パオパオだより

2016年11月22日(火)

君のためにも座る [時事]

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芳沢あきこさん

◎沖縄タイムス11月19日

   機動隊員よ、君のためにも座る 大阪の沖縄出身女性

 沖縄県の米軍北部訓練場ヘリパッド建設への抗議現場で起きた大阪府警機動隊員による「土人」などの差別発言は、松井一郎府知事の擁護や鶴保庸介沖縄担当相の「差別と断定できない」発言でさらに波紋を広げた。発言から18日で1カ月。大阪で沖縄の基地問題を訴えている人は何を思うのか。

 「ほんまに許されへん」。訓練場メインゲート前で10月下旬、大阪の女性3人が府知事や建設を強行する安倍政権に怒った。手作りの横断幕に、「戦争につながる基地建設阻止のために座り込むことは、あなたたち機動隊員も守ることになる」と伝えるため、胸元に「君のために座る」と書いた白いエプロンを着た。

 その一人、芳沢あきこさん(66)は宮古島出身。「基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会」共同代表として駅前でビラを配ると、「棄民」「国に帰ってやれ」「沖縄が交付金をもらわなかったら支援してやる」と言われた。そのたびに沖縄への無理解を実感するが、今回の発言を「公務員が公務中に侮蔑的な発言をした。国民誰にでも起こりうる問題でもある」と強調する。

 ある日、発言を問題にしたビラを受け取った女性に「お気持ちはよく分かります」と言われた。女性は生活保護費受給者。役所などで不快な言葉を浴びた経験を語った。芳沢さんは「虐げられている側や弱者には分かるんだ」と感じた。

 沖縄で起こる問題を「私にも関係あるん?」と思ってもらうため、ビラの見出しも工夫。今回の発言は「公務員が公務中に国民を侮辱」。宮古や石垣の自衛隊配備問題では「日本全国が軍事要塞(ようさい)化」と書いた。

 自身の講演会で、今回の発言を「当事者感覚で受け止めた」のは当初、参加者約70人中1人。だが「誰にでも起こり得ること」だと説明すると理解者は増えた。

 「沖縄だけの問題」で終わらせてはいけない−。常にその思いがある。(北部報道部・伊集竜太郎)

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 2010年5月、「沖縄」という映画が教文センターで上映された。その上映後に会場前でビラを配っておられたのが芳沢あきこさん。芳沢さんは「基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会」の代表。
 そこで立ち話をさせてもらい、そのあとずっと「OKINAWA」という会誌を送っていただいている。(立ち話の内容は、映画「沖縄」の記事中にくわしく書いています。)
 芳沢さんのブログもリンクさせてもらっていたのだが、現在休止中かどこかへ移動してしまったのか見られない。ちゃんとお聞きするか、探しておかないとダメでしたね。

 今日、沖縄関連のニュースを検索していてひっかかった。
 「大阪の沖縄出身女性」でピンときた。たどってみると、やっぱり芳沢さんだった。

 「君のために座る」、いいですね。きっと「君たち」の中の誰かの心に響いていると思います。

 私も何かしなければ。
 とりあえず、最近お支払いを忘れている年会費を納めます。
 もちろん、「沖縄100km」は「平和・憲法九条」ののぼりを背負って走りますよ。それぞれが、自分のできる範囲でがんばりましょう。

Posted by パオパオ   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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