2014年11月09日(日)
第24回南紀日置川リバーサイドマラソン [ランニング・出張販売]
「和歌山はべっぴんさん多いでー。」
私がゴールして初めて発した言葉。
「走路員してはる女の人なあ、みんな美人やで。」
「何年も来てるのに、それ今まで気つかへんかったんかいな」とヨメさん。
「今年はそんだけ余裕があったちゅうことかな。」
5km20分切りの練習はできていないが、あくまでも前向きで。とにかくスタートからバンバン行って、つぶれてもいいという作戦。
作戦通り行きましたがな。1kmも2kmも4分切り。折り返しも10分切り。でもそのあとがねえ。
ゴールは20分31秒。こないだの「京都丹波」より4秒も遅いがな。
1.3kmくらいまで部門トップ。そこから500mくらいの間に6人に抜かれた。そしてそのまま。残り500mくらいで、前のランナーに追いつきなそうなくらいにまで迫ったが及ばす。
20分31秒で部門第7位。入賞に一歩届かず。6位と3秒差、5位とも5秒差。悔しいといえば悔しいが、自分の作戦通りに走れたことが大満足。やっぱり私は「逃げ馬」です。
今年もヨメさんに写真をお願いしておいた。
「ちっちゃ!」
日置小学校グランドに入り、あと100m弱のところ。ちっちゃいけど、トリミングしたらいいか。
前日宿泊は、おなじみ椿温泉の国民宿舎「ひらみ」さん。
超豪華な夕食ですが、ビックリするような低料金。南紀に旅行される方には、「ひらみ」さんをお勧めします。
朝6時起きで、コンビニにより会場へ。
夜中から雨が降り始める予報だったが、この時点ではまだ降ってはいなかった。
7時半から受付開始。
この大会は大々的に宣伝しておられないので、毎年1000人ちょっとと参加者数は安定している。
8時半から開会式。
まだ、空は何とか持ちこたえている。
9時20分、一番最初の種目「1kmバンビの部(小学生未満と父母または祖父母のペア)」がスタート。
このころ、もう雨がポツポツと降っていた。
ごあいさつをされているのは、招待選手の尾崎好美さん。すごく小柄な方でした。
毎年恒例、かわいいチアガールの応援。
この子たちは、5kmとハーフの2kmすぎでも待機して応援をし続けてくれる。ありがたい、ありがたい。
バンビの部の大会記録は4分02秒。
優勝狙いの親子はすごいスピードでダッシュ!
バンビの部は105組のエントリー。
2kmファミリー(小1〜3と父母または祖父母のペア)が122組だから、この部門の人気ぶりが分かる。
最後尾は、かわいいかわいい小さな女の子。
笑顔でしっかり前に進んでいきました。
私が出る5kmは10時35分スタート。
それまでしっかりとウォーミングアップ。
会場の裏は太平洋。
この堤防でアップする方も多い。
雨はだんだんきつくなってきたが、風がほとんどない。これは記録を狙うには願ってもない好条件。
海岸沿いに群生しているきれいな花。
2kmほど走って、また会場へ。
「あっ、さっきのかわいい女の子。いっしょに走ってるのはお兄ちゃんやろね。」
そのおにいちゃんは、ゴールテープを切るときに自分だけはけていった。その行動がお兄ちゃんらしくて、ちょっと感動。
このあと、もう一度アップへ。また2kmほど。
さて、私の5km。
このコースは最初200mほど行ったところから下り。ここで全力を出す。その流れのまま折り返しまで押して行き、後半の落ち込みを最小限に留める。
最初の1kmは作戦通り。私の前には若い子が十数人いるだけ。
1km標示のところで、3分41秒。「おー、すばらしい!」
ところが、1.3kmあたりで私の肩をポンとたたいて抜いていくランナーあり。私と同じ部門「50歳以上」。たぶん、「京都キャロット」のお客様なんでしょうね。
ここで二人に抜かれ、ちょっと先でまた二人に抜かれ、そのまた先でまたまた二人に抜かれ、ついに部門7位に転落。
しかし、2km標示の地点で7分30秒。「抜群の速さ!」と思ったが・・・。
折り返しも9分59秒と、ギリギリ10分切り。後半は日置川に沿って下流に向かって走るのだから下っているはず。そんなに失速することはあるまいとがんばった。
しかしGPS腕時計を確認すると、1km2kmは距離不足だったようだ(3、4、ゴールはほぼ正確)。
1km 3分47秒
2km 7分51秒(4分03秒)
3km 12分11秒(4分19秒)
4km 16分23秒(4分12秒)
5km 20分31秒(4分07秒)
中だるみしてしまったが、最初に作戦通りぶっ飛ばして、最後の1kmもがんばれたので大満足。ちゃんと練習したら、また20分を切れる日は確実に来る。がんばろう。
ここからは、ヨメさんが撮ってくれたゴール前の写真集(トリミングしました)。
この写真は、私のゴールシーンらしい。
「どこ?」
いましたー。
よーく目を凝らして見てください。
店は雨でヒマなので、クーリングダウンを兼ねて知り合いの応援へ。
ここが最初の下り坂。廉や真樹が小学生のとき、手を引っ張って飛ばした坂。
橋の手前が1km地点。帰りは残り1km地点。
川の堤防の内側のまっすぐな道。
参加者数がそれほど多くないので、ランナーの人影まばらになるとちょっと走るのがつらい。
「写真撮らせてもらいまーす!」
山本選手と伴走ランナー。
来ました、毎年登場してもらっている伴走の花村さん。
今年は廣田選手の伴走。
5kmの折り返し点まで来たが、もう少し先まで行ってみよう。
こちらはおなじみ森本選手と伴走ランナー。
今年の森本さんはかなりしんどそうに見えた。
スタート地点から3.3kmくらいのところに、JR紀伊日置駅。
ちょうど電車が来たので撮影に。
特急「くろしお」が猛スピードで通過。
ここらで折り返して会場へ。
途中に工事中の高速道。
来年は、日置川まで高速で来られるんでしょうか。
「高速が通ったら、ここらの人口増えるかな」とヨメさん。
「ところがな、今までの結果から行くとさらに人口減という所が多いみたいやで。」
「いつでも帰れるとなったら、かえって出ていってしまうんかなあ。」
ハーフで時間がかかるランナーは車道ではなく、日置川の堤防へ。
でも、こっちのほうがええ景色やで。
森本さんに追いついたので、「あと○○m!」と声をかけさせてもらってちょっとだけいっしょに走らせてもらった。
今年は断続的に降ったので、グランドも去年ほどグチャグチャにはなっていなかった。視覚障害ランナーと伴走者の方には、雨は本当にたいへんです。水たまりもたくさんあったし。完走おめでとうございます。
私もけっきょく6.7km走ったり歩いたり。レースより長いダウンになった。でも、体にはいい感じがする。
今年も雨のため、閉会式と抽選会は中学校の体育館。
うちの帰る都合で、シューズの抽選を一番先に回していただいた。そして当選された青年がサイズ交換に来られ、「30センチです。」まさか、まさか・・・。さすがにそのサイズは持ってきてなかったので、お知り合いの方にプレゼントということで25センチにしていただいた。
2時前に会場を出発し、途中の渋滞もなく6時前に京都着。夕食の食材を買って帰っても6時過ぎに自宅着。「日置川」と言えば深夜近くに帰って来ていたイメージが強く、こんなに早く帰ってこられるのはウソみたい。
ただし、3年連続の雨で売り上げはさっぱりでしたけど・・・。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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