2013年09月25日(水)
第45回勝手に国労応援ラン〜「カフェ・やんちゃ村」さんへ〜 [ランニング]
やっと来れました、「カフェ・やんちゃ村」。
ホームページの地図をプリントアウトして持ってきたのに通り過ぎ、ずいぶん奥まで行ってしまった。戻ってやっとたどり着いたお店は思っていたより広く、しばらく私の貸切状態だった。
マスターが一番におっしゃったこと。
「キャロットの店長さんに、お礼を言いに行かんならんと思ってたとこです。」
去年碇高原の関門で収容されてしまった「丹後ウルトラ」を、今年は見事完走。うちのヨメさんがお勧めしたシューズがビタッとはまったそうだ。そんなんゆうてもろたら、ヨメさん喜びますわー。
でも、去年完走された奥様は今年は関門収容。奥様も「京都キャロット」でシューズを買ってくださったのに・・・。お二人そろってというのはなかなか難しいのかもしれませんね。
JR北海道の不祥事・事故のニュースが連日流れてきている。
「国鉄の民営化って、小中学校の民営化みたいなもんやろう」と思っていた。公立小中学校がすべてなくなれば、お金のない家庭の子は学校に行けない。JR北海道が破たんして鉄道がなくなれば、18歳以下の免許を持っていない子供たちはどうして学校に通えばいいのだろう。
「民営化」後の一番の目標は儲けを出すこと。でも、あの北海道の鉄道で儲けを出すことなど無理なのはみんな分かっていたはず。初めからつぶすつもりだったんでしょうか。
私がこの「勝手に国労応援ラン」を始めて、分かったことがある。それはランの最中ではなく、その前後に乗るJR車内でのこと。
「地方のJR利用者の大半は中高生」
私が乗る時間がお昼から夕方にかけてということもあるのか、車内は中学生や高校生ばかり。この電車がなくなったら困るやろなあと思いながらいつも見ていた。バス? 自家用車? 雪の深い北海道ではそう簡単にはいくまい。
「国鉄民営化」のとき、会社の方針に従順なものだけを残し物言う労働者は切り捨てられたという。私が勝手に応援している元国労の中野勇人さんも、若くして国鉄(北海道北見市勤務)から切り捨てられた。
私が若き日に所属していた教職員組合では、熱心に組合活動をされている先生ほど日頃の授業研究やクラス経営も熱心にされていた。
「組合ちゅうのは仕事をさぼりたいもんの集まりや」と言う人もいたが、それが悪質なデマであることがすぐに分かった。それは、だだの「みんなで助け合ったりするのが嫌いな人」の遠吠えにすぎなかった。
中野さんからも、これと似たような話を聞いたことがある。
「国労は仕事をしない組合といういわれなきレッテルをはられ、そうでないことを分かってもらうためにがむしゃらに働いた」
中野さんをはじめ多くの優秀な労働者を、その所属していた組合だけを理由に切り捨ててしまったこと。それが今現在続出しているJR北海道の不祥事・事故につながっているのではないだろうか。
さて、今月の「勝手に国労応援ラン」。
「京都キャロット」は水曜定休。まあ私は土日以外はすることがないので、毎日休みのようなもの。それでも、水曜以外にブラブラしていると世間体が悪い。第一、ヨメさんがビッチリ働いているときは出かけにくい。
ということでやっぱり水曜。ところがこの水曜に、今行っている寮の管理人代行のバイトが入ることが多い。このせいで、このごろ映画も見に行けない。
今週も水曜にバイトが入ったのだが、もう今月も残り少ないので早起きして出かけることにした。10時半すぎに戻ったら何とかなるので。
家からバスで国際会館。そこから地下鉄で六地蔵。地下鉄に40分くらい乗っていたのだが、これで340円。安!
そこからめざすは「カフェ・やんちゃ村」。
駅から1kmくらいのはずが、お店を見逃してしまいだいぶ迷走してしまった。
たぶん、3kmくらい迷走しましたね。
やっと戻って見つけました。
「草やらつるやらで、よう分からんがなー。」
階段を上がってお店をのぞこうとすると、マスターが出てこられた。
「いやー、こんな早くから来てくれはったんですかー。」
「今日の昼前からバイトが入ってしもて、早起きして来ましたわ。」
お店から南側が見下ろせ、すごくいい眺め。
朝バナナ1本食べただけで出てきたので、お腹グーグー。
モーニングセットの中のいっちゃんええやつを注文。
ベーコンエッグセット(600円)。
おいしかったー。
マスターは私よりだいぶ若いと思っていたのだが、たぶん1歳下なだけ。ほぼ同世代。
先日新聞に出ていた「ワールドマスターズ大会」の関西誘致に興味があるとのこと。
「でも、10年ほど先の話でしょう。その頃ボクはもう競技は引退してます。」
60代後半で、やんちゃマスターと同じクラスで競うのはかなん。
奥様からは、「またJRの駅から駅まで走られるんですか」と聞かれた。私のこのブログを読んでくださっているのかな。ありがたい。
「今日ははよう帰らんならんし、1駅だけでも走ろうと思ってるんです。」
もうお店の場所も分かったし、次はヨメさんと来たいな。
9時ちょうど、お店を出発。
10年前、スケートでこけて顔面骨折。そのとき入院した六地蔵病院前を通り・・・。
早くも着きました、JR木幡駅。
ところが、その前を9時15分発の京都駅行が・・・。
次は17分後。前の駅が3分前発として、残り14分か。これはもう1駅行ける。
「急げー!」
JR木幡駅から黄檗駅まではけっこう飛ばした。時間的には余裕をもって到着したのだが、汗ダク。
「カフェ・やんちゃ村」さんから、4.33km、約26分。その前の迷走と合わせて、今日は合計7kmということにしておこう。
いろいろな帰り方があったのだが、やはりJRに乗らんと意味ないやんね。
京都駅までJR。そこから地下鉄に乗るのに時間がかかった。国際会館からバスに乗って、家に着いたのは10時40分。
急いでシャワーをして着替えてバイト先へ。11時半ジャスト、セーフ。ああしんど。来月は、もっとゆっくりと駅や景色を見ながら走りたいな。
そんでまたヨメさんにゆわれんねん。
「アンタがなにがしたいかよう分からん。」
単純やのに・・・。
「なんやかや理由をつけて、ただ走りたいだけやん! ひひひ・・・。」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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