2022年09月02日(金)
ムラカミ、ダイダイダイダーイスキ [ヤクルト]
◎時事通信 / 2022年9月2日 21時56分
ヤクルト5連勝
ヤ5−0中 ヤクルトが1分けを挟んで5連勝。3回に村上の50号3ランで先制。4回と7回に1点ずつ加えた。サイスニードが7回無失点で8勝目。写真は試合後、ポーズを取る村上(左)とサイスニード=2日、神宮
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ヤクルト関連の記事を書くと、アクセス数が減る。いかにヤクルトファンが少ないかの証明みたい。
でも、今日は書かずにはいられない。
「村上、史上最年少50号ホームラン到達。(22歳7か月)」
おめでとうございます。
ぜいたくを言わせてもらえば、おとといに私が見に行っている試合で打ってほしかった。
でも、ほんとうによかった。
次は、バレンティンの日本記録60本を抜かねば。
先発して勝ち投手になったサイスニードのヒーローインタビューの締めの言葉。
「ムラカミ、ダイダイダイダーイスキ」
こないだの「ヤマダ、ダイダイダーイスキ」より「ダイ」が一回多いやないかーい。
そのあとの村上のヒーローインタビューもよかった。
「また、目標に向かってがんばります。」
「その目標というのを聞かせてください。」
「僕の目標は数字ではなくて、『日々成長』を目指しています。」
ああかっこよすぎた。
66歳の私も見習いたい、「日々成長」。(今からかーい!?)
そして、締めの言葉が「サイスニード、ダイダイダイダーイスキ」。
もう、うれしくてたまらん。
こないだ「最後の三冠王」こと松中さんがヤクルト戦の解説をされていて、何度も「生で村上選手を見られてよかった」とおっしゃっていた。本当に何度も何度も。
そんなことを言ってもらえる22歳の村上選手は、幸せもん。
私も、できる限り「生の村上選手」を見てみたい。
おとといの試合で、サードの頭を超された打球をファールグランドまで追う村上選手。私が座っているすぐ前まで来てくれた。とっさに写真を撮るということはできなかったが、すぐ近くで見ることができてうれしかった。
また、見に行こう。
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【今日のみーと以前のきく】
もう、【今日のきくみー】が書けなくなった。
今日、私は24時間バイト。
「ああ、あれからちょうど一週間か・・・。」
朝起きてきたら、みーちゃんがみーみー。
これは「お腹へったー」じゃなくて「なでれー」。
いっぱいいっぱいなでてから、カリカリタイム。
こんなことしてから出勤できる私は幸せ。
しばらくリンクがうまくいってなかった、京都キャロットの「おかんのブログ」。やっと直してもらって、京都キャロットのホームページから飛ぶようになった。
8月の終わりの記事は「だっこ」。
私がきくをだっこしている写真を皮切りに、家族がそれぞれきくを抱っこしている写真が並んでいる。
またよければ見てやってください。
※このブログのリンク集の「京都キャロット」をクリックして、そのホームページの一番下の「おかんのブログ」をクリックしても見ることができます。
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2022年09月01日(木)
採血→エコー→採尿 [病院]
「これだけ尿がいっぱいたまった膀胱はなかなか見られません。よく見ときなさい。」
「はい。」
これは、京都鞍馬口医療センター超音波検査室の技師と実習生の会話。
尿がいっぱいたまった膀胱の主は、もちろん私。
今日は検査があるので「尿をためてきてください」と指示があった。まじめな私はいっぱいいっぱいの状態で病院へ。すぐに検査かと思ったら、まず採血。そしてしばらく待ってからエコー検査。それが終わって、最後に採尿。
実習生の役にたつのならと尿意をしんぼうしたが、技師さんが膀胱をグイグイ押すもんだから、「で、で、出ます」と叫びたくなった。
もうあかんかもという寸前でやっと検査終了。
あーよかった。
でもよくないこともあった。
エコー検査中に、「左の腰、痛くありませんか」と問われた。
「はい、痛いんですけどどうして分かるんですか。」
「左の腎臓が腫れてますね。」
「ずっとランニングをしていて腰の痛みは慢性のようにあるんですけど、最近左ばっかりが痛くておかしいなあとは思っていたんです。」
「それはいつごろからですか。」
「いつごろからかははっきりと思い出せないんですけど、ヨメさんに聞いたら覚えていると思います。」
「なんで腫れたんでしょう。」
「原因はいろいろ考えられますが、結石で詰まっているのかもしれません。このあと診察がありますので、そこでくわしく聞いてみてください。」
そのあと、やっと採尿。
提出分をコップにとったあと、ジョンジョロリンジョンジョロリンと延々と。
ああスッキリした。
診察時間まで1時間以上あったので、お昼を食べに。
もう何を食べてもいいと聞いてきたので、北大路ビブレ(今はイオン)まで行こうと思った。ところが、その手前に「なか卯」があったので入ってしまった。
またから揚げ定食、700円。
おいしかったけど、かわりばえしないものばっかり。
午後1時すぎから、腎臓内科の診察。
血液検査や尿検査の結果を見られ、エコー検査の画像を見られてから私からの聞き取り。
また「左の腰が痛くなり始めたのはいつごろから」と聞かれた。
「私覚えてないんですけど、ヨメさんに聞いたら分かると思います。」
「治療は泌尿器科になりますが、うちではなくて梶田先生のところに行っておられるんですね。」
「はい、いろいろありまして去年から。今月の15日に次の予約を取っています。」
「いやそれでは遅すぎるので、早く診てもらえないか問い合わせてください。もし必要なら、私から連絡してもいいですが。」
「はい、ありがとうございます。ずっとお世話になっている先生なので、たぶん緊急で入れてくださると思います。」
家に帰ってすぐに、ヨメさんに「めっちゃしんどくなって帰って来て、ますみちゃんに鍼灸してもろたことあったよな。あれ、いつごろか覚えてへん?」
「1か月くらい前やろ。」
「くらいではあかんねん。もうちょっと、正確な日わからへんかなあ。」
「さあー。」
ヨメさんは、鍼灸のお客様については詳しい記録を残している。私も当該の日は有料で診てもらったはずだが、記録には残っていなかったようだ。
このブログやヨメさんのブログに書いてるかもと思って、二人で探しまくり。でも、見つからなかった。
しまいには、「だいたい1か月前でいいやろ。そんな正確な日がいるんか」とヨメさんに切れられてしまった。そら自分のことばっかりで、ヨメさんの体の心配などしたことのない私だから、当然の仕打ちです。
午後4時になったので、梶田泌尿器科クリニックに電話。
事情を説明したら、すぐに時間を確保してくださった。明日は24時間バイトなので、土曜日のお昼に。
すぐ治るようなものであったらいいのだけれど・・・・。
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【RUN】
今日は走るのはやめといたほうがいいかなとも思ったが・・・、ちょっとだけ。
午後5時、うちのすぐ前の小さな公園から。
きくが元気なころはほとんど来なかったが、歩きづらくなってからはほぼ毎日来た公園。
また町内1km。
小さくてかわいい花が道に散っていた。
新・子猫。
だんだん警戒心が芽生えてきたみたい。
なんとか捕まえて動物病院連れて行かないと。
雨が降って、気温が下がった。
そのせいもあって、昨日よりだいぶ楽に走れた。
うちから1.5km先の緑の小屋のところで10分半ほど。
今日はここで折り返し。
折り返してからはさらに元気が出て、3kmゴールは19分44秒。最後の1kmは6分を切れた。
ああ、よかった。
また、町内1kmへ。
こちら、でっかいとらちゃんです。
こちら、子猫と後見猫(?)
ぷーぷー+黒×2。
楽しそう。
今日も、町内猫ちゃんから元気タダ取り。ありがとう。
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5時間28分 [ヤクルト]
◎full-count 8/31(水) 23:05配信
巨人-ヤクルトは午後11時28分に終了 今季最長の5時間28分で延長12回ドロー
■巨人 8ー8 ヤクルト(31日・京セラドーム)
31日に京セラドームで行われた巨人-ヤクルトは今季最長の5時間28分で決着。延長12回8-8で引き分けた。午後6時開始の試合は午後11時28分に終了した。今季ここまでの最長試合は、5月20日に甲子園で行われた阪神-巨人で5時間3分だった。
試合は巨人が2点を追う2回に岡本和の25号2ランなどで4点を挙げて逆転。4回に追いつかれるも5回に3点を挙げて再びリードした、ヤクルトは6回に山田の22号などで1点差に迫り、7回にオスナの2点打でひっくり返した。
巨人はその裏に重信の内野ゴロで同点に追いついた。その後は両軍の救援陣が踏ん張り得点は入らず。午後6時に始まった試合は、今季最長時間でドローとなった。巨人はこの日敗れた広島と並んで4位に浮上。首位ヤクルトと2位DeNAのゲーム差は6.5になった。
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昨日のこと。
午後3時ちょうど発の京都バスから地下鉄、阪急、JR環状線と乗り継ぎ「大正」駅に着いたのは午後4時45分。そこからドームまで歩いて10分くらいなので、5時前にはドーム前で記念写真。早く来れてよかった。交通費は1040円。
内野席はジャイアンツレプリカユニフォーム付き。
ヨメさんのおねえさんがジャイアンツファンなので、おねえさんにあげるいいおみやげができた。
3塁ヤクルト側なのにオレンジ一色。それなのに、私の左となりはヤクルトユニフォームの若くてかわわい女の子二人。
いつもはヤクルトユニフォームを着るのがはばかれるのだが、今日はおもむろに取り出して堂々と着ることができた。
自撮りに挑戦していたら、真後ろの席のジャイアンツファンの女性が、「撮ったげよ。遠慮せんでいいよ。ヤクルトは強いんやから」と言ってくださった。
「今日もヤクルトの勝ちやね。ジャイアンツは弱い。私も村上君の50号ホームラン楽しみにしてんねん。」
ああ、ありがたい。これぞ野球ファンです。
オスナ、サンタナ、ギブレハン。
3人で仲良くキャッチボールをしていた。
いい光景。
てつと(山田哲人)と村上が見られたら、私は満足。
てつとは、7対4で負けているときに超特大ソロホームラン。レフト最上段に突き刺さった。
村上は50号ホームランは出なかったが、すばらしい3塁打を見せてくれた。
残念だったのは、右となりのにいちゃん。会社の同僚の女子と来ていたのだが、試合をほとんど見ず、自分の知識をひけらかす話を延々と3時間以上。
こっちは観戦に集中できなくてイライラ。
「それ、ここで話さんなんことなん?」と言いたかったがぐっとしんぼう。同じジャイアンツファンでも、真後ろの女性とはえらいちがい。
「球場では野球を楽しもうぜ」と言いたい。
8対8になってからは膠着状態が続く。
ドームを9時50分くらいに切り上げないと、叡電の終電に間にあわない。
「京都の北の方なんで帰ります。村上のホームラン、見届けてくださいね」と真後ろの女性に言って、球場をあとにした。
廉が「うちに泊まる?」と言ってくれたが、パオパオはまだ放射線が抜けきってないのよー。ちっちゃい子に近づいたらあかんのよー。
ありがとう、また来年お願いします。遅くなりそうなときは、泊めてね。
ドームを出たのが9時55分。
JR「大正」駅から「京橋」、そこから京阪、叡電を乗り継いで、「京都精華大前」に11時50分着。
最終電車は「鞍馬」行きではなく、次の「二軒茶屋」が終点。乗車するちょっと前に、「巨人×ヤクルト」は引き分けで終了。
「5時間28分て、長すぎるやろー。」」
私が降りると、お客さんはあと二人だけだった。
12時ちょっと前、やっとわが家到着。
もし勝っておれば最後まで見たかったけど、まあちゃんと帰ってこれてよかった。
ヨメさんは鍼灸のお仕事があったので、疲れて先に就寝。
みーちゃんは喜んでくれるかと思ったら、「どなたでしたっけ?」みたいな顔。
「それはないやろー、みーちゃん。」
でも、野球を見に行けてよかった。
ますみちゃん、ありがとうございました。
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2022年08月31日(水)
きくのスペース [わんこ・にゃんこ]
私たちが使っている居間のテーブルとテレビの間が、晩年のきくちゃんのスペースだった。今、そのスペースがぽっかりと空いてしまった。
すると、しばらくキャットタワーの上ばかりにいたみーちゃんが久しぶりにヨメさんのイスの横でくつろいでいた。
みーちゃんなりに、我が家の一大事を察して、気を使っていたみたい。
これからはいっぱい甘えたらいいねんでー。
いや、甘えさせてもらうのは私らの方かも・・・。
今でも、ヨメさんはきくちゃんのいたスペースをついつい見てしまう。そして、「そうや、もうおらへんにゃ」と言って泣く。いつまでたっても目の腫れが引かない。
私は退院直後は元気だったのに、日に日に体がしんどくなってきた。初めはタダの睡眠不足のせいだと思っていたが、どうもそうではない。「きくちゃんのせい」と思われたらきくちゃんがかわいそうなので、なんとかがんばらねば。
気分転換に、絶対無理と思われていた「みーちゃんの体重測定」に挑戦。
段ボール箱にカリカリを撒いておびき寄せたら、なんと入ってくれましたー。
このあと全身が箱の中に入り、見事体重測定成功!
不正確ではあるが3.7kgくらい。
前のみーちゃんなら、警戒して絶対に乗ってくれなかったろうに。
パオパオが喜ぶと思って、気を使ってくれてるの?
昨日の夕方、ご近所のSさんがめずらしくご夫婦そろって「ゆず」ちゃんのお散歩。よくお聞きすると、ゆずちゃんが手術をしたところなので、心配してご夫婦でお散歩に出られたみたい。
「残念なお知らせなんですけど、4日前にとうとうきくは死んじゃいました。」
「えっ・・・。」
「ご近所の迷惑犬で有名だったのに、最後にゆずちゃんに『すき、すき』ゆうてもろてうれしかったです。」
「ハアハア言って、ストーカーみたいに追いかけてすみませんでした。」
「いえ、うちではゆずちゃんのハアハアを喜んでたんですよ。」
ゆずちゃんと初めて会ったのは半年くらい前かな。
それから仲良くしてもらったのに、本当に残念。
うちの町内でも、やっときくのスペースができてきたと思っていたのにねえ。
きくはおらんようになったけど、ゆずちゃん、また遊びに来てねー。
私が京セラドーム大阪に着いた午後5時ごろ、ヨメさんからライン。
「ゆずちゃんとこが、お花を持ってきてくれはりました」
短いお付き合いなのに、ほんとうにありがとうございます。
「きくちゃん、よかったね。」
きくが、どこかから見てくれてたらいいんやけど。
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【RUN】
今日は京セラドーム大阪で「巨人×ヤクルト」。
きくの具合が悪くなったので、もう行くのはあきらめていた。
でも、きくが「行ってきたらいいやん」と言ってくれたみたい。
ただし体調不良が続いている。
チラーヂン服用は元に戻ったので、次第に体調も元に戻るはずなのに、入院前より退院後の方が調子が悪い。
特に胃酸逆流で食欲がない。
「こうじさんの楽しみは食べることだけやのになあ」とヨメさんも気の毒がる。
「えーと、ボクの楽しみは食べることとますみちゃんおちょくり・・・。」
「もう、頼むし私には関わらんといて!」
「ひひひひひ、関わったんね・・・。」
これでちょっと元気が出てきた。
11時、スタート前にみーちゃんと写真。
もちろん、きくちゃんの写真にもちょっと語りかけて。
今日は全然走れるような気にならなくて、町内ゆっくりアップジョグ1kmから。
口の周りの白いぱん君が、いつものところに寝そべっていた。
1kmほとんど歩きでアップジョグ終了。
あらためてスタート。
アップジョグ後なのに、なぜかスタートから早くもフラフラ。
体がおかしい。
昨日は睡眠7時間くらいなのに、徹夜したあとに走っているみたい。
こういう時は、走りなれた十王堂橋往復5kmへ。
叡電の下をくぐる通路には、燕の巣が作ってあった。
何か気を紛らわすこと・・・、道端のきれいな花くらいですね。
お昼は、ワンちゃんのお散歩はほとんどない。
いつもの折り返し2.5kmで20分30秒。
フラフラだったが、キロ8分ちょっとのペースでは進めていた。
ただししんどさが異常。
だんだん気が遠くなりながら進んでいるような・・・。
空は晴れているのに、目の前に夕方のフィルターがかかったような・・・。
これ、倒れる前兆です。
走りなれた道で、歩道も広いので何とか持ちこたえる。
わが家ゴール5km、41分12秒。
「きくちゃん、ちゃんと帰ってきたでー。」
また町内1kmダウンジョグ。
ぱん君がさっきのお向かいのおうちの門扉のところに移動していた。
「ぱん君、オッサンはしんどいわ。」
一応、おなじみ猫ちゃんやし報告しとこ。
顔色わるー。
死にかけみたい。
しっかりせな。
◇ ◇ ◇
今日で8月が終わり。
5日間の入院とその前のチラーヂン服用ストップがあったので、8月はほとんど走れないと覚悟していた。
しかしチラーヂンストップの体調変化は感じられず、入院までの14日間は少しずつだが全部走った。
退院後は胃酸逆流に苦しんだが、24時間バイト日以外12日間は全部走った。
これで8月は26日間、230.5km。
想定以上によく走れた。
9月は胃酸逆流とふらつくのを治して、また月間300km走りたいなあ。
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2022年08月30日(火)
「放射性ヨード、集まってます」 [病院]
◎京大病院放射線治療科ホームページより
ラジオアイソトープ(radioisotope: RI)治療
■甲状腺疾患に対する放射性ヨード内用療法
放射性ヨードのカプセルを飲む治療です。 内服した後、ヨードは全身を回りますが、甲状腺はヨードを取り込む性質がありますので、薬は自然に甲状腺やその性質を残した腫瘍(甲状腺癌)に取り込まれ、そこで放射線(β線)を照射して組織を破壊します。 ヨードからはγ線と呼ばれる放射線も出ますので、それを捉えて画像にすることができて、ヨードが目的の病気に集まっているかどうか確かめることもできます(ヨードシンチ)。
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今日は京大病院放射線治療科。
先々週のアイソトープ治療の結果を聞きに行く日。
帰りは走って帰るとして、行きも少しは走って行こうと思ったら雨が降り出してきた。仕方ないので京都バス+市バスで。乗り継ぎ割引があって370円で行くことができた。
答えはシンプル。
「放射性ヨードは、甲状腺由来の細胞に集まっています。甲状腺があった部分と肺ですね。ただし、しっかりと効果が出るかどうかは現時点では分かりません。」
なるほど。
治療としては成功、ただし効果には個人差があるということ。
ということで、来年の1月10日にまた来てくださいということになった。
えらい先の話や。これやから、進行がゆっくりの甲状腺癌はかなん。ちょっとイライラ。そんなことゆうてもしゃーないのかもしれんけど。
「体調はどうですか。」
「ほとんど気にすることはなかったんですけど、退院前に放射線を出すためにジュースをカブのみして、それ以来胃酸逆流みたいなんが続いてるんです。食欲もありません。」
「味覚異常にはなっていませんか。」
「それはだいじょうぶなんですけど・・・。」
「今回の治療がうまく行ったとして、来年はどうなりますか。」
「今回の結果を見てからの判断ということになりますね。」
「今年の結果がよかったとして、またタイロゲン注射に戻るということないんでしょうか。」
「ないです。癌細胞が肺に入ってからタイロゲンを打つと、癌細胞を活性化させます。逆効果になってしまいます。」
「そうやったんですか。」
「今年と同じ過程で治療するか、よくなっておれば来年は入院しないかのどちらかですね。」
「はー、そうなんですか。」
さあ気分を変えて、「元気な病人」は家まで走って帰りましょうねえ。
もうだいぶ前に雨はやんでいたみたい。よかった。
9時45分、京大病院東出入口前にある「全快地蔵」さんを拝んでからスタート。
東大路通を北上。
歩道が広くて走りやすい。
京大病院の増築工事には、緑の制服のわが社のガードマンが配置されている。(いつまでわが社って言ってるねんと思われるが、退社の手続きをしていないのでまだ契約社員として在籍しているはず。)
1km、百万遍交差点。
だいたいキロ8分ペース。
2km、東開児童公園前。
ここでトイレを借りて給水。
3km、一乗寺ラーメン街道。
まだ10時すぎなので、お店は開いていないようだ。
4km、叡電・修学院駅のちょっと先。
家まで、あと4.5kmほど。
5km、docomo前。
だいたい38分。信号待ちごとに時計を止めているので、キロ7分半ペース。
宝が池通りに入り、「フレスコ」前を通過しようとすると、樋口英明さん(京都市会議員)が街宣をされていた。
「別所の藤井です。がんばってください。」
すぐに気づいてくださった。「別所の」と言ったのがよかったんでしょう。ここは「おまえこそがんばれよ」と言い返してほしかったところですが・・・。
まさか、京大病院から走って帰ってきているところだとは思われなかったでしょうね。
6km、地下鉄・国際会館駅前。
あと2.5kmほど。
7km、岩倉南公園前。
よくワンちゃんのお散歩に出くわすところなのだが、今日は出会わなかった。
8km、頼光橋。
左のバス通りをそのまま進むか、右の長代川沿いに進むか。
そら、右ですね。
きくちゃんと何回も何回も歩いた土の道。
端から端まで350mほど。
何百回往復したかなあ。
わが家到着約8.6km、1時間06分くらい。
実際は信号待ちの時間があるので1時間10分くらい。
まあそれでも、病院から元気に走って帰ってこれたのでよかった。
この先も「元気な病人は走って通院」を守って行きましょう。
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2022年08月29日(月)
第152回勝手に国労応援ラン [ランニング]
今日は午後5時から。
ずいぶん涼しくなりました。
今月もJR沿線は無理なので、久しぶりに叡電・鞍馬駅往復に行くことにした。
玄関にきくちゃんの写真が貼ってあると、きくちゃんが送り出してくれるみたいでいいね!
今日も走り始めがすごくしんどい。
午前中に5km以上走ったから、午後はバッチリだろうと思っていたのにダメ。なんか、このまま本格的な老化にまっしぐらかという不安もある。
叡電・市原駅あたりで1.8kmなのだが、数百メートルも続けて走れなかった。
2.2kmすぎあたりで猫ちゃん発見。
立派なトラちゃんだが、さくら耳じゃなかった。
そのお隣にミケちゃん。
こちらもさくら耳ではない。
このオス猫とメス猫、あかんやつ。絶増えてしまう。しまう。
気温25℃。
これだけ涼しければ走りやすいはずなのだが、体が重くて重くてダメ。
鞍馬小学校を過ぎたところで、鞍馬駅行きの電車に追い抜かれる。
シンプルなデザインの車両だった。
鞍馬寺山門前到着。
なぜか途中でGPS捕捉が途切れて、ちゃんとした記録がとれなかった。
鞍馬駅前で記念写真。
ここまで5.1km、39分36秒。(いつもなら5.3kmくらい。)
無人改札口の写真も撮って。
トイレをお借りし、給水もして。
GPSをリセットして、再スタート。
下りはしっかり走れるかな。
走りながら考えたこと。
66年も生きてきたのに、なんて頭の中が空っぽなんやろう。自分の得意なことでは、天才的な能力を発揮することもある。でも、それは実生活では役に立たないことばかり。
こないだヨメさんが、「きく・みー・カマキリ・パオパオ」と順位を付けていた。これは「大事かつ役に立つ」順位らしい。私はバッタを退治してくれるカマキリの下・・・。でも、それも納得できる。カマキリほども役に立っていない。
「めざせ、カマキリの上!」
それと前にも書いたように思うが、私に一番足りない物。それは「魂」。次に「努力」。ほんとにほんとに両方「0」。
でも、これは今さら言ってもしょうがないんかなあ。本人に「がんばろう」という気が全然ないもの。
今日も「魂」の抜けたような顔をして、ただ走ってばかりいるだけ。
それでも、「きくちゃんがおらんようになって、パオパオさんもおしまいやねえ」と思われたら悔しい。きくちゃ走るのだけでももうちょっとがんばる。
行きしに見たミケちゃんがおなぐ場所にいた。
逃げないということは、だれかが世話をしているということ。その人が手術に連れて行ってくださったら一番いいのだが。
このトラちゃんも、お隣のさっきとほぼ同じ場所でくつろいでいた。
どなたかが関わっている猫ちゃんを勝手に捕まえて、手術に連れて行くと問題が起こるでしょうね。
さて、どうしたものか。
こちらはいつもの猫だまりの猫ちゃん。
たしかさくら耳だったはず。
人懐こくていい猫ちゃんです。
きくちゃん写真前ゴール、5.14km、31分35秒。
きくちゃんよー、帰りは一回も歩かんとずっと走れたよー。
また町内1kmダウンジョグ。
暗くなってシャッタースビートが遅くなったので、白い猫ちゃんが二重に。
これは子猫ちゃん。
庭を掘っていたけど、◯ンコしたんとちゃうやろな。そこは、アンタの生まれた家のお隣の庭やで―。
見慣れん猫ちゃんやなあと思って、近づいて目を凝らしたら、「ちっちゃいタヌキ!」
こんなとこ出てきてらあかんて。
最後に常連、ぷーぷー。
安定のドキンちゃん。
かなりフラッときたときもあったけど、まあまあしっかり走れるようになってきた。全部で11kmちょっと。
あわてず、ゆっくりゆっくり。
少しずつ調子を上げられるようにがんばろう。
地球に平和を!
外猫たちにも平和を!
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午前中に走った分。
ファミマへヤクルト戦チケットの発券をしてもらいに。うちから一番近いファミマは国際会館の近く。けっこう遠いけど、もちろん走って行く。
きくちゃんの車いすといっしょに写真を撮ってから、8時50分スタート。
今日もいい天気だが、朝のうちはそれほど暑くはない。
うちから300mほど南に行くと、サルスベリの花が咲き乱れている。
「サルスベリ・・・、別名パオパオスベリ。」
「それはサルに失礼。」
きくちゃんがよく踏ん張った交差点。
どうしても右にある上り坂に行きたいと言う。
京産大の新しい寮の建設が始まってからは、きくを連れて来てないなあ。
このあたりの景色も様変わり。
京大上賀茂試験地の手前で折り返し。
ここまではよくきくちゃんと来ていた。
折り返して、見下ろしたときの景色好きやねえ。
きくちゃんもきっと好きやったと思う。
岩倉南公園の横を通るのが一番の近道。
遠回りしたから2.9km。
きくの具合が悪いので、もう行くのをやめようと思っていたチケットを発券してもらった。
きくちゃんが「行ってもいいよ」と言ってくれたんやね。
帰りは長代川の土道で。
そこに、ちょうどご近所のNさんがポッキーちゃんのお散歩に来られていた。
きくが死んじゃったことを報告。ボーキ―ちゃんは、うちが引っ越してきた次の年くらいから飼っておられるので、もう15歳に近い。もう目は見えていないとおっしゃっていた。
「ポッキーちゃんも長生きしてやー。」
きくちゃんコロコロ坂を通りすぎれば、もうすぐ我が家。
「きくちゃん、ただいまー。」
帰りは2.3km。
いつもの町内1kmジョグをプラス。
これで午前中に6.2kmも走れた。
近くで用事があるときは、できるだけ走って行く。
これを徹底したらいいね。
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2022年08月28日(日)
ゆで卵持って天国へ [わんこ・にゃんこ]
「ますみちゃん、きくちゃんにゆで卵持たせたって。」
「なんでやねん!」
「きくちゃんと言えば、『ゆで卵事件』やろう。」
※「ゆで卵事件」とは・・・
ずいぶん前のこと。
私の気まぐれで、「きくちゃんにもゆで卵やろう」と渡してしまった。すると、きくちゃんはうれしそうにそれをくわえて自分の巣(廉ちゃんのベッドのふとん)に持ち込んだ。すぐに食べずに、楽しみにして置いておこうと思ったみたい。
そこからが問題。
きくの巣に近づこうとすると、「ウー」とこっわいこっわい顔をして威嚇する。私と廉は手を噛みくちゃにされ血だらけ。
もうどうしたらいいんやろうと途方に暮れていた時、我が家の大黒柱の眞寿美さん登場。手を噛まれながらも、「もう、食べてしまい」と命令。きくは眞寿美さんの命令には従順。そこから我に返って、ゆで卵を食べ終わった。
きくちゃんが若いころの大事件でした。
だから、きくちゃんと言えば「ゆで卵」。
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今日(昨日も)は本当は京都御所のバイトの日だったが、無理をお願いしてお休みにしてもらった。きくちゃんとしっかりお別れせんなあかんもん。
きくちゃんとゆで卵と私。
いい写真でしょ。
昨日の夜に玄関の門扉に貼ったお知らせ、見てくれはった人いるかなあ。
これから、きくちゃんのお葬式に行ってきます。
私ら夫婦も、ゆで卵を食べて体を清めて(?)から出発。
うちから車で10分もかからないところ。
同じ静市市原町の「ウエストパークエデン」さん。みきえ姉のところのぷーちゃんもここでお世話になったらしい。
こちらの方がきくちゃんを見られて、「小さいシェパードですね。かわいらしい」とおっしゃってくださった。もうそう言っていただいただけで、うれしくてうれしくて。
「よくそう言われるんですけど、シェパードとちがうんです。お父さんもお母さんも、よくいる茶色の雑種なんです。何代か前にシェパードの血が入ってるのかもしれませんけど。」
「そうですか。ライトマン警察犬訓練所のシェパードを何匹も見ているので、てっきりシェパードかと思いました。」
「ライトマンって、藤井喜代春君のところの?」
「はい。」
「喜代春君は、花脊の小中学校の時の幼なじみで1学年下なんです。」
「そうなんですか。」
シェパードを見慣れた方から「かわいいシェパードと思いました」と言われ、辛かった心が少し和んだ。
きくちゃんを火葬にする台に移動。
こんなときまで、かわいいかわいい。
きくを動かしても、真樹にもらったキュッキュちゃんは離さなかった。
大事な大事なゆで卵、真樹にもらったキュッキュちゃん、fukikoさんにもらった花、去年の夏にきくちゃんを囲んでみんなで撮った写真。
これでなんにも寂しくなくなった。
最後のきくとの写真を撮っていただきました。
笑顔で送ってあげよう。
ちゃんとお線香もあげさせてもらった。
私は「きくちゃんがひっかからずに、ちゃんとお空にのぼれますように」とお願いしておいた。
そして、火葬炉の中へ。
きくちゃんに、笑顔で「バイバイ」と手を振っておいた。
「小一時間かかります」と言われたので、そこらを散策。
曇っていた空が、パッと明るくなってきた。
2羽の鳥が、きくちゃんを見守ってくれているかのように飛び交っていた。
煙突から出る煙にずっと注目していたのだが、残念ながら「犬の形をした煙」は見えず。それは、私らの心の中の風景としてとどめておいたらいい。
45分たち、私らが呼ばれた。
きくちゃんがお骨になって出てきた。
骨ですらかわいい。
頭蓋骨も、背中もお腹も、手も足も尻尾も、犬歯も狼爪も、みんなみんなかわいい。
なにも残さず(ゆで卵の焦げたあとと思われるものも)、全て骨壺に納めさせてもらった。
「いつもオスとまちがわれたんですけど、ああ見えて女の子やったんです。」
かわいいピンクの袋に納まって、いつまでも忘れんように。
ほんまにかわいいかわいいきくちゃんやったから。
「きくちゃん、お願いやし、夢に出て来てな。」
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
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