2016年04月21日(木)
抗議の座り込み [わんこ・にゃんこ]
昨日は寮の管理代行1(二条)が17時間。家に帰ってくるのはいつも夜中12時前になる。寝たのが1時半。
今日は管理代行2(出町)の日だが、ずっと昼勤務なのでお試し宿直勤務にしてもらった。これで朝がゆっくりできる。
と思ったら大まちがい。
「オッサン、家でゆっくりしとんにゃったら、きくの散歩に行かんかい!」と鼻でツンツン攻撃。それを無視して新聞を読んでいたら、トイレに行く道を封鎖して、抗議の座り込み。
「あー、わかったわかった。出動!」
このときのきくの疑わしそうな顔。
10時に外に出たら、もう雨が降っていた。
天気予報では12時くらいからになっていたのに・・・。
きくはびしゃびしゃになったけど、大喜びでよかった。
「寮の宿直行ってきまーす。きくちゃん、かしこーな。」
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2016年04月20日(水)
くまモンを五輪エンブレムに [雑感]
今日ひらめいた。
五輪エンブレムはくまモンでいいのでは・・・。
自然災害の記憶は時がたつにつれ薄れていってしまうが、五輪エンブレムの選考中に「熊本地震」が起こったと覚えておけば・・・。
1995年1月17日の「阪神淡路大震災」、2011年3月11日の「東日本大震災」はよく覚えていますが、「山古志村」が大被害を受けた「中越地震」がいつだったか忘れていますもの(2004年10月23日)。
新聞記事で見ると、B案D案が一番人気争いでA案C案がいま一つらしい。
B案は「指輪」と「風になびく髪」かなあ。D案は「アサガオ」って?
私がいいと思っていた「風神雷神」は最も人気がないらしい。それならいっそのこと、斬新な「市松模様」ですかね。これは外国人ウケするかも。
ただし、どれにしてもまねて書きにくい。そういう意味では、やっぱり「風神雷神」がええなあ。
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2016年04月19日(火)
「エリカ様・・・」 [ガードマン]
「藤井さん、エリカのこと知ってるか。」
「もちろん知ってますよ。ここのアルバイト応募したときに初めて電話して、出てくれはったんがエリカさんですから。採用が決まって、すぐ名前を覚えてくれはって『フジイさん、フジイさん』ゆうて、ようかもてくれはって・・・。」
「いやいや、その知ってるかとちごうて。えっ、ほんまに知らんのかいな。」
「ひょっとして、会社辞めはったんですんか。」
「いやー、おらんようになったんはおらんようになったんやけど・・・。この世におらんようになったんや。」
「えー、どうゆうことですか。」
「3月6日に死んでしもたんや。」
「えー・・・。」
個人情報にも関わることなので、これ以上は書けない。
今日○ナートで、超ベテランのM井さんから教えていただいた。私が漢字博物館に行き続けている間に、たいへんな事件がおこっていたのだ。
エリカさんと言えば、1月末にあった現任教育のときに「古いベルトは交換しますよ」と言って、私のベルトをしゅしゅしゅと抜き、新しいのをはめてくださったのを覚えている。まだ若いのに、すごい世話焼きな方だった。あんな優しい方に、いったい何があったのだろう。
我が社の女性ガードマンの顔(代表)と言ってもよかったエリカ様。「フジイさん、フジイさん」と言ってくださっていたときに、遠慮せずにもっとしゃべっておけばよかった。そうすれば、ひょっとしたら今もこの世におられたかも・・・。いや、それはないのかな。
ガードマンのバイトを始めて、エリカ様のような人にも会えてうれしかった。
ああ、もっとしゃべりたかった。残念で仕方がない。
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これからはゆっくり長く [ランニング]
おとついの夜のきくの散歩で、80cmほどの石垣越えに挑戦。いつもならなんなく飛び越えるのだが、出張販売の疲れか、はたまたきくとのシンクロがうまくいかなかったのか石垣に激突。右ひざ下強打。ところがその部分ではなく、ひざの横が大きくはれた。そのあと、歩き出そうとすると何度も左にひょろけた。当分走られんのかい?
写真に撮ったけど、まあきれいな足で、傷もはれも分かりませんね。
今日のバイトは11時からなので、10時に家を出ればいい。こんなときは出勤前に走らないとね。
当分追い込むレースはないので、とりあえずできるだけ長い距離をゆっくりと。ただし私にとって長い距離とは、せいぜい10kmなんですけどね。10kmと言えば、仏大グランド往復。久しぶりやねえ。
「よっしゃ、ふらつくかも知れんけどとりあえずGOじゃー。」
走り出したら、そこそこ走れる。足の具合はよくないが、そんなことゆうとってもしょうがない。
岩倉実相院(3.33km)を通り・・・。
実相院のすぐ隣りにある石座神社。
仏大グランド到着、5km27分59秒。
いつもはここでセルフ写真を撮るのだが、それでは休けいになってしまうので今日はそのまま続行。
往路はちょっとがんばって、10km54分07秒(26分07秒)。
ダウンジョグ1kmをプラスして、今日は11km。
ちょっとは体重減ったかな。
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2016年04月18日(月)
私はまだかつて嫌いな人に逢ったことがない [ガードマン]
「私はまだかつて嫌いな人に逢ったことがない 」は、映画解説者・淀川長治さんの名言。私もかなりそれに近いのではないかと思う。
ガードマンの仕事をしていると、よく「○○さんはかなんやろう」とか「○○さんはほかの人とうまくいかんでなあ」と言われる。ところが私もそう言われる人たちといっしょに仕事をさせてもらっているのだが、いつも「えっ、そうなんですか」と答えることになる。人間関係で嫌な思いをしたことが一度もない。
確かにY隊長のような短気逆上型の人は苦手だが、別に嫌ということもない。子どもじゃあるまいし、仕事中に好きも嫌いもありますかいな。あえて言うなら、それも含めてのお給料ですわ。健全な大人はそう考えます。
それより、私は逆の思いをすることのほうが多い。
「なんでみんなこんなに親切なんやろう」と。
今日も○ナート。私の最初の配置場所は川端入口。仕事が始まってしばらくすると、50mほど先で手を大きく振る大男あり。「黒人に知り合いはおらんにゃけど」と思いつつ目を凝らすと、「なーんや、S水さんやん。」1時間差で出勤してきたS水さんが、私を見つけて大きく手を振ってくださったのだ。
私より17歳も年下で、特別気が合うわけでもない。それなのに、いつも私を見つけると手を振ってくれる。ちょっとしたことやけど、これがすごくうれしい。
S水さんだけではなく、ほかにもこういう人がたくさんいる。ガードマンはただただつらいだけの仕事かと思っていたが、そうでもない。いつもボーっとしていて役立たずの私だが、そんな私にやさしく接してくれる仲間が多い。不思議です。
私のことを嫌いな人が多いかもしれないけれど、私は嫌いな人が一人もいない。うそっぽいけど、ほんとですよ。
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2016年04月17日(日)
第11回宍粟市さつきマラソン [ランニング・出張販売]
「小次郎、敗れたり!」
ではなくて・・・、パオパオ敗れたり。
5kmのスタート地点での、私と松本さんの会話。
「今日は伊江島マラソンのいい流れに乗って、5km20分切りをめざします。でも、それでは松本さんに勝てませんよね。」
「いやーそれが今、体の調子が悪くて走れんのですわ。そのタイムで行かれたら、負けますわ。」
「またまた、そんなことゆうて・・・。スタートしたら『サラブレッドの血が騒ぐ』ちゅうやつです。絶対がんばらはるから・・・。」
スタート直後は私が先行。300m地点で追いつかれたが、往路のゆるやかな上りではそんなに差がつかなかった。2.4kmとなる折り返しでも、差は20m程度。
これなら私の得意な下りで追いつき、そのあとは丁々発止の渡り合いでゴールまで。そう描いていた私のたくらみは、はかなくも消えていった。
本当に強いランナーは後半に強い。じりじりじりじりと差が広がり、一番最後は背中が見えなくなってしまった。
松本一之さん、19分52秒で優勝。
私パオパオは、20分21秒で5位。
体調が悪くとも、やっぱり松本さんは強かった。去年20分05秒で走った私は、「今年は20分切り」の目標は当然。この目標タイムを達成しておれば、かなりいい勝負になったはず。ああ、ふがいない。
これで、「打倒・松本シリーズ」はあえなく終了。
「次は何を目標にしようか」と考えたとき、私と松本さんの一番のちがいが思い浮かんだ。それは体重。身長はほとんど差がないと思うが、体重はたぶん10kg近く私が重いように思う。そんなコロコロ人間が挑戦状を出すこと自体がおこがましかった。
とりあえず、今から2kg減の体重60kg切りをめざします。
「顔洗って出直してきます!」
今日は午前9時ごろまで大雨の予報。早く行っても準備が大変なだけなので、例年より遅めの出発。5時半発の7時半着。
いつものように、大会会場向かいの畑をお借りして出店。去年と同じくテントと車を大きなブルーシートでつないで雨対策。ところが雨はすぐにやみ、その代わりに風がビュービュー。
いつもは受付は建物の前なのだが、雨を避けるため室内で。中はすごい混雑だった。
このため外に出てくる人は少なく、当然うちのテントをのぞきに来られる人も少なかった。
開会式は10分ずらして9時20分から。もうこのころには晴れ間が出て気温もグングン上がってきた。
私の勝手なライバル・松本さんを探したが見当たらず。
わずか3回しかない「打倒・松本シリーズ」は、1回目「宇治川」は惨敗、2回目「なにわ淀川」は不戦敗。このままでは終われません。
お腹が減ったので、会場内で「山菜おこわ(300円)」を購入。これがおいしかった。
ところがゆっくりしすぎて、もう5kmスタート20分前。
「ウォーミングアップしてませんやん。」
急いでそこらをチョロチョロ走ったが、2km足らず。
「こんなことでは松本さんに勝とうなんておこがましいなあ」と思いつつ、もうどうしようもない。
「ますみちゃん、5kmレースのゴール前は松本さんとのデッドヒートしてるはずやし、しっかり写真撮ってな。」
「なんのデッドヒートやねん!」
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ここからは、ヨメさんが撮ってくれた写真をトリミングしたもの。
ぼやきつつも、ちゃんと撮ってくれましたにゃわ。
スタートから100m。
松本さんを抑え、暫定トップ?
最初の1km、3分55秒。ゆるやかな登りであるのにこのタイムなら上出来。松本さんとの差もほとんどない。
2km、8分01秒(4分06秒)。行きの上りがこのタイムなら、後半の下りに期待ができるちゅうもんです。
折り返したとき、松本さんに声をかけた。松本さんはにこやかに返答。そのとき松本さんは2位。私はそんなに差のない4位。
「さあ、追跡じゃー!」
ヨメさんが撮ってくれた松本さんのランニングフォーム。とにかく筋肉だけで細い。贅肉だらけの私とは大ちがい。前から気付いてはいたものの、あらためて写真で見るとその差は歴然。
3km、12分04秒(4分02秒)。下りに入ってちょっとだけスピードアップ。
4km、16分14秒(4分10秒)。あれれ、下りのはずやのにおそなっとる。松本さんに追いつくどころか、背中が小さくなっていく。
「京都キャロット」出店テント前でのデッドヒートならず!
5km、20分18秒。
ゴール(5.02km)、20分21秒。
「あーあ、去年より16秒も遅い。こんなことでは・・・。」
「不完全燃焼!」
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「5Km60歳以上の部」の表彰式。
松本さんが「藤井さん、3位とちゃうの?」と聞いてこられた。私が下りで一人抜いて、3位でゴールしたものと思ってられたようだ。
「下りで一人抜かれて5位ですわ。」
「えー、そうですかー。」
なんで3位にこだわってはったのか、あとで分かった。3位までは商品あり。4位から6位は賞状だけでした。ガックリ!
松本さんは下りで先行されていたランナーを抜き、きっちり優勝。お見事です。
ああくやしいツーショット。
でも、私の無茶な提案に付き合ってくださった松本さんに感謝。
さあ、10kmの応援に。
私の大好きな朝日啓介さん。
私と正反対の肩の力の抜けたきれいなフォーム。どうしたらこういうふうに走れるんでしょう。
朝日さんは去年の秋、偽痛風で長期入院されていたとのこと。復帰戦10kmは1時間20分以上かかったらしい。
しかし、今日私が出会った9.5kmあたりで1時間。これはいいタイムが出そう。完全復活ですね。うれしいです。
ちょうどこのころから、さらに強い風。テントが浮き上がり、丸ごと吹き飛ばされる危険。テントにぶら下がり、必死でこらえた。もう、なにせんならんことか。
見てください、トイレもひっくり返っています。
「用足しの最中に前面の壁が崩壊」って、ドリフターズのコントでもあるまいし・・・。
こんなこともあって、「京都キャロット」の売り上げは過去最低。一日雨のときを下回るって、どういうこと?
青年会の演奏があると聞き、会場へ。
おお、なんとリコーダー軍団。
これは和みましたなあ。
後片付けが終わり、2時すぎに出店場所をお借りしていたDさん宅へ。
シロちゃん、元気でした。
これから畑のところにお家を建てられるらしく、来年借していただけるかどうかは分からない。ああ、来年はどうなるんでしょう。会場内に入らさせてもらえればうれしいんですが・・・。
毎年遅い昼ご飯を食べていた「伊沢の里」は、今年は食事は2時で終了。マラソンの日くらい営業時間延長してくれんと困るわ。
仕方なく、山崎インター近くの回転寿司屋さんへ。回っていなくて不安だったが、予想外においしかった。来年も来れたら、お昼ごはんはここかなあ。
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【今日のきく】
近いところは早く帰れていい。
5時すぎ、我が家到着。
いつものように玄関を開けると、長い留守番のきくが「キューンキュン」。
今日はオバサンをスルーして私のところに。
でもすぐに我に返り、オバサンに直行。
そら、恐いわな。オバサンをないがしろにしたら。
きくちゃんもたいへんやな。気苦労が多いな。
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2016年04月16日(土)
今日は文筆家 [雑用]
今日はバイトを休み、「ねっとわーく京都」の原稿書き。「書き」と言ってもパソコンパチパチですけど・・・。半額で53円になったパンをほおばりながら、パソコンパチパチ・・・。
しかしこのパソコンの調子が悪く、まず画面が開かない。何度もチャレンジしてやっと開く。と思ったら突然画面が真っ暗に。
「どうしたらええんじゃい!」とうなってもどうにもならず。パソコンの機嫌を伺いながらそうろっとパチパチしています。
一応原稿は雑誌2ページ分、2000から2200字程度。最近は2時間で書き上げるときもあったが、今日は3時間かかった。忙しくて、頭の中のコンピューターの蓄積がなかったからでしょうね。
ちなみに、「2016年5月号」(4月9日発売)掲載の連載第67回の記事は以下の通り。
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今年も、普通の車イスランナー・下山さんの伴走に東京へ行ってきました。3月13日、下山さんの地元で開催された「第2回かつしかふれあいランフェスタ」です。荒川河川敷を使うコースとはいえ、ハーフ3000名が一斉スタートなので車イスとの接触の危険性は大です。今年も去年と同じく、伴走するガードランナーを2名つけること、一般選手の最後尾からスタートすることを条件に「ハーフの部」に特別参加できることになりました。私は去年は一般の部に申し込み「勝手に伴走」させてもらったのですが、今年は2名確保が難しいようだったので初めから伴走者として参加すると下山さんに申し出ていました。
去年は長距離移動は必ず夜行バスを使われる下山さんをまねて夜行バスで東京入りし、伴走させてもらったあとは新幹線で帰りました。ところが新幹線往復とホテルをセットすると新幹線往復料金より安くなるツアーがあり、それで行くことにしました。なぜそんなに安くできるのか理解不能ですが、このおかげで体力を奪われることもなく、余裕で大会会場に着くことができました。
大会前ギリギリに2人目の伴走者が見つかり、結果として私を含めた3人で伴走することになりました。1人は去年も伴走してくださった方だったので、車イスの脇についてもらうことにしました。そして私と今回初めて伴走してくださる方の2名が、マラソン大会の先導バイクのよう に下山さ んの前を走ることにしました。今年は去年とちがい雨はだいじょうぶそうだったのですが、気温がかなり低く、去年の後半に苦しめられた強烈な向かい風も心配でした。
そういえば去年のスタート前、ゲストとして来られていた短距離の朝原選手とお話できたことを思い出しました。「普通の車イスランナーはシティフルマラソンから除外されていること、実績を作って大会に掛け合ってもまったく聞き入れてもらえないこと」などをお話しました。そして「ぜひ朝原さんにも下山さんの力になってもらいたい」と言いかけたとき、1キロの部に出られる車イスランナーが私の話の途中に横入り。「まだこっちがしゃべってる途中やろー」と言いたかったのですが、結局私の話は尻切れトンボになってしま いました。
ちょっと話がそれますが、ガードマンの仕事をしていると「駐車禁止除外指定車」の車への対応が頻繁にあります。そのほとんどがこちらの指示通りに動いてくださるのですが、中には「ガードマンの対応が悪い」とクレームをつけてこられる方もあります。「警察に通報する」と言ってこられた方もありました。あとでくわしく聞いてみると、自分の思い通りにならないといって若いガードマンに因縁をつけているとしか思えない状況でした。そんなとき、別のガードマン仲間が「その人は早くトイレに行きたくてイライラしてはっただけかもしれん。そう思っとこ」としょんぼりしていた若手ガードマンに声をかけていました。私もこんなふうに柔軟な対応ができるようにならないと。腹を 立てていても何もなりませんもの。
10時、「ハーフの部」3000人がスタート。意外とスムーズなスタートで、5分弱で全ランナーがスタートラインを通過。去年は10分待ったのですが、「もういいでしょう」と臨機応変にスタートさせてもらいました。そこから私ともう1人の方とで、「後ろから車イスランナーが来ます。すみませんが左端をあけてください。申し訳ありません。ありがとうございます」のくり返し。ほとんどの方が快く前をあけてくださったのですが、難敵はイヤホン付きランナー。すぐそばで大声でお願いしても知らんぷりでした。「マラソン大会はイヤホン禁止」にしてもらえんもんでしょうか。
また、お一人だけですがクレームがありました。「そん なに抜いて行くんだったら、もっと前からスタートすればいいのに」と。「いやいや、最後尾からスタートするというのが特別参加させていただく条件ですから・・・」と説明したかったのですが、もちろん走りながらは無理です。大会レポートを書いている私のブログでも見ていただければありがたいんですがね。
4日前にダウンして2日間静養していたという下山さんは、どういうわけか攻めに攻めて、川下に向かう10キロを去年より5分速い55分台で通過。今年は折り返し近辺でランナーが二重になるところがあり、ここは我らガードランナー3名の腕の見せどころ。ちょっとヒヤッととする場面もありましたが、事故なく無事通過。後半は川上に向かい、去年ほどではないにしてもゆるやかな向かい風。10から20ま での10キロは1時間3分ほどかかりました。そして、ハーフのゴールは2時間7分。去年より15分短縮。去年は強烈な向かい風にやられ青ざめた顔でゴールした下山さんでしたが、今年のゴールは元気いっぱいでした。
初めて伴走してくださった方は31歳のトライアスリート。「伴走がこんなに大変なものだとは知りませんでした。下山さんとの間があき過ぎるとそこにランナーが入ってしまうし、狭まりすぎると下山さんが走りにくくなるし、その加減が難しかったです。何度も振り返りながら走るって、かなり力がある者でないと無理ですね。」
ゴール後は、何人ものランナーが下山さんに声をかけに来てくださいました。「いっしょに走れてよかったです」と。
また、葛飾区役所の広報の方が取材にも来られました。今までのいきさつなどを下山さんが話されていたのですが、なんせお上品で控えめな下山さんですからまどろっこしくて。もちろん私が横から出しゃばって補足説明をさせていただきました。
下山さんの大目標は「普通の車イスで東京マラソン完走」です。今は大いなる助走ですが、目標実現に向けて協力し続けていこうと思っています。
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今月発売号は、字数オーバーで縮めることもむずかしく、けっきょく3ページ分取ってくださった。めんぼくない。
来月発売号(6月号)はその点を注意して、2100字くらいに収めたつもり。締め切りの18日になんとか間に合った。しっかり書いて、首にならないようにがんばらねば。
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