2017年03月20日(月)
「アル」〜シリーズご近所犬22〜 [わんこ・にゃんこ]
2年ぶりの「シリーズご近所犬」。
きくの散歩のときに、こっちを見て見てしてくれるちっちゃいワンちゃんが気になっていた。ほんとうにご近所のワンちゃんのようなので、いつか声をかけさせてもらおうと思っていた。
今日はきくの散歩中ではなく、私のジョギング中に出くわした。
「ワンちゃんの写真、撮らせてください。」
「はい、どうぞ。」
「○○団地の方ですよね。」
「はい、そうです。」
「うちの犬を散歩させてるときに、こっちを見て見てしてくれはって・・・。前からかわいいワンちゃんやなあと思って見てたんです。」
「ありがとうございます。」
「お名前は?」
「アルです。」
「へー、アルちゃんですか。オスですよね。」
「はい。」
「まだ1歳にもなってないですよね。」
「いいえ、もう1歳超えました。」
「えっ、ということはもう大人ですよね。こんなちっちゃいのに。なんとかっていう上等なワンちゃんですよね。」
「いえいえ、動物愛護センターからもらってきたんです。あと何日かで命がなかったところでした。」
「いやー、そうでしたか。てっきり何十万もする上等犬やと思ってました。アルちゃん、よかったな。いい人にもらってもろて。」
アルちゃんはすごいこわがりで、初対面の人には絶対近づかないらしい。でも、飼い主さんと私が長話していたので「悪い人ではないらしい」と判断してくれたようだ。
私の出した手をペロペロしているアルちゃんを見て、飼い主さんがひと言。
「こんなこと、めったにないんですよ。」
そう言われるとちょっとうれしい。
ご近所のかわいい雑種犬に話しかけるちょっと変わったオジサン、これで認識してもらえたでしょうか。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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