2012年09月07日(金)
茨木金曜日行動「再稼動反対、全ての原発をゼロに」 [平和]
「あー藤井さん、よく来てくださいました。びっくりしましたよ」と山下けいきさん。
「山下さんからもらったメールの最後の一文、『一人でもやります』を見たら来んわけにいかんでしょう。」
◇ ◇ ◇
茨木金曜日行動のご案内
東京での毎週金曜日の首相官邸前脱原発活動にあわせて
茨木でも毎週金曜日午後6時から阪急茨木市駅東口で
再稼動反対、全ての原発をゼロにのアピールをやりたいと思います。
種々のビラや署名などご自由にアピールください。
参加される方の自主性を重んじ、また協調性にも期待したいと思います。
準備はこれからですが、一人でもやります。
◇ ◇ ◇
今日は、「京都キャロット」の仕事で私ができそうなことがほとんどなかった。きくちゃんの散歩を早めにすまし、夕立が来そうだったので干してある布団を取り入れ、食洗器をまわし、お米を洗い・・・。よし、これで出かけてもいいだろう。
4時51分の京都バスに乗り、地下鉄国際会館駅。四条から阪急で茨木市駅へ。5時55分に到着。
山下けいきさんは6時ちょうどに到着。
集まった人は全部で10人ほど。
心配していた「一人でも・・・」にはならなかった。
最初に山下さんからの訴え。
次に「福島のお母さん」からの訴え。訴えというより切なるお願いでした。
ビラを配りながら聞いていたので、内容をすべて覚えているわけではありません。正確に伝わらないと困るので書くのはやめておきます。ただひとつだけ。
「私のかわいい子どもたちが、福島の出身ということでこれからどうなっていくのかが心配です。」
「走らないアピール行動は初めてです」と私。
「えっ、走らないって・・・」と福島のお母さん。
「藤井さんは、こののぼりを持っていつも走ってられるんですよ」と山下さん。
「そうなんですか。『9の会』って、憲法九条の?」
「そうです。毎月9日にはのぼりを持って9km走って、最終水曜にはJR不採用の国労組合員の職場復帰を応援するランをしてます。」
配ったビラは2種類。
「映画・内部被ばくを生き抜く」上映ビラと、「子どもたちを放射能からまもろう!」学習会紹介ビラ。
ほとんど方がスルーされてしまったが、マイクの声のほうをチラッとでも見られた方は100%受け取ってくださった。そういう方は、「ありがとうございます」とお礼を言うとニコッとされる。
放射能から子どもを守る会の山本さんからの訴え。
「何十年か先に原発をなくすなんて話は納得できません。いつまでも待てません。今すぐなくしてください。」
すごくしっかりした口調と「いつまでも待てません」という言葉から、私よりかなり年配の方かと思っていた。しかし、よく聞いてみると私より少し年上なだけだった。
「この時間に京都から大変だったでしょう。お仕事はだいじょうぶだったんですか。」
「私、仕事ありませんねん。」
「えっ、ひょっとして失業中とか・・・。」
「いえいえ、もう21年もヨメさんに食わしてもろてますねん。」
「あー、・・・家事をしておられるってことですね。」
「いえいえ、それもほとんど。」
「それでだいじょうぶなんですか。」
「だいじょうぶなもんですか。毎日が離婚の危機で・・・。」
「・・・。」
真剣に活動しておられる人たちの中に、私のようないいかげんな人間が入っていいんでしょうか。
「いいんです。にぎやかしです。」 ( これは私の心の中の言葉。)
最後に、山下けいきさんと福島のお母さんと一緒に記念写真。
私のような「ほとんど役立たず」でもよかったら、またにぎやかしに行かせてもらいますね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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