パオパオだより

2017年04月19日(水)

「不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち」 [書評]

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◎Discover社ホームページより

■商品説明

 「三つ子の魂百まで」と言いますが、家庭は人間にとってもっとも原始的な社会・人間関係を体験する場です。そこで大きく影響するのが生まれ順、つまり、きょうだい構成=「きょうだい型」です。

 「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」と下のきょうだいの面倒を任せられることによって責任感を身につける “きまじめな王様”長子。
 生まれたときから兄姉という「前例」を見ながら要領よく甘え上手に育つ “したたかなアイドル”末っ子。
 上と下に挟まれ、自分のアイデンティティを模索し続ける “永遠の思春期”中間子。
 親の愛を一身に受け、ひたすら天真爛漫に成長する “マイペースな天才肌”一人っ子。

 「お兄ちゃんぽい」「妹っぽい」という性格は、本当なのか? そして、それはどのように形成されたものなのか? 独自に開発した「きょうだい型メソッド」により、その仕組みがまるわかりになります!

 「だから自分はリーダーの役割が苦手なんだ」「そういえば、自分の友人は一人っ子ばっかり」など、自分自身への理解が深まると同時に、自分とは違う人のメンタリティに驚くこと請け合いです。

 思わず「あるある」と言ってしまうエピソードに加え、それぞれのタイプを動かすためのひとことフレーズ、相性チェック表など、仕事、恋愛、結婚、友人……あらゆる人間関係に役立つコンテンツ満載の一冊。

<本書の効果・効能>
・自分では意識していなかった性格、考え方の根っこの部分を知ることができる
・親やきょうだいの行動原理が分かり、家族づきあいがラクになる
・妻や夫、子どもの考え方が分かり、夫婦のやり取り・子育てにも役立つ
・恋人や友人、職場の同僚の性格が分かり、コミュニケーションが円滑になる

<こんなに違う!それぞれの思考・行動パターン>
たとえると…….
 長子は、A型のライオン
 末子は、O型の犬
 中間子は、AB型のカメレオン
 一人っ子は、B型のネコ

著名人では……
 長子は、石原慎太郎・市川海老蔵
 末子は、イチロー・本田圭祐
 中間子は、孫正義・柳井正
 一人っ子は、村上春樹・坂本龍一

仕事では……
 長子は、仕事に成長を求める
 末子は、仕事にバランスを求める
 中間子は、仕事に人間関係を求める
 一人っ子は、仕事にやりがいを求める

結婚では……
 長子は、価値観が合う人と結婚する
 末子は、気が合う人と結婚する
 中間子は、自分を好きな人と結婚する
 一人っ子は、自分が好きな人と結婚する

■目次

はじめに
 きょうだい型メソッド1 〜人は誰もが「一人っ子」か「末子」として生まれる〜
 きょうだい型メソッド2 〜性格は、親・きょうだいとの関係で決まる〜

1章 まるわかり!「きょうだい型」別 性格&相性
 長子:性格 責任感と自尊心の強い生まれながらの「王様」/相性 仕事は末子、結婚は長子同士がうまくいく
 末子:性格 ノリと愛嬌でしたたかに人生を謳歌する「アイドル」/相性 最も相性いいのは末子同士、一人っ子にはイライラすることも
 中間子:性格 繊細で複雑で感受性の強い「永遠の思春期」/相性 誰とでもうまくやっていけるが、中間子同士の恋愛には要注意
 一人っ子:性格 人間関係オンチでマイペースな「帰国子女」/相性 ラクなのは一人っ子同士、世話焼きの長子との相性も◎
 きょうだい型を補正する4つの要素

2章 こんなに違う!「きょうだい型」別 思考&行動パターン
1)たとえると
 長子は、A型のライオン
 末子は、O型の犬
 中間子は、AB型のカメレオン
 一人っ子は、B型のネコ

2)フィクション
 長子は、エルサ(アナと雪の女王)
 末子は、まる子(ちびまる子ちゃん)
 中間子は、来生瞳(キャッツアイ)
 一人っ子は、浅倉南(タッチ)

3)著名人
 長子は、石原慎太郎・市川海老蔵
 末子は、イチロー・本田圭佑
 中間子は、孫正義・柳井正
 一人っ子は、村上春樹・坂本龍一

4)進路
 長子は、道を切り拓く
 末子は、楽な道を行く
 中間子は、道に迷う
 一人っ子は、我が道を行く

5)価値観
 長子は、やるべきことをやる
 末子は、やれそうなことをやる
 中間子は、みんながやらないことをやる
 一人っ子は、やりたいことだけやる

6)欠けているもの
 長子は、デリカシーがない
 末子は、ガッツがない
 中間子は、素直さがない
 一人っ子は、常識がない

7)決断
 長子は、よく考えて決断する
 末子は、人に決断してもらう
 中間子は、決断を先延ばしにする
 一人っ子は、よく考えずに決断する

8)ピンチ
 長子は、ピンチにもろい
 末子は、ピンチに見て見ぬふり
 中間子は、ピンチに張り切る
 一人っ子は、ピンチに気づかない

9)チャンス
 長子は、チャンスに気づかない
 末子は、チャンスに浮かれる
 中間子は、チャンスに尻込みする
 一人っ子は、チャンスをつくる

10)仕事やキャリアに求めるもの
 長子は、成長を求める
 末子は、ワークライフバランスを求める
 中間子は、人間関係を求める
 一人っ子は、やりがいを求める

11)チームワーク
 長子は、自分がやるべきだと思っている
 末子は、誰かがなんとかしてくれると思っている
 中間子は、誰かがやるべきだと思っている
 一人っ子は、自分のことだけやりたいと思っている

12)打ち合わせ・会議
 長子は、嫌われても言うべきことは言う
 末子は、おいしいところを持っていく
 中間子は、場の空気を優先する
 一人っ子は、全然違う話をする

13)注意される・叱られる
 長子は、「自分が悪かった」と反省する
 末子は、「自分のせいじゃない」と開き直る
 中間子は、「なんで自分だけ」といじける
 一人っ子は、「どうしよう…」とひたすらショックを受ける

14)褒められる
 長子は、「いえいえ、私なんてまだまだ」と謙遜する
 末子は、「やっぱり自分はすごい」と増長する
 中間子は、「裏があるのでは」深読みする
 一人っ子は、「○×※□......!」と動揺する

15)酒グセ
 長子は、説教する
 末子は、無礼講になる
 中間子は、荒れる
 一人っ子は、一対一で話し込む

16)友達づきあい
 長子は、頼られたい
 末子は、甘えたい
 中間子は、八方美人
 一人っ子は、一方美人

17)金銭感覚
 長子は、人のためにお金を使いたい
 末子は、人のお金を使いたい
 中間子は、お金にシビア
 一人っ子は、お金に無頓着

18)恋愛
 長子は、恋人には意外と甘える
 末子は、恋人には意外とそっけない
 中間子は、恋人には意外とわがまま
 一人っ子は、恋人には意外と尽くす

19)結婚観
 長子は、価値観が合う人と結婚する
 末子は、気が合う人と結婚する
 中間子は、自分を好きな人と結婚する
 一人っ子は、自分が好きな人と結婚する

20)夫婦ゲンカ
 長子は、すぐケンカする
 末子は、うやむやにする
 中間子は、よく話し合う
 一人っ子は、すぐ家出する

21)実家との関係
 長子は、実家にちょくちょく顔を出す
 末子は、実家にダラダラ居座る
 中間子は、実家から距離を置く
 一人っ子は、実家から結局離れられない

22)子育て
 長子は、理想主義
 末子は、現実主義
 中間子は、博愛主義
 一人っ子は、溺愛主義

3章 こうすればうまくいく! 「きょうだい型」別つき合い方&ひとことフレーズ
 長子 つき合い方&このひとことでうまくいく!
 末子 つき合い方&このひとことでうまくいく!
 中間子 つき合い方&このひとことでうまくいく!
 一人っ子 つき合い方&このひとことでうまくいく!

おわりに
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 今日は寮1(二条)17時間。
 ポケットWi-fiを忘れ、マイパソコンが使えず。
 久しぶりに読書しましたわ。

 私の大好きな畑田国男さんの「兄弟姉妹型」以来の「きょうだい型」分析。
 これはめっちゃおもしろかった。
 「末っ子」の欄は、私とのシンクロ率95パーセントくらいありますねえ。
     ◇     ◇     ◇

■末子

 平和主義者だが損得勘定に敏感で、意外にがんこ。
 交換条件を出してドライに交渉すべし。

1.楽しいことが大好きな平和主義者

 重苦しい雰囲気やもめごとを嫌い、面倒なことはできるだけ避けようとする。しかも陽気で社交的。

2.「誰かがなんとかしてくれる」

 責任を持ったり、決断を任されたりすることが大の苦手。ノリや愛嬌でその場をごまかしてやり過ごそうとする。

3.損得勘定に敏感

 世渡り上手で、自分の得にならないことはしたがらない。交渉するにはドライに交換条件をちらつかせるのが◎。
     ◇     ◇     ◇

 ほんま当たってます。
 「誰かがなんとかしてくれる」は、末っ子の基本中の基本です。
 「意外にがんこ」というのもその通りだと思う。
 「平和主義者」という評価は、なんかうれしい。

 ここで気になるうちのヨメさん。
 ヨメさんは、姉と弟がいる中間子。
     ◇     ◇     ◇

■中間子

 人当たりはよいが、内面は実に複雑で繊細。
 相手を尊重し、味方になることがカギ

1.複雑な八方美人

 人当たりよく誰とでも仲良し。でも実は心を開いていなかったり些細な傷ついたりしていることも。

2.気配り上手な目立ちたがり屋

 気配りの人でありながら、意外に自分への注目を求める。そのため駆け引きや探り合いも得意。

3.人間関係を重視

 相手が自分をどう思っているかに非常に敏感で、尊重されればされた分だけ相手を大事にする。
     ◇     ◇     ◇

 ふむふむふむ・・・。
 心当たる節が多い。
 特に「相手が自分をどう思っているかに非常に敏感」というところはその通りなような気がする。
 気にするヨメさんに対して、末っ子の私は「だーれもなんとも思ってへんてー」とよく言っているんですが・・・。

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 さて、一番大事なのは相性。
 末子(私)と中間子(ヨメ)の相性は・・・。

【末子から見た中間子との相性】

 表面的なノリだけで突っ走りがちな末子をうまくサポートしてくれるのは中間子。長子ほど偉そうに振る舞わないので末子にとってもつきあいやすい相手です。結婚生活でも上手にリードしてくれるでしょう。

【中間子から見た末子との相性】

 中間子は空気を読むことに長けていて、相手に合わせるのが得意。その分、我慢を重ねて、ストレスをため込む傾向があります。
 同じ身勝手ならどこまでも天真爛漫な一人っ子をサポートしたり、明るく言うことを聞く末子をプロデュースするほうが、中間子のやる気につながるでしょう。
     ◇     ◇     ◇

 私とヨメさんは「きょうだい型」の相性としてはまあまあというとこみたいですね。

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 ちなみに、上の表は朝日放送「ビーバップ!ハイヒール」で使われた「明日から使えるきょうだい別取扱い説明書」(2016年1月放送)。

 これをうちの夫婦に当てはめると、末っ子彼氏と間っ子彼女になるので、彼女から見て「気楽な彼にあこがれるが限度もある」。
 いろいろ見比べててみると、もろいねえ。

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 畑田さんの「兄弟姉妹型」理論で一番感心したのは、「ホームラン王に長男はいない」というもの。
 日本プロ野球の歴史上、ホームラン王は全員次男以下だった(1977年パリーグのリー選手を除く)。
 「そうか、それで原や清原はホームラン王を取れへんかったんか」と納得した。

 しかし、一昨年のセリーグホームラン王にヤクルトの山田哲人選手が。山田選手は、たしか姉と妹がいる長男。これで、畑田理論が初めて崩れてしまった。
 畑田さんが生きておられればその見解をお聞きしたいものだが、山田選手がよっぽど特異な存在であったということだろうか。
 まあ、何でもかんでも万能な理論などないということでしようね。

 長らく人気のあった血液型性格分析は、非科学的で差別的な一面もあるということがやっと浸透し、最近聞くことはほとんどなくなった。
 それに比べれば、この「きょうだい型」は自分を知り他人とのコミュニケーションを取るのに役立ちそうに思う。
 まあとりあえずは、本を1冊読んだくらいで知ったかぶりの顔をせんようにちゅうことですけどね。

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2017年04月18日(火)

第91回9の日平和ラン [ランニング]

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 今月9日は沖縄から京都に帰ってくる日、明日19日は寮2(二条)、29日は手術2日後。「9」のつく日は全滅。
 今日は18日で「9」とは何のつながりもないが、「今日、走っとこー。」

 夕方5時すぎなのに、気温は20℃くらい。
 練習では今年初めての「Tシャツとランパン」姿。

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 今日は「京都学生駅伝・最終区」コースへ。(たしか、去年からコース変更になったようだが・・・。)

 自宅→京産大前→柊野別れ→鴨川河川敷。
 西賀茂橋の少し南で約2.3km。

 昨日の雨で、だいぶ増水していた。

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 河川敷の桜もおおかた散ってしまった。
 あとはしだれ桜に期待です。

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 御薗橋の仮橋はいつできるんでしょうね。
 はよせんと、梅雨が来て、台風が来て・・・。

 ここまで約3km、16分。

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 上賀茂橋から上の道へ。
 宝が池運動公園に向かうまっすぐな道。

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 きつね坂通過は6時すぎだか、まだ16℃もあった。

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 宝が池の桜ももう終わり。

 ここまで約6km、33分。

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 トンネルを越え、そのまま北へ。
 シャトレーゼ手前の信号を左折。
 あとは地球研前までまっすぐ。

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 一条さん横の桜は、しだれ桜なのでまだまだきれい。

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 もうちょっとで家というところで9km、49分30秒。
 キロ5分半ペースは爽快。

 今日は9km走れたので、立派な「9の日平和ラン」と言えますかね。
 来月9日は、勝手に退院日ではないかと予想している日。
 走れますかねー。

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 いつもの長代川沿いの土道をダウンジョグしていると、田んぼに2羽のカモ。
 こないだ、おんなじとこらへんにうちの庭から逃げて行ったネコちゃんが伏せていた。もう二度と来てくれへんかもと心配していたら、今日また庭でくつろいでました。よかったー。

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【今日のきく】

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 私にはいつも強気なのに、逃げないネコにはちょっと弱気なきくちゃんです。

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2017年04月17日(月)

「香住ジオパークマラソン」がヤフーニュースに [ランニング・出張販売]

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◎神戸新聞NEXT 4/17(月) 11:35配信
   
   兵庫・香住マラソン、のぼりに手書きの「・」 理由は…

 第4回の開催が22日に迫る兵庫県香美町香住区の「香住・ジオパークフルマラソン大会」。日本海の絶景や賞品の海の幸が毎年人気で、今年も全国から約2300人が参加を登録している。だが実は今回、大会名が微妙に変わった。「香住」と「ジオパーク」の間に「・」が加えられたのだ。その背景には関係者による、ある忖度(そんたく)があった。

 漁業が盛んな町の魅力をPRしようと、住民有志が2014年から始めた同大会。大会名にあるジオパークとは、京都、兵庫、鳥取の日本海側3府県にまたがる「山陰海岸ジオパーク」のこと。このエリアは10年に世界ジオパークに認定され、香美町を含む各地でツアーや景観保護などの活動が盛んに行われている。

 大会名を変更したのは「香住ジオパーク」が、国内の関係団体でつくるNPO法人「日本ジオパークネットワーク(JGN)」(東京)の申し合わせ事項に抵触しているのでは、と住民らから指摘されたため。その根拠は「ジオパークの名称を使えるのは、認定された地域だけ」という部分だ。山陰海岸ジオパーク推進協議会(事務局・但馬県民局)はこれを踏まえ、「エリア内の特定の場所だけをジオパークと表記しない」と方針として定めていた。

 規模が大きい大会だけに、指摘を無視するわけにもいかず、大会実行委員会は同推進協議会と相談し、間に「・」を入れることで批判をかわすという苦肉の策に出た。香住とジオパークは「・」で分割されている、という理屈だ。

 大会が始まる前、当時の町と県の担当者の了解を得て名前を決めたという田村高春・実行委員長(65)は「香住とジオパークを一度に宣伝できるいい大会名なのに」と憤るが、「まあええわ」と切り替えも素早い。町内に設置したのぼり約150本には、手書きで「・」を加えてどうにか乗り切った。

 しかし実はこの“騒動”、そもそもJGNは「問題なし」という見解だったという。事務局は「住民の活動に水を差すつもりは全くない。ジオパークの名前を使って地域を盛り上げてくれるのはありがたいことで、後援依頼があれば応じたいくらいですよ」と笑って答える。

 JGNによると「申し合わせ」は、認定されていない地域がジオパークを名乗るなど、誤解を与える事例を防ぐための「お願い」の意味合いが強く、罰則規定もないという。

 ちなみにのぼりには、「・」が抜けているものがちらほらと残る。走りながら探してみるのも面白いかもしれない。(黒川裕生)

 【山陰海岸ジオパーク】山陰海岸国立公園を中心に、京都府京丹後市から鳥取市までの東西約120キロ、南北最大30キロの地域。大陸から分かれ、日本列島が形成された過程が確認できる貴重な地質遺産で、玄武洞(豊岡市)や湯村温泉(兵庫県新温泉町)、鳥取砂丘(鳥取市)などが代表的な見どころとして知られる。

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 「(あいさつの)原稿には残念ながら山口県の物産がない。忖度してほしい」と、国民をなめ切った三流タレント(?)が発言している。
 それに比べると、「香住ジオパークマラソン」実行委員さんの忖度はおもろい。

 「まあええわ」と切り替えも素早い、というところを読んで心から笑ってしまった。
 手書きで「・」を加えて、というのはたぶん黒マジックでしょうね。たいへんやったような、そうでもないような・・・。これぞ「手作り大会」やないですか。

 先送りされてきたこの大会のプログラムを見てみると、「参加者7千人未満のフルマラソン大会で第5位の評価」らしい。すごいようなそうでもないような・・・。

 そうそうこのナンバーカード先送り方式は、私ら出店業者にとっては大きなマイナス要素となる。一番いいのは、受付が朝早く、スタートが遅い大会。時間を持て余したランナーがちょこちょことのぞきに来てくださる。
 ついでに言っときますと、大会のメイン種目が「ハーフ」の大会が一番よく売れる。10km以下はシューズやウェアをバンバン買われる方が少ない。またフルになると、心の余裕がなくなるのかゆっくり見ようという気にはなられないようだ。
 そういう意味で、今回から設定された「途中下車、33.551km」に期待したのだが、中途半端な割には長すぎるということで申込者は少なかった。

 私は中途半端なことが大好きなので、もちろんここに申し込み。「60歳以上男子」はたったの27名かー。
 おーっと、私が「同い年最強」と思っている北出さんもエントリーしてはるやん。これで私の予想順位がまた一つ下ってしまう・・・。

 それから、「33.551kmのゴール目標は2時間半切り」と書いたが、冷静に考えると今は無理。キロ4分28秒ペースって、うまいこといって15kmくらいまでが限界でしょうね。
 目標を下方修正します。
 奇跡的には、2時間半切り。(フル換算、3時間08分)
 現実的には、2時間40分切り。(フル換算、3時間21分)
 アクシデントがあれば、2時間50分切り。(フル換算、3時間33分)
 アップダウンのきついコースやし、暑くなったらこれも無理かも・・・。

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【RUN】

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 今日は昼前からずっと雨。そのためまったく走らず。
 最近、寮の管理代行の仕事のない日は必ず走っていたのにねえ。

 今日も、ヨメさんが晩ごはんのおかずを作って行ってくれた。チキンがでかいなあと思いつつ全部食べた。
 ヨメさんが夜10時すぎに帰ってきて、「チキンは残ってへんの―。」
 「えっ、あれ、2人分やったん?」
 「多かったやろなー。」 
 「うん、お腹パンパン。」
 「はー・・・(と深いため息)。」

 ヨメさんは「野菜ライス」みたいなんで食べていた。ごめん!

 走りもせんと、食べるもんは腹いっぱいなので体重増。
 最近63kg台が普通になってきている。
 危険!

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【今日のきく】

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 ずっと雨だったので、ヨメさんが帰って来てから短いお散歩。
 もちろん、○ンコ出るヒマはない。

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 「明日はいっぱい行ったるから、今日はしんぼうしといてー。」

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2017年04月16日(日)

第12回宍粟市さつきマラソン [ランニング・出張販売]

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 走る準備をしてこなかったのに、急きょ10kmの部に参加。
 かなり暑かったけど、気持ちよく走れました。

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 5時5分自宅出発。
 コンビニやガソリンスタンドに寄ったが、7時ちょうどに現地到着。宝塚が渋滞なく進めたのでストレスがない。

 毎年お借りしていた会場向かいの畑。今年は様子が変わって心配していたが、今年も快く貸してくださった。ありがとうございました。

 去年は強風が吹き、テントを抑えるのに大変だった。今年は雨や風の心配はなくなったが、気温はどんどん上がって行った。

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 朝一番に、宍粟市陸協のカメラマン・佐古井さんがごあいさつに来てくださった。
 京都に隣接する兵庫にも、古くから行かせてもらっている大会が多い。準地元と言えるので、知り合いがたくさんのぞきに来てくださる。

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 道の向かいを散歩中のかわいいワンちゃん発見。

 「ワンちゃんの写真、撮らせてください。」
 「はい。」
 「かわいい顔してるし、メスですよね。」
 「・・・はい。女の子です。」

 「女の子ですか」とお聞きすると「メスです」と返事が来ることが多い。それで「メスですか」と聞いたのだが、今回は「女の子」といったほうがよかった。

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「きらら・女の子・1歳半」

 この時間にここを散歩させておられたので、ランナーさんだと思う。来年もお会いできるでしょうか。

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 兵庫・ゆめさき舎のまっちゃんご来店。

 「ますみさんの目の前でこんな話をするのははばかれるんですが、ブログに書いてはった長崎の先生、いいですね。」
 「なんでヨメさんの前やったらあかんのですか。よう分からん。でも、ほんまにかわいい人でしょう。高3の時の写真がもう抜群で。あの時に会ってみたかったなあと思ったら、ボク5歳の保育園児ですわ。大笑いや。」

 「なんで、ヨメさんの目の前やったらあかんのですか」とお聞きすると、「奥さんの前で他の女性の話をするのはダメでしょう」と。うーん、「どの口が?」と言う気がせんでもないが・・・。

 そのあとまっちゃんは、ヨメさんと鍼灸の話。
 「卒業でけへんかったんは、なにが足らんかったんですか。」
 「○○ですよ。(○○はヨメさんが怒るのでここには書けません)」
 「えっ?」
 「いやいや、強いて言えばエロさが足りんかったちゅうことです。もうちょっとエロかったら、あと5点は取れてたはずですわ。」

 ヨメさんが真剣に取り組んでいることを、おちょくっては怒られている私です。

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 10時、ハーフがスタート。

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 この10分後に5kmがスタート。
 そして、そのまた10分後に10kmがスタート。

 ちょっとだけでもアップしたかったが、まったくできず。アップなしでレースに出るのは何年ぶりでしょう。(昔はようやってましたけど・・・。)

 仲間の写真を撮りながら応援ランはするつもりでいた。しかし、まさかレースを走れるとは思っていなかったので、ランシャツやレース用シューズ、5本指ソックスは持ってきていない。まあ、レース気分を味わわせてもらえるだけでいいとしましょう。

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 初めから最後尾スタートのつもりで並んでいると、大好きな朝日啓介さんが。
 朝日さんはメタボ解消を目指して45歳で走り始められ、50歳で心臓にペースメーカーを入れることになったが、そのあともずっと走り続けて現在に。今80歳だそうだ。

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 ハーフに比べるとずっと参加者は少ないが、それでも最後尾スタートとなると前が混雑していた。
 最初の1kmが6分03秒。いい感じです。

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 ところが、道路が広くなり前がすいてくると、知らず知らずスピードアップ。 1kmすぎからは、キロ4分半ペースにアップ。

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 10kmの部のトップ。
 2位以下が見えないくらいのダントツ。

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 10km60歳以上のトップ。
 こちらも2位以下を大きく離している。

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 走友・山本ヒデさんは2位争い。

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 折り返して少し先の5km地点で、ちょうど25分くらい。

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 朝日さんは、いつもの無駄な力の入っていないきれいなランニングフォーム。

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 ここでは、毎年恒例の楽しい応援がある。

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 「京都キャロット」テント前を通過。
 ヨメさんはしっかり私の写真を撮ってくれていた(この記事のトップ)。私のほうはブレてしまったけれど。

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 途中で時計の押すところをまちがえ、ゴールタイムがどれくらいか分からない。後半の下りを飛ばしてしまったので47分ちょっとだろうか。

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 ゴール後は、約束していた通り朝日さんのお迎え。
 暑さにやられて歩きだしているランナーが多かったが、朝日さんは着実に歩を進められていた。

 少しだけ言葉を交わし、そのあとは黙って並走させてもらった。

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 京都キャロット前にヨメさんの姿見えず。ちょっと奥に引っ込んでいたみたい。

 「ますみちゃーん、師弟コンビの写真とってくれー!」

 そう叫ぶと、ヨメさんが飛び出してきてくれた。
 朝日さんがスピードダウンしてくださり、これで憧れの朝日さんとの並走写真ゲット!

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 ここからゴール前に先回り。
 朝日さんのゴールシーンを撮ろうとしたが、見つけられなかった。
 あとでヨメさんに聞くと、朝日さんは調子よくゴールに向かわれ、久しぶりの1時間9分台のゴール。私の近回りよく早くゴールされたようだ。
 この暑さの中、いいタイムが出たようでほんとうによかった。

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 ハーフに出られているまっちゃんの応援に戻ろうと思ったが、20分前にスタートしているのでゴールも間もなく。すると、ラストスパートに入るまっちゃん発見。

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 まずまず思い通りのタイムでゴールされたようだ。

 次は「香住」で勝負・・・、と言っても途中下車コースに出る私と33.5kmまでですが。私の目標は、2時間半切り(4分28秒ペース)。
 そのままフルのゴールまで行けたら、3時間10分切れますよー。

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 いつもとちがうウェアで走ったので記念写真。
 こんなものでも持ってきておいてよかった。

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 会場内には、地元婦人会や青年会のお店が出ていた。
 いつも買う山菜おこわ(300円)と、勧めてもらったりんごドレッシング(500円)。
 いいお買い物ができた。

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 12時半の交通規制解除後も、ゴールを目指すランナーがいっぱい。 
 しかし、今年はいつもより30分ほど早めに片付け始めた。アナウンスがよく分からなくて、ヨメさんは楽しみにしてい餅まきには行けず。強風の去年よりは売り上げは増えたが、最後のしめの餅まきに参加せんとね。このマラソン大会の名物やから。

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 お昼ごはんは、去年に引き続き山崎IC前の「回っていないけど意外とおいしい回転寿司屋さん」へ。
 えび三昧(7種・650円)は、豪華でおいしくてお得な感じがした。

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 帰りは宝塚トンネル前名物の追突事故が2件。みなさん、前をちゃんと見て運転しましょうね。ああ、疲れた。

 それでも家に帰ったのは5時すぎ。
 まだまだ明るいので、2人びきできくのお散歩へ。
 きくが大喜びしてくれてよかった。

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2017年04月15日(土)

きくと桜 [わんこ・にゃんこ]

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 「きくと桜」の名場面を撮ろうと挑戦したが、ダメー。
 
 フラッシュは桜まで届かないし、きくはまともに前を向かない。

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 こんなきれいなしだれ桜も咲いているのにねえ。

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 きくは下ばっかり向いてるし。

 けっきょくいい写真が撮れないまま、夜のお散歩終了。

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 と思ったら、なぜかきくが玄関で待機。
 
 「あー、分かった分かった。散歩が少なかったんやな。もう一回、団地一周だけ行ったるわ。」

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 きくは散歩が少なくて怒っていたのではなく、もっと遊びたかったみたい。

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 「ガウガウガウ・・・。」

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 これで満足したみたい。

 「きくと桜」のベストショットは、また来年。

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【RUN】

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 今日も、毎度おなじみ十王堂橋往復5km。

 実際は、十王堂橋の先の駐車場の桜の木の所で折り返し。

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 キロ5分半ペースで、5km27分28秒。
 練習量は少ないが、今はこれでよし。

 明日は「宍粟市さつきマラソン」。
 エントリーはしていないので、販売をがんばる。

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2017年04月14日(金)

アルパカ牧場対○○○○牧場 [雑感]

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◎日経4月14日夕刊・瀬戸際の知恵(5)

   アルパカ 村に笑顔生む
          訪問客増え 生活に張り

 まだ1メートルを超える積雪が残る3月末、新潟県長岡市の旧山古志村にある牧場の畜舎で、20頭のアルパカが春の訪れを待っていた。

 2004年10月23日夕刻に発生した新潟県中越地震で、村民全員は村外避難を余儀なくされ、全域で避難指示が解除されるまで約2年半かかった。人口が減る中、復興の一助になればと、米国在住の日本人女性が3頭を寄贈し、09年春に村に到着した。活用を担ったのは元村職員の青木勝さん(67)だ。

 青木さんは「都会の長岡に移住するのではなく、山古志の自分の集落で暮らしたいという思いの村人の人生をより豊かにする」と考えた。愛くるしいアルパカで住民の笑顔をつくる。牧場の入場料は無料にした。

 たとえ100円でも有料だと「駐車場はないのか」「土産物はないのか」と文句が出るかもしれないが、無料ならば「アルパカに会えますか」と立ち寄る人の態度が異なると予想したためだ。思惑が的中したのか、気軽にアルパカを見に来られる観光スポットとして人気を集め、いまや休日には1日1千人超の客が牧場を訪れる。入場無料を聞きつけ、近隣の特養施設からもアルパカによる「癒やし」を求めて訪問が相次ぐ。

 アルパカが呼び水となって増えた村外からの訪問者は住民の生活に張り合いを与えた。変化は住民が設置する小規模の野菜販売所に表れた。以前なら「見た目が悪い」と敬遠されていた野菜だが、今では鮮度の良さを理由に購入する人が多いという。

 仲間3人と野菜や山菜を販売する女性(74)は「以前は自宅で食べるだけの野菜作りだったが、今では売るものだからなるべく良いものをつくろうと思う」とほほ笑む。

 青木さんは11年に役所を退職し、発足した「株式会社山越アルパカ村」の社長に就いた。アルパカはウシ目ラクダ科。牛を長年飼育してきた村の住民には飼育しやすい動物だ。牧場が開場する5〜11月、近くの住民5人が交代で清掃や餌やりを担当。1日1時間ほど働けば年末には1人10万円程度の収入になる。

 繁殖にも取り組み、今や60頭に増えた。各地の動物園などへの販売や長期間のリース、イベントでの貸し出しなど事業は牧場運営だけにとどまらないが、青木さんは「アルパカで地域の若者を3人くらい雇用するくらいの規模がいい」と話し、事業を拡大させるつもりはないという。

 最近、農林水産業では生産から加工、販売の一体化を組み合わせる「6次産業化」が注目されているが、青木さんは「その必要はない」と言い切る。「山古志で楽しく暮らしていける糧があればいい。暮らしの農業は0次」

 全村避難で一時、無人となった集落は無料で会えるアルパカによって長い歴史を刻んできた生活・文化を守りつつ、新たな魅力を創り始めた。

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 今日は寮2(出町)24時間。

 ここは朝日新聞のほかに日本経済新聞も取っている。日経は株関係のページが半分くらいという印象。株持ってへん我々はどこ読んだらいいの状態。

 そんな日経だが、夕刊はまだおもしろい記事が多いと言える。
 「シリーズ・瀬戸際の知恵」もおもしろい。
 今日は、あの地震で大被害を受けた山古志村の知恵。

 そうかー、アルパカ牧場かー、やられたなー。

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 先日長崎の真柴先生宅を訪問させてもらった時、一番の話題は別所の将来のことだった。私のふるさと・花背別所町は、真柴先生にとっても社会人のスタートとなった地である。

 「こうじ君の学年はすごく多かったよね。」
 「はい、12人いました。僕らが最後の二けた学年です。そのあとは最高で7人です。真柴先生の1年目は、1年3人と2年7人の複式で、3年が僕らで12人でした。」
 「別所小学校はなくなってしまったけど、別所に小学生はいるんでしょ。」
 「それがね、うちの兄の孫と姉の孫と、あと一家庭だけなんですよ。みんなで3、4人やったと思います。」
 「えー、そんなに少なくなったの―。」
 「じいさんばあさんばっかりで、若い人がほとんどいませんから。」
 「この先、別所がにぎやかになることはもうないのかなあ・・・。」

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 私には夢がある。
 それは私の大好きなハイエナと遊べる「ハイエナ牧場」を別所に作ること。
 そんなことを思っているうちに、山古志村に「アルパカ牧場」を作られてしまった。新聞記事によると、けっこううまくいっているみたい。

 いろいろ調べてみると、アルパカは性格も穏やかで飼育しやすい動物のようだ。ハイエナはそうはいかんわな。「小さい子もいっしょに遊べる」、・・・無理やろな。

 山古志村のアルパカ牧場は販売もしていると書いてある。別所のじいさんばあさんらも牛を育てた経験のある人が多いので、山古志村からアルパカを仕入れて「別所アルパカ牧場」をするのもいいかも知れない。

 いやー、でも夢の「ハイエナ牧場」も捨てがたい。
 ハイエナ、ずっと見てても全然あきないんですよ。

 「東のアルパカ、西のハイエナ」、無理かなあ・・・。

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【追加】

 今日、真柴先生からメールをいただいた。
     ◇     ◇     ◇
 こんにちは。
 ぶじ走ることできましたか?
 子どもさんお元気でしたか。
 来てくれてありがとう。
     ◇     ◇     ◇
 シンプルやけどうれしいお言葉。
 すぐに返事。
     ◇     ◇     ◇
 こうじです。
 メールありがとうございます。
 マラソンは1位1位2位と3種目走り切りました。
 翌日娘が働くレストランにも行きました。
 また手紙書きます。
     ◇     ◇     ◇
 ショートメールなので、字数制限がありもどかしい。
 出会ったときは、大学出たての22歳の新採教師と小3のぼんず。でも、今はほとんど違和感のないのジジとババです。
 「来てくれてありがとう」の言葉は本当にうれしい。この先もお付き合いできれば・・・。

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