2008年10月14日(火)
第12回京都鴨川ゆっくりラン・続き [ランニング]
今日は、走っている間、いろんな人とおしゃべりし、いろんな人の写真を撮らせてもらった。
しかし、私の足の状態があまりよくなかったせいか、写真も半分くらいが失敗だった。走りながら撮った(つもりの)写真は、ほぼ全滅。しっかり静止し、落ち着いて待ち構えて撮ったものだけが何とか見られるものだった。
スタートして南へ約1.5km。加茂大橋の折り返し付近で、後ろから、「こんにちは〜」のさわやかな声。
「あっ、水野さん。昨日のブログ用の写真、かわいく写ってましたよ。今日も、ご迷惑でなければ写真撮らせてください。」
「はい、ありがとうございます。」
「昨日、吉川さんから聞いたんですけど、岐阜の高校の陸上部で短距離やってはったとか。」
「はい、短距離じゃなくて、800と1500なんですけど・・・。」
「ああ、そうなんですか。訂正しとかなあかんね。そら、速いはずやね。御所1周17分で行かはったんでしょう。私、今日、ゆっくりしか行けへんし、遠慮せんと先に行ってください。」
「はい。」
見る見るうちに、彼女の背中は小さくなってしまった。
さあ、いっぱい写真撮るぞー。
最初に出会ったのは、川橋さん。醒泉ランナーズの代表です。楽しそうに走ってはるとこがいいね。私と同い年ですが、私よりはるかに軽快です。
次は、谷角裕之さん。
この大会には、毎回必ずお父さんと共に出場されています。
(この写真の後ろの方に小さく水野亜美さんの姿が。谷角さんのすぐあとだったので、撮影に失敗しました。)
出ました。山嵜松若コンビ。
このゆっくりランナーお二人は、この大会の趣旨にぴったり。大会のふんいきを、すごくいい方向に盛り上げてくれています。
土手の上の道に、口のまわりの黒い犬が。写真、写真。
「すんませーん。ワンちゃんの写真撮らせてください。」と言いながら土手に上がっていくと、飼い主さん(女性)は、ちょっとビビッておられた。
「口の周りが黒い犬に、悪い犬はいませんから。」と言うと、ちょっと安心されたようだ。
「三四郎、オス、7歳」
めっちゃ上等な雑種です。
いつも思うことだが、雑種の飼い主さんは協力的。
「こっち向いてー。」とワンちゃんに頼んだら、必ず、「○○ちゃん、こっち向いて。」と指図してくださる。
今回も、「さんちゃん、おすわり。はい、こっち向いて。」で、いい写真が撮れました。
1周して本部に戻ると10km。53分23秒。これは、今までの鴨川ゆっくりランのペースに比べると、かなり遅い。でも、今日はなぜかそんなことが全然気にならない。
多くの人が、声をかけてくださる。たいていは、「藤井さん、がんばってはりますやん。」
私には、「がんばらない人」というイメージが定着してしまったのかな。そんなこともないんですけど・・・。
本部の前に谷角慶之さんの姿が。
「谷角さん、今日は・・・。」
「ちょっと手術してなあ、今は走られへんにゃわ。」
「そうなんですか。待ってますし、また戻ってきてくださいね。」
「はい。」
谷角さんは、この大会を毎回楽しみにしておられた。ゆっくりではあるが、着実に前に進んでおられた。今回は走れずに悔しかったであろう。次回は何とか戻って来てくださいね。
京都走ろう会の田村さん。
「丹後100、どうでした?」と聞いてくださった。
「あきません。また、碇高原手前の峠でアウトです。71kmですわ。」
「がんばらはりましたやん。私は、申し込みもできませんでしたわ。ジムで3、4km走ってるだけやしねえ。」
昨日会ったばかりの保坂さん。
「ブログに、昨日の保坂さんのヨレヨレのゴール載せときましたし。」
「角南さん、ニッコリ!」
いい笑顔です。今日は、30km走られるそうです。
角南さんは、いつもこの大会の受付を手伝っておられます。えらい!
大阪城公園(10/4)で会った藤村さん。
「藤村さーん」と声をかけたら、それまでヨレヨレだったのが急にシャキーン。カメラを向けると、帽子まで取って・・・。なかなかやりますねー。
またまた出ました、山若コンビ。大文字の舟形をバックにゆうゆうの走りです。
こちらも昨日あったばかりの吉川さん(写真左)。
サングラスをしておられたので、最初誰か分かりませんでした。今日は、フルの予定だそうです。
またまた、昨日会ったばかりの池田さん。今日は、30kmの予定です。
けっこう長い間、私と並走しながらしゃべった石田さん。
「向こう岸もなんかの大会やってはりますなあ。」
「暑うて暑うて、汗が目に入ってたまりませんわ。」
「今日もたくさんの人の参加になりましたね。」
「ブログ用の、しゃしーん!」
北の折り返し地点から、水野亜美さんが下りてきた。それまでいい写真が撮れているかどうか分からなかったので、必死。
松田さん、発見。サングラスが似合っています。
松田さんと井上さん。二人のツーショットを撮るために、私はコースを引返しました。
鴨川の土手には、こんな小さくてかわいい花も咲いています。
最後の下り約3.5kmは気持ちよく走れた。20kmゴールは、1時間44分25秒。今までの3回に比べると、およそ9分遅れ。(後半10kmは、51分2秒。後半はええがな。)
でもゴールタイムが遅かったことは、別にどうって言うこともない。いろんな人といっぱいしゃべれたし、たくさん写真も撮れた。かわいいワンちゃんにも2ひき会えたし。
ゴール付近に、あの山若コンビが。なにやら協議している模様。
「もう、やめるわー。」(山嵜さんの高い声)
「えー、40kmまで行くんちゃうん? まだ、弁当も食べてへんやろにー。」(山嵜さんは、毎回弁当持ちで、途中弁当を食べて40km走ってはります。42.195ではなく40。)
「無理せんとくわ。あした、仕事やし。」
「やめとくわー。」(松若さんの低い声)
「そうやねえ。今日は、ちょっと暑すぎるもんね。二人の写真は、バッチリ撮れてるし、また送りますわー。」
「たのむわー。」
このお二人は、いつも私の写真を楽しみにしてくださっている。へたな写真でも、こんなによろこんでもらえたらうれしい。
(注)まだ、続きます。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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