パオパオだより

　「ふくい桜マラソン」まで、あと２６日。
　昨日大会事務局から送られてきた封書の中に、大会記念Ｔシャツも入っていた。
　「鮮やかなピンクでデザインもいいし、これ着て走る人多いかもなあ。」
　沖縄のマラソン大会なら、半数以上が大会記念Ｔシャツで走られる。さて「ふくい桜マラソン」はどうでしょう。

　私はまた「えりきくはんみれいぺん」Ｔシャツで走るつもり。
　去年１０月の「久米島マラソン」、１２月の「ＮＡＨＡマラソン」もこのＴシャツを着て走った。
　去年１２月の「沖縄１００Ｋ」は着なかったのだが、弱ってきていたはんちゃんのことを思いながら走った。その結果、４年ぶりに１００キロウルトラを完走できた。最終盤、ゴール関門に間に合うように全力で走れたのははんちゃんのおかげ。
　力を出し切れて完走できたので、ウルトラに関してはもう思い残すことはない。

　今年２月の「やまねこ」は、はんちゃんの弔い合戦のつもりで走った。結果は残念な２位だったが、その時点での私の持てる力はすべて出せた。来年がんばります。はんちゃん、お空から応援してね。

　きくちゃんは、亡くなる２日前まで車いすで散歩していた。そんながんばり屋のきくちゃんだったので、もう「がんばれ」とは言えんかった。ほんとうに「長生きしてくれてありがとう」の気持ちだけ。

　でももうあれから１年半が過ぎた。
　「きく」の力を借りて、「さくら」をがんばって走りましょうかねえ。

　２月２５日の「宇治川マラソン」の応援で冷たい雨に打たれてから、腰の調子が悪い。去年の春に京都御所の立ちっぱなしのバイトをやめてから、ずっと調子がよかったのに。

　今度の日曜にまた「かつしかハーフ」があり、普通の車いすランナー・下山さんの伴走をする。
　それだけではもったいないので、前日の土曜に横浜である「新横浜鶴見川マラソン」のハーフを走る。

　現在体調は良くないのだが、ここで最低でも１時間５０分は切っておきたい。私の法則では、フルはその２.４倍なので４時間２４分。

　「ぜんぜーんあかんやん。」
　でも、これが今の私の実力です。
　
　そこからまだ「ふくい桜マラソン」まで３週間あるので、ちょびちょびちょびちょびタイムを縮めていけたら・・・。
　ただし、サブ４達成にはハーフ１時間４０分の力がないとダメなんです。

　とにかく四の五の言わずに、がんばりまっしょい。

　「第１回ふくい桜マラソンでサブ４できたら、フルマラソン引退します。」
　誰にでも何回も言っていることだが、また何回も何回も言っておきます。

　「そんなことゆうて、また走るに決まってる」とますみさんはなじる。確かにサブ４できたら「もうフルマラソンは一切走らない」というわけではない。「もうタイムを狙って走ることはない」という意味。
　ただ元々長い距離を走るのが苦手なので、もう早くやめたい。得意のハーフ以下をバンバン飛ばしたい。

　今日、ふくい桜マラソン事務局からナンバーカードやプログラムが届いた。

　一定の記録以上があれば、前の方のブロックからスタートできる。
　私は２０２２年１月の「大阪新春マラソン」のハーフで１時間３９分３３秒の記録があり、それでＢブロックスタートをゲットできた。
　「高額マラソンには申し込まない」がモットーの私だが、この特典を生かせるのは今後ないと思い「ふくい桜マラソン」に申し込んだ。

　参加料１４０００円＋ナンバカード等事前送付オプション１５００円＋ニックネーム入りナンバーカード代５００円で、合計１６０００円。これでも京都マラソンの１８０００円よりだいぶ安い。

　敦賀まで車で行って、敦賀駅前駐車場に車を入れ、ＪＲで福井駅まで行く。これで、当日朝出発の日帰り参加が可能。宿泊費がいらないとかなり安上がり。

　地元福井のねこ４さんが、「この時期、雨の可能性が高いんですよね」とおっしゃっていたのが唯一の気がかり。

　私の現状から、３月３１日にサブ４できる可能性は２０％以下。
　それでもしっかり狙って走ってきます。
　せっかく「パオパオきく」のナンバーカードを作ってもらったのだから。
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　午前中、ますみさんとペアウォーキング。
　ますみさんは市原野郵便局へ。私はそのちょっと先のローソンへ。

　行きしにも会った白黒猫ちゃん。
　「おーい」と呼んだらこっちをむいてくれた。

　ミニストップにも寄ったので、全部で約４ｋｍ。
　午前中からいい運動ができた。

　「一緒に付いて歩いたお駄賃？」

　小さなケーキ４つ入りと、私が仕事中になめるアメを買ってもらった。

　コンビニでモヤシを買ったので、本格的なラーメンになった。
　ますみさん、おいしいラーメンをありがとうございます。

　午後は三線教室。
　「東山いきいきセンター」へ。

　午後２時からの初級は３名。私はもう６年目なのにまだ初級。
　でも弾くスピードがゆっくりなので、焦ることなくまあまあうまくいく。月に１回だけだが、これからも続けていけるようにがんばろう。

　この続きにトヨタへ。
　定期点検とリコール修理と自動車保険の件で。

　保険は同じ条件で継続、それでも６万円を超えた。点検とリコールは４月５日に。リコール修理は２時間以上かかるらしい。たいへんや。
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　夕方、二人で西賀茂生協へ。
　買い物をして帰ってくると６時４５分。そこからごはんを炊くので３０分ほどかかる。
　その間にちょこっと走ることにした。

　今日はゆっくりランなので、アディゼロボストンで。

　元緑の小屋があったところ往復３ｋｍへ。
　緑の小屋はなくなったが、今頃なぜかイルミネーションが。

　折り返し１.５ｋｍがちょうど９分。

　家に戻って３ｋｍ、ちょうど１８分。
　キロ６分ペースは楽。

　サブ４を達成するには、平均５分４０秒ペースで最後まで行かなくてはならない。現実的には、キロ５分半ペースで行けるところまで行かなくては。
　もう長い距離の練習をする気もないので、短い距離を走る練習だけでフルマラソンに挑むつもりです。

　先週宇治川マラソンの応援に行ってから、腰の調子が悪い。雨に打たれて、体が冷えたのがよくなかったようだ。

　「不調でも目標は高く」。
　前回の例会(２月４日)で１０ｋｍ４８分台が出たので、今日の目標は当然４７分台。最近不調が続いているのでそれは無理っぽいが、いつも「目標は高く」が私のモットーですから。

　１０時まで少し時間があったので、きつめのアップジョグへ。
　上り１ｋｍ５分０３秒、下り１ｋｍ４分５７秒でちょうど１０分。上りはまあまあ、下りは不満。動きがよくない。

　心配していた北風もなく、走りやすそう。ただ思っていたより日差しがきつい。長そでＴシャツを着てきたが、半そででもよかったかもしれない。

　今日の準備運動のリードは中嶋さん。
　足の具合がよろしくなく、篠山マラソンを断念して京都走ろう会例会に来られたらしい。

　１０ｋｍの部は、私を入れて１０人。

　いつものように、「今日は４７分台を目指して走ります」と宣言。
　前回１分差をつけられたさえこばさんは、「カゼをひいているんで、途中でやめるかもしれません」と。

　とか言いつつ、スタート直後に先頭へ。
　「話がちがうなあ・・・。」

　丸太町橋折り返し２.４４ｋｍ、１２分０５秒。

　私としてはまあまあなタイム。
　このあとの上り区間をどれくらいがんばれるかが問題。

　出雲路橋４.８９ｋｍ、２５分０３秒(１２分５８秒)。

　上りでかなり失速。(時計の写真失敗。)

　カゼでまともに走れないはずのさえこばさんは快調。
　「だまされたー。」

　２位の一日会員さんのＮさん、写真失敗。

　御薗橋折り返し７.４１ｋｍ、３８分２４秒(１３分２１秒)。

　さあ、最後の下りをしっかり走ろう。

　最後はちょっとがんばったが、「スピードが乗る」ということはなかった。

　ゴール９.９３ｋｍ５０分４７秒（１２分２３秒)。
　目標の４７分台より３分も遅かった。

　ああヘトヘト。

　今日の１０ｋｍのタイムを私の法則に当てはめると、ハーフ(１０ｋｍの２.２倍)は１時間５１分４３秒、フルははその２.４倍で４時間２８分０８秒。
　これでは、さっぱりですねえ。
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　またダウンジョグを兼ねて、後続の仲間の応援へ。

　またカメラの調子が悪く、撮れなかった人が多かった。

　最終ランナーをみんなでお出迎え。
　私の一番好きなシーン。

　ただ走るだけでなく、みなさんとのおしゃべりが楽しい。
　今日は穏やかな天気になりよかった。

　先週は雨で、参加者がすごく少なかったそうだ。
　佐藤光一さんが「藤井さんは雨でも必ず来られるのに、どうされたんかなあと心配してたんです」と。
　「いやー、息子が宇治川マラソンに出ていたので応援に行ってたんです。」

　私の不参加を気にしてくださっている方がおられるだけでありがたいです。
　

　もっとおしゃべりしたかったのだが、東京マラソンのゴールが見たかったので、急いでコインパーキングへ。

　車のテレビをつけると、なんとかゴールには間に合った。
　男子残念、女子のニイヤはもっと残念。

　私の結果も残念なものだったので、今日は「残念デー」。

　もう「ウルトラ、フル」から「ハーフ以下」にシフトチェンジ。
　今までは小股でサササと走る猫走りだったが、これからはストライドが広く躍動的な犬走りに変えていく。

　ちょうど郵便局に用事があったので、朝から市原野郵便局へ。

　到着して入ろうとしたら扉が開かない。
　土曜日はＡＴＭが９時から１２時半まで使えるはず。ちゃんと調べてきた。
　ところが扉は開かず、ＡＴＭ機は「使用中止」の表示。
　「おかしいやろ！」

　ここが使えないと、岩倉幡枝郵便局まで行かなくてはならない。
　まあランナーは、「これでまた走る理由ができた」と喜んでしまったりしてしまう。

　家で約３.３ｋｍ。
　ここから、今度は南側へ。

　花背造園さんの前を通ると、３びきの猫ちゃん。
　トラ、トラ、キジ。
　久しぶりやねえ。

　幡枝郵便局着４.９ｋｍ、３１分。

　用事を済ませて折り返し。

　幡枝八幡宮前の砂利道をザクザクと。

　我が家到着６.５ｋｍ、４１分４２秒。

　小股にならないように気を付けて走った。これからも、それを気にしながら走りましょうねえ。

　町内ジョグ１ｋｍをプラスして、合計７.５ｋｍ。
　朝からこんなに走れてよかった。

　同じシューズばかり履くとチビリが早いので、今日はアディゼロジャパン６ワイドで。
　履き心地、良し。
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　夕方、もう一度走りに。
　１０００ｍＴＴをしたかったので、まずは３ｋｍウォーミングアップ。
　うちから北に向かい、静市交番を過ぎたところが１.５ｋｍ。
　ここで折り返して、下りをバーっと飛ばす。

　「犬走り、犬走り。」

　いつもの地球研前から北稜高校前１０００ｍ。

　今日は意識していたせいか、いつもよりストライドが伸びたような気がした。
　しかし、４分１８秒。
　なかなかタイムが伸びません。

　だんだん３月月３１日の「ふくい桜マラソン」がどうでもよくなってきた。
　私の得意な短いのを、もっと速く走りたい。
　きくちゃんが元気だった時みたいに。

　今日はますみさんの６２歳の誕生日。
　ずっと前から、「誕生日にはみーちゃん抱っこで集合写真やでー」と言い聞かせていた。でも変な気配を察してか、逃げ回る。

　「みーちゃんゴンゴロリン」からの集合写真。今はこれが限界です。
　来年は「抱っこ写真」お願いしますね。まだ丸１年あるからねー。

　これは、今日の午後にチャレンジした時の写真。　
　みーちゃん大暴れで、ますみさんの後頭部に爪を打ち込んだらしい。急所をよく知ってますね。

　これは、誕生日３日前の前撮り写真。
　「前撮り写真」って、成人式や結婚式でもあるまいに。
　飼い猫みーちゃんとのスリーショットでーす。

　きくちゃんがいなくなって、今はみーちゃん中心の生活になっています。
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　ちょっと前まで、ますみさんの誕生日には「アップリングで映画」＋「烏丸御池近くで飲茶ランチ」の予定だった。
　ところが、私が最初に提案していた「出町座で映画」＋「出町近くでランチ」に戻った。

　二人分の交通費も車の駐車代ももったいなかったので、車は出町近くのバイト先に置かせてもらった。

　初めての出町座。
　９時５５分から、「月」を見た。

◎オフィシャルサイトより

実際の障害者殺傷事件を題材に、2017年に発表された辺見庸の小説「月」。

本作は、『新聞記者』、『空白』を手掛けてきたスターサンズの故・河村光庸プロデューサーが最も挑戦したかった原作だった。

それを映画化するということは、この社会において、禁忌タブーとされる領域の奥深くへと大胆に踏み込むことだった・・・。

オファーを受けた石井監督は、「撮らなければならない映画だと覚悟を決めた」という。その信念のもと、原作を独自に再構成し、渾身の力と生々しい血肉の通った破格の表現としてスクリーンに叩きつける。

そして宮沢りえ、オダギリジョー、磯村勇斗、二階堂ふみといった第一級の俳優陣たちもまた、ただならぬ覚悟で参加した。本作は日本を代表する精鋭映画人たちによる、最も尖鋭的な総力をあげた戦いだといっても過言ではない。

もはや社会派だとか、ヒューマンドラマだとか、有り体の言葉では片づけられない。

なぜならこの作品が描いている本質は、社会が、そして個人が問題に対して“見て見ぬふり”をしてきた現実をつまびらかにしているからだ。本作が世に放たれるーそれはすなわち、「映画」という刃が自分たちに向くということだ。覚悟しなければならない。そう、もう逃げられないことはわかっているからー。

　　　　　◇　　　　　◇　　　　　◇

　障がい者作業所「兵庫・ゆめさき舎」の代表であるまっちゃんと話がしたくなった。
　６月に同じマラソン大会に出る予定なので、そのあとでいっぱい話ができたらいい。

　映画は１２時過ぎまで。
　終わってちょうどランチにいい時間になった。

　商店街を抜けた先に、「中華料理・燕燕」さんがある。今まで中華でがっかりしたことがなかったので、そこでお昼を食べるつもりだった。

　「あっ、ますみちゃん。『うれしいなあ　たのしいなあ』やて。あれが入るように写真撮ろう。」

　ますみさんが上手に撮ってくれた。
　誕生日のすごくいい記念写真になった。

　「うっ、シャッターしまってる。」

　３月７日まで１カ月半ほど休業中。なんとまあ。

　もういっこ中華料理店の候補があったのだが、それは叡電・元田中駅の近く。
　最初歩いて行こうかと行っていたのだが、この近くで探そうということになった。

　その行き道で、かわいいお雛さんが飾ってあった。
　こういうちっちゃいのもかわいくていいですね。

　商店街の東口を出て北に少し上がったところに、「田辺宗」さんがある。
　ここはお味噌屋さん。お漬物もいっぱい売っておられる。
　食事もできるので、ここに入ることにした。

　ますみさんは「生麩西京焼御膳」(２０００円＋税)。

　今日は、私と真樹とで買ったワンピースを着てもらってます。
　似合ってますね。

　私は「イベリコ豚朴葉焼御膳」(１６００円＋税)。

　いつもはますみさんより高いのを注文するのだが、今日くらいはちょっと遠慮して。

　奥には個室もあったので、私の大学の同窓会にもいいかもしれん。

　静かで落ち着いたお店で、それがすごくよかった。

　食事は２階。
　１階はお漬物を販売されていた。
　ばえる写真を撮ってもらった。

　また商店街へ戻って、プチお買い物。
　豆腐とかサツマイモとか・・・。あっ、牛肉も。

　商店街の中には、こんな立派な古本屋さんもあった。　

　ますみさんがお買い物をしている間に、私は車を取りに行く。これで駐車代が節約できた。

　帰りにシャトレーゼでケーキを買った。
　二人だけなので、デコレーションじゃなくちっちゃいケーキ。
　でも、かわいいケーキです。

　私らがプレゼントした洋服は白なのでますみさんはめずらしいエプロン姿。

　今日は、めずらしく「すき焼き」。

　出町で買ったお肉もおいしくて、いい誕生日の晩ごはんになった。

　最後に「みーちゃん抱っこチャレンジ」。
　今年はダメでしたねえ。
　来年こそ！

　よく「マラソンを楽しんできてください」と言われる。
　ところが私は走歴４２年、楽しんで走った記憶ははほとんどない。いつもその時の全力で走ってしまう。「楽しむ」よりも「限界への挑戦」。
　「タイムを気にせず走る」というのができない。レースだけならまだしも、以前は練習もその時出せる全力で走っていた。
　それで短い距離では入賞圏内、長い距離はボロボロという結果が多かった。そら、そんな走り方してたら長い距離は無理です。

　「藤井さん、それでは体が持たんで」とよく言われた。
　ところがいなか育ちで体が丈夫にできていたせいか、ランニングによる障害はほとんど出たことがなかった。
　「そんなに走っていたら、ヒザが痛んだりするでしょう」ともよく言われたが、これが今まで一度も出ていない。

　ただし５年前には恥骨骨折、去年は肉離れを経験した。いくら丈夫な私と言えど、歳が歳ですからねえ。「楽しんで走る」の意味がよく分からないけど、考え直した方がいいのかも。

　それと、ますみさんからよく言われるのは「肩の力を抜き」。
　笑い話みたいですが、レントゲン検査の時には必ず「肩の力を抜いてください」と言われる。もっと笑うのは、心電図検査やエコー検査で仰向けに寝転んだ時も必ず「肩の力を抜いてください」と言われる。本人は力を入れている気はまったくないんですが。

　走っているときが一番強烈らしく、私の走っている姿を見たますみさんは「ゴリポン走り」と言う。ゴリラが走ってるみたいなんですって。

　そら、７０歳近いじいさんが「ハーハー」言いながら「ゴリポン」走りしてたらこわいですよねえ。
　どうしたらリラックスして、力八分目くらいで走れるんでしょうね。わからんなあ。

　みーちゃんに教えてほしいけど、みーちゃんもどちらかと言うと肩に力の入った生き方してるなあ。オッサンの仲間かなあ。

　「ゆりやん、翔平君との結婚おめでとう。」

　って、ちがうか。

　イギリスのブックメーカーでは「翔平君の結婚相手」の賭けはやってへんのかなあ。
　私はゆりやんに１００万円。倍率１００倍で１億円。
　夢あるわー。