2010年02月14日(日)
第24回京都市小学生大文字駅伝 [家族]
「りくー、りくー、・・・」
それからあとは何も言えない。
名前を大きな声で呼ぶのが精一杯。「がんばれ」なんてとても言えない。
私の姉の孫が、上賀茂小学校の7区のメンバーとして出場していた。
ずっと小さいというイメージで見ていたのだが、今日のしっかりとした足取りを見てその考えが変わった。決して小さくもなく、ランニングフォームもきれいな立派な小6に育っていた。知らん間にね。
今日はバレンタインデー。
朝、ヨメさんと真樹からチョコをもらう。
大文字駅伝のスタートが10時45分だったので、10時半に家を出た。
北山大橋でヨメさんをおろし、車を北大路ビブレの駐車場へ。
姉の孫「りく」が走る7区は、北山通りの植物園北口が中継所。
そこへ行くまでに、3区の選手の応援。
ちょうど、前に「京都キャロット・北山店」があったところ(現在、ブライダル関係の店になっています)。
「りく」の小学校(ナンバーカード「1」)も、いい位置をキープしている。
中継所に向かう時、学ちゃん夫婦にあった。学ちゃんは、「りく」の叔父さんで私の甥。
「こうじさん、社長が向こうで待ってはったし。」
「ああ、ありがとう。」
うちのヨメさんのことを、ちゃんと「社長」と呼ぶところはさすが。わかってらっしゃる。
中継所には、うちの「社長」と私の兄夫婦。兄夫婦は、ビブレ北側の自宅から歩いてきたようだ。
7区を走る選手たち。
ナンバーカードの若い順に整列していた。
「りく」を写真に撮ろうとしたら、ちょうどシューズひもをしめなおし。
でも、中継直前にこういうことに気がつくのは落ち着いている証拠。
中継所での応援はは兄夫婦に任せ、私ら夫婦は鴨川へ。
200mほど西に行くと、学ちゃん夫婦が待機してくれていた。
「学ちゃんの奥さんて、カーリングのマリリンにも似てるやんなあ。」
「うん? カーリング?」と言いながら、二人でほうきはきのポーズをしてくれていた。ええ夫婦です。
私らは鴨川の北山大橋と北大路橋の中間あたりへ。
これで、中継所が私の兄夫婦、序盤が学ちゃん夫婦、中盤が私ら夫婦、終盤に「りく」の両親と祖父が配置できたはず。磐石の応援態勢です。
「いっぺん走ってみたい、白バイの後ろ」
うちのヨメさんがゆってた。
「自分の子が通り過ぎたら帰ってしまう人が多いけど、もったいないなあ。ひとりひとりを見ていたら、自然と応援したくなってしまうのになあ。」
「来たでー、ゼッケン1番。」
ああ、前の選手と重なって写真が撮りにくい。
「りくー、りくー、・・・」
聞こえたかな。
ちょっとは力になれたかな。
「フレンズー、・・・」
うちの廉は6年前4区、真樹は3年前10区、「フレンズ(小規模校連合)」で出場させてもらった。
鴨川の飛び石を渡って対岸へ。
こりゃ近道、便利!
鴨さんの団体が・・・。
ヨメさんがちんすこうを持っていたので、鴨に向かって放り投げた。
ビブレの貸会場では、「北区保育園絵画展」が催されていた。
廉が3年真樹が1年お世話になった「上賀茂保育園」の子の絵も展示されていた。やっぱりよろしいなあ、この保育園は。ひとりひとりの個性を大事にしてくれてはる。
夕方、11日ぶりに「江文峠越え10kmラン」。「りく」の力走に触発されたなあ。
今日から来年の「とかしき島マラソン」に向けて再スタート。この1年でさらに3分縮めて、このコース42分をめざす。
基準となる第1回目の今日は、56分04秒。もっとゆっくりでもよかったのに。
1年であと14分短縮かー。ムチャな目標のようやけど、決してそんなことはない。
「できる!」
夜7時から、地元「京都テレビ」で「大文字駅伝」の放送を家族みんなで見た。廉と真樹も出場経験者なので、いろいろと話がはずんだ。
「りく」の小学校は15位だったようだ。
フレンズは完走49チーム中、またもや最下位。(廉の年はめずらしく後ろから3番、真樹の年は最下位。それ以外の年もほとんど最下位。)
うちの家族の意見をまとめると、「タイムの早い学校が出るのではなく、出たい子がみんな出られる大会に工夫して変えて行ってほしい」です。
私が気になっているのは、養護学校(今は「特別支援学校」と言うんですね)が頭から除外されていること。あそこも同じ京都市小学校のはず。予選タイムで選考する今の方式では、あの子たちは未来永劫出場できない。
この点を主催者サイドはどう思っておられるのでしょう。「特別支援学校」と言うからには、「大文字駅伝」出場に対する特別支援も行ってもらいたい。
ぜひ、ご一考を。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
JUNさん、コメントありがとうございます。
勝手に息子さんのお写真撮らせてもらってすいません。
白バイの後ろを走れるなんて、ほんとにうらやましいです。私もランナーのはしくれとしていつかは・・・(無理でしょうね)。
大文字駅伝に出場できた子たちも、ここで終わりではなく、ここから大きく広く成長していってもらいたいものですね。
お疲れさまでした。
我が息子の写真が写っていると知人から聞き、
拝見しました。
うちの息子も7区走りました。
この日の為に1日も休まず、練習し、苦しかったけれど・・・
白バイ先導で、走った事、とてもよい経験になりました。