2017年03月25日(土)
きく、12歳! [わんこ・にゃんこ]
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キャロちゃんらの墓参り+α [雑用]
去年の暮れのお餅つき以来の帰省。
今日12歳の誕生日を迎えたきくちゃんもいっしょに。
もう雪はほとんどないと思っていたのに、日陰にはけっこう残っていた。
花背峠を超えたところにあった雪の上で記念写真。
いなかの家の玄関前はシカのフンだらけ。
こんなこと初めて。うちの家がシカたちの集会所になってたんでしょうか。
水道栓を開いて、水がちゃんと出るかチェック。
そのあと、用事があったので兄の家へ。
きくちゃんはなんか大張り切り。
この時期のうちのいなかにすると、ポカポカして暖かかった。
それでも、日陰には雪がたくさん残っていた。
兄の家の前には、屋根から落ちた雪がまだ1mほど残っていた。
でも、日なたに出ると雪はまったくなくなってしまう。
きくちゃんちょっと待っててね。
きくを庭にくくりつけ、家の中に入ってしばし歓談。
「お兄さんは、こうじさんにしゃべってしゃべってしてはったなあ。」
「そら、なかなか聞いてくれる人もおらんにゃろ。」
ということで、兄と1時間半ほど。
きくちゃんは「ワン」とも言わず、かしこー待ってました。
迎えに行ったら、さすがこの時は「ワワワーン」とおこっていた。
雪をシャクシャクシャクシャク・・・。
まだまだ、シャクシャクシャクシャク・・・。
「きくちゃん、メイに殴り込みに行こかい。」
長寿犬・メイは、うちのヨメさんが近づいたらシッポたれたれになっていた。
ただし、まだまだきくでは相手にならん感じだった。こう見えて、メイはけっこう強い犬なんです。
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さて、ここから本題の「キャロちゃんらのお墓参り」。
この場所には、今は山椒の木がいっぱい植えられている。キャロちゃんらの墓が壊れてたらどうしようと心配だったが、ちゃんと残っていた。
このあたりが、キャロちゃんはじめ8ひきのネコちゃんのお墓。
そこからちょっと離れたところにエリちゃんのお墓。
ヨメさんと私はしっかり拝んでおいた。
きくはどうかな。えらいとこ連れて来られたと思ているのかな。
ずっと気になってたお墓が、残っているのが確認できてよかった。
1年に1回くらいは見に来なあかんね。
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いったん家に帰って昼食。
おうどんを用意してきたので、ヨメさんがそれを作ってくれた。
きくちゃんは、散歩に行き過ぎて疲れたかも。
最後に父のお見舞いに。
と言っても、うちの真裏にある「花友・はなせ」へ。
「おじいさーん。」
「おー。」
いつものパターン。
「だれか分かる?」という言葉はNGワードらしい。
「こうじです。」
「分かっとるわい。」
ほんまに分かってたかなと思う。
父は寝たまま受け答えをしていたので、少し元気がないように見えた。それでも、ところどころに父らしい言葉も出たので安心した。私だけではこうはいかない。やっぱり、うちのヨメさんにも来てもらわんと「刺激」にはならんわな。
道路の雪が解けたので、これからはちょくちょく顔を出すようにしよう。
「おとちゃん、待っててね。」
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2017年03月24日(金)
逡巡 [病院]
今日は、今後の治療日程を決める日。
最初の診察の時に、I医師から「藤井さんが4月末が都合がいいということだったので、手術は2〇日と2〇日と2○日のどれかで考えています」と言われた。それをちょっといい加減に聞いていた。
手術前のいろいろな検査が終わり、再び耳鼻科の診察室へ。
「手術は4月20日にすることにします。」
「あっ・・・、それはちょっと・・・。」
「えっ、最初に言っていた日なんですけど。」
「すいません、いい加減に聞いてました。4月22日に店の出張販売がありまして・・・。」
「それはどなたかに代わってもらったりはできないんですか。」
「そうできないことはないんですけど、売り上げがだいぶ変わってくるんですよ。慣れた私らが行かんことには、商売にならんのです。どうしてもその日しか取れないということでしたら、4月22日の出張販売は行くのをやめます。」
担当のI医師はしばらく無言。
「手術を助けてもらうスタッフの都合もありますので、しばらく時間をください。」
ということで病院から帰り、銀行のATMでお金をおろしているときにI医師から電話。
「藤井さんの都合が悪いということで、手術日を変更しました。4月26日入院で27日に手術でいいですね。」
「ありがとうございます。無理言ってすみません。」
これで、甲状腺全摘の手術日が決定。
手術前のひと暴れと決めていた、「香住ジオパークマラソン」の中途半端な新種目、「途中下車33.551km」を走れる。「香住」のフルは、スタート地点に戻って反対側に4.5kmほど往復してゴール。その部分を省略した「途中下車の部」が今年からできた。何でもかでも中途半端な私にはピッタリと言っていい種目だ。
キロ4分半ペースで33.551kmだと、2時間31分。これは何としても2時間半を切らんとあかんねえ。
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2017年03月23日(木)
知らんかった甲状腺 [病院]
◎NEVERまとめより
■甲状腺とは?
のどぼとけの近くにあります
蝶が羽をひろげたような形をしています。
新陳代謝を促すホルモンを出しています。
甲状腺ホルモンはfT3(フリー・トリヨードサイロニン)、fT4(フリー・サイロキシン)の2種類から成り、全身の細胞に活力を与える働きをもっています。
甲状腺は、食べ物に含まれるヨウ素を材料にして甲状腺ホルモンを作り、血液中に分泌するところです。
甲状腺ホルモンには、体の発育を促進し、新陳代謝を盛んにする働きがあります。つまり、活動するために必要なエネルギーを作り、快適な生活を送るためになくてはならないホルモンです。
甲状腺ホルモンは多すぎても少なすぎても体調が悪くなってしまいます。
(出典 harecoco.net)
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今日は、寮1(二条)8時半から17時。
寮生が全員出て行ったので、日中の出入り業者さんの対応くらい。すごく気が楽。
お昼休みに「甲状腺」について、あらためて調べてみた。
今さらながら、「あー、知らんかった。」
甲状腺て、のどぼとけの左右に2つある臓器やと思ってました。
ちゃうやん。左右一体型の蝶々みたいな形してんにゃ。こんな基本中の基本のことも知らんかったー。
去年10月の私の手術は、「左の甲状腺を切除した」手術ではなく、「甲状腺の左側部分を切除した」手術だったんですね。
それに、甲状腺てけっこう大事な臓器やん。
「脳の活性化、体温の調節、心臓や胃腸の活性化、新陳代謝の促進」やてー。
甲状腺全摘したら、甲状腺ホルモンの代わりの薬を飲み続けんならんらしいけど、ほんまにそれでだいじょうぶなんかしらん。
心配、心配。
もっといろいろなことを知っとかなあかんね。
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2017年03月22日(水)
暑さ1mの壁・2 [病院]
'善い人生(良い生活)'とは、愛に力づけられ、知識によって導びかれた人生(生活)のことである。(The good life is one inspired by love and guided by knoledge.)
これは、バートランド・ラッセル(イギリスの哲学者、1872−1970)の言葉。
座右の銘など持ち合わせていないのだが、大学時代に哲学をちょっとかすった私としてはやはりこれ。
「愛」のほうは十分。眞寿美さん、廉、真樹。私の勘違いという説もあるが、本人が愛されていると思い込んでいるのだから問題ないでしょう。
問題は「知識」のほう。知識がないと導かれへんどー。
今回の私の病気騒動にしても、私に医療の知識が全くないことが大問題。興味もないし。そんな私の基本姿勢は、医師の話をしっかり聞き逃さないこと。ボーっとしているように見える私ですが、意外や意外、ひとの話をしっかり聞き取る能力はあるんです。
ヨメさんは最近医学関係の勉強もしているせいか、「病院関係の人らの言うことは信用できん」と断言している。私はその逆で、「病院関係の人らのゆうてはることにすがるしかないやろう」という立場。
しかし、私がそれ以上に信頼しているものがある。それは患者さんのブログ。医師やうちのヨメさんは、「ブログはどうかなあ」と言う。
ブログをあなどったらあかんで。
ほとんどのブログは、「良心に従って真実を述べ、何事も隠さず、また何事も付け加えないことを誓って」書いてはるねん。私もそうですよーん。
自分の病気のことについて、隠したり付け加えたりしてもしゃーないやん。第一、死ぬかもしれん自分の病気のことを冷静に書けるだけでもえらいと思う。
ただーし、そんなブログはみな女性。男はそんなん書く力も残ってへんちゅうことでしょうか。私のブログは、世間的には「ランニングブログ」、現実的には「恐妻ブログ」、でもこれからは「甲状腺低分化癌ブログ」方面に力を入れましょうかねえ。
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2017年03月21日(火)
厚さ1mの壁 [病院]
「なんかなあ、1週間ほど外と隔離された狭い部屋に監禁されるらしいわ。きー狂わへんかなあって心配やわー。」
「そんなもんだいじょうぶや。紙とえんぴつ持ち込んでな、今までの人生を振り返って書き」とターコ姉(私の2番目の姉)。
「いやー、病気のせいでひらがなも忘れてしもたし、それは無理やなー」の返しはややうけ。
しかし、これって反省文か。
わしゃ今まで反省ちゅうことをしたことがないし、これは無理やわ。この姉からのあたたかいお言葉も、「どうなんだかなー」っていう感じ。
昨日、聞きたいことがあってターコ姉のケイタイに電話。
出たのは義兄。「今、宮津にいるねん。」
ターコ姉家にはケイタイが1つで使いまわし。家には固定電話もないそうだ。
今日、その姉から電話がかかってきた。(ケイタイが戻ってきたんですね。)
「夫婦間で連絡したいとき、どうするん?」と聞くと、「そんな、どうしても連絡したいことってある?」と聞き返された。「なんか大変なことが起こったとして、連絡してもらっても何にもでけへんやろ。」
達観してますね。なかなかここまで行けんわな。
ターコ姉は私にとっては一番歳の近い(4歳上)身内だが、私と似ているところはほとんどない。いやいや、上の姉も兄もそうなのかもしれない。自分と感覚のちがう身内からの意見を聞く、というのも有意義なことである。
もう甲状腺を全摘して、アイソトープ治療をせなしゃーないという段階になってきた。でも、その「1週間独房に缶詰」のイメージがわいてこなかった。
今日、その放射線治療室の画像が見つけられた。殺風景やねえ。こんな部屋に一人で1週間って、ほんまにだいじょうぶか知らん。
「鞍馬口」のI医師は、何度も「暑さ1mのコンクリートの壁に囲まれた部屋に1週間」とおっしゃっていた。ああ、おそろしおそろし。きー狂わんようにせんなんなー。
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2017年03月20日(月)
「アル」〜シリーズご近所犬22〜 [わんこ・にゃんこ]
2年ぶりの「シリーズご近所犬」。
きくの散歩のときに、こっちを見て見てしてくれるちっちゃいワンちゃんが気になっていた。ほんとうにご近所のワンちゃんのようなので、いつか声をかけさせてもらおうと思っていた。
今日はきくの散歩中ではなく、私のジョギング中に出くわした。
「ワンちゃんの写真、撮らせてください。」
「はい、どうぞ。」
「○○団地の方ですよね。」
「はい、そうです。」
「うちの犬を散歩させてるときに、こっちを見て見てしてくれはって・・・。前からかわいいワンちゃんやなあと思って見てたんです。」
「ありがとうございます。」
「お名前は?」
「アルです。」
「へー、アルちゃんですか。オスですよね。」
「はい。」
「まだ1歳にもなってないですよね。」
「いいえ、もう1歳超えました。」
「えっ、ということはもう大人ですよね。こんなちっちゃいのに。なんとかっていう上等なワンちゃんですよね。」
「いえいえ、動物愛護センターからもらってきたんです。あと何日かで命がなかったところでした。」
「いやー、そうでしたか。てっきり何十万もする上等犬やと思ってました。アルちゃん、よかったな。いい人にもらってもろて。」
アルちゃんはすごいこわがりで、初対面の人には絶対近づかないらしい。でも、飼い主さんと私が長話していたので「悪い人ではないらしい」と判断してくれたようだ。
私の出した手をペロペロしているアルちゃんを見て、飼い主さんがひと言。
「こんなこと、めったにないんですよ。」
そう言われるとちょっとうれしい。
ご近所のかわいい雑種犬に話しかけるちょっと変わったオジサン、これで認識してもらえたでしょうか。
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