パオパオだより

2018年01月21日(日)

第59回名護ハーフマラソン [ランニング]

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 「えー、パオパオ優勝狙いって、ゆってしまったわー」と真樹。
 「いやいや、去年の優勝の人はパオパオより10分ほど速いから絶対に無理やねん。でもな、2位やったら可能性はある」と私。しかし、去年の2位の人とも5分ほどの差。今年は去年より仕上げてきたとは言え、朝のお日様を見てがっくり来ていた。
 「この暑さでは、また4位で表彰ならずちゅうとこかー」としぼみかけていた。ところが、真樹が話した相手というのが仲良しの沢真君。3人とも同じレースを走る。「真樹にええとこ見せんなん」との思いで最後までがんばろうと思った。

 そしたら神さんが・・・。 
 13km過ぎで、去年2位のUさんの背中が。スタートから付いて行こうと思ったのに、そのスピードに負け、長い直線でも姿が見えなくなっていたのに。
 一気に抜いて、そこからは全力で逃げた。逃げて逃げて逃げて。そして、Uさんにも他のランナーにも追いつかれることなくゴール。

 1時間34分01秒で、部門第2位。
 スタートから不調だったのに、こんなに粘れたレースは初めて。
 私は「やったらできるジジイ」です。
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 去年までは真樹のアパートから歩いて行っていたのだが、今年は引っ越したので車で。駐車場探しが大変と思っていたら、沢真君のバイト先の駐車場に入れればいいと教えてもらった。会場まで歩いて5分。スタート前のストレスがなくてよかった。

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 稲嶺市長のごあいさつ。
 今年はハーフではなく、10kmに出られるとのこと。

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 まずはアップジョグを2kmほど。
 一番不安な左足親指の付け根の痛み。いつも通り、走り始めが一番痛い。しかし、痛くても走れるということが分かっているので、グギッとならないように気を付けて走るしかない。

 アップから帰ってくると、真樹も沢真君もいない。3人で写真を撮ろうと思っていたのに。まあいいか。3人ともゴールしてから撮ろう。

 9時に10kmの部がスタート。
 稲嶺市長を探したが分からなかった。

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 ハーフは定員3000人だが、今年は「海洋博トリムマラソン」と日程が重なったため、大分少なくなった模様。毎年お会いする比嘉増美さんたちも、「海洋博」のほうに行かれたとのこと。

 ハーフの部のスタートは9時10分。
 しゅしゅしゅっと、前から3列目に割り込ませてもらった。すると偶然、去年2位のUさんが目の前に。ちょっとだけごあいさつさせてもらった。「付いて行かせてもらいます」とは言わなかったけれど。

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 暑さのせいか、とにかく体がだるい。スタートからこんな状態なのは超久しぶり。最近はコンディション調整がうまくいっていたので。

 1km地点、4分13秒。 
 Uさんに付いていけたのはこのあたりまで。国道58号線では何とか背中が見えていたが、左折して北上した後はもう見えなくなってしまった。とにかくキロ4分半を超えないようにがんばらねば。

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 4分13、4分24、4分26、4分29、4分32で5km22分06秒。

 北部病院前の上り坂も、なんとか4分32秒で走り切れた。自分が思っているほど不調でもないのかもしれないと思えてきた。

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 4分45、4分19、4分18、4分23、4分21で10km44分16秒(22分09秒)。

 得意の下りに入って安定。あとで考えると、この区間でUさんにだいぶ追いついていたようだ。

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 4分26、4分21、4分26、4分18、4分30で15km1時間06分20秒(22分03秒)。

 13km地点でUさんに追いつき、そこからの1kmは4分18秒。よう逃げました。

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 4分55、4分21、4分25、4分32、4分32で20km1時間29分07秒(22分46秒)。

 15km過ぎの伊差川の峠越えを何とか5分切りでまとめ、あとは下りでスーイスイと思っていたがやっぱり疲れた。

 20km地点あたりでは、左手の指がしびれてきた。足の指と手の指の神経はつながっとるんかい。なんやよう分からんけど、あと少し、気を抜かずがんばるしかない。

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 「1時間34分が切れるかどうかとゆうとこやなあ」と思いながらゴールへ。

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 自分の時計では1時間34分ちょうど。

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 記録証発行所は名護高校のかわいい子たち。
 いや、そんなことより順位。自分では2位でゴールしたつもりだが、前は見えていないのでそれ以下ということもありうる。

 記録証には「第2位」の文字。これでホッとした。
 1時間34分01秒は惜しかったが、ぜいたくは言うまい。

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 ゴールアーチ前で記念写真。
 名桜大学陸上部ぽい女子にお願いして撮ってもらった。
 真樹が言う「パオパオの変なウェア」、なかなかよろしいでしょ。
 「ランナーズ9の会」のランシャツは、稲嶺市長を応援する意味も込めているんです。
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 あとは沢真君と真樹の応援行かねば。
 沢真君はトライアスロンに出たりしているくらいなので、すぐ後ろまで来ているかもしれない。そう思って注意して見ていたが見つけられなかった。

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 そうこうするうちに、21世紀の森ランクラブの才野さんがゴールに。
 暑さにやられたようで、あのかっこいい才野さんがかなりヘロヘロになっていた。
 才野さんで1時間42分。ここでコースを逆走することにした。あとで聞くと、沢真君は1時間43分でゴール。もうちょっと待っていたら、写真が撮れたのに。残念。

 表彰係の役員さんに、「娘が走っていますので、応援に行きます。表彰式は出られません」と断っておいた。

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 泡盛さん、ご苦労様です。

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 戦隊さん、ご苦労様です。

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 バギーランナーさん、かっこいい。

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 残り4km弱の地点で真樹発見。
 今年はヘアバンドをして、気合を入れています。

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 「目標の2時間45分は微妙なとこやわ」と言ったら、がんばってみるとのこと。

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 そこからしばらく並走。

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 1月中旬というのに、日差しがきつく、喉が渇く。

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 最後のほうはほとんど歩かず、しっかり走っていた。

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 20km地点で2時間37分くらい。
 残り1.1km。

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 最後は真樹なりにがんばった。

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 ゴール前しんどそうな顔だったのに、ゴールの瞬間はいい笑顔。

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 それは、ゴールで沢真君が待っていてくれていたから。

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 3人でいい写真が撮れたね。
 真樹曰く「3人ともスタート前みたいに元気そう。」
 バラバラに走ったけど、どこかでつながっていたからいい顔になったんとちゃうか。

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 表彰係の役員さんのところに行き、入賞盾と賞状をいただいてきた。
 こんなでかい盾をもらったのは初めて。優勝やったらもっとうれしかったんですけど・・・。

 真樹が「パオパオが65歳のとき、優勝の人は64歳でちがう部門になるし、その時に優勝し」とアドバイスしてくれた。あと3年、がんばれるんかなあ・・・。

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 真樹が宮古島から戻ってきた友だちとしゃべりに行ったため、私と沢真君が残されてしまった。でも、いままで真樹の話にしか出てこなかった沢真君とたくさんしゃべれてよかった。
 いつも真樹の話を嫌がらずに聞いてくれて、真樹の引っ越し先も住みやすいように改装してくれたりしてくれている。走ったりするのも好きなようだし、本当にいい友だちができたもんだ。

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 ゴールアーチ前で、もう一度3人のニッコリ写真。

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 3人で、沖縄らしい家並みが続く裏通りを歩く。

 「春なのに」やなあ。

 春なのに お別れですか
 春なのに 涙がこぼれます
 春なのに 春なのに
 ため息 またひとつ

 国内留学をしていた沢真君は、真樹と同い年だが1年遅れで今年大学を卒業。ふるさと沖縄を離れ、就職して関東に行ってしまうらしい。
 春なのに・・・、いや、春だから。

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 かわいいネコさんが私らを見てくれていた。

 「またね!」


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