2016年01月08日(金)
早出はこごえるー [ガードマン]
今日は漢字博物館、7時〜17時。
30分前に入るように言われているので、実際は6時30分始まり。自転車で35分かかるので、家を6時前に出なければならない。
「いつもより早く起きないと」と思うと、時間が気になって気になってなんべんも目が覚める。朝早いのはかなん。全然安眠でけへん。必ず目覚まし時計の時間より早く起きてしまう。
今日は「雨がぱらつく」という予報だったで、軟弱にも車通勤。真っ暗な中を自転車で出て行くのもイヤだったし。
車は速い。6時15分にコインパークに着き、そこから歩いて6、7分。現場に着いたら、「Y隊長、まだ来てへんがな。」
作業員詰所前の寒暖計は「0℃」。「こごえるー。」
コートを着て、反射チョッキをつけ、ヘルメットをかぶり、誘導灯をもってガードマン詰所へ。そこにやっと着替えつつあるY隊長の姿。
「おお、早いなー。」
「(あんなにはよ来いゆうといて、自分はこれかいな・・・。)」
今日は初めて北ゲート前。
通りがかられたご婦人。
「もうすぐ完成ですね。私、ここに通ってたんです。私らのころは『国民学校』ってゆってたんですけど。学校がなくなって寂しくなりました。」
「そうおっしゃる方が今まで何人もおられました。いい学校だったんですね。」
「そうですよ。学校の中に茶室があって、そこでお茶をいただいたのがいい思い出です。」
「はあー、そんなこともあったんですか。」
「変な建物ができたらどうしようと心配でしたけど、落着いたいい感じの建物ですね。」
「そうですね。そう言っていただけたらうれしいです。」
ここの現場のお弁当は380円。
現場はそのときの都合で大急ぎで食べなくてはならないことも多いが、今日はゆっくりと食べる時間があった。
明日は「えべっさん」ですごい人通りになるらしい。
「明日も頼むわな」とY隊長に言われたが、「明日は家の仕事せんならんのですわー」と言っておいた。ほんまにそうやし。
「そうか、そら残念やなあ。変なヤツが来たらかなわんなあ。」
私は「変なヤツ」ではないんでしょうか。
昨日今日と、塀を洗っておられた作業員さんとたくさんしゃべることができた。家が高野であるとか、お子さんが「花背山の家」に行ったとか、産大前のスポーツ用品店を知ってるとか・・・。
作業員さんと話すことはめったにないのだが、たまにはこういうこともある。まあ、つらい仕事の合間の心休まるひと時ってとこですかね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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