2008年06月08日(日)
第16回みかた残酷マラソン全国大会 [ランニング・出張販売]
今回の大会レポートは、トップの写真で悩んだ。
高石ともやさんにするべきか、雷(らい)ちゃんにするべきか。
そうとう悩んだが、やっぱり残酷マラソン初完走の雷(らい)ちゃんの「勝ち!」 (ともやさん、ごめんなさい。)
いつもどおり朝早く宿を出、会場で出店の準備をした。
当日受付が始まる7時ごろから、人出も多くなってきた。人とともに、気になるワンちゃんもチラホラ。
気になって気になってしょうがない。「仕事にならんがなー。」
もう、店はヨメさんにまかしてっと。犬あそび犬あそび。
最初に見つけたのは、ファンタちゃん。名前がかわいいし、見た目ソフトバンク犬。まだまだやんちゃなわかぞう系。
次に見つけたのは、うちが出店している場所のすぐ近くにつながれていたワンちゃん。毛がぼあぼあ。(このワンちゃんが、この後大活躍するとは夢にも思わんかった。)飼い主さんはアップをされているようで、その間かしこく待っていた。レースに出てはる間はどうすんにゃろと心配。
その次は、ぼあぼあ君の反対側につながれていたべっぴんさん。鼻が長く、お上品。あなたは、外人さん? 飼い主のご夫婦に、すごくかわいがられていた。
スタート前に、こんないいワンちゃんがいっぱい吸えるなんて! 今日は絶対に楽に走れる。ただ、ドーピング検査にひっかかるかも。(雑種の吸いすぎに注意しましょう。・・・意味不明。)
このレースに、私ははっきりとしたテーマを持っていた。
ガンと長く付き合っておられる高石てるえさん(ともやさんの奥様)と三宅誠孝さん(ともやさんのマネージャー、元京都市会議員)を励ます。そして、このお二人を励ますことによって高石ともやさんも励ます。
でも、迷惑もしれないので、出場チームの紹介をされていたともやさんのところへことわりに行った。
「迷惑じゃないですか。」
「いやあ、ぜんぜん。」
よかった。これでお二人への応援メッセージを書いたのぼりをはためかせ走り続けることができる。
メッセージは次のとおり。
「ガンに負けるな高石てるえさん(三宅誠孝さん)」
「陽気にいこう高石てるえさん(三宅誠孝さん)」
今まで何百回レースに出たかわからないが、こんなんつけて(背負って)レースに出るのは初めて。さて、どうなることやら。
スタート地点には、太平サブローさんと月亭はち光さんが。
サブローさんは余裕だったが、はち光さんはちょっとびびってはった。まあ、あの体型ではね。(お二人とも招待選手ではないところが、ある意味すごい。)
スタート直前、長く実行委員をされていて最近亡くなられた元スタッフに対して、みんなで「ありがとう」のコール。この声、天国まで届いたかな。
今年は、高石ともやさんも久しぶりに走られるそうだし、楽しみ。
スタートしてしばらくゆるやかな下りなので、のぼりはほとんど気にならなかった。少し風もあったので、けっこうのぼりがはためいている。ええぞ。
4km付近で、実行委員長久保井さんに抜かれた。実行委員長が必ずレースに出ている大会って、ほかにあります?
スタート地点で演奏してくれていたブラバンが、30分後に別の地点でまた演奏。これは、イリュージョン。
晴れてよかった。
降水確率70パーやったのに、60、50、40と下がり、ついにかんかん照りの天気に。演奏も暑くてたいへんやろう。ありがとうね。
暑いけど、さらっとしてる。風がちょっとあるのがうれしい。
一番きつかったのは、11km手前のキャンプ場。ここは歩かず、ちょびちょびでも走る。しかし、なぜか歩いている人が抜けない。背負ったのぼりも元気なくたれ下っていた。
子どもやおばあちゃんが、「こいのぼりー、がんばれー」と言ってくれるのがうれしい。こいのぼりだけでなく、のぼりのメッセージも読んでね。
おっちゃんは、今日はこのために走ってます。
途中、枝にひっかかること一回、横断幕にひっかかること三回。それでも、のぼりもこいのぼりも取れることなくゴールにたどりついた。うちの店の前でヨメさんにカメラを渡し、ちょっと戻ってパチリ。
横風が吹いた時はちょっとつらかったけど、ほとんど影響なかったな。
おばあさんらが「重くてたいへん」て言ってはったけど、全然重くないです。
ゴールは、2時間32分07秒。
去年にくらべ、13分遅れ。こんなん、誤差の範囲やね。
高石てるえさん、三宅誠孝さんへのメッセージは、あまり読んでもらえなかったみたい。予想外になびき過ぎた。
でも、おばあちゃんらがこいのぼり見て喜んでくれはったからいいか。気持ち気持ち。
ゴール前で、三宅誠孝さん発見。
ゴール後、応援メッセージののぼりを見てもらった。
「ああー、これは選挙演説用やなあ。」なつかしむような、喜んでもらえてるような、ひかえめでビミョーな表情だった。
でも、顔色はよく自然な笑顔。これは、だいじょうぶ。とても、余命が去年の8月までと宣告された人とは思えない。
そうこうしているうちに、こんどは高石ともやさんがゴール。私より後ろを走っておられたんや。
私を真ん中に、高石ともやさんと三宅誠孝さんの三人でパチリ。尊敬できるお二人との写真。この写真は、私の宝物にします。
次は高石てるえさん、いっしょに写真撮りましょうね。ゆっくりでいいですから、必ず戻って来てください。いつまでもいつまでも待っていますよ。
そしてその後、今日のメインイベント?
きたー。雷(らい)ちゃんとそのお供。しっかり走っているのにはびっくり。
ちゃんとナンバーカードもつけてるし。ええなー。二人とも胸を張って走ってる。
うちのきくも走ってくれんかなー。雷(らい)ちゃんなみにほっそりしてくれんと無理やわなあ。
一番よかったのは、二人とも笑って走ってるとこや。
その後しばらくして、実行委員長久保井さんの娘さんがゴールへ。(現在高1。クロカンスキーをがんばってやっています。)
ほかにも1000人以上の人たちが、さまざまな思いを持ってゴール。(ほとんどの人が笑っています。)
うまく言えませんが、この大会にはほかの大会にない何かがあります。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=119