2017年05月14日(日)
第39回鯖江つつじマラソン〜静かな応援〜 [ランニング・出張販売]
「藤井さん、名簿に名前載っとったなー。でも、絶対に走ったらあかんでー。」
朝一番、私にとっては走りの神様とも言える松本一之さんからそう言われた。
この言葉でストンと落ちた。「やめておこう」と。
実は走る用意は万全。昨日5km走をしたのも、「鯖江走ったろ」という魂胆があったから。ランシャツランパンもシューズも持ってきたし。あとは、どうヨメさんの目をかすめてスタートするか。そればかり考えていた。
しかしヨメさんの目はかすめられても、「走りの神様」の忠告は無視できない。
つけるはずだったナンバーカードと、お客様からいただいたおいしいアンパンとともに記念撮影。
ほんとうはゆっくりでも走りたかったなあ・・・。
朝4時55分、自宅出発。
静原から大原、あとは367→303→161→8と通って敦賀IC。90kmちょっとを1時間半。ほとんど信号がなく、早朝は車も通ってないので速い。これで高速料金がだいぶ浮かせた。
敦賀〜鯖江間は約40km、20数分、1420円(中型車)。
これで会場に6時50分に到着。
熱があれば運転も危なかったが、昨日早く寝て今日に備えたのがよかったようだ。
カンカン照りになる予報がはずれ、曇り空。
ランナーにとってはこのほうがうれしい。
いつも声をかけてきてくださる松本さんと山本ヒデさん。
「藤井さん、絶対に走ったらあかんでー」と松本さん。
「今日の5kmのメンバーやったら、藤井さん優勝狙えたのに」と山本さん。
お二人とも入賞圏内のランナーにくわしく、今日は早い人が10kmの部に集中したようだ。ちなみに、松本さん、山本さん、私の同い年最強と呼ぶ北出さんも10kmにエントリー。私が5kmの部の優勝が狙えたということは、私より速いこの3人はもっと可能性が高かったということ。惜しいことをしましたね。
受付に行き、参加賞のタオルをもらってきた。
10km男子60歳以上の部は164人、5km男子60歳以上の部は104人だった。
自分が走れないときは、せめて知り合いの応援を。
しかし、声がほとんど出ない。会う人ごとに「今日は無言の応援をします」と言っておいた。
9時35分、ハーフの部がスタート。
この大会は、なぜかメインのハーフに年代別表彰がない。男子だと644人がいっしょくた。また、女子にいたっては全種目年代別表彰なし。ハーフ78人、10km177人、5km173人は厳しいですね。
ハーフの部で応援するのは、三重の林さん。
今日も朝にごあいさつに来てくださった。肉離れを繰り返していて、しっかり走れる状態ではないらしい。
私にとって、林さんは走友という以上の存在と言っていい。ここにくわしくは書けないが、人に言いにくいような話もよくしてくださる。私も私が考えられる限りの返答をしようと心がけている。そういう貴重な存在です。
10月の「全日本マスターズ」もお仕事の都合で出場されないそうだ。今年は和歌山開催なので出ようと思っていたが、林さんが出ないのなら私も考え直そう。
ハーフのスタート後に少し時間があるので、いったんテントへ。
そこにおいしいおいしいたい焼きが。
いつもお世話になっています、小川さんご夫妻。
私らのことを身内のようにかわいがってくださっている。
「小川さん、応援に行きますわ。声でーへんし、写真だけでも撮らせてもらいます。」
「あー、そらえらいこっちゃ。」
10時05分、私が出るはずだった5kmの部がスタート。
小川さん見っけ!
「おがわさーん!」と叫んだが、もちろんそのしわがれ声は届かず。
その10分後の10時15分、10kmの部がスタート。
さあ、北出さん、松本さん、山本さんを探さなくては。
松本さんは見つけられたけど、北出さん、山本さんは見つからず。
おっと、最後尾近く。速歩ランナーさんじゃありませんか。
去年よりは暑さもましなようなのでよかったですね。
それにしても、このいでたちで10kmはきつそう。
しっかりね。
ちょっと休けいしたあと、復路の応援へ。
「おがわさーん!」
「藤井さんがどこで待っとるか分からんから、歩けへんかったわー。」
これはきっといいことだったんですよね。
ハーフのトップ。
ダントツ。
来た、北出さん。
私の知り合い3人の中ではトップ
それほど差もなく松本さん。
そのすぐあとに山本さん。
いつもこの大会でお会いします、滋賀の玉木さん。
あとはハーフの林さんを探さなくては。
残り3km地点あたりで「ふじいさん!」の声。
林さんが私を見つけてくれた。
しんどそうだがしっかりとした足取り。
これは近道をして、ゴール前の写真も撮ってあげよう。
麦畑を横切って、陸上競技場へ。
走った走った。けっこうな速さで。
余裕を持って競技場到着。
林さんの前のランナーの特徴ある人を覚えていたので、到着してもゆっくり観察することができた。ゲートを超えて入ってきた林さんの姿もしっかりと撮影。
向こう上面、ラスト200m。
やっとたどり着いたゴール。
心配していた肉離れも、今日はだいじょうぶだったらしい。
早く治してくださいね。
林さんとしゃべっていると、「あらっ!」と。
私はてっきりfukikoさんだと勘違い。
「いつもネコちゃんのブログ見させてもらってます。」
「あっ、それは妹。」
「失礼しました、お姉さんのほうでしたか。そっくりなもんで・・・。」
fukikoさんのおねえさんは、去年の土山マラソンで初めてお話しさせていただき、ダンナさんとは「沖縄100キロ」でいっしょに走らせてもらった。おねえさんはRECSのお仕事で来られていたようだ。
「それじゃまた、どこかの大会でお会いできますね。」
いつも枯らしてしまうツツジの苗。
今年ももらったので、今度こそ枯らさないように。
他府県からの参加者名簿をチェックされていたが、「もらいに来ておられる率」が高くてビックリ。Tシャツやタオルより、こういう参加賞のほうが喜ばれるのかも。
記録速報が出ていたので見に行った。
1位 19分32秒
2位 19分50秒
3位 19分55秒
4位 20分16秒
うーん、確かに、入院手術がなかったら優勝狙えたね。ただし、狙うだけやけど。
去年19分49秒で5位やから、折り返しまでトップで行って、後半3人に抜かれ結果は4位というところがいいとこですかね。
それより、今日出場強行していたらどうやったんやろう。
今年の10位入賞で22分04秒。
10位の人とデッドヒートで救急車行きちゅうのが落ちやったんかなあ・・・。
(11位の23分13秒まではかからなかったと思うので。)
12時すぎから後片付け。
片付け始めたころ、「藤井さん、体調はどうですか」と聞いてこられる方あり。どうもレースに参加された人ではないらしい。
よくよくお聞きしてみると、「パオパオだより」の愛読者さん。以前はずっとこの大会にも出ておられたが、ここ1年半はまったく走っておられないとか。私のことが心配で、わざわざ顔を出してくださったようだ。そして、シューズを買って行ってくださった。「今は走っていない」とおっしゃっていたのに。
うちの夫婦間では、「京都キャロット」で買い物をして応援してくださる方を「佐古井流」と呼んでいる。「香住」で私の病状を知った宍粟市の佐古井さんが、そのあとほぼ無言で商品を買っていってくださった。ヨメさんは、「あれがほんまの応援や。かっこええわ」と痛く感心していた。静かな応援というところでしょうか。
今日の「佐古井流」は、福井市の高木さん。私より5歳ほど上の元ランナーさん。ご自分では「もう走れません」とおっしゃっていたが、ぜひ来年走ってください。私もそれまでには元気になりますから。
商品が以前ほどないせいか、1時間ほどで片づけ終わり、1時すぎに会場発。
前半は売れ行きが芳しくなかったが、後半も暑さがましだったせいか多くのお客様が来てくださった。これでまあまあ。明日の入院手術費の支払いも何とかなりそう。よかった。
お昼ごはんはいつもの南条SA。
レストランはすいていたが値段高すぎ。
フードコートの席を確保し、私は「ざるセット」、ヨメさんは「台湾」。
「台湾」って、なに?
それは「台湾うどん」でした。
二人で1660円。これでお昼代もだいぶ節約。
帰りも同じルートで高速代節約。
さすがに帰りは少し車が多く、家に着いたのは4時半ころ。
まあそれでもこんなに早く帰れるのだから楽な方。
「佐古井流」的な人がもっと増えてくれんもんかなあ・・・。
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【今日のきく】
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2017年05月13日(土)
ドレミファ [病院]
明日は「鯖江つつじマラソン」。
「香住」以来3週間ぶりの出張販売。
よく考えてみると、「香住」と「鯖江」の両方に行こうと思えば、私の入院手術の月またぎは仕方なかった。なんとしてもしっかり販売をがんばって、余計な支払い35000円分を稼がなくては。
そのために、一から積み込み。できるだけ重い荷物など持たないようにと言われているが、手術からもう16日目。いまさら傷口が開くことはないだろう。
手術跡のことを傷口と言ってもいいのだろうか。
ほんとうは傷口保護のためにテープをはらなくてはならない。ところが私はかぶれやすく、テープをはり始めて2日目くらいにカイカイになってしまった。
このテープというのは、傷口保護という意味もあるが、傷口を人目から隠すという意味もあると思う。だから、本人が気にしないのならはらなくてもいいかと思った。
今は傷口が丸見え。首つり自殺に失敗した人の首みたいになっている。でも、私の首をしげしげとみる人もいないので、これで良しとしましょう。
それより困るのは息苦しさ。
真下を向くと、ほぼ窒息状態。いつもアゴを上げて呼吸しなくてはならない。
声も出ない。絞り出せば出るが、すごく疲れる。
試しに「ド・レ・ミ・ファ・・・」と歌ってみた。もう「ファ」が危うい。「ソ」はまったく出ない。元々カラオケに行かないから問題はないが、「歌え」と言われても歌える歌がなくなってしまった。口笛はふけるので、これからは口笛オンリーですね。
私らが車に荷物を積み込んでいる間、ずっとうらめしそうに見ていたきくちゃん。
1ミリも動かず、ずっとね。
明日もできるだけ早く帰ってくるし、かしこうお留守番しといてね。
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【RUN】
私は24時間バイトから朝帰り。
お昼前に雨が上がり、すぐにきくのお散歩。朝はじゃじゃぶりで行けへんかったから。
その続きで走りに行こう。
いつもは玄関先からいきなりスタートするのだが、今日は慎重に1kmウォーミングアップ。
そして、私の基本中の基本の十王堂橋往復5kmコースへ。
まだ若干「雲の上を走ってる感」があったが、気にすな気にすな。
5分04、5分08、5分22、5分07、5分09で25分52秒。
そこそこ速く走れたが、たったの5kmなのにゴール後がかなりしんどい。
慎重に慎重にクーリングダウン。
こんな状態から、再び5km20分切りまで持っていけるんでしょうか。
たぶん、無理したら「うっ」となって息ができんようになるんやろうなあ。
慎重に慎重に・・・。
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【今日のきく】
ほったらかされて、「おもんなー」という表情のきくちゃん。
オッサンオバサンの二人ひきのお散歩で「うれしいうれしい」という表情のきくちゃん。(ちゃんと前向いてえなー。)
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2017年05月12日(金)
絞り出す声 [雑用]
今日は寮2(出町)24時間。
こちらでは、寮長寮母さん以外誰も私が手術あけだということを知らない。みなさん普通にしゃべって来られ、私の絞り出している声をおかしいとも思われない。自分ではすごい変な声のように思うのに・・・。
それに加えて、今日は来客が多かった。それも無愛想にできないお客様ばかり。絞り出し絞り出し、必死で応対した。
電話も多かった。
電話はまだ落ち着いてしゃべれたので、絞り出す感はなかったもしれない。それでも次から次とかかってくると、疲れましたわ。
今日は割と元気だったのに、晩ごはんを食べると、急に脱力感。
最終見回りは、南館の5階までと北館の3階までを全部歩いて回る。いつもならあっという間に終わるのに、今日はえらい長く感じた。
でもまあ何事なく今日も終わる。
あとは少し寝て、6時前に起きてあちこちのカギを開けて照明をつけたら終わり。
喉が疲れた。
はよ、寝よ。
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「ナビィの恋」 [映画]
◎第3回京都国際映画祭リポートより(2016年10月)
映画祭2日目の10月14日(金)。京都府中京区のシネマコンプレックス「二条TOHOシネマズ」(ショッピングセンター「BiVi二条」内)にて、「沖縄国際映画祭連携企画」として17年前に大ヒットを記録した沖縄映画『ナビィの恋』の上映と舞台挨拶が行われました。左から本作の監督・中江裕司さんと、司会のガレッジセール・ゴリさん。
沖縄は粟国島を舞台に、ナビィおばぁが初恋の男性と老いらくの恋に落ちる異色の恋愛コメディー。沖縄では当時世界中で大ヒットを飛ばしていた『タイタニック』を超える動員を記録したことで有名です。ナビィに扮した沖縄芝居役者の平良とみさんは本作で一躍有名になり、その後2001年のNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」で全国区の顔となりました。
ゴリさんは前述の「ちゅらさん」でとみさんと共演し、2009年には監督作『南の島のフリムン』にも出演してもらったという仲。というわけで話の中心は、やはり平良とみさんのことに。
中江監督によると、『ナビィ〜』のきっかけは1992年に監督した3話オムニバスの『パイナップル・ツアーズ』までさかのぼります。
出演者の一人だったとみさんに「私は昔から老け役ばかりなので、恋する乙女の役がやりたい」と言われ、4年を費やし書きあげたのが『ナビィの恋』の脚本。ですが、いざ脚本を持っていったところ、「『私はそんなこと言った覚えがない』と出演を断られて困りました(笑)」とのこと。結局とみさんは出演を決意したそうですが、沖縄らしいノンビリしたエピソードに観客から笑いが起こりました。
また、ナビィの夫のおじぃ役を演じた沖縄民謡の名手・登川誠仁さん、通称“誠小(セイグヮー)”もなかなかに個性的だったそうで、出演交渉のために何度も自宅を訪ねるも、「『俺はいないと言え』と奥さんに言うご本人の声が聞こえてきて。その後も『今日は寒いから』とか理由にならない理由で断られ続けた末に、やっと会えました」と中江監督。ですが、いったん出演を決めると、撮影中は大好きなお酒を控えて芝居に集中したそうです。
『ナビィの恋』
【作品解説】
京都出身、沖縄在住の中江監督がベテラン沖縄芝居役者や島唄歌手を迎えて作り上げた、笑いと音楽に彩られた大恋愛映画。都会の喧騒に疲れ、沖縄に里帰りすることにした奈々子。港に着くと、祖父母の恵達おじぃとナビィおばぁが昔と変わらず優しい笑顔で出迎えてくれた。そんなある日、ナビィの初恋相手が60年ぶりに舞い戻り、島を揺るがす大事件が巻き起こる。
【製作】日本/1999/92 分
【監督】中江裕司【脚本】中江裕司、中江素子
【出演】平良とみ、登川誠仁、平良進、西田尚美、村上淳、嘉手苅林昌、大城美佐子、津波信一、川満聡
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見たい見たいとずっと思ってた「ナビィの恋」。
とは言っても、平良とみさんが出ている沖縄が舞台の映画で、中江監督が私の母校・洛北高校の5年下というだけの知識。
いやー、しかし実際に見てみるとこれは名作中の名作。
私のようにストーリーを知らずに見たほうがおもしろいと思う。
「悲運の二人」サンラ―とナビィは、実生活では夫婦かい!(平良進さんと平良とみさん。)
「恵達」オジイって・・・、NHK朝ドラ「ちゅらさん」でヒロイン・恵里の弟の名前やん。
恵達オジイが、稲嶺進名護市長に見えてしょうがなかったなあ。
白黒画面の若き日のナビィ役の女優さん、かわいかったなあ。真柴先生かと思いましたわー。
「アイシテルランド」のセッションもよかったー。これだけでも見る(聞く)価値あり。
まあ、私の映画評はこんなええかげんなもんです。
最後に、中江監督を検索してびっくり。
◇ ◇ ◇
(経歴)
京都府京都市出身。京都府立洛北高等学校から琉球大学農学部へ入学して以後、沖縄県で生活する。
学生時代から映画研究会で8ミリ作品を発表しており、自主映画の仲間とともにオムニバス映画『パイナップル・ツアーズ』を制作して商業映画デビュー。日本映画監督協会新人賞を受賞する。以降も、作品のほとんどは沖縄を舞台にしている。2000年に自ら監督・脚本を担当した映画『ナビィの恋』で芸術選奨新人賞、新藤兼人賞・金賞を受賞。
また、2005年5月には真喜屋力らと、那覇市の閉館した映画館を「桜坂劇場」として復活(劇場支配人は真喜屋)。劇場を運営する「株式会社クランク」の代表取締役社長をつとめ、体験ワークショップ「桜坂市民大学」等も開催している。 2010年には桜坂劇場内に、沖縄クラフトのセレクトショップ「ふくら舎」をオープン。沖縄の焼き物の工房から直接買い付けるバイヤーを担当。
◇ ◇ ◇
私が沖縄に行くたびに立ち寄っている「桜坂劇場」を復活させた人でしたか・・・。
いろいろな意味で、ありがとうございました。
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2017年05月11日(木)
廃インク吸収パッド再生 [雑用]
毎日体調がコロコロ変わる。
今日は朝起きたら、左耳の下あたりがカチカチ。喉もいつもとちがう痛さ。
本当は鞍馬口医療センターに行くべきところだが、たいそうなのでご近所のクリニックへ。ところが診察始まりの9時すぎに行ったため、座るところもないくらいの満員。これで「もういいや」になってしまった。
おととい行くつもりで行けなかった京都シネマへ。
前から見たいと思っていた「ナビィの恋」。すごくよかった。
京都シネマ・名画リレーのうちの一作。会員は500円で見られる。この映画を見に行く交通費が往復900円。交通費高いわ。
昼からは、使えなくなって放置していたプリンターの再生。
廃インク吸収パッドが満タンになると、メーカーに送って再生してもらうしかない。ところがうちのプリンターは購入から10年。5年目に一度交換してもらったが、今はそれももう無理らしい。新しいプリンターを買うか、古いプリンターのパッドを自分で再生するか。どうせ捨てるしかないのなら、ダメもとで挑戦してみる価値はある。
ネットで調べて、プリンターをひっくり返して廃インク吸収パッド部分を取り外し。スポンジ部分を洗うと、黒い汁がドクドクと。
トイレットペーパーで水分を吸い取り、そのあとドライヤーで乾かし、スポンジを元の場所へ。これだとスコスコになってしまうので、別の所から持ってきたスポンジを組み合わせて完成。
あとはカウンターをリセットすれば、インクがある限りは使うことができる。
ところが、このリセットがメーカーの意地悪で普通はできないようになっている。ネットにはその裏ワザがいろいろと書いてあるのだが、これが難しくてよう分からん。
廉が帰ってくるまで、プリンター再生はおあずけかな。
初めはビニール手袋をしていたが、だんだんめんどくさくなって素手でギューギュー。指先、こんななってしまいましたわー。
晩のおかずが何もなく、スーパ―へ。
いつもヨメさんに「こんな高いもんこうてー」と叱られる。
今日は、冷凍餃子と卵ともずくとミニトマトと大根キムチ。
これなら叱られへんでしょう。
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【今日のきく】
私のバイトがなく家にいるときは、きくの夜のお散歩は7時。
そのあときくの晩ごはんが先で、次に自分の晩ごはん。
夜10時10分くらいのバスでヨメさんが帰ってくる。
バス停まで100mをお迎えに。
今日もちょうどお迎えが間に合った。
「きくちゃーん」と手を広げて待っているヨメさん。
しっぽブンブンで近付くきく。
しかし、きくはヨメさんといっしょにおりてきた若いおねえさんのほうへ。
そして、そのおねえさんを尾行。
「きくちゃん、それどういうこっちゃ!」
きっと、わざとやね。
きくはそういうやっちゃ。
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【RUN】
本当に体調が日によって全然ちがう。
今日は朝が一番しんどく、夜が一番楽になった。
少しくらいなら走れそう。
こないだから、左足のふくらはぎが腐ってきているような感覚が続いている。じっとしていたらどんどん腐っていくような・・・。ちょっとでも動いて、自分を安心させたい。
きくの散歩コースで、頼光橋回り1kmというのがある。長代川沿いの土道を南下し、頼光橋でバス通りに出て家に戻ってくるというコース。この1kmコースなら、その日の体調によって加減ができる。
一部暗くて走りづらい箇所もあるが、それでかえって慎重に走るのでいいのかも。
ス―パーから帰り、晩ごはん前の8時にスタート。
まず、時計回りに2周して11分32秒。
もうちょっと走ってもだいじょうぶそうだったので、反時計回りに2周プラスで22分31秒(10分59秒)。
今日はふらつかず、4kmをしっかり走ることができた。ダウンジョグ1kmプラスで合計5km。
これでちょっと安心。
足の腐れにストップかけられたかな・・・。
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2017年05月10日(水)
「ようお帰り」 [雑用]
今日から、バイト復帰。
寮1(二条)17時間。
前夜早く寝たので、5時半起きも苦にならなかった。熱もなさそうだし、まずまず元気に家を出た。
寮の裏に車を置いて表玄関に回るとき、ご近所犬の「シューちゃん」に遭遇。
「シューちゃん、久しぶりやなあ。元気やったかー。」
すると、いつものシューちゃんステップで応えてくれた。
あー、元気でよかった。今日も、かわいい雑種犬から勝手に元気を強奪。
出だしがいいので、いい一日になりそう。
朝一番に、料理長のSさんが。
「ようお帰り」とがっちり握手。うれしかった。
Sさんは、なぜか私のことをすごく気にかけてくださる。
「顔色がよさそうで安心しましたわ」と。
おそうじのKさんに、渡せてなかった沖縄みやげをやっと渡せた。
「えらいまたぎょうさん切ったもんやねー。たいへんやったやろう。」
「手術は麻酔してあるさかい、たいへんかどうかさっぱり分かりませんでしたけど、そのあとが前回とちごて寝たきりになってしまいました。」
「そうかー、それは気を付けなあかんね。でも手術前と比べたら、顔色だいぶようなってるえ。」
「そうですかねえ・・・。」
SさんもKさんも「顔色がようなった」とおっしゃるが、入院していてお日さんに当たらず、色が白くなっただけのような気がせんでもないが。
ただ週に1回だけ行かせてもらっいるバイト先で、こうして声を掛けてもらえるだけでもありがたいと思わなければ。
またもやお昼前にクラクラしかけたが、なんとか持ちこたえることができた。声が出にくくて、電話応対と館内放送には難があったと思うが、それはベテランの技でまあそれなりに。
今日17時間がなんとかなったので、あさっての寮2の24時間も何とかなるでしょう。
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昨日、病院より正式の請求書が届いた。
【4月分】
医学管理等 6300
手術 420840
麻酔 137820
病理検査 4500
リハビリ 5050
入院料 700
包括払い 158630
合計 733840→ (限度額適用) 57600
食事負担 3960
請求合計額 61560
【5月分】
医学管理等 7150
投薬 1440
リハビリ 9150
包括払い 98950
合計 116690→ (30%負担) 35010
食事負担 3600
請求合計額 38610
5月の食事分は仕方ないとして、月をまたいでなかったら35010円は不要だった。
あー、悲し! (泣き泣き泣き・・・。)
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【今日のきく】
夜11時40分ごろ帰宅。
玄関が真っ暗。
そこにのそのそときくちゃんが出てきた。
「きくちゃん、オバサン居残り勉強かなあ。」
「さー。」
とにかくきくちゃんがシッポふりふり。
どうせお風呂を沸かすのに時間がかかるので、そのままお散歩へ。
こんな時間に長いお散歩は初めてで、きくは大喜び。
私もだんだん夢の中にいるようで・・・。
ああ、危ない危ない。
「ザ・管理人」のかっこうできくの散歩をするのも初めて。
めずらしいので写真に撮っておいた。
日付をまたいで、12時15分ころお散歩終了。
家に戻ると、ヨメさんも叡電の終電で帰ってきていた。やっぱり、居残り勉強していたらしい。たいへんや。
どうか、その勉強が実を結びますように・・・。
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2017年05月09日(火)
また寝たきり [病院]
土日はかなり元気になっていたのに、昨日今日とまたしんどくなってしまった。
朝起きたら頭痛と腹痛。頭痛のほうはヨメさんがマッサージしてくれてだいぶましになった。腹痛のほうもトイレに行くとだいぶおさまった。
昨日室内干しの洗濯物を片付けると、庭がよく見えるようになった。今ちょうどきれいなツツジが咲いているので、洗濯物で隠したらもったいないね。
明日から、また寮の管理代行のバイトが始まる。
今日は午前中に京都シネマに行き、「ナビィの恋」を見て、午後は「9の日平和ラン」をしようと思っていた。
その思惑はとんでもなかった。
いったん楽になったのだが、まただんだんしんどくなってきた。もう限界。座っているのもしんどくなって、ついに寝間へ。10時から12時くらいまで寝込んでしまった。
いったん起きて、ヨメさんときくを「京都キャロット」までお迎え。
お昼はしんどくて、おかゆをちょっとだけしか食べられなかった。
そのあと、1時から3時までまた寝込んでしまった。これって、かなり良くない状態なんちゃうん。
あんまりしんどいので、ヨメさんから禁止と言われている体温計で測ってみると38.0℃。そらしんどいはずや。
今日は本当に何もできなかった一日。
でも今日のヤクルト広島戦で、昨年5月にアキレス腱断裂、ロッテ戦力外で今季からヤクルト加入の大松尚逸内野手が延長12回代打サヨナラホームラン。
もうこれでいいや。
このごろ明るい話題がない。
私の明るい(?)おふとんの柄でも見て笑ってください。
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【今日のきく】
12時、お昼休みに入るときに迎えに行った時のきくちゃん。
「うれしいな〜、うれしいな〜。」
1時、お昼休みが終わって店に戻されたきくちゃん。
「あー、番犬はちゅらい。」
夜7時のお散歩。
暗くて、犬かタヌキか分かりません。
いやいや、なんてりりしい「にせシェパード」。
いやー、それもこのごろあんまりゆうてもらえんようになったなあ。
お昼はしんどくて全然食べられなかったのに、夜はだいぶ復活した。ヨメさんが作っていってくれた「ほうれん草いためたやつ」とカレイ。
10時すぎにヨメさんが帰って来て、学校での話などをしてくれる。私がきくをかまったり、プロ野球ニュースを見たりしてほとんど聞いていないのであきれていた。
いろいろと世話をしてもらっているのに、これではあかんと思う。そうは思うが、今はなんとか食べて元気出すのが精一杯。(「プロ野球ニュースはどうなん?」と突っ込まれると痛いが・・・。)
とにかく、早く手術前のような生活に戻りたい。
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