまに、この先陸上競技界で活躍していってくれたらうれしいんやけど・・・。
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5時半起き、5時45分出発。
今年は渋滞などもなく、ちょうど1時間で到着。
荷物を全部降ろして車を移動。そこからテントに戻るとき、ちょうど虹がかかっていた。
ドクターストップがかかっており、しばらくは走れない。でも走れないとなると、虹を見つけたりする余裕もできる。いい方に考えないとね。
この大会は毎年寒くてブルブルふるえているのだが、今年は暖かかった。
いつもなら店を出したとたんにグローブを買い求めに来る子たちがいるのに、今年はサッパリ。
それどころか、全部並び終えたころにきつめの雨。ますますお客様の足が遠のいた。
この大会には初参加とおっしゃっていた京都走ろう会の中嶋さんがご来店。すぐに、先日の私の「沖縄100K」の話題を出してくださった。
「ウルトラマラソンは完走するかしないかだけが問題で、完走でけへんかったら86kmも0もいっしょです。どれだけ惜しかったかを競うスポーツじゃないので。」
「どの口が言う! 16回連続で完走でけへんかったくせに」とヨメさんが横から口を挟む。
初参加の中嶋さんには、雨のあとのこのコースのではでいいシューズを履いたらあかんとだけアドバイスしておいた。前半の芝生はジュクジュク、後半の柔らかい土のところは田んぼ状態ですから。
シューズを購入されるお客様が、いろいろと質問してこられた。賀茂川パートナーズで伴走されているところをよく見る方だった。
猪野さん、シューズご購入ありがとうございました。
この大会名物のチアリーディング。
ちょっと出遅れてしまって、少ししか見られなかった。
もっともっと長い時間をかけて見させてもらっていたような気がしたが、実際は10分足らず。来年は見逃さないように、早めにスタンバイですね。
10時、ヨメさんは早昼。
まあ、この時間が一番ヒマですから。
おうどんより焼き鳥がよく似合う。
10kmには中嶋さんのほか、同い年最強の北出さん、賀茂パーの猪野さん、それに82歳の朝日さんが出ておられる。
陸上競技場を出たところで待ち構えていたが、やはり参加人数が多くて見つけるのが大変。
北出さんを何とか見つけ出したが、写真は後ろ姿しか撮れなかった。(キャップを後ろ向けにかぶっている。)
万博公園内はゼッケンを持っている人は無料。ない人は有料(250円)。
そのため、だいぶ離れた入口から応援。
北出さんは見つけられず。
21分18秒くらいで、中嶋さんが通過。
ここが中間点に当たるので、すごくいいペースで走れている。
「この白いTシャツは、たぶん猪野さん。」
32分ちょっと。いい感じです。
朝日さんは見つけられず。
その時2周を回って帰ってきたトップが目の前に。
「シューとして、いかにも走れそうな人やったなあ。」
このコースは、最後に跨線橋の上り坂がある。そこを超えれば陸上競技場に下っていくのみ。ここで声をかけるのが一番いいでしょう。
スタートから41分くらいで、坂を駆け上がってくる北出さん発見。
「北出さん、ラスト! しっかり!」
「はい!」
それから間もなく中嶋さん。
北出さんとの差がなくビックリ。好調持続ですね。
スタート直後に見つけられなかったのでDNSかもと思っていた朝日さん。きちっと、いつものきれいなフォームで帰ってこられた。
今度は猪野さんが見つけられなかったけれど・・・。
午後2時03分スタートの「エンジョイジョギング3km」が最終。
2時半ころから雲行きがあやしくなってきたので、ぼちぼちと片付け始めた。
北出さんと中嶋さんがそろってご来店。
北出さんは「10km60歳以上の部」優勝。ああ。追いかけたかったなあ。
中嶋さんは13位だったらしいが、このコースとしてはすごくいいタイムだった。なんといっても、あの北出さんに迫る勢いですから。
また私のウルトラの話題に。
「来年は9月に岡山である『フォレストレイル』、10月の『峨山道トレイル・逆コース』、12月の『沖縄100K』に出たい」と言ったらあきれられた。
「それ以外の全部のレースをやめないと」と中嶋さんからアドバイス。ヨメさんが言うみたいなことを言われてしまった。
「練習では20km以上は絶対に走らない」と言うと、今度は北出さんがあきれていた。
「ボクでもフルの練習で30km走はしますよ。100kmウルトラの練習が20kmまでって・・・。」
「それ以上走ったら足痛めます。」
お二人さん、私のしょうもない話に付き合ってくださって、どうもありがとうございました。
片付け中に来られるお客様は、正直に言ってかき回される系の方が多い。もちろんそんなことは顔には出さず、ていねいに対応させてもらっているつもり。でも、あれやこれやとしまったものから勝手に出されたりするとカチンと来ることもある。
片付けている私たちを見て、最初に「今からでも買えますか?」ときちんと聞いてきただけで、「ええ子やな」と感じた。
双子の兄弟のやり取り、それをまた横から口を挟むクラブのメンバーたち。見ているだけでおもしろかった。
私よりヨメさんのほうが「決める力」があるので、途中からヨメさんに交代。二人とも最終的にはいいシューズが選べて、満足して帰ってくれたと思う。
それにしても双子のS兄弟。顔がかわいすぎる。あれはもてよんぞ。うらやましい。
急いで片付けて、4時10分ごろ会場出発。
4時半ころ、桂川PA着。
ここの食堂は、小さいところだが安くておいしい。
私は焼肉定食(720円)。
ヨメさんはとんかつ定食(690円)。
ごはんがけっこう大盛りだったのに、ヨメさんが完食してビックリ。
これは早晩(早い晩ごはん)ですね。
桂川PAを5時10分に出て、6時ちょうどに家に到着。
不意を突かれたのか、きくちゃんはしばらく茫然としていた。
すぐにヨメさんがお散歩に。
しかしそのあとしばらくすると、きくが玄関で三つ指ついて待機していた。
「わかったわかった、もう一回おさんぽやなあ。行ったるがな。」
かしこう待ってたんやから、お散歩くらい何回も行ったらんと。
雨がパラついたせいか、売り上げは去年より減ってしまったけど。
また来年もがんばりましょう。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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