2017年10月01日(日)
ラブトライアスロン2017 [家族]
企画してくれた真樹のおかげ。
結集してくれた廉のおかげ。
応援に駆けつけてくれた眞寿美さんのおかげ。
2時間45分50秒。
繰り上げスタートにも引っかからず、堂々の完走。
真樹、ありがとね。
廉、ありがとね。
眞寿美さん、ありがとね。
前日のおいしい晩ごはんを用意してくれた彩ちゃん、ありがとね。
留守番してくれたきくも、ありがとね。
みんなの力を合わせたら、楽しいことができるもんやねえ。
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廉と真樹は5時半起き。私は5時45分に起こしてもらった。そして、6時前に出発。
廉の家から大会会場の明石海峡公園まで、カーナビでは35分ほど。これは便利。
ただコンビニに寄らずすぐに高速に入ってしまったため、会場手前の淡路SAに入って食料調達。
「蛸めし食べたい!」
三人の意見が一致し、車の中で蛸めしおにぎりの朝食。
公園の一番北にある駐車場に車を入れ、自転車を押してメイン会場へ。
これがすごく遠かった。1.5kmはあったと思われる。
私は受付へ。廉と真樹はバイクコース試走。
コースは大会ホームページで見ていたが、実際に走ってみてギアの使い方などが試せてよかったと言っていた。
明石海峡と言えば、タコちゃんです。
8時から、開会式と競技説明会。
「支給するはずだったスイムキャップが間に合わず、持っている人はそれを使って、ない人は貸し出します」とのこと。当日の変更点はそれくらい。
また、視覚障害のある選手7名がタンデムで出場しているので、カーブなどでは配慮してほしいともおっしゃっていた。それを聞いて、みんなで楽しめるいい大会になるようにできるだけ協力したいと思った。
私たちの出るEKIDENは、午後1時スタートなのでまだ5時間後。競技説明をされても、なんだかピンとこない。
でもトライアスロン初出場の廉と真樹は、真剣に聞いて、要項もしっかり読んでいた。
メインスポンサーである「西京味噌」の社長さんのごあいさつ。
私がバリバリだった30年前も、トライアスロンのスポンサーと言えば「西京味噌」さんでした。
「安田大サーカス」の団長。
私たちと同じEKIDENの部に出られる模様。
各区の中継地点であり、最終区のゴールとなる赤じゅうたんを撮影し、「栄光のゴール」のシュミレーション。
スイムのスタート地点も観察。
前もって発表があった通り、緑色の池。底は見えない。
これはスタート前の体慣らしだっただろうか。
私ら1区以外の選手は、いきなり池に入らなくてはならない。この点は改善の必要ありですね。
8時40分から、最初の種目「ファミリーの部」がスタート。ここはルールがゆるいようで、お父さんが子どもの体を押して進んでいる親子もあった。
私が子どもを引っぱって、マラソン大会の「親子ペアの部」で優勝したのと似ている。それはそれでいいでしょう。
自転車をセッティングして、また車に戻る。
うちらみたいにロードレーサーじゃない自転車はほとんど見られなかった。トライアスロンはマラソンとちがい、「ちょっと出てみようか」というスポーツじゃないですもんね。その本格的なところに圧倒されかけたが、うちはうちのやり方でしっかり走りましょう。
帰り道はバイクコースになっている。そこにファミリーの部のトップの男の子が帰ってきた。
「すごいなー」と声をかけると、「さびしー」という返事。その時はピンとこなかったのだが、後ろの親子を見て気付いた。トップの男の子の親が見当たらない。マラソン大会の親子ペアの部でよくある「お父さんかお母さん、まだですかー」っていうやつのようだ。
競技説明会でおっしゃっていた、視覚障害のある選手のタンデム。何組かを応援したが、こちらは女性同士のペアだった。伴走者が、短く的確に後ろに声をかけておられたのが印象的だった。かっこよすぎた。
ヨメさんが「京都キャロット」の仕事を休んでバスで応援に来てくれるということで、バス停まで迎えに行った。
「夢舞台前」に来ると思ったら、「ウェスティンホテル前」で降車。それでも公園ゲート前をウロウロしていたので、うまい具合に会うことができた。
真樹が携帯電話を落としてしまい、もう使えなくなったみたい。
その反省の思いを込めて(?)、パオパオの骨董ヘルメット着用。えらい似合いますがな。
ヨメさんのおかげで。私が忘れてきたウェットスーツ、甲状腺の薬、廉のハーフパンツが間に合った。よかった、よかった。
さて、みんなでスタート準備。
準備ができたので、スタート地点を見に行った。
ちょうど「幼児5・6歳の部」がスタート。
ものすごいスタートダッシュ。
ちょっと先の右カーブでぎょうさんこけていた。見ごたえあり!
ヨメさんは臨時出店のお店でカレーを調達。
私らは大会が用意してくださったお弁当を食べたが、ヨメさんには何もないので。しっかり食べて、大声で応援してもらわんなんし・・・。
スイム用の腕ナンバー。
真樹が廉の腕に書いた「9」が裏返っていて、みんな大笑い。
ヨメさんは、「この写真が一番いい」と言っていた。
真樹は「腕が太いし、撮ったらあかん」と言っていたが、細く撮れました。
私のラン用のTシャツには、前、両肩、後ろにきくちゃんの写真。チーム「やんばるきくさん」やから、こうしていっしょに走らんとね。
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【第1区】 藤井廉(26) スイム13・バイク23・ラン14で50分以内目標。
10名ずつのウェーブスタート。
チーム「やんばるきくさん」は第5グループのため、13時00分40秒スタート。
マラソン大会には100回以上出ていると思われる廉も、初のトライアスロン。緊張してるのかなあ。
落ち着いて、いい感じでスタートできたように見えた。
あとで聞くと、「だいぶ蹴られた」とのこと。
それでもここは水深90cmの人工池なので、パニックになることはない。
折り返して帰って来てもいい調子だった。
池から上がった時のタイムは、なんと8分48秒。
昨日のプールより3分も速い。
トランジットが3分半ほどで、バイクスタートは12分17秒。
これでかなりの貯金ができた。
1区ががんばってくれると、2区の選手の気持ちに余裕ができる。ありがたい。
廉はふだん使っているクロスバイク。それでも、私が借りたMTBよりタイヤが細くスピードが出る。
「ロ−ドレーサーには負けたけど、それ以外の選手には負けんようにがんばった」とのこと。
1周目10分37秒、2周目11分18秒で21分55秒。
トランジット54秒で、35分07秒でランスタート。
ここからは、見せてくれまっせー。
第2区の選手が中継地点で待機。
「京都キャロット」のお客様である立命館大の女子選手もこの中に。
廉は、わずか3kmだったがだいぶ先行する選手を抜いてくれたようだ。
中継点前のラストスパート。
ランは12分05秒、トータル47分12秒で中継。目標より約3分速く帰ってきてくれた。
そしてアンクルバンドを外して、真樹の足首へ。これがなんと8秒の早わざ。
兄妹の息ピッタリ。
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【第2区】 藤井真樹(23) スイム15・バイク35・ラン20で70分以内目標。
2区3区は中継点からスイムスタート場所まで走り、そこで足から池に入らなくてはならない。たぶん30秒以上かかっています。
それでも真樹は落ち着いたスタート。うちの子らのいいところは、「ムダにあせらない」ことかな。
いつも通りの安定の平泳ぎ。
2区以降は中継がばらつくので、スイムで蹴られるということはない。ますます安定です。
橋の手前に頭だけ見えているのが真樹。
真樹は、最初から最後までペースが落ちないところがいいところ。
スイムから上がった時点で11分23秒。スタート地点まで30秒ほどかかっているので、真樹も昨日のプールより1分ほど速く泳いでいる。
トランジットは3分半ほど。真樹のスタートから15分くらいでバイクコースへ。
「自転車が一番心配」と言っていたが、楽しそうにスイスイ。
これも「Bike Loboratory」の楠本店長さんのおかげです。
1周目13分49秒、2周目14分49秒で28分38秒。
「めっちゃ速いやん!」
さすが、自転車を買って沖縄で練習してきただけのことはある。
真樹も初のトライアスロンなのに、トランジットもあせらずてきぱきと。
自転車を置いてすぐにランスタート。トランジットは10秒くらいか。
「自転車から降りて走ろうとすると、生まれたての小鹿になる」という真樹。
たしかに、今回も1周目1kmはだいぶかかったと言っていた。
しかし、2周目3周目は挽回。
ランゴールは20分53秒。
真樹のトータルは、1時間04分48秒。目標より5分以上速かった。
中継地点で1時間51分48秒。
繰り上げまで8分残しの余裕のリレー。
廉も真樹もようがんばってくれた。これで私も余裕たっぷりでスタートできる。
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【第3区】 藤井廣司(61) スイム18・バイク26・ラン14で58分以内目標。
さて、問題の私のスイム。
「足が立つ」と聞かされていても、底が見えないところを泳ぐのは不安。何回も立ってしまった。それでも「歩行禁止」というルールなので、一度も歩かずその場所からすぐに泳ぎ始めた。
(見ているとき、明らかに歩いている人がいっぱいいた。「失格ですよ、失格!」)
こんなふうに「死にかけた鯉」のようになっても、歩かず泳ぎなさい!
見てくれていた廉や真樹は、「最後のほうは全然進んでへんかった」とのこと。そうかなあ。自分ではそこそこ進んでいたような・・・。
上がったときに時計を見ると、12分27秒。
ほれほれ、昨日より1分以上速いやん。
61のジジイの水着姿。
失礼しました。
とりあえずTシャツを着て、水泳パンツの上にランパンをはき、ソックスはくのにちょっと難儀し、靴滑りを使ってシューズを履き、ヘルメットをかぶってスタート。(かがんで準備しているところの写真もあるのだが、あまりものドーナツ頭なのでカット。)
トランジットは4分18秒。
やっぱり、だいぶかかってしまいましたねえ。
バイクコースに出ると、前も後ろも1人2人しか見えない。
もっと競いたかったのになあ。
休まずこぐことを心がけ・・・。
絶対にこけないことだけを注意して慎重に。
最後の上り坂でも一人抜き、10kmで4人抜き。ただし、全員女性でした。
1周目11分20秒、2周目12分54秒で24分14秒。
トランジットは25秒。
これは、きくちゃんTシャツに着替えていた時間。
飛ばした、飛ばした。
1周目6人抜き、2周目2人抜き、3周目1人抜きで、計9人抜き。
4分31、4分17、4分14で13分03秒。
私が必死で走っている間、こんな撮影会をしとったらしい。
きれいなコスモスやしいいけど・・・。
ゴール手前で廉と真樹が合流し、3人でゴール!
ゴール前にはヨメさんがカメラを構えて待ってくれていた。
「バンザーイ」でゴール。
「あー、写真撮れへんかったわ」とヨメさん。
「あーあ。」
業者さんが撮ってくれはった写真、買わなしゃーないな。
ゴールは2時間45分50秒。(自己計測)
私のトータルタイムは54分02秒。目標より4分速くゴールできた。
チーム全体では、目標より12分ほど速かった。言うことなし。
よそのチームの女性選手にお願いして、家族みんなの写真を撮ってもらった。
彩ちゃんも来れたらよかったんやけど、学校の研修の都合で来られなかった。次はいっしょにね。応援じゃなくてもええでー。選手として出てくれたら、私は応援にまわりますよ〜ん。
かあちゃんから、「おつかれさん」のソフトクリーム。
わがチームの順位は後ろから数えた方が早いけど、楽しんだ順位はかなり上のほうやね。ハート形の完走メダル、いい思い出になるね。
さあまた考えてくれよー。家族みんなで楽しめることを。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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