パオパオだより

2017年05月01日(月)

「楽ですか」はないやろう [病院]

画像(320x240)・拡大画像(640x480)

今日のお昼はカレー、私は苦手

 「痛い、痛い」と叫び続ける女性患者の声。
 それを、あの手この手でなだめ励まし続ける看護師さん。

 今日も、私の向かいの病室で「プロ」看護師の奮闘が続いていた。根が冷たい私には絶対できない職業、その一つが看護師であることはまちがいない。

 「痛い、痛いゆうなー! 痛いゆうたら痛みがなくなんのかー。ごちゃごちゃゆうな!」
 こう見えて意外と気が短い私なら、さしずめこんな感じになってしまうんでしょうね。最低です。
 毎日の看護師さんたちの奮闘ぶりを間近に見せてもらい、本当に感謝感謝の日々です。

 さて本題。
 私のブログには本人が特定できてしまう記事がいくつもある。そのことで、今まで何回もおしかりを受けた。
 私としては悪いことを書いているつもりはまったくなく、(というよりは)好意的に書いているつもりのものばかり。それは、社会経験が乏しいものが陥ってしまう落とし穴なのかも知れません。

 昨日のこと、朝6時前に来られた若くて元気な看護師さん。
 いきなり、「前回に比べて今回は楽ですか」と話しかけてこられた。医療知識に乏しくとも、真面目に正確に答えようといつも心掛けている私も、さすがにこの問いには絶句。
 顔をボンボンに腫らして、ほぼ寝たきり状態で苦しんでいるのに、どこ見とんじゃい。なにを引き継いで来とんじゃいと、茫然としてしまった。

 たぶん、去年10月の私の第1回目の手術入院の時におられた看護師さんなのだろう。話すきっかけを作る愛想のつもりで言われたのだろうが、「楽ですか」はないやろう。せめて「今回のほうが大変でしょう」やろうね。

 私は手術をしてくださったI医師を信頼している。
 I医師は、手術前の説明の時、最後にこう言われた。
 「今回の手術は、痛みや苦しみを取る手術ではないところが心苦しいです。それでも、この先の治療に向けてどうしても必要な手術ですから、がんばりましょう。」
 私が一番引っかかっていたところ、痛みも苦しみもなく、マラソン大会に出れば常に入賞が狙える体力もあるのに、なんで正常に働いている臓器を摘出しなくてはならないのか。その部分にこだわり続けている私に対する「しめ」の言葉として、これはよかった。

 私を産んでくれたおかちゃんが聞いたら、「あほか、どっこもどうもない臓器を取ってしまうもんがおるか。そのまま寿命通りに死んだらええにゃ」ってゆうやろなあ。でもおかちゃんは65まで生きたんやから、あと4年で同点や。あと4年が、私の一つの目安やね。(わしゃ、パラリンピック出られへんのかなあ。「甲状腺全摘の部」はないか。)

 さて、その「楽ですか」発言のあとむかついてむかついて増々しんどくなってきた。
 お愛想の言葉なんかいらんぞー。すぐしゃべりたがる患者もおれば、私のように自分の世界に閉じこもりたい者もいる。そこが分かってへんと、人相手の仕事は無理やぞ。

 私もいつもヨメさんに叱られている。「いらんことゆうくらいやったら黙っといて。」私も良かれと思ってゆったことが反感を生むことが多いですから。最近は、本当に何も言わない変な「京都キャロット」店員を心がけています。

 私を見て、ペラペラしゃべりたい患者に見えたんかなあ。私は前回の看護師さんをほとんど覚えていない。それは私的な会話を一切交わしていないから。
 今回も何人もの看護師さんが担当として来られている。中には半年前におられた方もあるだろう。しかしどの看護師さんも、隣の患者さんとは私的な会話を交わされても、私には絶対にそうされない。私のことをよく理解していただいていてありがたい。
 それが私にとっての「楽」ちゅうことですね。

 話は飛んでしまうが、私はお店に行っても一番愛想の悪い店員さんに話しかける。そういう店員さんは、意外に知識豊富で私が何を欲しているかを察してしまわれる方が多い。そんなことが今まで何回もあった。
 手もみをしながらニコニコしている店員さんが好きな客もおれば、私のようにぶっきらぼうに扱われる方が気楽と思う客もいる。人それぞれやわ。

 その看護師さんには、「あまりしゃべりたくない患者もいる」ということを知って行ってほしい。仕事はてきぱきと出来ておられるので余計に残念。
 入院患者のほとんどは、痛みや苦しみを取ってもらうために来られている。私のように痛み苦しみがなく、手術後に痛み苦しみが生じてくるという変な患者もいる。こんな患者の根性ひがみ具合はただもんではない。

 ということで、昨日一日不愉快でしんどくなってしまった原因の一つについて書かせてもらいました。このことは、誰にも見られない本当の日記に書いとけってか。そんなことしたら、こっちの病気が増々悪なるわ。人のことより自分が大事。今回の記事は、私の精神の安定を保つためのものということで・・・。

 この記事も削除かな。

【追加】
 今朝(5/2)の採血は件の看護師さんだった。今までの採血の中で一番上手。針を抜く時がいつもイヤだったのに、今日はいつ抜かれたのか分からないくらいお見事だった。 
 もちろん、「痛くなくてよかったです」と言っときました。
 ありがとうございました。

Posted by パオパオ   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2017年04月30日(日)

「痛いとこはここか」「いた!」 [病院]

画像(320x240)・拡大画像(640x480)

 「痛いとこはここか」と私の左耳下を押すヨメさん。
 「いた! なんぼほどきつう押すねん!」と私。
 「吉本のギャグやなあ」と笑う廉。

 今日の午後、またヨメさんと廉がお見舞いに来てくれた。
 廉は金曜の仕事帰りにそのまま京都に来たので、またスーツ姿で帰る。しっかり仕事してるんやとうれしくなる。

 前回の手術後は挿管器具が喉を傷つけたようで、その痛みだけが気になっただけで体はピンピンしていた。手術の6日後にあった「京都鴨川ゆっくりラン」に一時帰宅で参加させてもらったくらい。
 I医師から「今回は残ってる甲状腺以外の所も掃除しますので、前回より回復に時間がかかると思っておいてください」と言われていた。

 手術前に、前回の手術で喉の中がすごく痛くなったこと、体が固定されて全身コチコチになってしまったことをくわしく話しておいた。すると今回その2点は改善。つまり、大手術であったのに手術直後はすごく元気だったのである。

 ところが、日に日にしんどさが増してきた。
 切開した部分が前回の2倍以上なので、もちろん痛い。しかし、それ以上に頭痛と腰痛。起きているとじわじわと左後頭部が痛みだす。もう起きていられないので寝る。すると今度は腰痛が襲う。トイレまでの往復20mほどが「いたたたた、イタタタタ」と言いながら歩かんなんことに。

 そんなこんなで、本当は動いた方が早く良くなったのかもしれないが、一日中ほぼ寝たきり状態。こんな本格的な「病人」状態は人生初です。

 午後3時前にヨメさんと廉が来てくれ、私は現状を説明していた。
 そのあとに、「痛いとこはここか!」「いた!」

 これはしゃーないとこもある。いつもヨメさんにマッサージをしてもらう時、「もっときつうしてえなー」というのが私の口癖。その感覚で触ってしまったんでしょうね。
 実際、そのあとに腰などをもんでもらいずいぶん楽になった。

 「かわいいかわいいますみちゃんの顔見て元気になったわ。」
 こういうセリフにヨメさんは返しがない。
 私ならこうこたえる。
 「そうゆうてもろたら、愛人冥利に尽きるわ。」
 これでどうでしょう。

Posted by パオパオ   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2017年04月29日(土)

息子見舞い [病院]

画像(180x100)・拡大画像(640x359)

今日は
息子が見舞いに来ました。

からだのことより
パソコンが、つながらない相談を
していました。
またまた代筆です。

Posted by パオパオ   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2017年04月28日(金)

夜が明けて [病院]

画像(101x180)・拡大画像(360x640)

座れるようになりました

Posted by パオパオ   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2017年04月27日(木)

手術終了 [病院]

画像(235x132)

ご心配かけてます

夫手術終了です

無事に病室帰ってきました

愛人が代筆と、書けと
意識もうろうで言う言葉でしょうかね〜。

Posted by パオパオ   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2017年04月26日(水)

心配 [病院]

画像(320x240)・拡大画像(640x480)

 きくがめずらしく、朝まで添い寝。
 「長いこと会えへんでー」と言っていたのを理解してくれたんでしょうか。

 ヨメさんときくに送ってもらい病院へ。
 次にきくと会えるのはいつなんかなあ・・・。

画像(320x240)・拡大画像(640x480)

 お昼ごはんがめっちゃおいしかった。
 バクバク一気に食べてしまう元気な病人!

 午後3時から、ヨメさんといっしょに今回の手術の説明を聞いた。
 いろいろな危険性についての説明が主だったが、それを聞かされてこちらができることは何もなし。
 「?医師、がんばれ!」と祈るしかない。

 一つだけ新たに分かったことがあった。
 甲状腺全摘後飲み続ける薬は、ホルモン代用の1種類だと思い込んでいたが、カルシウム剤も一生飲み続けなあかんらしい。それがまた飲みにくい薬らしい。たいへんや。

画像(320x240)・拡大画像(640x480)

 最後の晩餐は、私の大好きな茶碗蒸し。
 胆のう炎発覚後、卵の黄身はNG。長らく茶碗蒸しも食べていなかったが、手術前くらいはいいでしょう。
 これで食事は終わり。

 今度の手術は切る範囲が広いので、手術後に喉の前あたりをぐるぐる巻きにするらしい。そんなんで、ものを食べたりできるんでしょうか。(「食う心配ばっかりかい!」)

 つながらないマイパソコンと格闘していたので疲れた。
 5月1日になったら元に戻るんかなあ。

On the globe involving fashion everybody like to have got stuffs which celebs have got. Some sort of imitation handbags and additionally breitling replica watch is mostly a very popular type accessories. Nevertheless don't you feel concerned various. You can find smartest choice for you that is definitely buy it's replica mido watches and additionally make big savings. You can find many of the elements involving luxury watches in replica cartier ladies watch. You can find a lot of replica gucci dionysus which serve almost any lovely women with almost any tastes. From typical to funky, coming from present day to help you traditional, you can find different types of cheap replica luxury that top meet ones persona.

Posted by パオパオ   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

ブリトー [病院]

画像(192x320)・拡大画像(240x400)

 今日から、京都鞍馬口医療センター。
 マイパソコンでヒマつぶしと思っていたのだが、ポケットWi-Fiの通信速度低下のせいか全然動かない。中日対ヤクルトの途中経過さえ見られない。

 Yahooメールも開けず、予定していたことができなくなってしまった。
 せめて、これだけは書いておこう。

 昨日、病気の大先輩・としさん(大学時代の友だち)からメール。
 自分が入院した時に友だちが持ってきてくれた「ぶじカエル」の話。その名はブリトーらしい。(画像も送ってきてくれた。)

 「いってらっしゃい おはようお帰り」と結ばれていた。
 細かな心遣い、いつもありがとう。

 しかしI医師の話をお聞きすると、今回は前回よりは厄介なようだ。早く帰りたいのはやまやまですが・・。

Posted by パオパオ   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

過去の記事へ

ページのトップへ ページのトップへ

5

2017


  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

プロフィール

パオパオ

このブログについては「ごあいさつ」をご覧ください。

PHOTO

第51回勝手に国労応援ラン

第51回勝手に国労応援ラン

やっぱりニイヤ!

やっぱりニイヤ!

肉離れが治るのは3か月

肉離れが治るのは3か月

検索


カテゴリーリスト

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

リンク集

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2008 Paopao All rights reserved.