2014年02月23日(日)
第30回宇治川マラソン [ランニング・出張販売]
「れんセンパイのおとうさんですよね。」
「おー、ふうかちゃん。ふうかちゃんは短距離が専門やのにこんなんも出るんやね。」
「はい、冬の間はトレーニングの一環として長いのも走っています。」
「そらええわー。今日はどのくらいで行く予定?」
「25分くらいで走りたいんですけど・・・。」
「そうかー。そら頼もしいわ。ジェットコースターみたいな大変なコースやけど、がんばってね。」
5kmのスタート地点へぞろぞろと歩いている途中、京都府立大陸上部2年の藤田選手が私を見つけ声をかけてきてくれた。これで気持ちよくスタートが切れたことは言うまでもない。
私のゴール後、上着を取りに行ってまたゴール地点に戻った。25分くらいでゴールすると言っていた藤田選手の写真を撮るために。ところが、藤田選手はすでにゴール。タイムを聞くと、なんと23分台。恐るべき短距離選手。もう、長距離を真剣にやってみてもいいんじゃない?
ゴール後に、応援に来てくれていた同僚のちあきちゃんといっしょに記念写真。
またどこかの大会で会えるとうれしいですね。
8時20分受付開始なので、7時に会場に着けば準備ができる。そのつもりで家を出たのだが、柊野別れまで来て自分のレース用シューズを忘れたのに気づいた。いそいでUターン。これで12分ほどロス。それでも太陽が丘には7時7分に到着。8時20分にはほとんどの商品を並べることができた。
下の駐車場では応援の太鼓。
せっかくの応援なのに見に来られているランナーは少なかった。
今日はかなり寒くなると予想し、ヨメさんは真樹のウォーマージャケットを借りてきた。しかし、例年に比べると穏やかな天気だったと言える。
10時35分、5kmがスタート。
この大会の5kmは3年ぶり。3年前55歳のときは、20分48秒で10位。ギリギリ入賞。ただ今回から入賞は8位までになったので、20分に近いタイムで走らないと入賞はむずかしいかもしれない。
うまい具合にスタートラインから5列目くらいに並ぶことができた。ただし、遅い人に前をふさがれることを避けるために大外へ。
まずまずいいスタートが切れた。
大外ばかりを走り、最初の長い下りをすごくいい感じで走ることができた。下りから上りに変わる直角カーブでちょうど3分。そこから長い長い上り坂。
「ファイトです!」
歩道にえらいかわいい人が・・・と思って見ていたら、なんと京都府立大陸上部のあかりちゃんやないですか。ふうかちゃんの応援に来ていて、ついでに私にも応援の一声。まあこれで20秒くらいは縮められましたね。
やっと長い長い上り坂が終わり下りから平坦。そこに「中間点」の標識。
「えー、まだ半分かいなー。」
確かに、腕時計を見ると9分57秒。あの長い長い上り坂を越えて10分切りなら上出来。後半がんばれ!
もう一回上り坂があり公園内へ。公園に入ると今度は下り坂なのだが、足に力が入らない。得意なはずの下りがもひとつ。残り1kmの標識のところで16分12秒。
最後の陸上競技場に上る坂は、自分なりにようがんばった。このあったりバッタバッタと抜かれそうなところだが、一人も抜かれなかった。
ゴールは、私の腕時計では20分14秒。ジェットコースターコースにしたら、しっかり走れたんちゃうかなあ。
スタート前に陸上部の子とエール交換し、レース途中で応援の声かけをしてもらい、ゴール後もお互いの健闘をたたえあう。58歳のオッサンランナーも、ちょっと陸上部気分を味わわせてもらった。3年前より30秒以上も速く走れたのは、この要素が大きかったように思う。
しかし現実は厳しい。
正式タイム、20分15秒で第11位。入賞ならず。
あとで見に行くと、50歳代の8位は20分01秒だった。
「レベル、たか!」
ダウンジョグがてらハーフのゴールを見に行った。
ダントツ1位はすでにゴール。私が着いてしばらくすると、2位争いのデッドヒート。
思わずシャッターを押した。
あとで聞くと、廉の練習仲間である京都工繊大の谷口選手。廉の話によると、ラストスパートの得意な選手らしい。実力発揮しましたね。
廉もここから刺激をもらい、来年出てくれたらいいのに。
表彰式が始まったので、そちらに移動。
5km60歳代男子の部は、松本さんが優勝。私が常日頃目標にさせてもらっている人です。
1位まっちゃん19分19秒、2位ヒデさん19分20秒。これはえげつないデッドヒートやったんでしょうね。2年後には、私もそのデッドヒートに加われるようにがんばります。
宇治川マラソン名物「お楽しみ抽選会」は健在。
いっそのこと、参加賞を全廃してその予算全部を抽選会に回してもおもしろいかも。ばくち打ちにはたまらん大会になるのになあ・・・。
高速の入り口近くの食堂へ。
売り上げがまた減ってしまったので、お安いものでしんぼう。
「あー、今日はよう売れたー」とか言って、カニとか食べられる日は来るのかなあ。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
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コメント
880番さん、コメントありがとうございます。
現時点で5kmで1分の差がありますが、2年後には勝負できるところまで持って行きます。かといって、追いつくのに何の根拠もないんですが・・・。
「カメムシみたいな服を着ている」って、私のお気に入りのジャンバーのことですよね。家族みんなからも不評です。けっこう変な柄の服が好きで・・・。よく観察して下さっていてうれしいです。
2年後、どの大会でカメムシパワーを炸裂させましょうかねえ。
写真3枚も掲載あり、ありがとう。
2年後?それまでは、なんとしても生き残っていたいですね。
そしてパオパオさんとデッドヒートできたら最高です。
しかも、勝利宣言したいです。「まだまだ60歳なりたてのカメムシみたいな服を着ている青い若僧には負けへんで〜・年寄りを舐めずに頑張ってや〜」と。言いたいなぁ!
でもこれ、言い過ぎかな。
ふうかちゃん、コメントありがとう。
私の20分台より、ふうかちゃんの23分台のほうが値打ちがあると思います。短距離の選手が、あのすごい5kmコースで23分台って・・。まだまだのびしろがあると思います。
私は長距離ばっかりやってきましたが、たまには100mとか400mを走ってみたくなります。また機会があれば、短距離を走るに当たっての心得などを教えてくださいね。
宇治川マラソンお疲れ様でした!
スタート前に仰っていた通り、本当にジェットコースターみたいなコースでしたね^^;
20分台でゴールされたと聞いて、さすが!!と思いました。
来年もトラックシーズンが終わったら色々なロードレースに出たいと思っているので(宇治川マラソンに出るかはわかりませんが…笑)、またご一緒できるのを楽しみにしています(^o^)